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第十話 人の心、クズ知らず。
あとがき
しおりを挟むはじめまして、木樫と申します。
このたびは「人の心、クズ知らず。」を最後まで読了いただき、誠にありがとうございました。
毎度おなじみ、長編連載にはあとがきをつけさせていただきますぞ。
そして毎度おなじみ、本当はおバカなのですが真面目でステキな作者に見えるよう、猫を被っております。
さてはて。
この作品は、実は作者が小説投稿サイトに投稿する人となってから、初めて投稿した作品でありました。
最初は別サイトで、楽しく適当に更新頻度もまちまちでやっていたのですぞ。ふへへん!
なのでストーリーが荒削りなのと、話の見せ方や、読者さんがつくかどうかとか読まれるかどうかを一切考えていない、トンデモ設定作品となりました。まっこと申し訳ねぇ。
上品なダンスホールでブレイクダンスしているようなものである。悲惨すぎる。
ゴホン。
余計な話は置いておいて、作品のお話。
咲は、たぶん最も作者の思考が混ざってしまったキャラクターでした。
木樫がイケメンとかお金持ちとかではないですぞ。悲惨な過去もないです(力こぶ)
例えば、なにごとも理屈と気分でまかり通すところ、ですな。
作品に作者が混ざったというより、クズを書くために木樫の悪い部分を濃厚にしてから、咲に足してしまったのです(咲ちゃんごめんよ、ごめんよ)
お陰様で面倒くさくて、たいへんなクズ野郎になってしまいました。
そんな咲野のことを、見捨てないでいただき本当にありがとうございまする……!(感謝)
思い入れがあるからこそ、最後まで付き合ってもらえると、とても嬉しい。ハッピー。木樫はとってもウキウキです。
そうそう。不法投棄に出てきた咲夜ちゃんについては、のちのち捨てられたとしたら咲野が拾ってたぶん育てますぞ(フワフワ)
咲野にはそういう経験もさせてあげて、そして咲夜ちゃんも救って、心の成長になればな~、と思った伏線なのだ。みんな幸せになってほしいもんな(しんみり)
それから咲野、タツキにちゃんと首輪を贈ってますぞ! 約束は守ってます。みんなとの約束は、守る。
いつどこにいてもアヤヒサを引き剥がそうとはしないし、ハルが毎秒恋してくれるよう努めるし、ショーゴとの関係は終わらせないように自発的になにかするし、キョースケに守られるために甘えています。
ふっふっふ。そして全員分(プラス見返りで自分のも)アルバムも作ったぜ(ドバンッ)
今後は他にもいろいろ、試行錯誤したり叶えたり努力したり、顔に一切出ない咲野はみんなに好かれ続けるため、貰ったものを贈り返すため、頑張るだろうな。
相変わらず、感情じゃなくて理屈で行動してしまうけれど、根っこは五人が大好きだから、ですとも。
そして最後に。
連載する前から、木樫はきっと自分しか楽しくないお話だな、とわかっていました(コソリ)
受けもな、五人もいるのに誰一人カワイイ系や美人系などではなく、基本スタンスが〝男〟なのも、性癖ゴリゴリでまさに自分しか楽しくない感じなのだよ……!(反省)(後悔はしてない)
けれど連載してみて、表紙なんかで「いいね」と思ってくれた優しい数少ない読者さんにも見限られ、ドンドン減っていく中、最後まで読んでくださったり、しおりを挟んでくださったり、コメントをくださったりするお方がいて、木樫は「木樫の性癖の同志はゼロじゃなかったぜ!?」とハレルヤな快晴!
仲間がいるって素晴らしい。
毎日更新できたのは、誰か一人でも見てくれる人がいたからです。ありがとうございました。
次回作は、中身が子犬なのにやたら顔のいい溺愛ヘタレ天然イケメン悪魔が突然プロポーズしてきて、うっかり絆されるメンクイ苦労人フリーターの現代ファンタジーものを予定しています(もちろん宣伝ですぞ)
いつの日か。連載開始。その時はまた、つぶやきにてお知らせしまする。
たまーにうっかり忘れるけれど、つぶやきもちょこちょこ書くようにしているのだ。
う、でも人クズとはテイストが違うので、同じ系統がお好きな方にはオススメできませぬ。しかし宣伝ですぞ。
というか、木樫の作品は受けが男前気味の一途ということと、攻めが愛がヘビィな執着系ということしか全作品の共通点がほぼないので、宣伝しにくい……!
だが、読んでもらえる、すなわち性癖の同志を作りたい気持ちが木樫にはあるので、ダイレクトマーケティングを失礼いたす(陳謝)
強制ではないので、普通にスルーしてほしいんだぜ。木樫は無理強いしない作者さんだぞ。読書タイムは、みんなのものだからな。
だから気が向いたら、よろしくお願いいたします。
うむ。ちょっと長過ぎた。
そろそろ締めましょう。
重ねてとなりますが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
それでは、また機会があればどこかの木樫作品にて、お会いできればまたもハッピーですぞ(サムズアップ)
お体にお気をつけて。これからもみなさんがステキな読書タイムを過ごせますよう。
木樫
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