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「実際何処に肉ついたか調べる為にもみんなでチェックしようぜ。①は上半身、③は下半身で。②は暴れない事。暴れたら命令を聞かなかった罰として王様二人で押さえつけまーす」
「はぁ?…ちょ、待って!」
「はーいレン。床だと痛いからベッド行こうね」
後ろから軽々抱き上げられると、そのままベッドへ寝かされた。
「今は抱っこしてもらえるけどさぁ~このまま太り続けたら持ち上げれなくなるだろうし、頑張れよー?レンー?」
ハジメが嫌らしくそう言うと、内心少し焦り出した。乙女かと思われるかもしれないが、確かにそれは嫌だ。
「……」
「あれ、大人しくなったね。俺はレンがどうなっても抱っこしてあげるから大丈夫だよ?」
よしよしと頭を撫でられると、不安な気持ちも吹っ飛んでしまいそうになる位に嬉しかったが、なるべく顔には出ない様にフイと顔を背けた。
「可愛い、耳赤い。…嬉しいのかなーレンー」
「うるせーな。とっととダイエットする!激しく来い!!」
「可愛くねー誘い方だなー。いーよ、後でめちゃくちゃ命令してやるから泣くなよ」
「じゃあレン。命令通りまずは俺下半身チェックするね」
暴れたり出来ない様に軽くハルヒと悠斗に押さえられて寝転ばされると、悠斗はムニムニと脹脛を揉んできた。
「…可愛い、むにむに」
「…うるさいな」
脹脛からどんどん上へ移動した悠斗の指は太腿を揉み始めると、たまにわざとらしく感じるようにゆっくりとなぞる。
「ん…悠斗、…変な触り方すんな」
「してないよ。勝手にエロい方に変換すんなよレンのエッチ」
「…むかつく」
「レン、太腿むにむにしてる。しっかり後で力入れてトレーニングしようね」
「んっ……!ぅっ」
揉んでいた手が内股へ移動すると、スルスルと優しくなぞられた。
「ふ…っ、あっ…悠斗、くすぐったい……っ」
「あ、力入ってる。いい感じじゃん」
逃げれない様に足を押さえられると、いやらしくなぞる指は次第に際どい鼠蹊部へ行ったり、軽く下着の上を通って自身の形をなぞったりと動いてきた。
「あっ!こら…変なとこ、触ってる…っ」
「でかくなってきてんじゃん。チェック中に興奮するとかエッチな体だな」
「も…悠斗は意地悪しないで…っ」
「レンがダイエット頑張るなら俺も協力したいから意地悪でも何でもする」
「はーい、二人だけで進めないでね。レン、俺は上半身担当するねー。王様達さぁ、片方ずつ手押さえてて」
「「はーい」」
「…そんなに押さえなくても」
手首を左右へ広げられると、右手は凛くん、左手はハジメに押さえられた。
「絶対レン暴れるだろうしな」
ハルヒがそう言うと、ムニムニとお肉をチェックする様に触り出した。
「……なんかやだ」
肉を摘まれるのは普通に痛いし、伸びたら伸びたで恥ずかしい。俺が不満気に呟いてもハルヒの指は止まらず、二の腕を軽く揉んだ後、親指を入れ込んで何故か脇の窪みを押してきた。
「んく……っ、ちょ…そんなとこ、肉ねーからっ」
「分かんないじゃん。上半身はくまなくチェックしまーす」
「ひ…っ!ははっ、やめっ、」
「お、腕に力入ってるし筋トレなるじゃん。もっと暴れたら?」
「ひははは!やめっ…チェックじゃないっ!それっ、くすぐってるだけだろ!ひははっっ」
「でもくすぐったらお腹に力入ってるみたいだし、全身トレーニング出来るんじゃない?良かったね、レンくん」
俺の右手を片手で押さえつけている凛くんが、空いている手の人差し指で俺の腹部をくるくると撫でてきた。
「ふっ、あっ!?凛く、ダメ…っっ!!お腹だめっ」
「力入ったね。頑張れ頑張れ、レンくん」
「んんん…っ、だめ、待って…人多いって!」
