悪役令嬢の逆襲

零嬢 椿

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証拠

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「ローズお嬢様ッ!!」

「なぁーに?アン」

「もう学校に行ってもよろしいのですか?」

「えぇ、もう何ともないわよ?」


目覚めてから1週間、私は何ともないのにお父様とお母様が心配だからと家からだして貰えず監禁状態だった。
流石にもう家に居るのは飽きたわよ!
というか、早くあのクソ・・・リリィに仕返しがしたくてして。
1週間もよく耐えた私!!
よし学園にいきますかっ!!いざ出陣




ザワザワ 

ヒソヒソッ

(なんでこんなに見られてるんだろ?)


ドドドッ

ん?

凄い勢いでなんか来る……


「よかったぁローズッ!!生きてたのね!」

(いや、勝手に殺すな……)


「えぇ、なんとか良くなったわ」


この凄い勢いで走ってきたのは私の友人エリーナ、見た目は栗色のくせっ毛が特徴の髪に、緑の目。
見た目だけは大人しそうでフワフワしていて可愛らしい少女。

まぁ性格は確かにフワフワしてても大人しくはないかなぁ笑笑
でも、見かけによらずズバズバ物事を言う性格で私は彼女は好き。

「そんなに急いでどうしたの?」

「あっ!それが聞いてよローズ!!あのブス女とバカ皇子がさぁ、ローズが居ないのをいい事に2人で生徒会室に入り浸ってたんだって!」

(うん、お口が悪いこと。)


(でも、なんだって?ww
生徒会室には会長のアレンならまだしもリリィは入れないはずよ?
しかも2人っきりなんて……何ヤッテたのかしらねぇ。バレないとでもおもったのかしら?
なんにしたって私の事バカにしすぎよね)


「あらあらまぁまぁwwそれはそれは楽しそうなイベントがあったことですね!」


「ひぃ!怖い怖い!!あーあローズを怒らせちゃったw
でも私しーらないっ笑笑」

(何がしーらないっよ!可愛いから許すけど)



まぁ何にせよこれはいい機会ね、私と皇子の婚約は王が定めたもの。
いくら皇子とはいえ、勝手にそれを脅かすような事はしてはならない。
これはチャンスよ!
少しでも浮気の証拠は多い方がいいんだから



そして、言ってなかったけど私は生徒会副会長、もちろん生徒会室の出入りが許されているし鍵も持っている。


今日は放課後、私が休んでて出来なかった資料まとめをアレンとする予定だったけど……



よし・・やるか


「これで授業を終わる」


「ローズお昼どーするー?」

「エリーナごめんね、私いまから生徒会室に行かないといけないの」

「え?生徒会室?ローズなにするきぃ?w」

「ふふっそれはナイショ♡」

(うわぁ女の復習ほど怖いものはないぃ!)

などと叫んでるエリーナは置いといて、
私はあるものを生徒会室に取り付けに行っている

それは何かって?

そんなの決まってるじゃない!
【盗撮カメラ】よ

なーに?

異世界にそんなものがあるかって?

もちろんないわ!

じゃあ、なんで持ってるか?

それは……私が目覚めた次の日のこと



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈回想┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「暇だなぁ……暇だ……」

転生して数日は過保護な親のせいで監禁状態だった。
前世ではスマホゲームとかあったから良かったもののここにはそんな娯楽物があるとは思えない。


まぁでも、こっちの世界にきたんだから魔法とか使えるよね?

暇だし、試してみよ!
って言ってもある程度の魔法は元のローズの記憶があるから出来るけど、追加特典あってもいいよね?

「ステータス」

おぉ!でたでた!
まぁやっぱり変わりないよね……
んん?
これなに?

【創造】【魅了】【神に愛されし者】

【大聖女】【色欲の神からの寵愛】

なんか増えてる……めっちゃ増えてるよ。

何に使えるの?創造と魅力は分からなくもないけど……

神に愛されし者?なんかしたっけ私。

大聖女?聖女より上ってこと?つまり、リリィより……これは使える!
でもバラすにはまだ早いわね。

そして、色欲の神からの寵愛って……前世の職業ぜったい関係あるよね笑笑



さて、回想から戻りましてと


その創造で監視カメラを作ったの!

「さてと、カメラを設置しますか!」



ガチャ


スキル発動

【色欲の神からの寵愛】

なにかが頭に入ってくる


ふわっ

んっ……なにこの匂い!


まるで汗と……愛液のまざった……


目の前には、まるで妖精の如くキラキラと輝いたプラチナブロンドの髪と透き通った青い瞳に精巧な造りの顔。間違いなくアレンだ。
その上には、ピンクのゆるふわロングヘアーの可憐な少女が乗っている。あれも間違いなくリリィだ。


一瞬驚いたものの半透明なのに気づきこれが幻覚なのだと気づく。

あぁ色欲の神からの寵愛はそーゆうことも出来るのね、
これは多分、私が休んでいた時の生徒会室の風景だろう。

目の前には、黒いソファーに座っているアレンにまたがるようにしてリリィが座っている。
それだけでは無いんだけどね。
もちろん繋がっている。

グチュッ  グチッ  

(あっ ♥アレ ッン )

(リリィ もっと可愛い声を聞かせてくれ)

(イヤっ ンッ♥)


リリィの股からはもうどちらのものかも分からない愛液がいやらしい音を出しながら垂れている。

ソファーや床にはすでに2人の液で水溜まりができ、どれほどの時間繋がっているかは考えるまでもない。

(ねェえ アレン 私とあの女どっちが好き?)

(もちろんリリィに決まってるだろ!)

(イヤンっアレン 大好き♥)


それからも2人の映像は流れ続けた。


そして、今日もしヤルとしたらソファーあたね。
映像のお陰でどんなふうにやってるか確認できたから良しとするか



私はソファーが見えるようにしてカメラをセットし、その部屋を去った。
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