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12店目「異世界のデザートは食感が特徴的!?後編」
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「あーやっと終わった……」
ミトラが転職の間に入って30分後、ようやくミトラが部屋から疲れた顔をして部屋から出てきた。
「転職はうまくいったの?」
「バッチリよ」
ミトラはひきつった顔で笑顔を見せる。
「ねぇ、ミツル。私、何か甘いものを食べたいわ!市場へ行きましょ?」
ミトラは僕の腕をグイグイ引っ張る。
そういや、僕もこっちの世界での甘いものは食べてないかも。
僕たちは冒険者ギルドを出て、市場へと向かうことにした。
市場は相変わらず活気に満ち溢れている。
ウメーディでも最も賑やかなエリアで、至る所から軽快な音楽が聞こえてくる。
僕たちが向かったのは市場でも最も人通りの多い広場付近。
この辺りは特に人気の露店が密集しているエリアだ。
「ミツル、あそこよ。人がいっぱい並んでるでしょ?」
ブルーの屋根の屋台の前に、十人くらい並んでいる。
しかも並んでいる人は全員十代~二十代くらいの女性ばかり。
人間族以外にも獣人族やエルフ族の若い女性が順番を待っているようだ。
どうやら日本で言う食べ歩きができる人気のスイーツ店といったところだろう。
木製の器の中に、水色のゼリーのようなものが入っているようだ。
「この店は人気のお店なの?」
「そうね。最近出来たばかりなんだけど、あっという間に若い女の子の心を掴んだわね。ヒンヤリしていて、プルプルして美味しいのよ」
ヒンヤリ……?
この世界には冷蔵技術が発達していないはずだ。
しかも今は初夏。
スイーツを冷やすにはそれなりの設備がいるはずだけど……?
「いやーん、冷たくて美味しぃ!」
「この食感がたまらないのよね」
歩きながらスイーツを食べている女の子から感嘆の声が漏れる。
水色のスイーツをすくうと、とろけたチーズのごとくとろんと伸びている。
まるでトルコの伸びるアイスのようだ。
「あの粘りの強さが特徴なのよね」
ミトラも待ちきれないらしい。
列で立ちながら、小刻みに足を震わせている。
一体何を材料にしているんだろう?
僕は列の後ろから屋台の中を覗き見た。
丁度店主が獣人の女の子にスイーツを渡しているところだ。
あれ……!?
あの店主見たことがあるぞ。
確か『スライム料理専門店スラリン』の店主、飛騨 信一だ。
彼が屋台で販売しているとなると、このスイーツの原料はスライム!?
確かに彼ならばこのスイーツに納得がいく。
ただお店に並んでいる女の子は、自分たちがスライムを食べているとは思わないだろう。
様々なことを思案しているうちに僕たちの順番が来た。
すると店主も僕のことに気づいたようだ。
「おっ、あんたは確かトラ顔紳士だったか?今日はこっちの店にも来てくれたのか?」
「ああ、まさかあなたの店とは思わなかったけどな」
「えっ、あなたたち知り合いなの?」
みとらは僕たちの会話に口を挟む。
どうやら知らなかったことがくやしいらしい。
「ああ、この旦那は以前俺の店に来てくれたのさ。今度はお嬢ちゃんも一緒に来てくれよな」
「お嬢ちゃんじゃないし」
ミトラは口をぷぅーっと膨らませる。
僕らはその顔を見て苦笑いをするしかなかった。
「そ、それで注文はどうなさいますか、お客様」
彼はとっさにスイーツ屋の店主へ戻る。
「あ、ああ。それでは店長のおすすめを2つ頼む」
「承知しました」
店長はそそくさと準備をし始めた。
彼は鍋にたっぷり入った水色の液体を、お玉のようなもので大きくかき回した。
粘度もかなりのもののようだ。
鍋をかき回す店長の腕は、パンパンに膨張している。
店長はおたまで2人分の木製の器にゼリー状のものを流しいれる。
仕上げにキラキラ光る金色の粉を振りかけた。
「はい、出来たぞ。一人銅貨五枚だ」
うん、安い。
僕たちは銅貨五枚を店長に渡し、スイーツを受け取った。
木製の器までヒンヤリ冷たい。
初夏にピッタリの薄い冷え冷え水色のスイーツ……なのか?
香りはソーダ―水のような懐かしい匂い。
では味はどうなんだろう?
僕はスプーンでスイーツをすくってみる。
シャリ。
外はうっすらシャーベット状になっている。
凍りの層を抜けると手ごたえのある弾力感。
僕は少し力をこめて、水色のスイーツを彫り進めた。
すくってみるも、すぐにぷっつりと切れずにお餅のようにネチッと長く伸びる。
口に入れるとソーダアイスのように清涼感のある甘味。
砂糖では無いようだが、この甘味は一体なんだろう?
しっかりと冷えているので、口の中が一瞬でひんやりと冷たくなる。
しかし、最も驚いたのがこの弾力感だ。
アイスクリームのようにすぐに溶けてしまわず、むしろ咀嚼で小さくしてから飲み込むというイメージ。
そのため、口の中にずっと残っており、食べ応えも十分だ。
最後に振りかけた金色の粉は、塩か何かだろうか?