ハルヒは脇、凛くんはお臍周り、悠斗は内股や股間周りをなぞっている。どれもサワサワとした優しいタッチなのでゾワゾワする変な感覚で、嫌でも全身に力が入った。
「次はここチェック~」
ハルヒの指が脇腹へ降りると、ムニムニと両サイドから摘むように揉まれた。
「ぎゃあっ!ひっ、あはっ!やぁっ!」
「うーん。ムニムニしてますねぇ。これは筋トレが必要だねぇ」
「ひははははは!!!やめっ…!離せ…っいあああ!」
強く揉まれるとくすぐったくてビクンと一段と体が跳ねてしまった。それを見たハルヒは嬉しそうにしながらしつこく脇腹をクニクニとマッサージする様に揉んでくる。
「ひはは…っ!!ちょ…やめろっ、まじでやめろ!休憩…させっ、」
笑い過ぎてお腹が痛くなってきたのでみんなに懇願すると、4人は顔を見合わせてニヤニヤと笑っていた。
「全身弛んでるみたいだからぁ…みんなでくすぐっちゃいまーす」
「はぁ…?そこまで弛んでないしっ、おかしいだろそんなの!」
「はいスタート。いっぱい笑って全身に力入れましょうね~」
「ぎっ、ああああああ!!ひゃははははは!ちょ、待て待て待て!!ひはっ!あはっ!」
王様の声を合図に、笑わせにくる指の動きを始めた4人に俺が出来る事はただ笑う事だけ。盛大に暴れながら指から逃げようと必死に力を込めた。
確かにこれだと全身の筋肉を使ってる気がするので痩せそうだが、それどころじゃない。
「ひゃあああっ…やめてっ…ずるいっ、こんなの反則…っっ!!人、多いぃぃいっ…やぁぁあははは」
「確かに狭いけど仕方ない」
「うんうん。みんなレンくんのダイエットに協力したいんだよ~」
ビクビクと背中がのけ反って笑い転げても、みんなの手は止まる事を知らずに俺はひたすら笑い続けた。
「くるっ、くるひっ、ぃぃ!!だめええええぇぇ!!」
「だーめ。まだ始まったばっかりだよレンくん」
「ひっ…!?やめ…!!待って凛くん!!そこ…ダ、ダメぇぇぇっっ!!」
「うん、知ってる。レンくんこうやって触るの弱いよね」
軽く爪を立ててお臍周りやお臍の穴をくすぐられると激しく体が跳ねた。相変わらず慣れないお臍周りへの攻撃に暴れまくると、みんながガッチリと体を押さえ込む。
「あぁぁぁァアッッッ!!やだっ!お臍…っやだぁぁぁあ!!」
「声でかすぎ、ちょっと静かにしろよレン~。①、口塞いでやれよ」
「はーい。レン、お口ちょーだい」
「ん、んんぐぅぅぅ……」
狭い隙間を縫ってハルヒが俺に近付くと、ゆっくりとキスをされた。
「んぅ…っ、ん、んっ」
嬉しいけど今は苦しくて仕方ない。ぎゅっと目を瞑りながら空気を取り入れようとするも、離してもらえずに苦しさは増していった。
「んぅ、…ンンンンン…ッッ!?」
頭を押さえつけられて舌が入ってくる中、凛くんの指はお臍の穴へ入りグリグリと穿り出した。
鼻だけでは空気を取り入れるのは難しく、苦して堪らずに泣きながらハルヒに訴えた。
「苦しい?…可愛い」
「くるし…っ辛い、ハルヒ…ったすけ、」
唇が離れると、必死に空気を取り入れながらグスグスと鼻を啜りながら泣いた。
「…ひぁっ!? 凛くんっ…グリグリしなっ、でぇぇぇぇ……ッッ」
「でも凄く腹筋鍛えられてる気がするよ」
「もぉぉ…っ痩せなくて、いいっ…っだめっ、だめ…おかしっ、くなるからぁ…!!」
クリクリと優しくお臍の穴を弄られると、指が動く度にゾクゾクと鳥肌が立ち、腰が跳ねた。
「はーい、ちょっとレンが可愛くなりすぎたから休憩ー」
ハジメが様子を見ながらそう言うと、ピタリと刺激が止まり激しく肩が上下した。
「はぁぁ…はぁ、はぁ…っけほっ」
「お水飲む?レン」
「飲む…飲みたい、」
「いいよ」
ハルヒが近くにあったペットボトルを手に取ると、自分の口へ含み始めた。見せつけられて少し腹が立った所で、唇が近付いてきて冷たい液体が移し込まれた。
「!?…っげほっ」
「大丈夫?」
「おま…普通に飲ませろよ…っ」
「口移し恥ずかしい?」
「…うん。苦しいから普通に飲まして」
「ちぇ。はいはい」
コポコポと少しずつ水が注ぎ込まれると、乾いた喉を潤してくれた。
「大分感度上がってるだろうから次は気持ち良い事しようぜ」
「……休ませろよ」
「ハルヒ玩具箱ちょーだい」
「ほーい」
ハジメが手渡された玩具箱を物色すると、俺の口に猿轡を咥えさせた。
「とりあえず煩いお口は塞いで~①が乳首、③がチンコ、弟は臍責めで。いきなり全部はキツイだろうから、①から順番に進めて行こ、5分置きで」
「了解~」
「んぅ…っ」
「じゃあこの前買った乳首ローターつーかお」
「何それ?」
「中にイボみたいな突起物みたいなの付いてんだけどー、こうやって乳首に被せて…スイッチを入れると吸い付いて刺激してくれんの」
「んんんんッッ!?」
ブブブと小さく音を立てて動き出した玩具は、俺の乳首に吸い付く様に張り付くと、振動し始めた。
「ンン、んっ!?ん…っ、っぅぅ!!」
「はい、こっちも付けようねーレン」
左右の乳首へ玩具が装着されると、優しい刺激が送られた。
「振動のパターンも色々あって、震えるだけのモードとか、摘んで捏ねるモードとか、引っ張ったりくすぐったりとか色々あるからランダムにしとくね」
「っんん──!!」
ビクンと激しく体がのけ反ると、ハルヒ達はあまり動く事が出来ない様に押さえ込んできた。
「世の中色んな玩具あるよな。5分経ったし次は凛がいじめてやって」
「うん。レンくんお臍失礼しまーす」
「んんッッ!?んっ!んん!!」
力を込めて起き上がろうとすると、ハルヒとハジメが片腕ずつ掴んでベッドへ戻して押さえつけた。
「んんんっ!んんん!!んんん!!」
臍に近付いてくる凛くんに猿轡越しにやめてと叫ぶも、勿論聞いてもらえるはずもなく、尖らせた舌がお臍周りをゆっくりとなぞり始めた。
「──~~ッッ!!」
その瞬間思いっきり腰が浮くと、凛くんは腰を抱き締めるように腕を回ると、音を立てながらお臍周りやお臍の穴に舌を這わせた。
「んぐぅぅぅぅ……っっ!!」
「すげー力。終わる頃には引き締まってんじゃね」
他人事のハジメがそう呟いて俺の痴態を眺めていた。敏感になっているからもあるだろうが、相変わらずお臍への刺激は我慢出来ない。押さえつけられているので無駄なのは分かっているが、体が勝手に飛び跳ねてベッドを軋ませた。
「レン顔真っ赤。…気持ち良いねぇ。可愛い」
乳首を玩具に取られてやる事のないハルヒは、人差し指でコショコショと腋を擽ってきた。
「んんん!!!んーーーーっっ!!」
「俺も暇だし耳責めてやるよ」
俺が暴れ悶えているのを気にする事なく、ハジメは玩具箱から筆を取り出して耳の周りをなぞり始めた。
乳首やお臍の狂いそうな程の快感と、ハルヒとハジメからのくすぐったい刺激。体はそんなに耐えれる様に出来ていないので、制御を失った様に飛び跳ねた。
「んぐぅぅっ、ぅぅぅ、うー!!」
「5分経ったし俺はここ触るわ。ローション貸して」
俺が本気で辛い時はいつも味方だった悠斗が一番残酷な発言をすると、難なく下着を取り払い、タラリと股間へローションが垂らしてきた。
「お、鬼畜だねぇ。でも男って射精したらまぁまぁカロリー消費出来るんだよな。何回もイカせて運動させてやろうぜ」
「そうだな。レン、ダイエットのために頑張ってみようか」
みんなの鬼畜な声が聞こえる中、グチュッと音を立てて自身を掴まれて容赦なく上下された。
「~~~ッッ!!」
どれだけ力を込めていても、一番敏感な場所への刺激は和らぐ事はなく、触れられた瞬間から絶頂しそうになった。
「んぐっ、っふぅぅぅぅ!!」
「レン可愛い、いっぱい先走り溢れてきてる」
ローションと先走りで変な音を立てながら自身を扱いてくる悠斗が意地悪にそう呟くと、チカチカと目の前に光が散った。
