上 下
160 / 173

0159★第三の瞳を自由自在に扱えるようになりたい

しおりを挟む

 リアは美味しくかき揚げうどんを食べた後、ユナとグレンとルリの様子を確認する。

 ふむ…取り敢えず……何か変化があるようには見えないわねぇ
 それにしても、ルリとグレンはビールを全部飲んじゃったのねぇ……
 揚げ物も、だいぶ無くなっているわね

 グレンもルリも、まだまだ身体はガリガリだものねぇ……はぁ~…
 2人の身体が本来の状態に戻る為には、あとどのくらいかかるのかしらねぇ
 ユナはそこまで状態が酷くなかったから、そういう心配はしなくていいけど

 ユナの頬が子供特有のふくふくさをとりもどしつつあるコトを確認し、リアは自分の手を無意識に見て溜め息を吐く。

 はぁ~……まだまだ…みるからに…ふくよかな手よねぇ~……
 こうして自分の手を見て、ステータスが簡単に視れたら良いのになぁ~……
 そしたら、もっと色々なコトが判るだろうに………

 などと思ったコトに反応してか、リアは額に微妙な熱とともに違和感を感じた。
 同時に、自分の手を見ていたコトで、ソレが何もない空間に浮かぶ。


*名前
 リア(元セシリア・アイリス・ラ・ハイドランジア公爵令嬢)16歳
 
*身分
 流浪の民
 冒険初心者
 聖女new!(蟲毒虫に寄生された女性を助けたコトで、認定された)
 大聖女new!(隷属の首輪を破壊したコトを見られた為、認定された)

*魔法
 火魔法・水魔法・風魔法・土魔法・雷魔法・氷魔法
 光魔法・闇魔法・治癒魔法・時空魔法・創造魔法
 無魔法new!(隷属の首輪に多重にされた呪力(専用魔道具と呪術師以外で解錠を行うと発動する呪い)を無効化して、破壊した為)

*称号
 肉親を奪われ失いし者・虐げられし者・婚約破棄されし者
 身分剥奪されし者・追放されし者・魔獣の囮にされし者
 大神官長及び神官達に慈悲を与えられし者
 国土国民の不浄を浄化する責務を背負う義務から解放されし者
 前世を記憶している者(まだ一部解放状態)
 ヒロイン枠に、大きく踏み入りし者
 聖女と認識されし者new!→大聖女と認識されし者new!
 忠誠と敬愛を受けし者(グレン)
 神龍の御霊の揺り籠兼守護者(元龍帝陛下)
 神獣の愛し子(ユナ)
 魔獣帝の愛し子(ルリ)
 精霊達の愛し子
 時空神の愛し子(世界創造の始祖神)

*追記事項
 婚約者エイダン・ラルク・アゼリア王太子から、冤罪により婚約破棄される
 その際に、公爵令嬢の身分も剥奪され、身ひとつで国外追放される
 強制浄化強化魔道具より解放された為、魔法使用可能
 母親や祖母などを目の前で惨殺され為、幼少期の記憶が消失している
 時空神の恩恵(連ドラ視聴)により、隠されていた様々なコトを知るnew!

*注意事項
 身長150センチ(現在値)
 過量な脂肪の重量により、身長の成長は停止中
 まだ成長途中の為、成長する余地あり(ただし、かなりの減量を必要とする)

 体重150キロ→123.40キロ→101キロnew!
 重度の肥満状態(まだまだ心肺圧迫は高いので要注意)new!
 まだ大樽体型の為、持続的なダイエットが必要(第一目標、100キロ目前)new!
  
 大火力の魔法を使用するコトを推奨
 仲間への治癒魔法を小まめにするコトを推奨
 魔法は運動消費エネルギーよりも消費エネルギーが大きい為、ダイエットに有効である
 異世界ネットショッピングで、カロリーオフな食品を食べるコト推奨new!


 思わず頭痛がするようなステータス画面に、リアは無意識に首を振る。

 あらら…名前のところにあった、私の記述が追記事項とかいうモノになっているわ

 第三の瞳が視せてくれるモノに、リアは小首を傾げて視線を走らせ、眉をひそめる。

 えっ? ええっ? ちょっと待って……聖女認定から、大聖女認定っていったいなにごとぉ~?

 その記載にびっくりしたリアは、もう一度その部分を読んで溜め息を吐く。

 いや、確かに蟲毒虫を、レイニーと呼ばれていた女性からアポーツで取り出したけどねぇ
 あの程度のコトで、聖女に認定されちゃうモノなの?
 この世界の聖女の認定って、いったいどうなっているのかしら?

 
 いや、それ以上に大聖女の記載まであるっておかしいでしょ
 確かに…ちょっと酔っぱらって、一目があるコトを忘れて、グレンの奴隷の首輪を壊しちゃったけどねぇ………
 たかがそのセイで大聖女って思われちゃうモノなのぉ?

