5 / 128
5 (スクイズ視点)
しおりを挟む
あの日僕は妹アムルに大変な事をしてしまった。
アムルは僕が7歳アムルが2歳の時に家に来て僕の妹になった。
アムルの本当の家族は、お父様、お母様、アムルの6歳上の兄がいたみたいだ、
みたいだと言うのはもういないから。
僕の父様とアムルのお父様はこの国の学園で出会い親友と呼べるほどにとても仲が良かったと聞いた。
アムルの家族は仲も良くて6歳上のアムルの兄は本当にアムルを大切にしていたみたいだ、
何処に行くにもアムルを連れて行き仲の良い兄弟だったと聞いた。
そして突然家族を失ったアムルはかつてから仲の良かった僕の父様を頼って、
メイドのメリーと、今は庭師のメリーの旦那ジョーンと僕の家を訪れた。
初めてアムルに会った時は凄く驚いた、だって凄く可愛いんだ!
髪は銀髪で目はクリっとして金色で、なんだこの子?天使?と思ったほどだった、
だから僕も直ぐに好きになったんだ、可愛い妹が出来たーって嬉しかった。
でも暫くしてアムルが父様と母様に対して違和感を感じているって分かった、
本当のお父様?お母様?じゃないって感じている事、
父様と母様はアムルがまだ幼い時に我が家に来たから判らないだろうと思っているけど、アムルには違和感が出て来ているみたいだった。
凄く大切に本当の娘の用にしているけど、
時々父様と母様が困っていると思うとアムルに対して胸の辺りがモヤモヤした、
僕の事も本当のアムルのお兄様では無いって、少し違和感を感じているのが分かるし、
こんなに僕が好きなのにどうして?っと思い段々と意地悪が多くなっていってしまったんだ。
だから初めの頃よりは少し距離を取ってしまった。
僕からは会いに行かなかったりもしたけど、相変わらずアムルは僕を探して僕を見つけると後を付いて来る、
わざと隠れて見たり、わざと走って置いて行って見たり、わざとアムルを1人にさせてみたり意地悪をしているのに。
そんなモヤモヤの気持ちが積み重なってしまった時、
今日はメリーがアムルの側にいるしメイドのアリアもいるから僕が少し位意地悪しても大丈夫だと思ってしまったんだ。
そんな油断があった時に僕のせいでアムルが池に落ちた。
あの日もアムルは僕の後を付いて来ていた。
「にぃ~ちゃ?どきょいきゅにょ?まっちぇ」
「アムルは遅いから家で遊んでいな、僕は池に行くんだよ」
「にぃ~ちゃといきゅにょ、あみゅりゅもいきゅ」
「しょうがないな、付いて来れなかったら家に帰るんだよ」
「うん」
返事を聞いて僕はわざと走って池に行った、
アムルもこれだけ早くては付いて来れないし、諦めて家に帰るだろうと思ったからだ。
でもアムルは諦めないで池まで来た。
「にぃ~ちゃ?どきょ~?」
僕は丁度池の真ん中まで点々と続く石を渡っていた、アムルにはこの石は渡れ無いので、
諦めて池の端で待ってると思ったんだけど、
僕を見つけたアムルは嬉しそうに石を渡って来たんだっ!
アムルは僕が7歳アムルが2歳の時に家に来て僕の妹になった。
アムルの本当の家族は、お父様、お母様、アムルの6歳上の兄がいたみたいだ、
みたいだと言うのはもういないから。
僕の父様とアムルのお父様はこの国の学園で出会い親友と呼べるほどにとても仲が良かったと聞いた。
アムルの家族は仲も良くて6歳上のアムルの兄は本当にアムルを大切にしていたみたいだ、
何処に行くにもアムルを連れて行き仲の良い兄弟だったと聞いた。
そして突然家族を失ったアムルはかつてから仲の良かった僕の父様を頼って、
メイドのメリーと、今は庭師のメリーの旦那ジョーンと僕の家を訪れた。
初めてアムルに会った時は凄く驚いた、だって凄く可愛いんだ!
髪は銀髪で目はクリっとして金色で、なんだこの子?天使?と思ったほどだった、
だから僕も直ぐに好きになったんだ、可愛い妹が出来たーって嬉しかった。
でも暫くしてアムルが父様と母様に対して違和感を感じているって分かった、
本当のお父様?お母様?じゃないって感じている事、
父様と母様はアムルがまだ幼い時に我が家に来たから判らないだろうと思っているけど、アムルには違和感が出て来ているみたいだった。
凄く大切に本当の娘の用にしているけど、
時々父様と母様が困っていると思うとアムルに対して胸の辺りがモヤモヤした、
僕の事も本当のアムルのお兄様では無いって、少し違和感を感じているのが分かるし、
こんなに僕が好きなのにどうして?っと思い段々と意地悪が多くなっていってしまったんだ。
だから初めの頃よりは少し距離を取ってしまった。
僕からは会いに行かなかったりもしたけど、相変わらずアムルは僕を探して僕を見つけると後を付いて来る、
わざと隠れて見たり、わざと走って置いて行って見たり、わざとアムルを1人にさせてみたり意地悪をしているのに。
そんなモヤモヤの気持ちが積み重なってしまった時、
今日はメリーがアムルの側にいるしメイドのアリアもいるから僕が少し位意地悪しても大丈夫だと思ってしまったんだ。
そんな油断があった時に僕のせいでアムルが池に落ちた。
あの日もアムルは僕の後を付いて来ていた。
「にぃ~ちゃ?どきょいきゅにょ?まっちぇ」
「アムルは遅いから家で遊んでいな、僕は池に行くんだよ」
「にぃ~ちゃといきゅにょ、あみゅりゅもいきゅ」
「しょうがないな、付いて来れなかったら家に帰るんだよ」
「うん」
返事を聞いて僕はわざと走って池に行った、
アムルもこれだけ早くては付いて来れないし、諦めて家に帰るだろうと思ったからだ。
でもアムルは諦めないで池まで来た。
「にぃ~ちゃ?どきょ~?」
僕は丁度池の真ん中まで点々と続く石を渡っていた、アムルにはこの石は渡れ無いので、
諦めて池の端で待ってると思ったんだけど、
僕を見つけたアムルは嬉しそうに石を渡って来たんだっ!
0
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
ドラゴン王の妃~異世界に王妃として召喚されてしまいました~
夢呼
ファンタジー
異世界へ「王妃」として召喚されてしまった一般OLのさくら。
自分の過去はすべて奪われ、この異世界で王妃として生きることを余儀なくされてしまったが、肝心な国王陛下はまさかの長期不在?!
「私の旦那様って一体どんな人なの??いつ会えるの??」
いつまで経っても帰ってくることのない陛下を待ちながらも、何もすることがなく、一人宮殿内をフラフラして過ごす日々。
ある日、敷地内にひっそりと住んでいるドラゴンと出会う・・・。
怖がりで泣き虫なくせに妙に気の強いヒロインの物語です。
この作品は他サイトにも掲載したものをアルファポリス用に修正を加えたものです。
ご都合主義のゆるい世界観です。そこは何卒×2、大目に見てやってくださいませ。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
婚約破棄ですか???実家からちょうど帰ってこいと言われたので好都合です!!!これからは復讐をします!!!~どこにでもある普通の令嬢物語~
tartan321
恋愛
婚約破棄とはなかなか考えたものでございますね。しかしながら、私はもう帰って来いと言われてしまいました。ですから、帰ることにします。これで、あなた様の口うるさい両親や、その他の家族の皆様とも顔を合わせることがないのですね。ラッキーです!!!
壮大なストーリーで奏でる、感動的なファンタジーアドベンチャーです!!!!!最後の涙の理由とは???
一度完結といたしました。続編は引き続き書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる