39 / 132
Chapter.2
Episode.16
しおりを挟む
「あ!きた」
「ぬお!?」
「13時待ち合わせ…だったよね?」
「うん、そうだよ^^」
「「今日は早めに着くぞ!」って
意気込んできたのに
…遅刻してきた感を
感じるのは何故でしょう 笑」
「それは前回遅刻したからでしょ? 笑」
「…仰る通りでございます」
「…陽介さんって
仁美さんの子分かなんか?」
「こ、子分!?」
「んー」
「今から行くとこではアタシ、
保護者になってるから」
「…たぶん子供? 笑」
「こ、子供!?」
「ふふ 笑」
「まだ10分前だから大丈夫だよ♪」
「希ちゃんと先に待ち合わせてたから」
「はじめまして、緑川希です^^」
「お、岡崎陽介です」
「陽介さんって…」
「ん?」
「意図してジョンになれるんですか?」
「え!?」
「希ちゃん、
その話はナイショって言ったじゃん 笑」
「本人だしいいかなぁって」
「でもそれはナイショのままだけど
アタシが希ちゃんに話した事、
本人にバレちゃったじゃん 笑」
「あ、そっか」
「…残念ながら」
「ん?」
「残念ながらなれないのです!」
「でもジョンになったら超強くなるとか、
そういうメリットは全然ないので、
まぁなれなくても全然平気なのですが…」
「あは、なんか意外な反応 笑」
「ん?」
「よーすけにとっては、
恥ずかしいヒミツなのかと思ってたから」
「んー、滅多にならないし、
なっても「キモッ!」って言われるだけで」
「興味を持ってくれるってのも初なんで
…嬉しい気持ちのほうが強い、かな」
「ふーん」
「あ!そうだ」
「希ちゃん、絶対音感の持ち主なんだよ!」
「そうなんだ」
「なんか反応うす~」
「俺も絶対音感あるから」
「そなんだ!?」
「あ!でも俺のは、
感覚的な絶対音感だから」
「そうなんですか!?」
「私も感覚的なもので、高校ん時
『ほぼ』ってあだ名を
つけられそうになりました 笑」
「『ほぼ』笑」
「俺のは『ほぼ』ってより、
『だいたい』って感じ 笑」
「『だいたい』笑」
「じゃあ陽介さんは、
どうやって認識してるんですか?」
「私は色なんですけど」
「いろ!?」
「それはすげーなぁ」
「雰囲気 爆笑」
「あ、そろそろ移動しないと!」
「はーい、皆さんこちらでーす♪」
「なんか仁美さん、ガイドさんみたい 笑」
「だって約1名、迷子になりやすいんだもん♪」
「迷子 笑」
「じゃ本当に仁美さん、保護者なんですね 笑」
「あのぉお二人ともどちらへ…」
「ん?バス停」
「あ!」
「『バス』かあぁ…」
「ほらね♪」
「陽介さん可愛い 笑」
「歳下に可愛い言われてるよ! 笑」
「バスがあったかぁあ…」
「あは 笑」
「ふふ 笑」
「ぬお!?」
「13時待ち合わせ…だったよね?」
「うん、そうだよ^^」
「「今日は早めに着くぞ!」って
意気込んできたのに
…遅刻してきた感を
感じるのは何故でしょう 笑」
「それは前回遅刻したからでしょ? 笑」
「…仰る通りでございます」
「…陽介さんって
仁美さんの子分かなんか?」
「こ、子分!?」
「んー」
「今から行くとこではアタシ、
保護者になってるから」
「…たぶん子供? 笑」
「こ、子供!?」
「ふふ 笑」
「まだ10分前だから大丈夫だよ♪」
「希ちゃんと先に待ち合わせてたから」
「はじめまして、緑川希です^^」
「お、岡崎陽介です」
「陽介さんって…」
「ん?」
「意図してジョンになれるんですか?」
「え!?」
「希ちゃん、
その話はナイショって言ったじゃん 笑」
「本人だしいいかなぁって」
「でもそれはナイショのままだけど
アタシが希ちゃんに話した事、
本人にバレちゃったじゃん 笑」
「あ、そっか」
「…残念ながら」
「ん?」
「残念ながらなれないのです!」
「でもジョンになったら超強くなるとか、
そういうメリットは全然ないので、
まぁなれなくても全然平気なのですが…」
「あは、なんか意外な反応 笑」
「ん?」
「よーすけにとっては、
恥ずかしいヒミツなのかと思ってたから」
「んー、滅多にならないし、
なっても「キモッ!」って言われるだけで」
「興味を持ってくれるってのも初なんで
…嬉しい気持ちのほうが強い、かな」
「ふーん」
「あ!そうだ」
「希ちゃん、絶対音感の持ち主なんだよ!」
「そうなんだ」
「なんか反応うす~」
「俺も絶対音感あるから」
「そなんだ!?」
「あ!でも俺のは、
感覚的な絶対音感だから」
「そうなんですか!?」
「私も感覚的なもので、高校ん時
『ほぼ』ってあだ名を
つけられそうになりました 笑」
「『ほぼ』笑」
「俺のは『ほぼ』ってより、
『だいたい』って感じ 笑」
「『だいたい』笑」
「じゃあ陽介さんは、
どうやって認識してるんですか?」
「私は色なんですけど」
「いろ!?」
「それはすげーなぁ」
「雰囲気 爆笑」
「あ、そろそろ移動しないと!」
「はーい、皆さんこちらでーす♪」
「なんか仁美さん、ガイドさんみたい 笑」
「だって約1名、迷子になりやすいんだもん♪」
「迷子 笑」
「じゃ本当に仁美さん、保護者なんですね 笑」
「あのぉお二人ともどちらへ…」
「ん?バス停」
「あ!」
「『バス』かあぁ…」
「ほらね♪」
「陽介さん可愛い 笑」
「歳下に可愛い言われてるよ! 笑」
「バスがあったかぁあ…」
「あは 笑」
「ふふ 笑」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ミックスド★バス~家のお風呂なら誰にも迷惑をかけずにイチャイチャ?~
taki
恋愛
【R18】恋人同士となった入浴剤開発者の温子と営業部の水川。
お互いの部屋のお風呂で、人目も気にせず……♥
えっちめシーンの話には♥マークを付けています。
ミックスド★バスの第5弾です。
『チョコレートの隠し味。』
日向理
恋愛
*スマートフォン向けに最適化を行いました(2022/6/11)
2022年2月11日〜2022年2月15日、短期連載。12時更新。
ト書きの全く存在しない、全く新しい読み物。
『文字を楽しむ』という意味でジャンルは『文楽(ぶんがく)』と命名しております。
小説とは異なり、読み手の想像力によって様々に質感が変化をします。
左脳・理論派の方には不向きな読みものですが、
右脳・感覚派の方はその、自由に構築できる楽しさを理解できるかもしれません。
『全く新しい読み物』なので抵抗感があるかもしれません。
お話も、一度読んで100%解るような作りに敢えてしておりません。
何度も反芻してゆくうちに、文楽(ぶんがく)ならではの醍醐味と、
自分の中で繰り広げられる物語にワクワクする事でしょう。
スマホでの閲覧は専用アプリにて、文字サイズを小に調整してください。
(擬似センタリングを多用するため)
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる