7 / 8
マキシミリアン視点
しおりを挟む
(マキシミリアン視点)
口元のセクシーホクロが色っぽく印象的な頭脳明晰で温厚なリチャード。
初めて会った時、自分と同じような研究者資質を持つ彼に好感を抱いた。
時折見せる寂しい笑顔を見るにつれ、ますます彼のことが気になっていった。
真面目なリチャードや、穏やかなリチャードのいろんな一面を知るにつれ、もっと彼を知りたいと思うようになっていった。
最近よく纏わりついてくる騒がしい女性にうんざりしていたので、穏やかな彼に余計に惹かれていったのかもしれない。
突然、リチャードから潤んだ瞳を向けられ手を握られた。
胸がドキドキと高鳴り魔力が少し溢れ出るような感覚がしたと思ったら、いきなり植物が巨大化した。
蔓に吊り下げられ淫らな格好のリチャード。
彼を助けなければと、早る気持ちを抑え、ギルバートの元へ行った。
ギルバートの炎の剣なら助けられる。
「リチャードが魔木ギヴォンに襲われた。貴方の剣が必要です」
ギルバートとレオポルドを引き連れて温室へと向かう。
執拗に女性の愛液を好む卑猥な触手。
そんな触手を自由に操る魔木ギヴォンは危険地帯という魔の森の奥に生息しており滅多にお目にかかることはない。
まさか、魔木ギヴォンが学園に存在するとは…
リチャードは大丈夫なのか?
リチャードは男性だから大丈夫なはず…
「大丈夫だ、マキシミリアン。魔木ギヴォンは女性を好むから男性のリチャードに害はないはずだ」
安心させるようにレオポルドが声をかける。
それでも、別れた時、局所を露わにし吊るされた卑猥な姿が頭に浮かび、不安が過ぎる。
大丈夫なはずだ。
と、自分に暗示しながら温室のドアを開けると想像を絶する光景が飛び込んできた。
「んっ…あぁんっ…やっ…あん…」
両脚を蔓に縛られ、触手により口や乳首、蕾を侵され、目が蕩け激しく痙攣をしながら嬌声をあげるリチャード。
想像だにしない状況に、マキシミリアンもギルバートもレオポルドも声を上げることができず固まっていた。
「おいっ」
いち早く意識を取り戻したレオポルドの声で覚醒し、マキシミリアンが魔法で触手の動きを抑える。
ギルバートが触手を剣で斬り払い、レオポルドがリチャードを受け止める。
リチャードが無事確保されたことを確認し、ギルバートは剣に炎を乗せ魔木ギヴォンを斬り倒した。
口元のセクシーホクロが色っぽく印象的な頭脳明晰で温厚なリチャード。
初めて会った時、自分と同じような研究者資質を持つ彼に好感を抱いた。
時折見せる寂しい笑顔を見るにつれ、ますます彼のことが気になっていった。
真面目なリチャードや、穏やかなリチャードのいろんな一面を知るにつれ、もっと彼を知りたいと思うようになっていった。
最近よく纏わりついてくる騒がしい女性にうんざりしていたので、穏やかな彼に余計に惹かれていったのかもしれない。
突然、リチャードから潤んだ瞳を向けられ手を握られた。
胸がドキドキと高鳴り魔力が少し溢れ出るような感覚がしたと思ったら、いきなり植物が巨大化した。
蔓に吊り下げられ淫らな格好のリチャード。
彼を助けなければと、早る気持ちを抑え、ギルバートの元へ行った。
ギルバートの炎の剣なら助けられる。
「リチャードが魔木ギヴォンに襲われた。貴方の剣が必要です」
ギルバートとレオポルドを引き連れて温室へと向かう。
執拗に女性の愛液を好む卑猥な触手。
そんな触手を自由に操る魔木ギヴォンは危険地帯という魔の森の奥に生息しており滅多にお目にかかることはない。
まさか、魔木ギヴォンが学園に存在するとは…
リチャードは大丈夫なのか?