「んくぅぅ……っっ!!」
痺れる様な刺激に耐えきれず、イクと叫びながら欲を吐き出した。
「お、出た出た。いっぱい溜まってたんだな」
吐き出された俺の欲を指で拭うと、輪っかにして亀頭を包み込んで上下された。イッた事なんてなかったかの様に動く指は、今の体には強過ぎる。
「──~~ッッ、ぅぅぅッっ、」
「レンくんお臍も感じてよ」
「こっちももっと良くしてやるよ」
「こんな刺激はどうかなー?」
それぞれが色んな刺激を与えてくるので、体はおかしい位に跳ね続け、プシャッと再び欲を吐き出した。
「あーあ、潮吹いちゃった」
「あは、苦しそう。いっぱい体力消費出来て気持ち良いなんて最高だねレン~」
ガクガク震えながら強い刺激に耐えている俺は、涙で目が霞んで視界がぼやけてしまう。もう誰が何処に居るのかも分からない位に思考も低下した。
ただ分かるのは気持ち良くて、苦しい事だけ。
「はい、ちょっとそろそろ休憩させてあげよ」
ハジメの声を合図にピタリと刺激が止まると、またも荒い呼吸を繰り返した。今回は言葉を放つ元気もない。
「レン大丈夫ー?」
口から猿轡が取り外されると飲み込めていない唾液が溢れ出してボロボロと涙も零れ落ちた。
「わぁ、大変」
呑気なハルヒの声が響くと、ハンカチで顔を綺麗にしてくれて、水も与えられた。
「レン、大丈夫?」
「………」
答える元気もない俺は遠くを見つめながらぼんやりと呼吸を整えた。
「んー…レン?やりすぎちゃったかな」
押さえつけられていたみんなの手が解放されると、ハルヒは俺を座らせるとよしよしと抱き締めてくれた。
この辺りで漸く思考が回復し始めた。
「……普通ここまでされたら死んじゃうから…」
「あ、喋った!良かったぁ」
「心配するくらいならここまで激しくすんな……」
「うん。そうする、次は一つずつみんなで責めるから安心して。まずは乳首からいこう」
「…は?ちょっ」
俺が少し復活しただけなのにダイエットは再開しそうになった。
→
「はぁ?…ちょ、待って!」
「はーいレン。床だと痛いからベッド行こうね」
後ろから軽々抱き上げられると、そのままベッドへ寝かされた。
「今は抱っこしてもらえるけどさぁ~このまま太り続けたら持ち上げれなくなるだろうし、頑張れよー?レンー?」
ハジメが嫌らしくそう言うと、内心少し焦り出した。乙女かと思われるかもしれないが、確かにそれは嫌だ。
「……」
「あれ、大人しくなったね。俺はレンがどうなっても抱っこしてあげるから大丈夫だよ?」
よしよしと頭を撫でられると、不安な気持ちも吹っ飛んでしまいそうになる位に嬉しかったが、なるべく顔には出ない様にフイと顔を背けた。
「可愛い、耳赤い。…嬉しいのかなーレンー」
「うるせーな。とっととダイエットする!激しく来い!!」
「可愛くねー誘い方だなー。いーよ、後でめちゃくちゃ命令してやるから泣くなよ」
「じゃあレン。命令通りまずは俺下半身チェックするね」
暴れたり出来ない様に軽くハルヒと悠斗に押さえられて寝転ばされると、悠斗はムニムニと脹脛を揉んできた。
「…可愛い、むにむに」
「…うるさいな」
脹脛からどんどん上へ移動した悠斗の指は太腿を揉み始めると、たまにわざとらしく感じるようにゆっくりとなぞる。
「ん…悠斗、…変な触り方すんな」
「してないよ。勝手にエロい方に変換すんなよレンのエッチ」
「…むかつく」
「レン、太腿むにむにしてる。しっかり後で力入れてトレーニングしようね」
「んっ……!ぅっ」
揉んでいた手が内股へ移動すると、スルスルと優しくなぞられた。
「ふ…っ、あっ…悠斗、くすぐったい……っ」
「あ、力入ってる。いい感じじゃん」
逃げれない様に足を押さえられると、いやらしくなぞる指は次第に際どい鼠蹊部へ行ったり、軽く下着の上を通って自身の形をなぞったりと動いてきた。