粉だけを舐めると少ししょっぱい。
塩気を足すことで、全体的な一体感が出るようだ。
お餅とアイスクリームを合わせたような食感。
こんなスイーツは日本でも味わったことがない。
ミトラの方を見ると、無言で夢中で食べている。
ミトラは初めてでは無いようだが、この食べっぷりは微笑ましい。
「店主またな」
「ああ、また来てくれよ」
食べ終えた僕らはそのまま店を後にした。
ミトラが転職の間に入って30分後、ようやくミトラが部屋から疲れた顔をして部屋から出てきた。
「転職はうまくいったの?」
「バッチリよ」
ミトラはひきつった顔で笑顔を見せる。
「ねぇ、ミツル。私、何か甘いものを食べたいわ!市場へ行きましょ?」
ミトラは僕の腕をグイグイ引っ張る。
そういや、僕もこっちの世界での甘いものは食べてないかも。
僕たちは冒険者ギルドを出て、市場へと向かうことにした。
市場は相変わらず活気に満ち溢れている。
ウメーディでも最も賑やかなエリアで、至る所から軽快な音楽が聞こえてくる。
僕たちが向かったのは市場でも最も人通りの多い広場付近。
この辺りは特に人気の露店が密集しているエリアだ。
「ミツル、あそこよ。人がいっぱい並んでるでしょ?」
ブルーの屋根の屋台の前に、十人くらい並んでいる。
しかも並んでいる人は全員十代~二十代くらいの女性ばかり。
人間族以外にも獣人族やエルフ族の若い女性が順番を待っているようだ。
どうやら日本で言う食べ歩きができる人気のスイーツ店といったところだろう。
木製の器の中に、水色のゼリーのようなものが入っているようだ。
「この店は人気のお店なの?」
「そうね。最近出来たばかりなんだけど、あっという間に若い女の子の心を掴んだわね。ヒンヤリしていて、プルプルして美味しいのよ」
ヒンヤリ……?
この世界には冷蔵技術が発達していないはずだ。
しかも今は初夏。
スイーツを冷やすにはそれなりの設備がいるはずだけど……?
「いやーん、冷たくて美味しぃ!」
「この食感がたまらないのよね」
歩きながらスイーツを食べている女の子から感嘆の声が漏れる。
水色のスイーツをすくうと、とろけたチーズのごとくとろんと伸びている。
まるでトルコの伸びるアイスのようだ。
「あの粘りの強さが特徴なのよね」
ミトラも待ちきれないらしい。
列で立ちながら、小刻みに足を震わせている。
一体何を材料にしているんだろう?
僕は列の後ろから屋台の中を覗き見た。
丁度店主が獣人の女の子にスイーツを渡しているところだ。
あれ……!?
あの店主見たことがあるぞ。
確か『スライム料理専門店スラリン』の店主、飛騨 信一だ。
彼が屋台で販売しているとなると、このスイーツの原料はスライム!?
確かに彼ならばこのスイーツに納得がいく。
ただお店に並んでいる女の子は、自分たちがスライムを食べているとは思わないだろう。
様々なことを思案しているうちに僕たちの順番が来た。
すると店主も僕のことに気づいたようだ。
「おっ、あんたは確かトラ顔紳士だったか?今日はこっちの店にも来てくれたのか?」
「ああ、まさかあなたの店とは思わなかったけどな」
「えっ、あなたたち知り合いなの?」
みとらは僕たちの会話に口を挟む。
どうやら知らなかったことがくやしいらしい。
「ああ、この旦那は以前俺の店に来てくれたのさ。今度はお嬢ちゃんも一緒に来てくれよな」
「お嬢ちゃんじゃないし」
ミトラは口をぷぅーっと膨らませる。
僕らはその顔を見て苦笑いをするしかなかった。
「そ、それで注文はどうなさいますか、お客様」
彼はとっさにスイーツ屋の店主へ戻る。
「あ、ああ。それでは店長のおすすめを2つ頼む」
「承知しました」
店長はそそくさと準備をし始めた。
彼は鍋にたっぷり入った水色の液体を、お玉のようなもので大きくかき回した。
粘度もかなりのもののようだ。
鍋をかき回す店長の腕は、パンパンに膨張している。
店長はおたまで2人分の木製の器にゼリー状のものを流しいれる。
仕上げにキラキラ光る金色の粉を振りかけた。
「はい、出来たぞ。一人銅貨五枚だ」
うん、安い。
僕たちは銅貨五枚を店長に渡し、スイーツを受け取った。
木製の器までヒンヤリ冷たい。
初夏にピッタリの薄い冷え冷え水色のスイーツ……なのか?
香りはソーダ―水のような懐かしい匂い。
では味はどうなんだろう?
僕はスプーンでスイーツをすくってみる。
シャリ。
外はうっすらシャーベット状になっている。
凍りの層を抜けると手ごたえのある弾力感。
僕は少し力をこめて、水色のスイーツを彫り進めた。
すくってみるも、すぐにぷっつりと切れずにお餅のようにネチッと長く伸びる。
口に入れるとソーダアイスのように清涼感のある甘味。
砂糖では無いようだが、この甘味は一体なんだろう?
しっかりと冷えているので、口の中が一瞬でひんやりと冷たくなる。
しかし、最も驚いたのがこの弾力感だ。
アイスクリームのようにすぐに溶けてしまわず、むしろ咀嚼で小さくしてから飲み込むというイメージ。
そのため、口の中にずっと残っており、食べ応えも十分だ。
最後に振りかけた金色の粉は、塩か何かだろうか?
粉だけを舐めると少ししょっぱい。
塩気を足すことで、全体的な一体感が出るようだ。
お餅とアイスクリームを合わせたような食感。
こんなスイーツは日本でも味わったことがない。
ミトラの方を見ると、無言で夢中で食べている。
ミトラは初めてでは無いようだが、この食べっぷりは微笑ましい。
「店主またな」
「ああ、また来てくれよ」
食べ終えた僕らはそのまま店を後にした。
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