105 / 498
第二章「性愛の山」
28
しおりを挟む
「ほら、今度は前や」
おみよは、前を向かせようとした。
が、さっきのことがあったので、恥ずかしくて躊躇った。
「早うし! 婆に怒られる」
慌てて前を向いた、両手で股間を隠して………………
「あんた、ほんま女みたいな顔してるな、体も細いし。ええな……、うちはこんなやからな」
おみよは、体を洗いながら言った。
権太は、おみよの顔をまじまじと見た。
権太よりも年上で、姉に近いかもしれない。
ただ、姉と比べると………………、何というか、全体的に浅黒く、目元が窪んで、鼻先が少し上がっていて、唇の薄っぺらい、聊か見劣りするような娘だった。
額には、汗が浮かんでいる。
冬のほのかに温かい日差しに照らされて、浅黒い肌にきらきらと輝く汗の玉を見ていると、不思議とまたあそこが熱くなった。
おみよと目が合うと、恥ずかしくて目を逸らした。
おみよはにやりと笑い、
「手、邪魔、どけて!」
と、権太の両手を剥がそうとした。
いやいやと抵抗したが、最後は無理やり剥がされた。
権太のものは、大きく、硬くなっていた。
おみよは驚き、目を瞬かせたが、すぐにくすりと笑み、
「お姉さんのゆうとおりや、一丁前に大きくして。ここは優しくせんとな」
と、両手で包み込むようにして、撫でるように洗ってくれた。
意識はしていない。
これ以上大きくならないようにと、必死で抑えようとする。
が、おみよの手の温もりと、柔らかさに、熱くなり、ますます大きくなっていく。
正直、恥ずかしい。
でも、自分でするよりも気持ちが良いし、どうにもならない。
ときどき腰を震わせ、眉を寄せ、口元からくぐもった声が出てしまう。
おみよも、権太の様子に気が付いたようだ。
「まだ餓鬼のくせに、気持ちええんやね」
大きくなったものを弄りながら、権太を見上げる。
「うちも、もう少ししたら、お姉さんらのように客を取らなあかんねん。せやから、あんたで試しや」
おみよは、「気持ちええか?」と訊ねながら、権太のものを洗い続けた。
権太は、素直に頷く。
姉と十兵衛の行為を覗き見していたとき、己の大きくなるものに驚きながらも、それを弄り続けると気持ち良く、いけないことなのだろうとは分かっていたが、止められなかった。
おみよのそれは、更に気持ち良い。
「なんか口でしてやると、お客がもっと喜ぶとか、お姉さんたちゆうてたわ」
そう呟くと、おみねは権太のものにしゃぶりついた。
あっと声をあげた。
何をするわけでもない、おみよはただ権太のものを口に含んで、じっとしているだけだが、酷く興奮した。
そして、腰の辺りがそわそわしたかと思うと、何かがはち切れ、出そうだった。
結局、何も起きなかったのだが、権太は立っていられなくなり、その場に崩れ落ちそうになった。
おみよが、慌てて抱き寄せる。
「平気か? 大丈夫か?」
権太は頷く。
「気持ち良かったか?」
これも、素直に頷いた。
「そうか……、案外簡単やな………………、婆には内緒やで」
耳元を擽るおみよの熱い息に、また大きくなりそうだった。
おみよは、前を向かせようとした。
が、さっきのことがあったので、恥ずかしくて躊躇った。
「早うし! 婆に怒られる」
慌てて前を向いた、両手で股間を隠して………………
「あんた、ほんま女みたいな顔してるな、体も細いし。ええな……、うちはこんなやからな」
おみよは、体を洗いながら言った。
権太は、おみよの顔をまじまじと見た。
権太よりも年上で、姉に近いかもしれない。
ただ、姉と比べると………………、何というか、全体的に浅黒く、目元が窪んで、鼻先が少し上がっていて、唇の薄っぺらい、聊か見劣りするような娘だった。
額には、汗が浮かんでいる。
冬のほのかに温かい日差しに照らされて、浅黒い肌にきらきらと輝く汗の玉を見ていると、不思議とまたあそこが熱くなった。
おみよと目が合うと、恥ずかしくて目を逸らした。
おみよはにやりと笑い、
「手、邪魔、どけて!」
と、権太の両手を剥がそうとした。
いやいやと抵抗したが、最後は無理やり剥がされた。
権太のものは、大きく、硬くなっていた。
おみよは驚き、目を瞬かせたが、すぐにくすりと笑み、
「お姉さんのゆうとおりや、一丁前に大きくして。ここは優しくせんとな」
と、両手で包み込むようにして、撫でるように洗ってくれた。
意識はしていない。
これ以上大きくならないようにと、必死で抑えようとする。
が、おみよの手の温もりと、柔らかさに、熱くなり、ますます大きくなっていく。
正直、恥ずかしい。
でも、自分でするよりも気持ちが良いし、どうにもならない。
ときどき腰を震わせ、眉を寄せ、口元からくぐもった声が出てしまう。
おみよも、権太の様子に気が付いたようだ。
「まだ餓鬼のくせに、気持ちええんやね」
大きくなったものを弄りながら、権太を見上げる。
「うちも、もう少ししたら、お姉さんらのように客を取らなあかんねん。せやから、あんたで試しや」
おみよは、「気持ちええか?」と訊ねながら、権太のものを洗い続けた。
権太は、素直に頷く。
姉と十兵衛の行為を覗き見していたとき、己の大きくなるものに驚きながらも、それを弄り続けると気持ち良く、いけないことなのだろうとは分かっていたが、止められなかった。
おみよのそれは、更に気持ち良い。
「なんか口でしてやると、お客がもっと喜ぶとか、お姉さんたちゆうてたわ」
そう呟くと、おみねは権太のものにしゃぶりついた。
あっと声をあげた。
何をするわけでもない、おみよはただ権太のものを口に含んで、じっとしているだけだが、酷く興奮した。
そして、腰の辺りがそわそわしたかと思うと、何かがはち切れ、出そうだった。
結局、何も起きなかったのだが、権太は立っていられなくなり、その場に崩れ落ちそうになった。
おみよが、慌てて抱き寄せる。
「平気か? 大丈夫か?」
権太は頷く。
「気持ち良かったか?」
これも、素直に頷いた。
「そうか……、案外簡単やな………………、婆には内緒やで」
耳元を擽るおみよの熱い息に、また大きくなりそうだった。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる