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2つ目のプレゼント

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 やっぱりそうだ。
見覚えがあるのは、当たり前の事だ。
「ここって…」
「そうだよ、ここは唯ちゃんのメイド喫茶だよ」
プレゼントのためとは言え、なぜここなるだろう。
店に入ると、いつものように青年が出迎えた。
「唯さんがくるのずっと待ってたんですよ!」
顔がニヤけててちょっとキモい…。
これで番号の事がわかった。
「今日はよろしくね。プライベートとだけど、唯ちゃんに特別料金として支払っておいてね~」
南さんの一言で、青年はムッとした。
「ちゃんと支払ってくださいよ!!部屋を貸し出すのは構いませんが、タダって訳にはいきませんので!」
少し怒り気味に言いながら、部屋の鍵を渡してくれた。
「その部屋は、あまり使わないんですよ。特別なお客様用に作った部屋で、少し広いんです」
「そんな部屋を貸してくれるのか?お前も優しくなったな~」
「唯さんとだからです!ここの廊下を奥まで行くと3階に直接上がる階段があるからそこから行ってくださいね。こっちの階段は地下と2階にしか行けないので!」
まだ怒っているようだ。
良い加減諦めればいいのに…。
「ま、まぁ、行きましょうか。3階は私初めてなんですよね…」
「ごゆっくり~」
青年は私に向けて笑顔見せた。

 3階は部屋が2つだけのようだ。
その1つに鍵を開けて入った。
部屋が広い。
それに、冷蔵庫とミニキッチンに…食器がちゃんとしまわれた食器棚まである。
「すごく広い部屋だな。ベッドもなかなか広いし。それに、キッチンもあるならパーティー的なの出来そうですね」
南さんは楽しそうに話した。
「適当に荷物置いて。後、プレゼントせっかくだから開けてよ」
「あ、はい。えっと…」
私は言われた通り、荷物を置きプレゼントを開けた。
「こ、これ……ウェディング…ドレス……でも…」
良く見ると、居酒屋で開けたコスプレと同じアニメのものだった。
しかし、このクオリティは凄かった。
「良かったら着てみてよ?僕の目の前で…ダメかな?」
えっ!?
南さんの前で着替えるの!?
「えっと……わ、わかりました…」
「無理はしなくていいからね?それに、これはお仕事じゃないんだから。お風呂場の脱衣場で着替えても構わないよ」
でも、これは練習と思えば…。
私は、ためらいながらも服を脱ぎ始めた。
「唯ちゃんはいつみても綺麗だね」
うぅ……やっぱり恥ずかしい…。
下着姿になった時だった、
「うっ…!?」
突然唇を奪われ、手に持っていた衣装を落としてしまった。
「ごめんね。ついしたくなってしまって…」 
顔を逸らしながら話した。
男の人でも顔が赤くなる事があるんだ…
「ふふっ」
「えっ…?」
つい笑ってしまった。
「男の人でもそう言う顔をするんだなって思って」
「ぼ、僕変な顔してました??」
私は聞かれたが、あえて何も言わずに、衣装を拾い何事もなかったかのように着た。
これ…
胸元がと背中が大きく開いていた。
「うん!僕の見立ては悪くなかった!やっぱり唯ちゃんはちょっぴりエロいのも似合うね」
そう、私が着ているウェディングドレスは、敵キャラだった女の子が主人公に出会い心変わりし、仲間になる時に着ていたものだ。
「それじゃぁ、行きますよ?」
はい……!?
南さんは、私を抱えるとベッドに乗せた。
「あの……」
私が戸惑っていると、上から覆い被さるように私に抱きついた。
「とっても綺麗ですよ。きっと、この後も…」
そっと私に口付けをした。
仕事じゃない今、私は胸が破裂しそうなくらいにバクバクしていた。
「ひゃんっ!!」
どうして良いか分からず、ドギマギしていると、ドレスのスカートをめくり下着越しに撫でられた。
「やっぱり可愛いね。じゃぁ、これはどうかな?」
「んんっ……あっ…」
下着越しに舐めてる!?
「もしかして初めて?普通は、パンツ越しなんてしないもんね」
なんか生暖かい感じがして、変なのに嫌ではなかった。
「流石にこのままって訳にもいかないし、脱ぐよ」
そう言うと、指を引っ掛けて脱がした。
「やっぱり濡れてたね。美味しそう」
美味しそうって……あんまり綺麗じゃないし…。
ペロッ…
!?
「んぁっ……まって……」
「またないよ。こんなに美味しいのを逃す訳にはいかないからね」
美味しくないし…。
グチュ……
指!?
前回も指はされた事あったけど…、やっぱり恥ずかしい!!!
「いやらしい音してるよ?もしかしてここが気持ちいい?」
クリも中も同時なんて……
ペロペロ……グチュグチュ…
「んぁっ……ぁぁっ……」
「中広がってきたよ、2本目入れるよ?」
そう言うと、2本目を入れられた。
「入っちゃったよ。すごいグチュグチュ言ってるね」
言わないでよ……
恥ずかしくなり、手で顔を隠した。
「前にもしたけど、やっぱり恥ずかしい?」
私は頷いた。
「唯ちゃん可愛いね。余計に好きになっちゃうよ」
入れていた指を出し、私の手を顔から外し、唇を重ねた。
「次に行こうか?」
次……
南さんは服を脱ぎ始めた。
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