蒼き流れの中で

白い黒猫

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十一章 ~自由という名の~ キンバリーの世界

最善ではなく

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 帰りの馬車の中でキンバリーは、行きと変わらない光景の広がる世界を感じ溜め息をつく。
 支配者が変わった所で、それはこの国にとって些細な変化でしかない。
 そして馬車の中は重苦しい沈黙が広がっている。人目のある所では平常心を装っていた仮面もはずれ、それぞれが己の思考の海に潜ってしまっている。白髪に赤い目の堕人。ローレンスとマグダレンの両親や兄弟や仲間を奪った存在。今なお二人の心に深く傷を残している。
 こんな所に現れてしまった事に……キンバリーは眉を寄せる。その事が二人にとって良い事か不味い事なのさえも読めない。イサールまでが何か考え込むように黙り込んでしまった事がキンバリーには不思議だった。とはいえ、イサールの目には二人のような暗さはないのがキンバリーにとってせめてもの救い。
「ねえ、イサール先程の神王の巫の力を奪ったといっていたけど、そんな事が可能なの?」
 前に座るイサールに声をかける。重苦しい空気に耐えきれなかったことと、そこも気になったからだ。イサールはキンバリーに声かけられた事で、柔らかい表情に戻る。
「奪ったというのは語弊がありますね。封じたという所でしょうか?」
 どちらにしても、今まで聞いた事の無い話である。それが出来ないから罪を犯した巫は、視覚聴覚などを奪った上で、専用の結界の中に閉ざされる。
「それはイサールの能力? それとも何だかの技術?」
「印章か、こういう使い方も出来るとは面白いな」
 キンバリーの言葉に答えたのはローレンスだった。
 マグダレンもローレンスを見て怪訝な表情をしてからイサールに視線を向ける。
「ええ、人にもあのように刻む事ができます。とはいえ、先日貴方にお教えしたモノとは異なり、かなり構造も複雑なものとなりますが」
 イサールは普通にローレンスに答えている。
 ローレンスと同室である事が多かっただけに、キンバリーが知らない技術についての話が行われていたようだ。その時間が二人の関係を近付けたのだろう。
 会話に加わる事でローレンスの気が紛れたように見える事にキンバリーは少しホッとする。
 キンバリーにはまだ理解出来ない高度な技術的な会話をしている。それを解らないながらもキンバリーは聞き入る。
 石ではなく紋様に能力を注ぐその発想は面白い。しかし巫の力を紋様として刻むなんて発想からして簡単に思いつく事ではない。
「……ああいった印章の有効条件は何だ? そして解除の方法は?」
 高度過ぎて二人の会話をただ聞いているしか出来ないキンバリーとは異なり、マグダレンはそう口を挟んでくる。
 その言葉にイサールはマグダレンと視線を合わせる。
 何故かイサールの表情が、憐れむような雰囲気に変化する。
「ああいった術が有効になるのは、能力が下の相手、もしくは抵抗も封じるだけの強固な印であることが必要となる。基本心臓もしくは脳とか生命維持にとって重要な器官に絡めて施すので解除しない限り一生外れることはない。焼いたり、切り落としたりといったこともできない」
 マグダレンはやけに真剣な表情でイサールを見つめている。イサールは優しく諭すようにマグダレンに説明していく。
「そして解除においても同様だ。印を読み取れるだけのスキルがあること、そしてソレを施した者、もしくは同等それ以上の能力を持った人物にしか解除できない」
 マグダレンはその言葉の意味をしっかり噛み締めるように下を向き考えて溜め息をつく。
「……だったら、あの馬鹿共が、巫の力を馬鹿な事に二度と使えなくなった事に関しては安心した」
 そう言ってマグダレンは無理やり作った感じのニヤリとした笑みを見せる。
 マグダレンが気にした所がそこではない事をキンバリーは何となく察したが、その部分に対して無邪気を装って聞くことは躊躇われた。
「馬鹿共? 神王の事だけでなく?」
 当たり障りなさそうな所だけをキンバリーは聞く。
 イサールはマグダレンを見てニコリと笑う。
「貴方にはバレたようで」
 マグダレンは肩を竦める。事情が理解出来ないキンバリーにイサールは頷く。
「遅効性なタイプの印章を付けておいたのですよ。あそこにいた奴全員に。ゆっくりとしたペースで能力を失っていき半年もしたら普通の人と何ら変わる事もない状態となる。
 その状態でも彼らが権力を維持出来るのか見どころですね。そういった細かい調整も出来るのが印章の便利な所です」
「便利かもしれないけど、そんな人の人生を左右するようなモノ。イサールの独断で行って良いものなの?」
 イサールは感心したような眼をキンバリーに向ける。
 それは講師が出来の良い生徒にするかのような眼。そこにキンバリーは改めてイサールとの距離を感じてしまう。
「はい、コレは秘術でもあるので独断で人に施す事は禁じられています。事前に許可と承認が必要です。
 許可を今回もとりました。ローレンス殿にも相談し承認をさせて頂ました」
 あの時顔を合わせてそんな事をしていたのかと、キンバリーは時の事を思い出す。
 結局はガロアが望む結末になった事に釈然としないものを感じていたキンバリーは、その言葉に少しは気が晴れる。
 それだけで良かったのかとも悩む。巫の力を神の力として、その能力を持つ事が神の化身である事の証明としてきた者達が、その力を失う事の意味は大きい。
 しかしその事でどう事態が変わるかは読めない。
「なんか納得がいかないという、顔していますね。キリー、貴方はどうするべきだったと思っています?」
 困ったように笑うイサールは、そんな難しい質問をしてくる。
「間違えてはいないけど、もっと一般の人が救われる方法もなかったのかな? と。
 ガロアら王族が力を失っても、新たに権力争いが起こるだけ。短いスパンでの政権交代は良い事とは思えない。
 かえって国全体が荒れる事にならない? 彼らにより負担のかかる事態にしただけかもしれない」
 自分が甘すぎる事を言っている事はキンバリー自身が理解してきた。でもアッサリと大変な事を平然と行ったイサールに何か言わずにいられなかった。
「ならば、君がこの国の指導者となり皆を導くのか? そして責任もってずっと見守り続けるというのか?
 結局見守ることもせず去る事になるのなら目に付いた問題点だけでも何とかする。そうするしかないだろ?」
 イサールの言葉に何も言い返せなかった。無責任なようで正論だからだ。イサールがガロアにも言った言葉が、蘇る。
『自由というものは与えられるものではないだろう?
 自らが望み掴み取ってこそ価値がある』
 国が変わるというのも、自らが行動して変えなきゃ意味がないのだ。
 キンバリー良かれと思って行った事も、必ずしも相手が求めてはいない。旅の中でそんな事実を突きつけられ傷付いたことも一度や二度ではない。
 暴力的な夫に傷付けられている女性の為に、男性を叩きのめしたら、何故か助けた被害者であった筈の女性に激怒さた。憎しみの籠った目で非難されたこともあった。
「キミ―、我々が今回来た事は無意味ではない。
 ゼブロは堕人との密接な関係が公にされてしまったことで、外部からの干渉を受けざる得なくなった。
 そうなるともう今までのように閉鎖的な価値観を押し付けた体制を続ける事は難しくなる。
 外部との接触は人に情報や物資など様々なものを持ち込む」
 ローレンスがそう声をかけてきたので、キンバリーは黙ったまま頷く。
 そういった事も理解している。しかしどこかいつものように納得出来ない自分がいた。ダライも善意だけで、干渉する訳ではないだろう。近隣国としてゼブロという国家が潰れても困るのだ。
 大量の亡命者や移民を受け入れると周辺国にマイナスの影響が出る。
 だからこそダライらが自分達に都合の良い存続の出来る指導者を見繕いそれを援助していく手を考えるであろう事はキンバリーには読めた。
 まあそうでも、その方が今までやりも遥かに良い未来なのだろう。
「キリー、優しいのはいいけど、優しすぎるのは君の弱点だよ。
 すべての人間を救える程の力をもつ人なんてこの世にはいない」
 イサールの言葉にキンバリーはムッとしたように見上げる。
「それは分かっています。ただ無力過ぎる自分に嫌気を感じただけ。色々割り切れない事が多すぎるだから……」
 キンバリーの言葉に、他の三人がククッと笑う。それは馬鹿にしているものではなく微笑ましいといった笑みだったが、その表情で自分の未熟さを感じ恥ずかしくなる。この割り切りの悪さが自分の幼さなのだろうと思った。
「そうだね。でもそれはもう仕方が無いよ。
 どんなに力を持とうが、地位を築こうが人は無力だ。目の前にいた一人すら守る事も叶わず途方に暮れる事もある。人の力なんてそんなものだ」
 キンバリーはそんな事を言ってきたイサールに思わず顔を上げる。
 柔らかくいつものように笑っているが、その目の奥に哀の色を感じる。優しいもののどこか憂いを秘めた瞳でジっと自分を見つめている事にドキリとする。
 驚いたのはキンバリーだけではないようで、ローレンスもマグダレンも意外そうにイサールの顔を見る。
 その視線から目を逸らす事が出来ずキンバリーはその碧の瞳をしばらく見つめ返す。
 そして察するイサールが自分を見つめながら、同時に喪った誰かを想い哀しんでいる。
 その事に複雑な感情が沸き起こる。
 マグダレンはローレンスがキンバリーを見つめながら似た表情をすることがあるから察せられた。
 亡くなった誰かを心に抱え続けている者の眼。そういう表情を見ると、特殊な存在ではなく思える。
 誰よりも頼りがいがあるようでいて得体の知れなさをもち、温かいようでいて肝を冷やす程に冷淡な所もある。
 自分からかけ離れた何を考えているのか分からないようでいて、このように人間臭く無邪気ともいえる感情を見せてくる。
 イサールという人物を分析しながら、自分らにとってどういう存在であるのかを考えてしまう。
「それでも私は自分でできる限り頑張るしかない。必死に足掻いてでも自分の力で生きるしかないから」
 キンバリーはイサールの眼をシッカリ見つめながらそう言葉を返す。
 イサールはキンバリーの言葉に少し驚いた顔をして、嬉しそうに笑った。
「そうだね。そして俺も今度こそはちゃんと守りきらないと」
 イサールはこのように時々噛み合っていない感じの返事を返す。
「守るって何を?」
 イサールはンッと声を出して少し悩み二コリと笑う。
「友との約束かな?」
 良く分からない答えにキンバリーは首を傾げる。しかしローレンスとマグダレンはその会話を聞き何やら考え込んでいる様子だ。
 イサールの言い方と、他の二人の反応でその今の言葉がイサールのここにいる理由だとキンバリーは読む。
 どう言葉を返そうかと悩んでいるキンバリーの腕に絡みついてくるものがある。隣に座るマグダレンの腕である。
《コイツらを簡単に信頼して心を開かないで。とてつもない力を見せつけつつ、敵意ない感じで友好的に接してきて相手の懐に飛び込んでくる》
 そんなマグダレンの心話にキンバリーは視線だけを返す。
《そして油断しているととんでもないしっぺ返しをしてくるから》
 そう続けられる言葉に思わず眉を寄せてしまう。この言葉がいつも感情的な感じで言われるのならば、理解できた。
「なんか色々あって疲れた。キミ―肩をかして。眠りたいから」
 口ではそう言い装いながら、心話で冷静にそんな事を言ってきた事にキンバリーも戸惑う。表面的にはいつものようにキンバリーとイサールとの会話に割り込み邪魔しにきただけのように見えるだろう。
《しっぺ返しって、マグダ……過去にイサールと何があったの?》
 目を瞑り甘えたようにキンバリーの肩に頬を摺り寄せてくる。
《…………何も。
 でもコイツも同じ事。コチラの理解超えた価値観で人を振り回して混乱させ失望させる。
 会話できるようで、話が通じない。本当の意味で分かり合える事はない》
「マグダ……」
 困ったようにマグダレンを見つめるしかないキンバリー。
 感情論ではなく、いつになく理論で説明してきたマグダレンの言葉を考える。
 その言っている事も、あながち的外れでもなく思える所にキンバリーも悩ませる。
 曝け出しているようで肝心な事を語らないマグダレンの言葉は根幹の所が分からない。
「そうしているのを見ると、母娘というより姉妹に見えますね」
 目を細め微笑ましそうにそんな事を言ってくるイサールにキンバリーは困ったような笑みを返す事しか出来なかった。
 ローレンスも相変わらずベッタリしている二人の様子を同じように笑ってみている。
「マグダは甘えん坊だから」
 キンバリーは言い訳のようにそう答える。そして改めてマグダレンと自分の関係についても考える。
「でもそれは、君にも甘えてもらいたいというサインなのでは?
 俺の母親もある時期からやたら俺を撫でてきたり、抱きしめたりするようになった事がある。
 そして言われたよ『大人にはいつでもなれる。だから母親の前だけでは子供らしくしなさい』ってね。
 母親にとってはいつでも子供に頼られ求められることが何よりも嬉しいらしい」
 肩に身体を預けているマグダレンにもその言葉は聞こえている筈。
 眠っているフリをしてイサールにもキンバリーに対しても何の反応も返さなかった。
 理解し合えないといいつつ、イサールはマグダレンの事を下手したらずっと一緒にいたキンバリー以上に理解している。というか、読んでいる所がある。だかこそ、マグダレンが噛みついていってもそれに上手く対応できているのだろう。
 そしてキンバリーはどうなのか? マグダレンが抱えた秘密にはキンバリーはいつになっても踏み込めないだけに、抱き合いながらも距離をとり接しているだけ。
 その事をもどかしいと思う。とはいえキンバリーはマグダレンのことを全て理解したいか? というとそこまで踏み込むのは恐ろしく感じるものがあった。
 そこまで娘として踏み込むべきなのかも分からない。
 そうすると完全に今の関係を壊してしまうか、逆にマグダレンの中にある強すぎる想いに飲み込まれ抜け出せなくなりそうな気もする。
 ふと、イサールがコチラを見つめたままである事に気が付く。
「……で、イサールはどうしたの?」
 キンバリーは些か会話の間を開きすぎたとは思ったものの、そう繕い会話を続けるようにした。
「え?」
 イサールの中でも、もう会話は終わっていたのか、キョトンとされる。
「いや、お母さんの望むように甘えたのかな? ……と思って」
 納得したようにイサールは頷く。
「あぁ。
 流石に子供のように甘える事は出来ませんでした。
 しかし母には色々な事を話し、そして話を聞いてと対話は増やしたような気はします。
 いつまでもその身に縋り抱きつきという甘えをするのは違いますから。時代時代の甘え方、求め方で過ごすことにしました」
 イサールは軽くそんな返答を返してきた。
 それが普通の親子関係というものなのだろう。
 イサールの親子とは異なりマグダレンの関係が歪で健全なものだけでないことをキンバリーは遠の昔に察していたが、ここで改めて突き付けられる。
 自分はどうマグダレンと向き合うべきなのか? いつまでも子供のように振る舞う時では無くなってきているのは感じる。
 だとしたら大人と大人という対等の立場で向き合えるものなのか? キンバリーは悩む。
「イサールのお母さんってどんな人?」
 一人で考え続けると、どうしようもない袋小路に入り込んでしまう気がして、イサールと他愛ない会話を続ける事にする。
「聡明で美しい女性でした。
 お菓子作りが趣味で、皆から料理なんてしなくて良いと言われても、私の為にお菓子を作るのが好きで――」
 そう楽しげに自分の母親の話を始めるイサール。
 そんな様子に『マザコン』と心話で突っ込むマグダレン。
 深い愛により繋がっていたイサールと母親。
 ここまで母親を誉めた称える男性は珍しいだろうが、それでもキンバリーとマグダレンの二人よりもまともで健全だったように見える。

《アナタマデ……ワタシヲ……ステナイデ》

 心話ではなく、触れ合っている事で漏れてきたマグダレンの感情。
 それに何の反応も返せなかった。馬車の中で腕や肩にマグダレンの体温を感じながら、イサールと他愛ない会話を続けるしかなかった。
 ローレンスはそんな様子を眺めながらも、会話に加わってくることはなかった。そんな四人を乗せて、馬車はゼブロの街道を進む。この馬車はビエルへと向かっているが、四人という集団が未来に向かっているのか過去に向かっているのかは分からなかった。

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