上 下
121 / 140

123★本音がタダ漏れな会話してますね

しおりを挟む


 重すぎな現実に眩暈がします…でも…誰にもどうしようもありません…。
 彼女達にポイッと投げてしまえ……なんて…出来ない現実が思い……。
 でも、その前に魔王や魔物などと戦う現実が………。
 思い悩むのは、このくらいにします。

 今日したいと思ったコトのひとつは終わりましたので………。
 1番やりたかった…もふもふを召喚したいと思います。

 できれば、フェンネル…じゃなくって…それはハーブだから………。
 えっと、フェンリルが欲しいんです。
 あの銀色の狼さん。

 ふわふわ…もふもふ…そして、小さなフェンリルが走り攻撃する、グレイゴルでしたっけ? を生で見たいのよ。
 無理だとわかっていても…そう思う犬好きな私です。

 現実逃避状態の私を、バスタオルで包んでハルト君がひょいっと抱き上げてくれます。
 どうやら、お風呂に連れて行くようです。

 「アリアって、何かショックを受けたり
  考え事を始めると周りを見れないし

  俺達に色々なコトをされても
  現実に意識がなかなか戻らないよなぁ~」

 「ハルトってば、今更何を言っているの?
  そこが…可愛いんだよ…アリアは

  僕達を信頼しているし、甘えているし
  好意を持っているからね」

 「好意の他に、ダリューンがいじめるから
  抵抗するって言うか……
  逆らうのが怖いって言う状態の時もあるよな」

 「くすくす…諦めている時もね……
  アリアは、大人しくて従順な
  大和撫子だからね

  たぶんに、お祖母ちゃん子
  なんじゃないかな?

  ほら、あれだよ
  旦那様には、逆らわないって………」

 「うん……そんな感じするよね
  僕達が強く言うとさぁ………
  涙目で黙ってしまうしね」

 「それに、恥ずかしがりやのアリアは
  初心で乙女だから………

  あのビッチどもと違って
  男と付き合うって経験自体
  していないから……

  オレ達の言動に、すぐ対処不能
  になるんだよね」

 「それをわかって
  わざと追い詰めているよね
  ね、ダリューン」

 「いや、だってさぁー……
  怯えて涙目になるアリアが
  堪らなく可愛いんだよ

  それでいて…言いかえたしたくて
  微かに動く唇

  恨みがましく見詰めてくる
  涙の零れそうな瞳

  キスしたいのを我慢するは
  大変だよ

  何時も理性を総動員しているけど……
  お前らだって…そうだろう?
  …違うか?」

 「「「違わないなぁ~」」」











しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

女性が全く生まれない世界とか嘘ですよね?

青海 兎稀
恋愛
ただの一般人である主人公・ユヅキは、知らぬうちに全く知らない街の中にいた。ここがどこだかも分からず、ただ当てもなく歩いていた時、誰かにぶつかってしまい、そのまま意識を失う。 そして、意識を取り戻し、助けてくれたイケメンにこの世界には全く女性がいないことを知らされる。 そんなユヅキの逆ハーレムのお話。

逃げて、追われて、捕まって

あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。 この世界で王妃として生きてきた記憶。 過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。 人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。 だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。 2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ 2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。 **********お知らせ*********** 2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。 それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。 ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

赤ちゃん竜のお世話係に任命されました

草野瀬津璃
ファンタジー
 ある日突然、ドッグトレーナーの菊池結衣は、異世界に「ドラゴンの導き手」として召喚される。そこで聖竜ソラを育てた結衣は、地球と異世界を行き来しながら、今ではリヴィドール国国王のアレクと交際中である。    ------------------------------  ※こちらは書き下ろし作品の続編です。   詳細は、「書籍」より各単行本の目次や人物紹介、お試し読みなどをごらんください。  ※また、こちらで上げている作品は決定稿ではないので、予告なく修正加筆をする場合があります。御留意下さい。    ------------------------------  ―:第三部「命花の呪い編」あらすじ:―  その日、異世界にやって来た結衣は、リヴィドール国で宮廷舞踏会が開かれていることを知る。春の恒例行事で、貴族の令息令嬢のデビューの大切な場だという。  各地から領主が集まる中、ディランやアメリアの兄もやって来て、結衣はドラゴンの導き手として挨拶に出ることに。  だがそんな折、客の使用人として紛れ込んでいた半魔族により、結衣は呪いをかけられそうになる。難を逃れた結衣だが、庇ったアレクが呪いを受ける。  その呪いとは、七枚の花弁が消えた時に死に至る「命花の呪い」で……!  責任を感じた結衣は、呪いを解く方法を知り、オニキスとこっそり出かけるが……。 (第三部は、結衣とアレクの恋愛に視点を当てた部になっています。でも今回も赤ちゃん竜が出ますよ~)  ◆◆◆  ―:第四部「世界の終末と結婚式 編」予定あらすじ:―  日本の全てと別れを告げ、リヴィドールに骨をうずめる覚悟で再びこの地の土を踏んだ結衣。  結婚式の準備であわただしい中、聖竜教会の女性神官が殺害される事件が起きる。  なんとも不穏な空気に、結衣は嫌な予感がするが、恋愛禁止をやぶってのちじょうのもつれと判明して、ひとまず事件は片が付く。  だが、結婚式が近づく中、魔族がアクアレイト国にある夜闇の神の封印を解いてしまい!?  ――人間と魔族、初の共闘!? 異世界全土を巻き込んで、生きとし生ける者VS夜闇の神の大戦勃発!    危機的状況を見て、アレクは結衣に地球に帰るように言うけれど……。  ……という感じを予定してます。

異世界に引っ越しする予定じゃなかったのに

ブラックベリィ
恋愛
主人公は、高校二年生の女の子 名前は、吉原舞花 よしはら まい 母親の再婚の為に、引っ越しすることになったコトから始まる物語り。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい

恋愛
婚約者には初恋の人がいる。 王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。 待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。 婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。 従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。 ※なろうさんにも公開しています。 ※短編→長編に変更しました(2023.7.19)

召喚されたのに、スルーされた私

ブラックベリィ
恋愛
6人の皇子様の花嫁候補として、召喚されたようなんですけど………。 地味で影が薄い私はスルーされてしまいました。 ちなみに、召喚されたのは3人。 2人は美少女な女子高生。1人は、はい、地味な私です。 ちなみに、2人は1つ上で、私はこの春に女子高生になる予定………。 春休みは、残念異世界への入り口でした。

処理中です...