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総受/人力拘束/へそ責/くすぐり/焦らし/猿轡/乳首責/キス/羞恥/フェラ/連続絶頂/前立腺責/バック/挿入有/3P
攻→ハルヒ+悠斗
受→レン/視点
◇ ◆
「ゲームは飽きたからさ、また面白い遊びやろうぜ」
相変わらずハルヒの家でゲームをしている俺達に、ハジメがそう言って取り出したのはメモ用紙。
「まだ俺らやられてねーんだよ。ちょっと待て」
「ハジメが蘇生出来ねー所で死ぬから悪いんだろ」
「そーだそーだ下手くそー」
「何だと!!お前ら強すぎるんだろーが!!とっとと勝って終わらせてくれや。つまんねーの!いつも俺一人死んでさぁ!!」
散々の言われように怒り出すハジメだが、後少しで優勝出来るというタイミングだったため、俺達はゲームを優先した。
「あ、レン敵そっち行った」
「ん、一人ダウン」
「一人シールド削ったからあと少しだと思う」
「うわ一人めっちゃ建築早い。強いかも」
俺達がゲーム用語を話しているとバンッと床を叩いてハジメは怒鳴り出す。
「……わっかんねー言葉ばっか使うなよぉぉ!!あとで覚悟しとけよレン!!」
何故か俺の名前だけ出ていたがそれどころではないので全員で無視していると、諦めたのか一人でメモ用紙に何かを書き始めていた。
「「「よっしゃー!!!!!」」」
映し出された"Victory Royale"の文字を見て俺たち三人はテンションが上がり、手をパチンと合わせた。
「あ、優勝したの?おめでと」
俺達の歓声を聞き、メモを書く手を止めて一応パチパチ拍手してくれたハジメ。
「ごめん。お待たせ~何の遊びしたいの?」
「メモに好きな部位を書いて、引いた場所を責めるってのはどう?例えば胸って書いてたとしたらレンの胸みんなでいじめんの」
「いや待て何故俺限定」
「へぇ、面白そう。俺レン捕まえとくから二人でメモ作っちゃってよ」
「待て待て、意味分かんねーよ!」
ぎゅっとハルヒに抱き締められると、慌ててジタバタ暴れた。
「はぁー…レン可愛い、可愛い可愛い」
「離せ」
「あれレン耳赤いよ?体も熱いし。俺にぎゅーされて嬉しいのー?」
「捕まえてくれるのは嬉しいけどあんまりイチャイチャすんなよバカップルめ」
「ほらレンー良い子にしてようね」
嬉しそうなハルヒは、俺を床に押し倒すと抜け出せない様にガッチリと手を掴みながら、深くキスをしてきた。あれからなんだかんだあって付き合った俺達。ハジメも悠斗も知っているので、二人からしたらもう俺達の行動は気にならない様子。
「んぅっ、ん!ん!」
「あいつら相変わらずやべーな」
「まぁ通常運転だしメモ作ろ。ハジメは何処書いたの?」
「俺は耳と乳首と首」
「じゃあ俺は~脇と脇腹と背中と…」
「お臍!お臍!お臍!」
二人の会話を聞いていたハルヒは、目を輝かせながらそう提案した。
「はいはい」
それを聞いて追加するハジメと悠斗。他にも色々と追加しているのを見て、冷や汗が出た。
「おい、俺で遊ぶ気なら帰るぞ」
俺が危険を感じて暴れるが、ハルヒはそれを容易く押さえつけてニコニコ笑っている。
「えへへ、逃げれたら帰っていいよー?」
「あーもっ、ハルヒ退け!」
「よっしゃ出来た~」
「はい、レンお手手もらいまーす」
パシッと悠斗に手首を掴まれると広げた状態で足で押さえつけられた。
「これ前と全く一緒じゃねーか!いい加減にしろよ!」
「いいじゃん、さっき気持ち良くビクロイ出来たし」
「それは関係ねーんだよ!」
「で、最初は何処からにしよっかぁ」
