『Love Stories。』

日向理

文字の大きさ
上 下
43 / 132
Chapter.2

Episode.20

しおりを挟む

         シュコッ



        ごくごくっ

     「っぬぉあぁあ~。。」

   「そして前回を上回る疲労感…」

「ふふ 笑」
「あれだけやれば疲れるって」

「陽介さんってピアノとかやってたの?」

  「一応弾けるけど習ってはいない」

「え!?」

「じゃあピアノもさっきの合奏のやつも」
「…ぜんぶ独学?」

         「うん」

         ごくごくっ
「(;´∀`)…うわぁ…」
「陽介さん、ホンモノだぁ」

 「『好きこそ物の』っていうでしょ?」

「それとはもう別次元でしょ!笑」

   「前々から「なんかちげー」って
    思ってた事だったんだけど」

「それをこうして具体的にやれるようになったのは、
    やっぱり治氏の影響がデカい」

「うわー、サークル行くの超楽しみ」

「あ、そういえばまだサークル名とか
 聞いてなくって…」

      「『創造したい会』」

         ごくごくっ
「…ダッサっ!笑」

  「治氏もダサいと自覚して付けてる 笑」


「うわー、やっぱり変態だぁ」


「あ、私もう行くね!」

        「はーい…」

「超疲れてる 笑」

「じゃあまたサークルかこっちで!」
        「はいよぉ」


「お疲れ様でしたぁ~!」

        「またねぇ」

「はーい^^」





          ごくっ

         「ん゛…」

     「もう無くなちゃった…」

                「はい、これ^^」

         「うわっ」
        「嬉しいぃ~」

     「やっぱりすぎしたさん、
      優しいおかただぁ~」

                   「ふふ^^」

                「のぞみさんは?」

         「えっと」
       「先に帰ったっす」


       「陽介さん、ひとりで帰れます?笑」


        「大丈夫」
         「バス
       「バス、この時間もうないですよ^^」

           「え!?」

             「今日休日ダイヤなんで、
      早い時間になくなっちゃうんですよ^^」

        「マヂですか…」

                   「マヂです」

       「っぬぉあぁあ~」

        「…前言撤回」
     「大丈夫じゃないです…」

         「じゃあ、私と一緒に帰ります?」

         「え!?」
       「ホントに!?」
                「ホントです^^」

             「言ったじゃないですか、
        私、迷子は放っておけないって^^」

         「うわ~」
      「エルサルバドールだぁ」
                      「?」
     「『救世主』って意味です」

                   「ふふ  笑」
            「救ってあげましょう^^」

               「じゃ行きましょ♪」

                「こっちです^^」

         「あれ?こっちじゃ…」

       「こっちから出たほうが近いんです♪」

           「裏道…」


          「高度過ぎる…」

         「陽介さーん、置いてきますよー」

         「いやそれは無理!」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~

taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。 お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥ えっちめシーンの話には♥マークを付けています。 ミックスド★バスの第5弾です。

美少女幼馴染が火照って喘いでいる

サドラ
恋愛
高校生の主人公。ある日、風でも引いてそうな幼馴染の姿を見るがその後、彼女の家から変な喘ぎ声が聞こえてくるー

夜の公園、誰かが喘いでる

ヘロディア
恋愛
塾の居残りに引っかかった主人公。 しかし、帰り道に近道をしたところ、夜の公園から喘ぎ声が聞こえてきて…

『チョコレートの隠し味。』

日向理
恋愛
*スマートフォン向けに最適化を行いました(2022/6/11) 2022年2月11日〜2022年2月15日、短期連載。12時更新。 ト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。 『文字を楽しむ』という意味でジャンルは『文楽(ぶんがく)』と命名しております。 小説とは異なり、読み手の想像力によって様々に質感が変化をします。 左脳・理論派の方には不向きな読みものですが、 右脳・感覚派の方はその、自由に構築できる楽しさを理解できるかもしれません。 『全く新しい読み物』なので抵抗感があるかもしれません。 お話も、一度読んで100%解るような作りに敢えてしておりません。 何度も反芻してゆくうちに、文楽(ぶんがく)ならではの醍醐味と、 自分の中で繰り広げられる物語にワクワクする事でしょう。 スマホでの閲覧は専用アプリにて、文字サイズを小に調整してください。 (擬似センタリングを多用するため)

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

雌犬、女子高生になる

フルーツパフェ
大衆娯楽
最近は犬が人間になるアニメが流行りの様子。 流行に乗って元は犬だった女子高生美少女達の日常を描く

処理中です...