超ショートストーリー または、随筆など

ネットで小説を書く場合

　わたくし、気がつきました。
　ネットで小説を書く場合、ユメイロノオオクジラの書き方ではダメだと……。
　コンテストで最終審査まで残ったとしても、ネット上ではその他、大勢に埋もれてしまう問題がありますが……。
　当たり前だのクラッカーです。
　ユメイロノオオクジラのネットでは圧倒的に不利な要素があります。
　それは……最初の方が面白くない……ということです。
　ユメイロノオオクジラの構成は、だいたい50000文字程度で一度、盛り上がる面白い話になります。それから、80000文字でさらに盛り上がります。そして、最後に90000文字あたりで、まとめとなります。

　どうも、この構成ではコンテスト受けは、良くてもネット上での発表は、圧倒的に埋もれるようです。

　50000文字より、前は、徹底的に伏線を張りまくっている状況なのですが、コンテストでは読んでくれても、ネット上では読んでもらえません。

　後々、感動するための前ふりなんですが、そもそも、その後々を読みません……誰も。
　ってなわけで、最初から、面白くしないといけないようです。

　ただ、ここで問題が
　最初から少ない文字数で感動させると、まず、文字数が少ないからこそ、ほんのちょっとしか感動できないよ……という問題と、本、一冊になった時、本来なら最後の方で大きな感動があるわけですが、
　最初の方で、小感動をさせると、後々の感動も小感動になっちゃうよ！　……問題だわー。

　次にネット小説を書く場合は、最初から感動するように書くつもりですが、

　その場合は、全部、読みきった後に大きな感動ができるか疑問です。
　小感動を最初にさせると、ユメイロノオオクジラほどの盛り上がりにはならない気がします。

　……やっぱり、私はネット上で発表よりもコンテストに応募した方が成績がいいかも？