部位を書いたメモ用紙は折り畳まれており、中身が見えないようになっていた。
「んじゃこれ」
ハルヒが一つ手に取って中を開くと、ニンマリと微笑んで見せつける。
「な、ん、で!最初が臍なんだよ!」
「あ、お臍いっぱい入れたからかな」
「何で何枚も書いてんだよ!」
「はい失礼しまーす」
ハルヒが俺の足に跨ると、シャツのボタンを外して中に来ているTシャツを捲り上げた。
「あっ、おい!待て待て!何でこんな事すんの」
「いただきまーす」
「…っひゃ、やめっ、ぁあ!!!」
腰を押さえつけながらハルヒが俺のお臍周りをゆっくり舐めると、思いっきり体が跳ねた。王様ゲームをして以来、触られる度に弱くなっている気がする。
「んひゃっ…!やめろっ!やめろっ!!」
「相変わらず弱いな。ビクビクして可愛い」
「ひゃっぁっ!あっ!ぁアッ!無理無理!やめてっハルヒっ、お願い!!」
「だーめ、もう少し堪能させて」
ハルヒの舌先がお臍の穴へ入ると、ゾクリとした快感が襲う。我慢出来ずに全力で暴れるが二人に押さえつけられたら全く動けなかった。
クイッと奥を突く様に舐めながら、爪でお臍周りをサワサワとくすぐられるとビクッと大袈裟に体が跳ね、一気に体温が上がった。
「ぁァッ…やだぁぁッ、本当に…っ、お臍嫌だぁっ…やめてっ、ひぁ!!」
「ハルヒは続けてていいけど、次は俺ー」
勝手に二枚目を手に取り、メモを開けているハジメ。中には"足の裏"と書かれており、丁度足はハルヒが押さえつけているので、逃れることは出来ずにそのまま靴下の上からくすぐられた。
「ゃっっ!!やめてっ!!!ひゃはははは!!いやだってば!!」
「お、いい反応~」
「やめろってばぁ!お前らっまじでふざけんなっ!!俺が何したって、いうんだよっ!!」
「んーレンが可愛いからいじめたくなるの」
「ぁ…っ?はる、ひっ、待って…ゆっくりされると…っ」
激しい責めから一変、お臍周りを撫でていた手が途端にゆっくりになった。合わせて舌の動きもゆっくりと感じる様なものへ変わり、ゾワリと鳥肌が立つ様な何とも言えない感覚が襲う。
「ゆっくりされると感じちゃう?」
「だ、だめ…っもう、やめてってば…!」
「あ、レン。エッチな顔になってきてる」
腕を押さえている悠斗が俺の顔を覗き込むと、フニフニと頬をつついてきた。
「るせ…っ」
「レンはゆっくりすると感じちゃうんだぁ」
指だけではなく、お臍の穴を舐めるペースもゆっくりにされるとゾクゾクと鳥肌が立った。
「足の裏もゆっくりだと感じんのかな?」
「ふぁぁぁ……っ」
「お、感じてる。面白」
「やめ…っ、変になるっ、」
「変になったらいっぱい愛してあげるから大丈夫だよレン」
「じゃあ俺もメモ引かしてよ。えーと…俺は首だって。ほら、レンこしょこしょー」
「ぁぁ…っ!あっ、ぁ…ゃめっ、だめっ」
「みんなゆっくりしたら感じまくっちゃうだろー」
ハジメがそう言うが、誰一人としてソフトタッチな触り方をやめてくれないので、俺は完全に快感にスイッチしてしまった。
「だめ…っぁ、ゃぁ…っ」
「レン、何かしてほしい事ある?」
お臍から口を離したハルヒが優しく問い掛けてくれたが、頭がふわふわしてきて意識がおかしくなりそう。
「ん…っハルヒ、ハルヒ…」
「あは、なになに可愛くなるの早くない?」
油断してハルヒがこっちへ来た瞬間に、俺は足を振り上げた。ドスっ、と鈍い音と共にドサリと俺の上に倒れた。
「…いってぇぇ…これ洒落にならないよレン」
そこまで強くは蹴っていないが、ハルヒの股間に直撃し、予想以上に効いたようだ。
「ほら!もう終わり!!俺帰るから!悠斗も手離せってば!!」
「──絶対レンのこと離すなよ悠斗」
「あちゃーレンやばいねー」
「…あ、やば、ちょ、悠斗マジで離して」
「レンこっち向け」
俺が悠斗の方を見て慌てて助けを求めると、グイッとハルヒに顎を持たれて無理矢理顔を向けさせられた。その表情は初めて見る様なオーラを纏っており、蹴るタイミングを間違えたと心から思った。
「俺にこんな事してめちゃくちゃにいじめられたいの?」
「ちが…っ」
「覚悟しろよ。次は耳な」
ちゃっかりとメモを引いていたのか、"耳"と書かれた文字を見せつける。
「ひぁっ!!ぁぁッッ、ごめんて、ごめっ」
「ごめんで済むやつじゃなかったぞ」
「ぁっ、ぁ…はぁぁっ、はる、ハルヒっ」
「絶対許さないからな。使いモンにならなくなったらどうしてくれんの。レンの事満足させれねーだろ」
初めての低いトーンのハルヒの声に背筋が凍った。
「なぁレン、今日はめちゃくちゃ焦らされんのと、イカされまくんのどっちが良い?」
「…どっちも勘弁して下さい」
「選べないならどっちもする」
「んん…っ、それは…やだぁっ」
「じゃあ選べや。レンはどっちの方がマシなの?」
「…謝るから許して、何でもするから…」
「何でもするならそれに答えろ」
「…怖いハルヒ嫌い」
「ふーん?」
「…あ、ごめん…嫌いじゃない…」
「んで、どっちなの」
「……好き」
「今はそっち聞いてない。さっきの質問に答えろ」
「~~ッ、俺は…焦らされる方が嫌いだから…イカせて下さい…」
「分かった」
怖い尋問が終わると、ハジメも悠斗もホッとした表情になって俺達を見つめていた。
「じゃあ今日は絶対にイカせねーから」
「は!?待って、逆!俺イカされた…っんぐっ!」
口に猿轡を噛まされると、ハルヒは俺の下着ごとズボンを剥ぎ取った。
「んんっ!!んー!んー!!」
晒された事よりも相変わらず怖いオーラを纏って事を進めるハルヒが怖すぎて必死で暴れてはみたが、冷たい瞳を向けてきたので、ピタリと抵抗をやめた。
「ん、良い子。あんま暴れんなよ」
「………」
俺とハジメ、悠斗の思いはおそらく同じだろう。普段ヘラヘラしているハルヒが怖すぎて誰も話す事なく張り詰めた空気になった。
「…悪い事したらお仕置きは必要だろ?なぁ、悪いけど今日お前ら帰って来んない?」
「あ、か…帰るわ、じゃーなレン、ハルヒ、悠斗!」
そそくさと帰ったハジメに続き、悠斗も俺の手を解放しようとしたら、ハルヒが呼び止めた。
「あ、やっぱり悠斗は押さえる係で居てよ」
「お前ハジメ帰したかっただけかよ」
「そういうつもりじゃないけど、レン暴れるだろきっと。今日は容赦しないから」
「前も容赦なかったけどなお前。まぁ俺はレンのこと心配だし居るよ。つーかやるなら一回お前も頭冷やしてきたら?レンも蹴る所は悪かったけど、俺らもみんなで嫌がってるとこいじめてたわけだし反撃したくもなるだろ。それでもレンのこと許せないならしゃーねーけど、とりあえず頭冷やして来い。俺も可愛くてつい手出しちゃったけどさ」
「…ん、まぁそうか」
「早いな。冷えたの?」
「…うん、冷静なってきた。ごめん」
いつもの柔らかい表情に戻りつつあるハルヒにぶわっと涙が出た。
「あーあーごめんごめん」
よしよしと頭を撫でられると更に涙が出た。猿轡を外されて、悠斗も俺の腕を解放してくれたので俺はハルヒに勢い良くしがみついた。
「ごめんレン泣かないで」
「俺も蹴ってごめん、みんなに見られていじめられるのいつも恥ずかしかったから…」
「うん、今までごめんね。俺と二人ならいい?」
「…ん、悠斗は居てくれてもいいよ。ハルヒが暴走した時止めてくれるだろうし」
