先輩と苦手な訓練②(完結)

まこ

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④(×渚)

02

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「…っぐぅ、…ぁッ、はっ……ァァァァ……」

激しく拘束台が揺れる中、俺は声を我慢する事が出来なかった。何故なら早々に攻めに使われたのは尿道用の玩具。

目の前がチカチカする中、その玩具は容赦なく上下した。最初は必死に歯を食い縛って耐えていたが、すぐに無意味に終わった。

奥まで挿入された尿道の玩具は、持ち手部分だけが先端から出ており、柚木先輩がたまに悪戯にトントンと指でノックするように触る。

「はぁぁぁっっ!!…っ----ぐ……ぅぅ…」

「随分苦しそうな声だね。そんなに辛いなら、抜いてあげようか?…でも、その前に君の組織の名前と目的を教えてもらおうか」

グリグリと奥を刺激されると、目の前の光の明るさが増した。口からはかなり辛い声だけが放たれ、いつもみたいな言葉は出ない。

「ほら…奥、気持ち良いでしょ?こっちからも触ってあげようか」

尻に入った玩具も動き出すと、やけに一箇所だけあり得ないくらいの快感を生み出してきて。それが辛くて腰を浮かせて必死に快感を逃そうとした。

「中々手強いね」

ビンッと激しく足首が伸び、体が何度ものけ反るも解放される気配はない。俺が一番苦手な攻めをしてくるあたり、さっき由麗くん達から報告を受けたんだろう。

(やっべ……俺マジでこれきっつい……)

「余裕ない顔、可愛いよ」

小さなローターを手に持った柚木先輩が、尿道に刺さった玩具の持ち手部分に当てると、ブルブルと連動して中に振動が与えられた。

「ひッッ……あ"っ、あああああああっ"、ッ!!」

激しい自分の絶叫と、飛び跳ねる体。目を見開いて暴れると、七彩が動き出した。

「はいはい、じゃあ組織の情報言おうか。言わないと…これを投入します」

「ぁぁぁあぁあ、ぁ…あっ、…や………ッ」

フルフルと力無く首を振って黙秘すると、無理矢理顎を固定されて薬が投入された。

喉を通る薬。それだけで勝手に体が反応し始めた。

ガタガタと激しく拘束台が揺れるも、どの刺激も回避出来なくて、自然に溢れ出た涙が大量に顔を濡らした。

「言う気になった?」

こちょこちょと腋に擽りを与えられると、ガクンと腰が飛び跳ねて悶えた。

「あーーーーーッッ!!」

「あはは、効果ありそう。擽ったいね、ビクビクしてる~」

「やめっ…れぇぇぇぇぇえっ、ひァああああっ、」

「やめるわけないじゃーん。君が何の情報も吐かないんだから」

二人からの執拗な責めに次第に追い詰められていく。

(まじか……千隼、メンタル弱ってる時にこれを受けたのか…キッッツイな……)

精神状態が安定している俺でも、この刺激はキツすぎる。特に柚木先輩のローターがめちゃくちゃきつい。

「やぁぁぁぁぁっ……おねがっ、ぬいれっ…ぬ、れぇぇぇっそれだけで、もっやめぇぇ…ッ、ぃあああああ」

「これ?」

「ィアあああ"ああああああっっ!!」

ローターの強度が上がり、それを当てられると中まで激しい振動が伝わった。

強制的に湧き上がる射精感があるも、出す事も出来ずにどんどんと蓄積される熱。

「…ここ、壊れるかもしれないから早く情報言いなよ」

持ち手を掴んで上下されると、我慢し切れずに激しく体が飛び跳ねた。

「~~……ッッ!!…---~っっ、…ァ……」

「ほら、早く」

上下しながら、優しく竿を持たれて外側からも刺激が加わると、もう何も考えられなくなった。

(あ……無理だ、コレ)

そう思った瞬間、目の前が真っ白になった。

体から力が抜けて瞼が閉じようとした時、パチッと頬から乾いた音。

「寝ちゃダメだろ?」

頬を叩かれて強制的に意識が戻ると、再び下半身から強烈な快感。

「ぁっ…い、ぁぁぁぁ………ゆる、ぃ…っぇ、ゆるっ、…ひぁぁ……」

必死に許してと叫んでも、上手く言葉にならない。

ガクガクと体を痙攣させながら涙すると、スッと尿道から快感が消えた。

玩具が引き抜かれた直後に、先端からは大量の白濁液が溢れ出た。

絶頂したという意識はないが、止まらない汁にクタリと体が台に沈んだ。

「………」

電池が切れた玩具の様に一気に力が抜けると、その後は数分の休憩が与えられた。

「落ち着いたらまたここいじめてあげるけど、随分弱いみたいだね」

「ひぁっ……るさ、いっ触んな…ッ」

親指の腹で先端を擦られると痛気持ちい快感が襲う。

「ふっ…可愛い。どう?情報吐く気になった?」

「…言うわけないじゃん」

「じゃあ次はこっちを集中的にいじめてあげる」

先輩が手を伸ばしたのは、尻。入ったままだった玩具をグリグリと動かされると、強い快感が襲う。

(あーーくっそ…うっぜぇ……)

弱い箇所を集中して狙ってくる柚木先輩にめちゃくちゃ腹が立った。睨みつけると、可愛い笑顔でスイッチを入れて更に刺激を強めてきた。

「っ、ぅ…ぁぁあッ、…やめっ、」

ビクビクと腰が跳ねて惚けていると、七彩が胸を弄り出した。

「んんっ……もぉお…やめろっ、…っくそ、」

「やめて欲しかったらどーすんの?」

「……俺は何も言わない。だからどんだけやっても無駄なんだよ!バーーーーカ!!」

「あはは、今のこの状態でよくそんな事言えるねー?にしても精神力強すぎて笑っちゃう~」

「るっせーな…」

「わぁ、本気で怒ってるね。そんなに怒ると体に悪いよ?笑おうか?」

その言葉を合図に、柚木先輩も七彩も、優しく肌に指を乗せた。

(あーーーー!!!もう!!うざい!!!)

もちろん次にきた攻撃は擽り。柚木先輩は尻に入れた玩具を感じる場所に固定してから足の裏、七彩は脇腹を擽り出したので俺は我慢出来ずに激しい笑い声を上げた。

「ひゃははははははぁぁぁぁぁっっ」

「うわ、激しい」

二人とも俺の声に驚きながらも指は緩めてくれない。爪で引っ掻くように足の裏を擽る指と、優しく脇腹をなぞるように撫で上げる指。二人の全く別の刺激に耐えれるはずもなく、泣きながら笑い転げた。

でも、めちゃくちゃ腹が立つので情報を漏らす気にはなれない。どれだけされても、俺は絶対に口を割らない。

そう強い気持ちを持って笑い転げる事数分、指が止まると二人は顔を見合わせた。

「ふぅん。薬も飲んで一番苦手な責めも耐えて…中々やるね。渚」

「もう渚はこれで終わりでいんじゃないー?多分もっかい尿道責めしても口割らないよー」

「そうだね……じゃあ最後に少し試したい事があるからそれだけやって終わるね」

柚木先輩がそう言うと、俺に顔を近付けてきた。

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