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0028★汚辱(◆R18・BL表現あり 苦手な方はスルーお願いします◆)

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 「田中《浴室》の方の準備は整っているか?」

 声を掛けられた部下の一人、田中が佐々木に応える。

 「はい、すべて準備は整っております」

 「明宏様、準備は終了しておりますので、
 このまま《聖樹様》の洗浄に取り掛かります」

 明宏に向き直り、佐々木は一礼してから、聖樹の両脚を空中に固定している鎖を外し、逃けられないように別の拘束具に繋ぎ直す。

 膝下から足首までを覆う豪奢な装身具はそのまま、新たに細目の足枷を嵌める。
 上半身をべットに固定していた首輪と手枷の両方の鎖もはずし、上半身を起こして背後で首輪と手枷の鎖を拘束具に繋ぎ直す。

 排泄感を我慢し、微かに痙攣を繰り返すだけの聖樹を、男達は荷物のように《浴室》へと運んだ。
 その間、聖樹は腹部の圧迫感と、何度も何度も迫り来る排泄感の波に呑まれて、何一つ抵抗出来なかった。

 通称《浴室》と呼ばれる場所は、外から中で行われる出来事がすべて観察出来るように作られていた。
 全面ガラス張りのうえ、浴槽から手桶まで《浴室》のモノは、すべて透明なモノで統一された場所だった。

 《浴室》の前に用意されたソファーに移り、新たに煎れた珈琲を片手に、明宏は聖樹の洗浄をゆったりと観察する。

 愉悦という名の甘露の海に浸り、微笑を浮かべながら観察する明宏の前で、聖樹の腸内洗浄が部下達の手で始まった。



 《浴室》側では、明宏が見やすいように角度などを考えながら、拘束具で後ろ手に拘束されたままの聖樹を、強化ガラスで作られた便器に跨がらせる。

 便器と言っても、子供のオマルを大きくし、高さを出しただけのような代物である。
 その上、本来排泄したモノを受ける場所は底抜きされ、排泄されたモノがそのまま床の白いタイルに垂れ流しになるように作られていた。

 もっとも、この便器自体がすべて透明で出来ており、排泄シーンの一部始終を鑑賞することが出来るように作られているモノなのだ。
 使用させる者に愉悦感を、使用される者には、これ以上はないと言うような、屈辱感と恥辱心を味合わせるためにあるようなモノだった。

 そう、これは俗に羞恥プレーと呼ばれる類いの行為を好む者用に造られた作品なのだ。
 その透明な便器に、聖樹は跨がされ、便器の左右にある鎖を固定するU字型の突起に足枷から伸びる鎖を繋がれた。

 『明宏様、正面からでよろしいですか?』

 《浴室》からの問いかけに、明宏はゆったりと頷く。

 その明宏の側に、部下の一人加藤が、聖樹の背面姿と側面姿を映すテレビを運んで来る。

 「明宏様、撮影の方はどうなさいますか?」

 録画の有無を聞かれ、明宏は視線先の聖樹から双眸を離さないまま答える。

 「何時も通り、初めての排泄コレクションに入れるから
 全方位で撮影しておいてくれ。

 それと、夏休みの最終日に、記念品として聖樹にあげる約束しているから
 綺麗に撮ってやってくれ。

 ‥‥‥‥もっとも、性奴調教と躾けがすべて終了し
 私の柔順な性奴になっていればの話しだけどねぇ‥‥‥‥」

 明宏が、加藤に指示している間も《浴室》での作業は順調に進んでいた。

 撮影準備が整ったのを確認した田中は、聖樹の肛門から排泄を止めていたシールを剥がすために、聖樹の双丘の中心に手を伸ばす。

 佐々木の方は、聖樹の顎に手を掛け、明宏と視線が合うように固定し、排泄の瞬間に顔を背けられないようにしていた。

 排泄を塞ぎ止めていたシールを剥がされる、ペリペリとした異様な感触に、聖樹がピクンっと背を大きく揺らす。
 やっと腹部を圧迫する強烈な排泄感から解放される期待感と、その姿の一部始終を明宏に観察される恥辱感に、躯がぶるぶると震える。

 明宏と名乗った男に視姦されながら、見知らぬ大人の男達に抑え込まれ、施される恥辱行為の数々。
 その淫猥でおぞましい行為に何一つ抵抗できないまま、聖樹は自分の躯の限界を悟るしかなかった。

 ‥‥も‥‥う‥‥耐え‥らん‥‥ねぇ‥‥‥‥うぁぁぁぁぁ‥‥‥‥

 明宏は、自身の限界を悟り、瞳から大粒の涙を頬に溢れさせながら排泄を始めた聖樹に、ニヤリと嘲笑(わら)ってやる。
 くすくすと至極ご満悦という表情で、明宏は聖樹の醜態を見詰め続けた。

 くっくくくく‥‥‥‥本当に、たまらないねぇ~‥‥‥‥
 屈辱感と羞恥心の狭間で煩悶し続けたあと

 与えられる恥辱と汚辱に慟哭しながら
 ようやく訪れた解放感に潤む瞳 安堵で陶然とする顔

 この瞬間、この愉悦感は何度味わっても、飽きないねぇ~‥‥‥‥

 大量に浣腸され、排泄する姿を見られているという汚辱に、聖樹は慟哭する。
 だが、猿轡を嵌められているために、呻き声一つ漏らすことはなかった。

 あまりの羞恥心と、屈辱感に耐え切れず、聖樹は瞳をとじる。
 そうすれば、少なくとも、明宏の自分を見詰める双眸を見ずにすむからだ。

 ガックリとうなだれた聖樹の姿に、明宏は無意識に唇を舐める。

 手淫や口淫も、性奴としての礼儀作法も教えないとねぇ‥‥‥‥
 すべての躾けがすんだら‥‥クスクス‥‥‥‥
 明仁と一緒に‥‥楽しめるかな?

 とじた双眸から溢れる滂沱の涙で頬を濡らす聖樹に、更なる恥辱が始まる。
 腸内洗浄は排泄して、それで終わりというモノではなかったのだ。

 『浣腸で直腸内の大物の老廃物は、おおかた排出したようです。
 これから、宿便を洗い流すための、腸内洗浄を開始します』

 明宏に現状報告しながら、聖樹の肛門に先端が丸い、明宏の親指位の太さの管をズルリッと十五センチほど挿入し、温水を注入し始める。

 細いモノとはいえ、肛門から直腸の奥にまで、ズルリッと柔らかい管を挿入された聖樹は、驚愕に瞳を見開き、無意識にもがき足掻く。
 その側では、床に飛び散った排泄物を男達が何の感慨もなくシャワーで洗い流していた。

 屈辱と羞恥の時間が、明宏の前で排泄させられたことで、すべて終わったと思っていたと理解(わか)るような聖樹の様子に、明宏はクスクスと喉で嘲笑(わら)う。
                                
 聖樹は、肛門に挿入されたホースのようなモノから、温水が注入され、再び腸内がゆっくりと圧し広げられて行くのを感じた。



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