それを聞いたハルヒは、悠斗と目を合わせて少し口角を上げた。
「じゃあ3Pする?」
→
攻→ハルヒ+悠斗
受→レン/視点
◇ ◆
「ゲームは飽きたからさ、また面白い遊びやろうぜ」
相変わらずハルヒの家でゲームをしている俺達に、ハジメがそう言って取り出したのはメモ用紙。
「まだ俺らやられてねーんだよ。ちょっと待て」
「ハジメが蘇生出来ねー所で死ぬから悪いんだろ」
「そーだそーだ下手くそー」
「何だと!!お前ら強すぎるんだろーが!!とっとと勝って終わらせてくれや。つまんねーの!いつも俺一人死んでさぁ!!」
散々の言われように怒り出すハジメだが、後少しで優勝出来るというタイミングだったため、俺達はゲームを優先した。
「あ、レン敵そっち行った」
「ん、一人ダウン」
「一人シールド削ったからあと少しだと思う」
「うわ一人めっちゃ建築早い。強いかも」
俺達がゲーム用語を話しているとバンッと床を叩いてハジメは怒鳴り出す。
「……わっかんねー言葉ばっか使うなよぉぉ!!あとで覚悟しとけよレン!!」
何故か俺の名前だけ出ていたがそれどころではないので全員で無視していると、諦めたのか一人でメモ用紙に何かを書き始めていた。
「「「よっしゃー!!!!!」」」
映し出された"Victory Royale"の文字を見て俺たち三人はテンションが上がり、手をパチンと合わせた。
「あ、優勝したの?おめでと」
俺達の歓声を聞き、メモを書く手を止めて一応パチパチ拍手してくれたハジメ。
「ごめん。お待たせ~何の遊びしたいの?」
「メモに好きな部位を書いて、引いた場所を責めるってのはどう?例えば胸って書いてたとしたらレンの胸みんなでいじめんの」
「いや待て何故俺限定」
「へぇ、面白そう。俺レン捕まえとくから二人でメモ作っちゃってよ」
「待て待て、意味分かんねーよ!」
ぎゅっとハルヒに抱き締められると、慌ててジタバタ暴れた。
「はぁー…レン可愛い、可愛い可愛い」
「離せ」
「あれレン耳赤いよ?体も熱いし。俺にぎゅーされて嬉しいのー?」
「捕まえてくれるのは嬉しいけどあんまりイチャイチャすんなよバカップルめ」
「ほらレンー良い子にしてようね」
嬉しそうなハルヒは、俺を床に押し倒すと抜け出せない様にガッチリと手を掴みながら、深くキスをしてきた。あれからなんだかんだあって付き合った俺達。ハジメも悠斗も知っているので、二人からしたらもう俺達の行動は気にならない様子。
「んぅっ、ん!ん!」
「あいつら相変わらずやべーな」
「まぁ通常運転だしメモ作ろ。ハジメは何処書いたの?」
「俺は耳と乳首と首」
「じゃあ俺は~脇と脇腹と背中と…」
「お臍!お臍!お臍!」
二人の会話を聞いていたハルヒは、目を輝かせながらそう提案した。
「はいはい」
それを聞いて追加するハジメと悠斗。他にも色々と追加しているのを見て、冷や汗が出た。
「おい、俺で遊ぶ気なら帰るぞ」
俺が危険を感じて暴れるが、ハルヒはそれを容易く押さえつけてニコニコ笑っている。
「えへへ、逃げれたら帰っていいよー?」
「あーもっ、ハルヒ退け!」
「よっしゃ出来た~」
「はい、レンお手手もらいまーす」
パシッと悠斗に手首を掴まれると広げた状態で足で押さえつけられた。
「これ前と全く一緒じゃねーか!いい加減にしろよ!」
「いいじゃん、さっき気持ち良くビクロイ出来たし」
「それは関係ねーんだよ!」
「で、最初は何処からにしよっかぁ」
部位を書いたメモ用紙は折り畳まれており、中身が見えないようになっていた。
「んじゃこれ」
ハルヒが一つ手に取って中を開くと、ニンマリと微笑んで見せつける。
「な、ん、で!最初が臍なんだよ!」