「あっ!こら…変なとこ、触ってる…っ」
「でかくなってきてんじゃん。チェック中に興奮するとかエッチな体だな」
「も…悠斗は意地悪しないで…っ」
「レンがダイエット頑張るなら俺も協力したいから意地悪でも何でもする」
「はーい、二人だけで進めないでね。レン、俺は上半身担当するねー。王様達さぁ、片方ずつ手押さえてて」
「「はーい」」
「…そんなに押さえなくても」
手首を左右へ広げられると、右手は凛くん、左手はハジメに押さえられた。
「絶対レン暴れるだろうしな」
ハルヒがそう言うと、ムニムニとお肉をチェックする様に触り出した。
「……なんかやだ」
肉を摘まれるのは普通に痛いし、伸びたら伸びたで恥ずかしい。俺が不満気に呟いてもハルヒの指は止まらず、二の腕を軽く揉んだ後、親指を入れ込んで何故か脇の窪みを押してきた。
「んく……っ、ちょ…そんなとこ、肉ねーからっ」
「分かんないじゃん。上半身はくまなくチェックしまーす」
「ひ…っ!ははっ、やめっ、」
「お、腕に力入ってるし筋トレなるじゃん。もっと暴れたら?」
「ひははは!やめっ…チェックじゃないっ!それっ、くすぐってるだけだろ!ひははっっ」
「でもくすぐったらお腹に力入ってるみたいだし、全身トレーニング出来るんじゃない?良かったね、レンくん」
俺の右手を片手で押さえつけている凛くんが、空いている手の人差し指で俺の腹部をくるくると撫でてきた。
「ふっ、あっ!?凛く、ダメ…っっ!!お腹だめっ」
「力入ったね。頑張れ頑張れ、レンくん」
「んんん…っ、だめ、待って…人多いって!」
ハルヒは脇、凛くんはお臍周り、悠斗は内股や股間周りをなぞっている。どれもサワサワとした優しいタッチなのでゾワゾワする変な感覚で、嫌でも全身に力が入った。
「次はここチェック~」
ハルヒの指が脇腹へ降りると、ムニムニと両サイドから摘むように揉まれた。
「ぎゃあっ!ひっ、あはっ!やぁっ!」
「うーん。ムニムニしてますねぇ。これは筋トレが必要だねぇ」
「ひははははは!!!やめっ…!離せ…っいあああ!」
強く揉まれるとくすぐったくてビクンと一段と体が跳ねてしまった。それを見たハルヒは嬉しそうにしながらしつこく脇腹をクニクニとマッサージする様に揉んでくる。
「ひはは…っ!!ちょ…やめろっ、まじでやめろ!休憩…させっ、」
笑い過ぎてお腹が痛くなってきたのでみんなに懇願すると、4人は顔を見合わせてニヤニヤと笑っていた。
「全身弛んでるみたいだからぁ…みんなでくすぐっちゃいまーす」
「はぁ…?そこまで弛んでないしっ、おかしいだろそんなの!」
「はいスタート。いっぱい笑って全身に力入れましょうね~」
「ぎっ、ああああああ!!ひゃははははは!ちょ、待て待て待て!!ひはっ!あはっ!」
王様の声を合図に、笑わせにくる指の動きを始めた4人に俺が出来る事はただ笑う事だけ。盛大に暴れながら指から逃げようと必死に力を込めた。
確かにこれだと全身の筋肉を使ってる気がするので痩せそうだが、それどころじゃない。
「ひゃあああっ…やめてっ…ずるいっ、こんなの反則…っっ!!人、多いぃぃいっ…やぁぁあははは」
「確かに狭いけど仕方ない」
「うんうん。みんなレンくんのダイエットに協力したいんだよ~」
ビクビクと背中がのけ反って笑い転げても、みんなの手は止まる事を知らずに俺はひたすら笑い続けた。
「くるっ、くるひっ、ぃぃ!!だめええええぇぇ!!」
「だーめ。まだ始まったばっかりだよレンくん」
「ひっ…!?やめ…!!待って凛くん!!そこ…ダ、ダメぇぇぇっっ!!」
「うん、知ってる。レンくんこうやって触るの弱いよね」
軽く爪を立ててお臍周りやお臍の穴をくすぐられると激しく体が跳ねた。相変わらず慣れないお臍周りへの攻撃に暴れまくると、みんながガッチリと体を押さえ込む。
「あぁぁぁァアッッッ!!やだっ!お臍…っやだぁぁぁあ!!」
「声でかすぎ、ちょっと静かにしろよレン~。①、口塞いでやれよ」
「はーい。レン、お口ちょーだい」
「ん、んんぐぅぅぅ……」
狭い隙間を縫ってハルヒが俺に近付くと、ゆっくりとキスをされた。
「んぅ…っ、ん、んっ」
嬉しいけど今は苦しくて仕方ない。ぎゅっと目を瞑りながら空気を取り入れようとするも、離してもらえずに苦しさは増していった。
「んぅ、…ンンンンン…ッッ!?」
頭を押さえつけられて舌が入ってくる中、凛くんの指はお臍の穴へ入りグリグリと穿り出した。
鼻だけでは空気を取り入れるのは難しく、苦して堪らずに泣きながらハルヒに訴えた。
「苦しい?…可愛い」
「くるし…っ辛い、ハルヒ…ったすけ、」
唇が離れると、必死に空気を取り入れながらグスグスと鼻を啜りながら泣いた。
「…ひぁっ!? 凛くんっ…グリグリしなっ、でぇぇぇぇ……ッッ」
「でも凄く腹筋鍛えられてる気がするよ」
「もぉぉ…っ痩せなくて、いいっ…っだめっ、だめ…おかしっ、くなるからぁ…!!」
クリクリと優しくお臍の穴を弄られると、指が動く度にゾクゾクと鳥肌が立ち、腰が跳ねた。
「はーい、ちょっとレンが可愛くなりすぎたから休憩ー」
ハジメが様子を見ながらそう言うと、ピタリと刺激が止まり激しく肩が上下した。
「はぁぁ…はぁ、はぁ…っけほっ」
「お水飲む?レン」
「飲む…飲みたい、」
「いいよ」
ハルヒが近くにあったペットボトルを手に取ると、自分の口へ含み始めた。見せつけられて少し腹が立った所で、唇が近付いてきて冷たい液体が移し込まれた。
「!?…っげほっ」
「大丈夫?」
「おま…普通に飲ませろよ…っ」
「口移し恥ずかしい?」
「…うん。苦しいから普通に飲まして」
「ちぇ。はいはい」
コポコポと少しずつ水が注ぎ込まれると、乾いた喉を潤してくれた。
「大分感度上がってるだろうから次は気持ち良い事しようぜ」
「……休ませろよ」
「ハルヒ玩具箱ちょーだい」
「ほーい」
ハジメが手渡された玩具箱を物色すると、俺の口に猿轡を咥えさせた。
「とりあえず煩いお口は塞いで~①が乳首、③がチンコ、弟は臍責めで。いきなり全部はキツイだろうから、①から順番に進めて行こ、5分置きで」
「了解~」
「んぅ…っ」
「じゃあこの前買った乳首ローターつーかお」
「何それ?」
「中にイボみたいな突起物みたいなの付いてんだけどー、こうやって乳首に被せて…スイッチを入れると吸い付いて刺激してくれんの」
「んんんんッッ!?」
ブブブと小さく音を立てて動き出した玩具は、俺の乳首に吸い付く様に張り付くと、振動し始めた。
「ンン、んっ!?ん…っ、っぅぅ!!」
「はい、こっちも付けようねーレン」
左右の乳首へ玩具が装着されると、優しい刺激が送られた。
「振動のパターンも色々あって、震えるだけのモードとか、摘んで捏ねるモードとか、引っ張ったりくすぐったりとか色々あるからランダムにしとくね」
「っんん──!!」
ビクンと激しく体がのけ反ると、ハルヒ達はあまり動く事が出来ない様に押さえ込んできた。
「世の中色んな玩具あるよな。5分経ったし次は凛がいじめてやって」
「うん。レンくんお臍失礼しまーす」
「んんッッ!?んっ!んん!!」
力を込めて起き上がろうとすると、ハルヒとハジメが片腕ずつ掴んでベッドへ戻して押さえつけた。
「んんんっ!んんん!!んんん!!」
臍に近付いてくる凛くんに猿轡越しにやめてと叫ぶも、勿論聞いてもらえるはずもなく、尖らせた舌がお臍周りをゆっくりとなぞり始めた。
「──~~ッッ!!」
その瞬間思いっきり腰が浮くと、凛くんは腰を抱き締めるように腕を回ると、音を立てながらお臍周りやお臍の穴に舌を這わせた。
「んぐぅぅぅぅ……っっ!!」
「すげー力。終わる頃には引き締まってんじゃね」
