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Chapter.2
Episode.30
しおりを挟むガ‥カチャッ
キィ~
パタンッ
パチッ
「また元に戻ってる…」
「陽介さんってホント『散らかす』のも天才」
「もーまた脱ぎっぱなしだしぃ」
ガサゴソ…
「・・・」
ガサガサ…
陽介さんもエロ本とか読むのかな…
ガサ…
「うわっ直ぐ見つかった!」
「分かりやす過ぎる 笑」
ガサゴソ…
「…ふぅ」
「とりあえずこんな感じかな」
…さすがに今の時間に掃除機は迷惑だし
しーん…
( ̄- ̄) …
「お茶でも飲もっと」
キュイッ ジャー
キュイッ
カチッ
ボッ
「ふっふふ~ん♪」
ピロリロ~♪…
「!」
ばたばたっ
「なぁんだ、皆子か」
カチャ
「もしもし、どうかした?」
「いや、別にいいけど」
「今?」
「ナーイショ♡」
「バレバレでした、すみません…」
「他の人に言ったらまだ駄目だかんね」
「私は別にバレてもいいんだけど…」
「陽介さん、そういうの気にするほうだから」
「絶対だかんね~」
「ん?」
「え!?」
「が、願望はあるけど、まだ若いし…」
「そういうのってちゃんと自立してからの話でしょ」
ピィィー
「真面目言うな 笑」
「あ!」
「お湯沸かしてたの忘れた!」
ピィィーー
ゴンッ!
「いっった~~い!!」
「足の小指ぶつけた…」
「うん、ありがとう」
「そろそろ陽介さん、帰ってくる頃だし」
ピィィーーー
「うん」
「うん、わかった」
「じゃあねー」
ピッ
ピィィーーーッ!
ばたばたっ
カチッ
「…ふぅ」
「んふ♡」
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