「あ、お臍いっぱい入れたからかな」
「何で何枚も書いてんだよ!」
「はい失礼しまーす」
ハルヒが俺の足に跨ると、シャツのボタンを外して中に来ているTシャツを捲り上げた。
「あっ、おい!待て待て!何でこんな事すんの」
「いただきまーす」
「…っひゃ、やめっ、ぁあ!!!」
腰を押さえつけながらハルヒが俺のお臍周りをゆっくり舐めると、思いっきり体が跳ねた。王様ゲームをして以来、触られる度に弱くなっている気がする。
「んひゃっ…!やめろっ!やめろっ!!」
「相変わらず弱いな。ビクビクして可愛い」
「ひゃっぁっ!あっ!ぁアッ!無理無理!やめてっハルヒっ、お願い!!」
「だーめ、もう少し堪能させて」
ハルヒの舌先がお臍の穴へ入ると、ゾクリとした快感が襲う。我慢出来ずに全力で暴れるが二人に押さえつけられたら全く動けなかった。
クイッと奥を突く様に舐めながら、爪でお臍周りをサワサワとくすぐられるとビクッと大袈裟に体が跳ね、一気に体温が上がった。
「ぁァッ…やだぁぁッ、本当に…っ、お臍嫌だぁっ…やめてっ、ひぁ!!」
「ハルヒは続けてていいけど、次は俺ー」
勝手に二枚目を手に取り、メモを開けているハジメ。中には"足の裏"と書かれており、丁度足はハルヒが押さえつけているので、逃れることは出来ずにそのまま靴下の上からくすぐられた。
「ゃっっ!!やめてっ!!!ひゃはははは!!いやだってば!!」
「お、いい反応~」
「やめろってばぁ!お前らっまじでふざけんなっ!!俺が何したって、いうんだよっ!!」
「んーレンが可愛いからいじめたくなるの」
「ぁ…っ?はる、ひっ、待って…ゆっくりされると…っ」
激しい責めから一変、お臍周りを撫でていた手が途端にゆっくりになった。合わせて舌の動きもゆっくりと感じる様なものへ変わり、ゾワリと鳥肌が立つ様な何とも言えない感覚が襲う。
「ゆっくりされると感じちゃう?」
「だ、だめ…っもう、やめてってば…!」
「あ、レン。エッチな顔になってきてる」
腕を押さえている悠斗が俺の顔を覗き込むと、フニフニと頬をつついてきた。
「るせ…っ」
「レンはゆっくりすると感じちゃうんだぁ」
指だけではなく、お臍の穴を舐めるペースもゆっくりにされるとゾクゾクと鳥肌が立った。
「足の裏もゆっくりだと感じんのかな?」
「ふぁぁぁ……っ」
「お、感じてる。面白」
「やめ…っ、変になるっ、」
「変になったらいっぱい愛してあげるから大丈夫だよレン」
「じゃあ俺もメモ引かしてよ。えーと…俺は首だって。ほら、レンこしょこしょー」
「ぁぁ…っ!あっ、ぁ…ゃめっ、だめっ」
「みんなゆっくりしたら感じまくっちゃうだろー」
ハジメがそう言うが、誰一人としてソフトタッチな触り方をやめてくれないので、俺は完全に快感にスイッチしてしまった。
「だめ…っぁ、ゃぁ…っ」
「レン、何かしてほしい事ある?」
お臍から口を離したハルヒが優しく問い掛けてくれたが、頭がふわふわしてきて意識がおかしくなりそう。
「ん…っハルヒ、ハルヒ…」
「あは、なになに可愛くなるの早くない?」
油断してハルヒがこっちへ来た瞬間に、俺は足を振り上げた。ドスっ、と鈍い音と共にドサリと俺の上に倒れた。
「…いってぇぇ…これ洒落にならないよレン」
そこまで強くは蹴っていないが、ハルヒの股間に直撃し、予想以上に効いたようだ。
「ほら!もう終わり!!俺帰るから!悠斗も手離せってば!!」
「──絶対レンのこと離すなよ悠斗」
「あちゃーレンやばいねー」
「…あ、やば、ちょ、悠斗マジで離して」
「レンこっち向け」