他人事のハジメがそう呟いて俺の痴態を眺めていた。敏感になっているからもあるだろうが、相変わらずお臍への刺激は我慢出来ない。押さえつけられているので無駄なのは分かっているが、体が勝手に飛び跳ねてベッドを軋ませた。
「レン顔真っ赤。…気持ち良いねぇ。可愛い」
乳首を玩具に取られてやる事のないハルヒは、人差し指でコショコショと腋を擽ってきた。
「んんん!!!んーーーーっっ!!」
「俺も暇だし耳責めてやるよ」
俺が暴れ悶えているのを気にする事なく、ハジメは玩具箱から筆を取り出して耳の周りをなぞり始めた。
乳首やお臍の狂いそうな程の快感と、ハルヒとハジメからのくすぐったい刺激。体はそんなに耐えれる様に出来ていないので、制御を失った様に飛び跳ねた。
「んぐぅぅっ、ぅぅぅ、うー!!」
「5分経ったし俺はここ触るわ。ローション貸して」
俺が本気で辛い時はいつも味方だった悠斗が一番残酷な発言をすると、難なく下着を取り払い、タラリと股間へローションが垂らしてきた。
「お、鬼畜だねぇ。でも男って射精したらまぁまぁカロリー消費出来るんだよな。何回もイカせて運動させてやろうぜ」
「そうだな。レン、ダイエットのために頑張ってみようか」
みんなの鬼畜な声が聞こえる中、グチュッと音を立てて自身を掴まれて容赦なく上下された。
「~~~ッッ!!」
どれだけ力を込めていても、一番敏感な場所への刺激は和らぐ事はなく、触れられた瞬間から絶頂しそうになった。
「んぐっ、っふぅぅぅぅ!!」
「レン可愛い、いっぱい先走り溢れてきてる」
ローションと先走りで変な音を立てながら自身を扱いてくる悠斗が意地悪にそう呟くと、チカチカと目の前に光が散った。
「んくぅぅ……っっ!!」
痺れる様な刺激に耐えきれず、イクと叫びながら欲を吐き出した。
「お、出た出た。いっぱい溜まってたんだな」
吐き出された俺の欲を指で拭うと、輪っかにして亀頭を包み込んで上下された。イッた事なんてなかったかの様に動く指は、今の体には強過ぎる。
「──~~ッッ、ぅぅぅッっ、」
「レンくんお臍も感じてよ」
「こっちももっと良くしてやるよ」
「こんな刺激はどうかなー?」
それぞれが色んな刺激を与えてくるので、体はおかしい位に跳ね続け、プシャッと再び欲を吐き出した。
「あーあ、潮吹いちゃった」
「あは、苦しそう。いっぱい体力消費出来て気持ち良いなんて最高だねレン~」
ガクガク震えながら強い刺激に耐えている俺は、涙で目が霞んで視界がぼやけてしまう。もう誰が何処に居るのかも分からない位に思考も低下した。
ただ分かるのは気持ち良くて、苦しい事だけ。
「はい、ちょっとそろそろ休憩させてあげよ」
ハジメの声を合図にピタリと刺激が止まると、またも荒い呼吸を繰り返した。今回は言葉を放つ元気もない。
「レン大丈夫ー?」
口から猿轡が取り外されると飲み込めていない唾液が溢れ出してボロボロと涙も零れ落ちた。
「わぁ、大変」
呑気なハルヒの声が響くと、ハンカチで顔を綺麗にしてくれて、水も与えられた。
「レン、大丈夫?」
「………」
答える元気もない俺は遠くを見つめながらぼんやりと呼吸を整えた。
「んー…レン?やりすぎちゃったかな」
押さえつけられていたみんなの手が解放されると、ハルヒは俺を座らせるとよしよしと抱き締めてくれた。
この辺りで漸く思考が回復し始めた。
「……普通ここまでされたら死んじゃうから…」
「あ、喋った!良かったぁ」
「心配するくらいならここまで激しくすんな……」
「うん。そうする、次は一つずつみんなで責めるから安心して。まずは乳首からいこう」
「…は?ちょっ」
俺が少し復活しただけなのにダイエットは再開しそうになった。
→
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