リチャードは男性だから大丈夫なはず…
「大丈夫だ、マキシミリアン。魔木ギヴォンは女性を好むから男性のリチャードに害はないはずだ」
安心させるようにレオポルドが声をかける。
それでも、別れた時、局所を露わにし吊るされた卑猥な姿が頭に浮かび、不安が過ぎる。
大丈夫なはずだ。
と、自分に暗示しながら温室のドアを開けると想像を絶する光景が飛び込んできた。
「んっ…あぁんっ…やっ…あん…」
両脚を蔓に縛られ、触手により口や乳首、蕾を侵され、目が蕩け激しく痙攣をしながら嬌声をあげるリチャード。
想像だにしない状況に、マキシミリアンもギルバートもレオポルドも声を上げることができず固まっていた。
「おいっ」
いち早く意識を取り戻したレオポルドの声で覚醒し、マキシミリアンが魔法で触手の動きを抑える。
ギルバートが触手を剣で斬り払い、レオポルドがリチャードを受け止める。
リチャードが無事確保されたことを確認し、ギルバートは剣に炎を乗せ魔木ギヴォンを斬り倒した。
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
推しに転生した不幸な俺の願望
西楓
BL
気がついたら推しの姿になっていた。破滅への道しかない極悪非道な悪役令嬢の兄。
そんな中、妹の悪役令嬢が婚約者の王子に睡眠薬を盛り既成事実を作ろうとする。兄は最悪の事態を回避することができるのか?気持ちコメディのつもりです。
後半睡姦のばっちりRシーンがありますのでご注意ください。ガチムチの襲い受け(中身は平凡男子高校生)です。
Rシーンには※をつけています。
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
悪役令息アナ゠ルゥに転生したので、婚約者を奴隷にします
三谷玲
BL
ドスケベBLゲーム『たまたま』という男がたまごを産む世界の悪役令息アナ゠ルゥ(もちろん産める男だ!)に転生した俺。主人公ひいては国を害したと断罪されたあげく没落男娼白目アヘ顔ボテ腹エンドを回避すべく、婚約者であるサンラーン王国王太子ペニ゠スゥを襲うことにした。なんでって?食べ放題の生チンがそこにあるから!ただ襲うだけのはずが、ペニ゠スゥが足コキに反応したことで、俺の中でなにかが目覚める…っ!
前世アナニー狂いの性欲旺盛主人公が転生した世界で婚約者の王太子を奴隷にして、なぜか世界が救われる話。
たまごが産める男と産めない男しかいない世界です。
このBLゲームは難易度ハードの糞ゲーです。
ムーンライトノベルズ他でも公開しています。
【完結】引きこもり陰キャの僕が美形に転生したら
抹茶らて
BL
僕、田中幸助は引きこもりで陰キャのどこにでもいる、しがない高校生。だったはずなのに…
長い眠りから覚めたと思ったら、美形家族に囲まれていた!?
エレクサリア公爵家の三男ディディ=エレクサリアとオシャレな名前になっていて…美形ショタにあやされるとか、これなんてプレイ?
ずっと一人だった僕に愛情を注いでくれる家族と、迫って来る多方面のイケメン達。
愛されて慣れていない僕はタジタジで………
*R18は保険です(まだ書き上げていないので…)
*ノリと勢いで書いています
*予告なくエロを入れてしまうことがあります
*地雷を踏んでしまったらごめんなさい…
*ストックが無くなってしまったら毎日投稿できないかもしれないです
*愛され慣れていない主人公の行く末を温かく見守ってあげてください
おっさん受けの異世界にようこそ
月歌(ツキウタ)
BL
おっさん受けの異世界に来てしまった。攻めは美しい男達ばかり。だが、彼らは、おっさんにしか勃起しない体らしい。しかも、おっさんは妊娠するらしい。 元の世界に帰りたい。
隣国王子に快楽堕ちさせれた悪役令息はこの俺です
栄円ろく
BL
日本人として生を受けたが、とある事故で某乙女ゲームの悪役令息に転生した俺は、全く身に覚えのない罪で、この国の王子であるルイズ様に学園追放を言い渡された。
原作通りなら俺はこの後辺境の地で幽閉されるのだが、なぜかそこに親交留学していた隣国の王子、リアが現れて!?
イケメン王子から与えられる溺愛と快楽に今日も俺は抗えない。
※後編がエロです
【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。
mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】
別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる