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第一章:毒舌王子VS学園王子
1毒:チャラ男成敗~前編~
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「おはよう(ニコッ)」
『きゃあああああっ(萌)』
朝から、ハートが飛び散っている。
女子の塊がひとつ出来ていた。
でも、自分は興味が無かったため、素通りしようとした────
すると、声をかけられる。
「あっ、待って!ねえ、須藤君。」
「…」
「ちょっと話したいことあるんだけど…」
「自分は、初対面の人と話すことありません。では、失礼します。」
丁寧にお辞儀をして、去ろうとしたが、首根っこを掴まれる。
「……」
仕方なく自分は、ズルズルと男に引っ張られていく。
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そして、二人きりになった場所で男は言った。
「ねえねえ、須藤君。君の噂は、よく聞くよ!君、女子にもっとモテたいとか思わないわけ?」
「思いませ────」
「うんうん、やっぱりもてたいよね!じゃあさ、笑顔を見せるといいって思うんだよ!女子なんてさ、1度の笑顔で簡単に10人はコロッとおちる。」
よし、この男の名前は、耳なしチャラ男にしよう。
人の話を最後まで聞かないし…
「帰っていいですか?」
「何でだよ!?せっかく俺が、君の為になる話をしてるってのに!」
「…(ぺこり)」
自分は、丁寧にお辞儀をしてその場を去る。
耳なしチャラ男は、追いかけてくることは無かった。
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