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兄上とヒースと僕 ※

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「私の方からもユランに謝らなければいけないことがあってね。ユランにはこの行為は訓練といってたが…実は違うんだよ」

僕をベッドに腰掛けさせると、兄も横に座った。側に立つヒースは神妙な顔つきをしている。

「えっ、違うんですか?優しくなれないんですか?」

騙されたと言う怒りよりも、驚愕の方が上回る。

「まったくの嘘ではないんだが…
男性がペニスを女性の中に挿入して繋がる愛の営みを通して、男女は愛を確かめ合うのだが…
女性の意に反して強引にペニスを挿入することが、ユランのいう女性を襲う…強姦という恥ずべき行為に当たるんだよ」

2人との訓練により後ろでしかイケなくなった僕は、女性では満足できない身体になっているらしい。

そもそもペニスが完全に勃起しない僕は、女性に挿入することが出来ないので、仮に媚薬を飲まされても無理に女性を手込めにすることはないのではないだろうと。

これから愛する女性が仮に現れたとしても、愛の営みをできないというのは悲しい気もする。それでも強姦する可能性がゼロに近くなったというのは喜ばしい。

それに今の僕には大好きな2人がいるので、他の女性が入り込む隙間はないと思う。

騙してごめんねと兄は言うが、結果的に目的を達成できているのなら問題ない。
ううん、と首を横に振って兄に抱きついた。

「僕は兄上とヒースと繋がっていたいので、女性と営みが出来なくても平気です」

「…つっ…つな…
…繋がるって…ユランのココにペニスを入れても良いのかい?」

(繋がるって、セックスってことでよいんだよな…)


こくりと頷くと兄の喉が鳴る音が聞こえた。
ほぼ同時にベッドに転がされ、兄が覆い被さってきた。







「私から先に挿れるけどそれでよいかな?
なるべくユランに負担のないようにするから、辛かったらすぐに言うんだよ」

耳元で兄が囁くが、兄の吐息が耳に入って擽ったい。耳元、額、頬、口へと唇を落としてくると、ゆっくりと舌をねじ込んできた。


「…あっ…んっ…っ…」

「ユラン…ああ…」

グチュグチュとした音が部屋に響き渡る。快感で頭の中が真っ白になっていく。

いつの間にか背後に位置どったヒースが、後ろから手を回し僕の乳首を執拗に弄ってくる。


「…やっ…あっ…あっ…あっ…イクッ…」

口の中と、乳首への刺激で、ビクンと痙攣するとペニスから透明の液体が流れた。

両手で僕を足をぐいと開くと、兄は股間に顔を寄せてきて、お尻の穴を舌で丁寧に舐めてほぐしていく。


「…あっ…んっ…」


「ユラン…感じてるんだね…かわいい…」

ぺちゃぺちゃと舐めながら、舌を奥へ差し込む。

「ああ…ユラン様…素敵です…」

ヒースが僕の頸に唇を当てながら、乳首をぐりぐりと爪で弄る。

指で丁寧に解された孔に、兄のペニスがゆっくりと添えられる。ぬるっとした重量感のあるペニスが、油の滑りを利用してゆっくりと侵入してくる。

「…ひっ…いっ…」

「ゆっくりと息をしてごらん」

僕を宥めながら、ペニスをみちみちと腸壁を掻き分けて奥へと突き刺していく。

乳首や首筋の気持ち良い刺激と痛みがごちゃ混ぜになる。

「全部入ったよ。よく頑張ったね、ユラン…」

膨張したペニスが僕のお尻と繋がっている。痛みを感じるがどこかむず痒い。全神経が僕の中のペニスに向かい鳥肌がたってくる。

「…あっ…んっ…やっ…うれし…あにうえ…もっ…もっと…」

「…ユラン…うごかすね…」

僕の様子を見て兄上がゆっくりとペニスを前後させる。だんだん激しくなる動きに、僕の声はとまらなくなった。

「…あっ…あっ…あっ…きもちいい…そこだめ…あっ…でるっ…」

「…っ…ユラン…いいよっ…私も……イキなさいっ」

ペニスがツボー前立腺を掠めると、僕は痙攣し股間から潮を吹き、兄は奥へ白濁を放った。



「ユラン様…いいですか?」

いつの間にか、兄とかわったヒースが僕の孔にペニスを当てる。今にも爆発しそうに血管が浮き出ていて、顔は真っ赤になりとても苦しそうだ。

「んっ…いれてっ…」

兄の放った液の滑りを利用して、ペニスを挿入してくる。

「…あぁ…夢のようです…ユランさま…」

何度も何度も僕の奥を刺激していく。乳首への刺激と、腸壁が擦り上げられる感覚で一際大きな嬌声が漏れ出す。

「んっ…あっ…んっ……いいっ…イクッ…出ちゃう…」

「はっ…ふっ…ユラン様…一緒にっ!…」

勢いよく奥へと打ち付けられ、僕の中で温かい液体が流れるのを感じながら、プツンと意識が途絶えた。

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