俺が悠斗の方を見て慌てて助けを求めると、グイッとハルヒに顎を持たれて無理矢理顔を向けさせられた。その表情は初めて見る様なオーラを纏っており、蹴るタイミングを間違えたと心から思った。
「俺にこんな事してめちゃくちゃにいじめられたいの?」
「ちが…っ」
「覚悟しろよ。次は耳な」
ちゃっかりとメモを引いていたのか、"耳"と書かれた文字を見せつける。
「ひぁっ!!ぁぁッッ、ごめんて、ごめっ」
「ごめんで済むやつじゃなかったぞ」
「ぁっ、ぁ…はぁぁっ、はる、ハルヒっ」
「絶対許さないからな。使いモンにならなくなったらどうしてくれんの。レンの事満足させれねーだろ」
初めての低いトーンのハルヒの声に背筋が凍った。
「なぁレン、今日はめちゃくちゃ焦らされんのと、イカされまくんのどっちが良い?」
「…どっちも勘弁して下さい」
「選べないならどっちもする」
「んん…っ、それは…やだぁっ」
「じゃあ選べや。レンはどっちの方がマシなの?」
「…謝るから許して、何でもするから…」
「何でもするならそれに答えろ」
「…怖いハルヒ嫌い」
「ふーん?」
「…あ、ごめん…嫌いじゃない…」
「んで、どっちなの」
「……好き」
「今はそっち聞いてない。さっきの質問に答えろ」
「~~ッ、俺は…焦らされる方が嫌いだから…イカせて下さい…」
「分かった」
怖い尋問が終わると、ハジメも悠斗もホッとした表情になって俺達を見つめていた。
「じゃあ今日は絶対にイカせねーから」
「は!?待って、逆!俺イカされた…っんぐっ!」
口に猿轡を噛まされると、ハルヒは俺の下着ごとズボンを剥ぎ取った。
「んんっ!!んー!んー!!」
晒された事よりも相変わらず怖いオーラを纏って事を進めるハルヒが怖すぎて必死で暴れてはみたが、冷たい瞳を向けてきたので、ピタリと抵抗をやめた。
「ん、良い子。あんま暴れんなよ」
「………」
俺とハジメ、悠斗の思いはおそらく同じだろう。普段ヘラヘラしているハルヒが怖すぎて誰も話す事なく張り詰めた空気になった。
「…悪い事したらお仕置きは必要だろ?なぁ、悪いけど今日お前ら帰って来んない?」
「あ、か…帰るわ、じゃーなレン、ハルヒ、悠斗!」
そそくさと帰ったハジメに続き、悠斗も俺の手を解放しようとしたら、ハルヒが呼び止めた。
「あ、やっぱり悠斗は押さえる係で居てよ」
「お前ハジメ帰したかっただけかよ」
「そういうつもりじゃないけど、レン暴れるだろきっと。今日は容赦しないから」
「前も容赦なかったけどなお前。まぁ俺はレンのこと心配だし居るよ。つーかやるなら一回お前も頭冷やしてきたら?レンも蹴る所は悪かったけど、俺らもみんなで嫌がってるとこいじめてたわけだし反撃したくもなるだろ。それでもレンのこと許せないならしゃーねーけど、とりあえず頭冷やして来い。俺も可愛くてつい手出しちゃったけどさ」
「…ん、まぁそうか」
「早いな。冷えたの?」
「…うん、冷静なってきた。ごめん」
いつもの柔らかい表情に戻りつつあるハルヒにぶわっと涙が出た。
「あーあーごめんごめん」
よしよしと頭を撫でられると更に涙が出た。猿轡を外されて、悠斗も俺の腕を解放してくれたので俺はハルヒに勢い良くしがみついた。
「ごめんレン泣かないで」
「俺も蹴ってごめん、みんなに見られていじめられるのいつも恥ずかしかったから…」
「うん、今までごめんね。俺と二人ならいい?」
「…ん、悠斗は居てくれてもいいよ。ハルヒが暴走した時止めてくれるだろうし」
それを聞いたハルヒは、悠斗と目を合わせて少し口角を上げた。
「じゃあ3Pする?」
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