物語が生まれる場所で

これは、行き場をなくした”もの”たちの物語。
編みかけの手袋、届かなかった手紙、果たされなかった約束の物語。
僕たち高校生ができることなんて、どうしようもないくらいにちっぽけで限りがある。僕たちのしていることにほとんど意味なんてないのかもしれない。だけど、それでも、僕たちはやらずにはいられないみたいだ。
これは、同時に、僕たち”広報部”の物語なんだ。
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