人の心、クズ知らず。

木樫

文字の大きさ
上 下
302 / 319
第十話 人の心、クズ知らず。

あとがき

しおりを挟む


 はじめまして、木樫きがしと申します。
 このたびは「人の心、クズ知らず。」を最後まで読了いただき、誠にありがとうございました。

 毎度おなじみ、長編連載にはあとがきをつけさせていただきますぞ。
 そして毎度おなじみ、本当はおバカなのですが真面目でステキな作者に見えるよう、猫を被っております。

 さてはて。
 この作品は、実は作者が小説投稿サイトに投稿する人となってから、初めて投稿した作品でありました。

 最初は別サイトで、楽しく適当に更新頻度もまちまちでやっていたのですぞ。ふへへん!

 なのでストーリーが荒削りなのと、話の見せ方や、読者さんがつくかどうかとか読まれるかどうかを一切考えていない、トンデモ設定作品となりました。まっこと申し訳ねぇ。

 上品なダンスホールでブレイクダンスしているようなものである。悲惨すぎる。

 ゴホン。
 余計な話は置いておいて、作品のお話。

 咲は、たぶん最も作者の思考が混ざってしまったキャラクターでした。
 木樫がイケメンとかお金持ちとかではないですぞ。悲惨な過去もないです(力こぶ)

 例えば、なにごとも理屈と気分でまかり通すところ、ですな。
 作品に作者が混ざったというより、クズを書くために木樫の悪い部分を濃厚にしてから、咲に足してしまったのです(咲ちゃんごめんよ、ごめんよ)

 お陰様で面倒くさくて、たいへんなクズ野郎になってしまいました。
 そんな咲野のことを、見捨てないでいただき本当にありがとうございまする……!(感謝)

 思い入れがあるからこそ、最後まで付き合ってもらえると、とても嬉しい。ハッピー。木樫はとってもウキウキです。

 そうそう。不法投棄に出てきた咲夜ちゃんについては、のちのち捨てられたとしたら咲野が拾ってたぶん育てますぞ(フワフワ)

 咲野にはそういう経験もさせてあげて、そして咲夜ちゃんも救って、心の成長になればな~、と思った伏線なのだ。みんな幸せになってほしいもんな(しんみり)

 それから咲野、タツキにちゃんと首輪を贈ってますぞ! 約束は守ってます。みんなとの約束は、守る。

 いつどこにいてもアヤヒサを引き剥がそうとはしないし、ハルが毎秒恋してくれるよう努めるし、ショーゴとの関係は終わらせないように自発的になにかするし、キョースケに守られるために甘えています。

 ふっふっふ。そして全員分(プラス見返りで自分のも)アルバムも作ったぜ(ドバンッ)

 今後は他にもいろいろ、試行錯誤したり叶えたり努力したり、顔に一切出ない咲野はみんなに好かれ続けるため、貰ったものを贈り返すため、頑張るだろうな。

 相変わらず、感情じゃなくて理屈で行動してしまうけれど、根っこは五人が大好きだから、ですとも。

 そして最後に。

 連載する前から、木樫はきっと自分しか楽しくないお話だな、とわかっていました(コソリ)

 受けもな、五人もいるのに誰一人カワイイ系や美人系などではなく、基本スタンスが〝男〟なのも、性癖ゴリゴリでまさに自分しか楽しくない感じなのだよ……!(反省)(後悔はしてない)

 けれど連載してみて、表紙なんかで「いいね」と思ってくれた優しい数少ない読者さんにも見限られ、ドンドン減っていく中、最後まで読んでくださったり、しおりを挟んでくださったり、コメントをくださったりするお方がいて、木樫は「木樫の性癖の同志はゼロじゃなかったぜ!?」とハレルヤな快晴!

 仲間がいるって素晴らしい。
 毎日更新できたのは、誰か一人でも見てくれる人がいたからです。ありがとうございました。

 次回作は、中身が子犬なのにやたら顔のいい溺愛ヘタレ天然イケメン悪魔が突然プロポーズしてきて、うっかり絆されるメンクイ苦労人フリーターの現代ファンタジーものを予定しています(もちろん宣伝ですぞ)

 いつの日か。連載開始。その時はまた、つぶやきにてお知らせしまする。
 たまーにうっかり忘れるけれど、つぶやきもちょこちょこ書くようにしているのだ。

 う、でも人クズとはテイストが違うので、同じ系統がお好きな方にはオススメできませぬ。しかし宣伝ですぞ。

 というか、木樫の作品は受けが男前気味の一途ということと、攻めが愛がヘビィな執着系ということしか全作品の共通点がほぼないので、宣伝しにくい……!

 だが、読んでもらえる、すなわち性癖の同志を作りたい気持ちが木樫にはあるので、ダイレクトマーケティングを失礼いたす(陳謝)

 強制ではないので、普通にスルーしてほしいんだぜ。木樫は無理強いしない作者さんだぞ。読書タイムは、みんなのものだからな。
 だから気が向いたら、よろしくお願いいたします。

 うむ。ちょっと長過ぎた。
 そろそろ締めましょう。

 重ねてとなりますが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 それでは、また機会があればどこかの木樫作品にて、お会いできればまたもハッピーですぞ(サムズアップ)

 お体にお気をつけて。これからもみなさんがステキな読書タイムを過ごせますよう。

 木樫



しおりを挟む
感想 13

あなたにおすすめの小説

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜

きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員 Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。 そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。 初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。 甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。 第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。 ※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり) ※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り 初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

真・身体検査

RIKUTO
BL
とある男子高校生の身体検査。 特別に選出されたS君は保健室でどんな検査を受けるのだろうか?

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

俺は触手の巣でママをしている!〜卵をいっぱい産んじゃうよ!〜

ミクリ21
BL
触手の巣で、触手達の卵を産卵する青年の話。

処理中です...