 なんか、それっておかしくない?
 いや、でも…専用魔道具と呪術師以外で解錠を行うと発動する呪いなんてモノが、あの奴隷の隷属の首輪にはかかっていたの?
 うわぁ~…私ってば、もの凄くヤバイコトしてたんじゃないのぉ…知らないっ怖いわ

 じゃなくて、そのセイで無魔法とかいうモノも取得してたのね
 はぁ~…なんか、知らない間に妙な記述や称号が増えているんだけどぉ
 いや、それよりも……大台を割るのもう少しじゃないのっ!

 一番大事なコトよっ……今の体重って、101キロなのね
 小まめに魔法を使うと体重が減るのは確かね
 とは言え、余剰の脂肪を魔力として使うのってなかなか無いのよねぇ……

 それに、異世界ネットショッピングで前世のヘルシーごはんを推奨なのね
 確かに、カロリーオフされているモノを選んで食べれば、地味に効くかも……
 だって、この現実世界での食べ物って、カロリーが全然わからないモノばかりだもの

 ルリが獲って来た、獲物が持つカロリー値の計算なんて出来ないから………
 それに、出来るだけ手っ取り早く、体内に溜まっている負(脂肪や穢れ等)をデドックスしたいしね
 あとは、この全身…特に腹部や腰回りに付いた脂肪を何とかしないとね

 そう思ってから、リアは前世の記憶にあるネット小説などあった設定を思い出してにっこりする。

 大きな魔法を使うと脂肪が減っているみたいだから、魔法を使えば良いのよねぇ
 だからと言って、そこらへんでバカスカ撃つなんてコトは出来ない
 下手すっと、環境破壊になりかねないものねぇ

 いや、確かに…今いる場所は、何処までも砂漠だけどねぇ……
 だからって、大魔法を撃って良いってコトにはならないしね
 う~ん……何かないかしらねぇ……前世のラノベとか知識に………

 そう考えたリアは、地道に魔力値を上げる時などに使われていた方法を思い出す。

 そうよ…魔法の無駄撃ちするよりも、いざって時に使えるようにする方が建設的よ
 だったら、宝石や魔石なんかに魔力を込めれば良いじゃないのかな?
 魔石ってモノは、元々が魔物の魔力が凝って出来たモノのだったはずだしね

 宝石って形が有れば、ソレに込めるってコトが出来るはずだしね
 攻撃魔法も良いけど、ここは治癒系の魔法値を上げたいもの
 それこそ、いざって時に、みんなに使える治癒の魔法を込めた魔石を両さんしましょう

 そして、目指せっ! せめて70キロ! 贅沢は言わないわっ!
 70キロぐらいまで減れば、普通にふくよかさんぐらいに見られるはずだものっ!
 なにより、急激な体重の激減は内臓系に負担をかけるものね

 70キロだって、マックスの時の半分以下なんだもの………
 もう、この身を生贄として、魔道具によって、無理矢理に浄化をしなくて良いんだから
 無理をしなくても、ゆっくりと痩せて行くはずだしね

 ただ、既に付いてしまった脂肪は、ちょっと努力しないとダメだろうからねぇ
 今101キロ何だから、あとは、ゆっくりゆっくり地道に70キロ目指そう
 それにしても、今回の第三の瞳は良い時に開いてくれたなぁ~……

 この第三の瞳が、自由自在に使えるようになったら、もっと色々なコトが判るんだろうなぁ~……
 嗚呼…もう視えなくなっちゃった……って……あれ?

 







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

あなたが幸せならそれでいいのです

風見ゆうみ
恋愛
流行り病にかかった夫の病気を治すには『神聖な森』と呼ばれている場所にしか生えていない薬草が必要でした。 薬草を採ってきたことで夫の病気は治り、今まで通りの生活に戻るはずだったのに、夫に密かに思いを寄せていた私の親友が、自分が採ってきたと嘘をつき、夫もそれを信じてしまったのです。 わたしが採ってきたと訴えても、親友が採ってきたと周りは口を揃えるため、夫はわたしではなく、親友の意見を信じてしまう。 離婚を言い渡され、追い出された私は、実家に帰ることもできず、住み込みで働ける場所を探すことにしました。 職業斡旋所に行ったわたしは、辺境伯家のメイドを募集している張り紙を見つけ、面接後、そこで働けることに。 社交場に姿を現さないため『熊のような大男』(実物は違いました!)と噂されていた辺境伯の家での暮らしになれてきた頃、元夫の病気が再発して―― ※独特の世界観であり設定はゆるめです。

