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第13章 グリフォンをテイムしちゃいました

209★とりあえず、空間に映してみました

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 そして、アルファードも内心を隠して発言する。

 「オスカー……
  俺をこき使う算段だけするのは…
  カンベンしてくれ」

 オスカーとアルファードの内心を隠した発言に、表も裏も無いエリカが言う。

 「2人とも何を言っているんですか?

  アルがどんな属性を持つ
  ドラゴンになるかの方が
  重要だと思いますけど

  私は、雷竜だと思っています」

 エリカの発言に、アルファードは素早く反応した。

 「う~ん……雷竜かぁ……
  火竜の可能性もあると思うぞ

  主に攻撃魔法で使っているのは
  火と雷だから………

  土竜の可能性は1番低いと思う
  水竜も、低いと思う。

  フルトランス出来た最後の皇帝は
  雷竜だったけどな」

 アルファードの言葉に、エリカがにっこり笑う。
 
 〔うふふ………やさ○のウランボル○
  みたいな感じなのかしら?

  それとも………なんて………
  考えるだけでも楽しいなぁ~
  そんな竜が、私の婚約者なんて………

  異世界に召喚されて良かったなぁ~
  って実感しちゃうわ………

  じゃなくて、ゴ○ラの姿を
  空間に映し出しても良いか?
  って言わなくちゃ……

  だって、突然…あの姿を見たら
  絶対に驚くと思うもの〕

 「あのね、アルのフルトランスの
  イメージを空間に映し出すね

  それと、レオが疑問に思った
  ゴ○ラの姿や私の育った国の
  光景もね」

 〔えぇ~とぉ~……まんまは
  きっと怖いから…映画館の
  スクリーンのイメージで……〕

 エリカはそう言うと、空間に巨大スクリーンを作り出す。
 突然、空に浮かんだ四角い枠に、アルファード達もレオニード達も驚く。
 そのスクリーンに、エリカは、黄金の双角を持つ全身が漆黒の巨大なドラゴンが悠々と飛ぶ姿を映し出す。

 ついでに、漆黒のドラゴンの周りを飛ぶ、レオニード達グリフォンの姿も………。
 その対比によりドラゴンの大きさが、より強調されていた。
 声も無く驚いているアルファード達やレオニード達に、エリカはにこにこ笑いながら説明する。

 「どぉかなぁ~レオの言った通り
  一口でグリフォンを食べられる
  大きさにしてみたんだけど
  合っている?」

 私の質問に、レオニードが答える。

 「はい、予想通りの大きさです」

 その答えに、エリカはレオ達が何処でドラゴンを見たのか、と聞きたくなりましたが、それは後でのお楽しみと諦めて、東京の町並みをスクーンに映し出しました。
 それは、巨大な高層ビルが立ち並ぶ東京都心の映像です。

 ちゃんと東京駅や新幹線、丸の内の高層ビル群、皇居や新宿御苑、国会議事堂や新宿の高層日ビル群、それに六本木ヒルズなどのビル群、スカイツリーや東京タワーなども入っています。

 あの真ゴ○ラを見た時の記憶を元にした映像でした。
 そして、エリカはサービスとして、羽田航空の飛行機の発着や自衛隊のイージス艦や駆逐艦を含む艦隊プラス潜水艦とか、ジェット戦闘機や爆撃機や輸送機、コブラなどの戦闘ヘリや輸送ヘリなども………。

 それは、自衛官だった父親に連れられて、エリカが自衛隊の艦艇や航空ショウを良く見に行っていたお陰です。
 ついでに、巨大なタンカーや沿岸部の化学コンビナート群も………。

 要するに東京都心の他に東京湾の姿(海ホタルを含む)を行き交う船舶と航空旅客機を含めてです。












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