●婚約破棄ですって…!!でしたら、私に下さい!!●

恋愛
セイラ・エトワール辺境伯令嬢はつい先日16歳を迎えた。   本日デビュタントのものだけが着ることを許された純白のドレスに身を包みながらも、セイラはどこか浮かない顔をしている。 そんなセイラがなぜ浮かない表情を浮かべていたのか……いないのです。 そう.…見た目は麗しい淑女であり、引く手数多であろうと思われる彼女だが実際は恋愛経験ゼロ!! それならばと両親が躍起になって婚約者を探すが、それでも見つからないのだ…!! このままでは一生独身を貫くことになるのでは!?と危惧した父親が今回のデビュタントにて良い縁を結んでこられなければ、セイラを領地の修道院に入れると…!! のんびりスローライフを送りたいセイラはそれでも良いかもの楽観視するが、娘の現状を嘆いた母が泣きながらセイラを説得するため、渋々王宮へとやってきたのだ。 これからどうするか…と料理をつまんでいると、会場の奥から甲高い大きな声が響き渡ってきた。 遠くて話の内容がよく聞き取れなかったけど…王女様と見覚えのない金髪の優男が寄り添っている。 その2人の前には顔は見えないが黒髪の青年が絶望した空気を背負いうずくまっているのが見えた。 えっ!!いま婚約破棄とおっしゃいました!? でしたら、私のところに連れて帰っても問題ないのでは!? その青年、私に下さい!! 全て声に出ていたのか王女様と金髪と黒髪の青年は驚いた様子でセイラを見ていた。 そんな何を言い出すか分からない破茶滅茶な行動の辺境伯令嬢が巻き起こすドタバタラブストーリー!!

茶番には付き合っていられません

わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。 婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。 これではまるで私の方が邪魔者だ。 苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。 どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。 彼が何をしたいのかさっぱり分からない。 もうこんな茶番に付き合っていられない。 そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。

あなたがわたしを本気で愛せない理由は知っていましたが、まさかここまでとは思っていませんでした。

ふまさ
恋愛
「……き、きみのこと、嫌いになったわけじゃないんだ」  オーブリーが申し訳なさそうに切り出すと、待ってましたと言わんばかりに、マルヴィナが言葉を繋ぎはじめた。 「オーブリー様は、決してミラベル様を嫌っているわけではありません。それだけは、誤解なきよう」  ミラベルが、当然のように頭に大量の疑問符を浮かべる。けれど、ミラベルが待ったをかける暇を与えず、オーブリーが勢いのまま、続ける。 「そう、そうなんだ。だから、きみとの婚約を解消する気はないし、結婚する意思は変わらない。ただ、その……」 「……婚約を解消? なにを言っているの?」 「いや、だから。婚約を解消する気はなくて……っ」  オーブリーは一呼吸置いてから、意を決したように、マルヴィナの肩を抱き寄せた。 「子爵令嬢のマルヴィナ嬢を、あ、愛人としてぼくの傍に置くことを許してほしい」  ミラベルが愕然としたように、目を見開く。なんの冗談。口にしたいのに、声が出なかった。

所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!

ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。 幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。 婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。 王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。 しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。 貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。 遠回しに二人を注意するも‥ 「所詮あなたは他人だもの!」 「部外者がしゃしゃりでるな!」 十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。 「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」 関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが… 一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。 なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…

前世で処刑された聖女、今は黒薬師と呼ばれています

矢野りと
恋愛
旧題:前世で処刑された聖女はひっそりと生きていくと決めました〜今世では黒き薬師と呼ばれています〜 ――『偽聖女を処刑しろっ!』 民衆がそう叫ぶなか、私の目の前で大切な人達の命が奪われていく。必死で神に祈ったけれど奇跡は起きなかった。……聖女ではない私は無力だった。 何がいけなかったのだろうか。ただ困っている人達を救いたい一心だっただけなのに……。 人々の歓声に包まれながら私は処刑された。 そして、私は前世の記憶を持ったまま、親の顔も知らない孤児として生まれ変わった。周囲から見れば恵まれているとは言い難いその境遇に私はほっとした。大切なものを持つことがなによりも怖かったから。 ――持たなければ、失うこともない。 だから森の奥深くでひっそりと暮らしていたのに、ある日二人の騎士が訪ねてきて……。 『黒き薬師と呼ばれている薬師はあなたでしょうか?』 基本はほのぼのですが、シリアスと切なさありのお話です。 ※この作品の設定は架空のものです。 ※一話目だけ残酷な描写がありますので苦手な方はご自衛くださいませ。 ※感想欄のネタバレ配慮はありません(._.)

いらないと言ったのはあなたの方なのに

水谷繭
恋愛
精霊師の名門に生まれたにも関わらず、精霊を操ることが出来ずに冷遇されていたセラフィーナ。 セラフィーナは、生家から救い出して王宮に連れてきてくれた婚約者のエリオット王子に深く感謝していた。 エリオットに尽くすセラフィーナだが、関係は歪つなままで、セラよりも能力の高いアメリアが現れると完全に捨て置かれるようになる。 ある日、エリオットにお前がいるせいでアメリアと婚約できないと言われたセラは、二人のために自分は死んだことにして隣国へ逃げようと思いつく。 しかし、セラがいなくなればいいと言っていたはずのエリオットは、実際にセラが消えると血相を変えて探しに来て……。 ◆表紙画像はGirly drop様からお借りしました🍬 ◇いいね、エールありがとうございます!

処理中です...