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ライトロースト
色んな意味で気恥ずかしい
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土曜日、初芽の先導で鬼熊さんのマンションに向かう。元々プライベートでのお付き合いある方ではないので、鬼熊さんの家に遊びに行くのは初めてである。共に過ごす時間は長いものの、精神的距離感は鬼熊さんと初芽の方が近いのだろう。歩く足にも迷いがない。
手には先程買ったワイン二本とツマミとなるチーズ。そしてバールでテイクアウト用に包んで貰ったイタリアンのお惣菜。そして俺用の一リットルのペットソフトドリンク。
鬼熊さんの住む緑地に囲まれたマンションは、新しくはないけれど最近のマンションのような取っ付きにくく気取った感じもなく俺達を迎えてくれた。このマンションで二年前までは父親と二人で暮らしていたけれど、その父親を事故で亡くしそれ以来一人で暮らしていた筈。
「あのさ、鬼熊さん今一人暮らしだよね」
その言葉には初芽はウーンと悩む仕草をする。
「どうなのだろ?
清瀬君、寮生活しているみたいだから同棲という訳ではないのでは?」
そう言いながら入り口の脇にある操作盤で初芽は部屋番号ボタンを押す。
『はい』
鬼熊さんでない男性の声がスピーカーから帰ってくる。初芽が名乗ると玄関のロックが外れる音がして俺達はマンション内へと踏み込む。改めて鬼熊さんの部屋を訪問するということが怖い事であるのに気が付く。上司のプライベートに踏み込むって事と、彼女と一緒の所を晒すというのは、どちらにしても恥ずかしい。
考えてみたら、この四人で会うのも今回で二回目。前回は街でバッタリ会った時、一時間程喫茶店でお茶した位である。その時、相手の男はズッと俺の事を警戒したように睨んでいた事も思い出し、気も若干、重くなっている内に玄関についてしまう。
扉が開き俺達を迎えてくれたのも、やはり鬼熊さんではなかった。
「お待ちしていました。どうぞ!」
鬼熊さんの彼氏である清瀬秀正は、今回は人懐っこい笑顔で迎えてくれた。それは彼なりの営業スマイルであることを感じる。彼だって社会人であるから、前回のように突然の状況でないので対応出来ているようだ。しかし、俺同様彼女の友人や同僚と会うのは気恥ずかしいものもあると思う。しかもここまで名前が妙に似ているとますます互いの存在がくすぐったい。
気の強そうなつりあがった目に明るめの茶色の髪の毛を無造作に立てた感じで、さらに健康的に焼けた肌がなんとも若々しい。いかにもスポーツマンという感じで恰好良いとは思う。その姿は一つしか変わらない俺が言うのも可笑しいけれど若い! という感じ。大学生といってもおかしくない風貌である。前日からいたのだろうかという感じの、トレーナー姿というラフな姿を気にしない事にして俺は営業スマイルで敵意や悪意はない事を示す。彼に無意味に嫉妬を抱かせるような行動控えねばと考える。というか、俺が鬼熊さんに惚れる事はあり得ないから、変に嫉妬をしてくるのは、やめてほしい。
「ヒデくん、久しぶり! あゴメン、キグがいつも清瀬君の事をそう話しているから、つい」
初芽の言葉に少し照れた顔をして、首を小さく横にふる。
「いえ、それでいいですよ! サポーターからは呼び捨てですし。呼び捨てで呼ばれるのがふつうって感じですから。あ、ここで立ち話も何ですからどうぞ、どうそ!」
そう言って、自分の部屋のように自然に誘う様子に苦笑しつつ俺達は上がる事にした。
「こんにちは。また会えて嬉しいよ」
俺の言葉に少し照れたように頭を下げ、ワインに気が付き『持ちますよ』と受け取る。
「ちょうどオフだったんで。逆に他の日はもうずっと練習ですよ」
シーズン始まっていても海外試合の関係で日程がずれることもあるようで、逆に今日彼がオフだからこの日になったようだ。俺は頷きながらも、だったら余計に二人っきりが良かったのでは? とも思う。
廊下を通って明るいリビングへと到着する。新しくはないけれど、長年大事に使われてきたのであろうガッシリとした木で作られたレトロな風合いのソファーとテーブル、同じ木の色の本箱と、レトロなデザインの家具だけどそれがかえって味わいのある暖かみを与える空間になっていた。
元々は家族で暮らしていたら事もあるのだろう、ファミリータイプの部屋でマンションは意外と広かった。そしておいしそうなニンニクと肉の焼ける香りが部屋に漂っている。
日の光に満ちたリビングに行くと、キッチンにいた鬼熊さんが、コチラを見てニッコリ笑ってくる。眼鏡をかけておらず、いつもきっちりまとめている髪を下ろされていて緩やかに頬のラインを覆っていて、いつもより柔らかい印象になっていた。なんていうか、やはり鬼熊さんって女性だったのだと納得する。 乱視が激しいから仕事中眼鏡をずっと掛けているらしいが、髪を下ろした方が本来の鬼熊さんらしいおおらかな温かさを感じて良いのにと思う。まあ、それが彼女なりのオンオフの付け方なのだろう。
清瀬くんは、ワインを冷やした方がいいのかを鬼熊さんに確認して、ワインを冷蔵庫にしまう。
「今日は、お招き頂きありがとうございます。
おつまみになそうなモノ持ってきたのですが、どうします?」
鬼熊さんは、もう料理がいくつか並べられているテーブルを指さす。
「そちらに置いといて! そして二人もそちらに座っていて、何か飲む?」
『お構い無く』と返したけれど、鬼熊さんは目で彼氏に向け頷くと、清瀬くんは冷蔵庫からお茶のポットを出し用意する。コップに継ぎそれをなれない様子でお盆に載せ持ってきた。余計な会話のいらない所に二人の仲の良さを感じて、何か見ていてむず痒い。既にサラダとかカナッペとかが並べられたテーブルに持ってきた料理を袋から出し蓋をとりテーブルに並べる。そして蓋はもとあった袋に重ねて戻す。
「何かお手伝いしましょうか?」
さすがに上司の家にきて、上げ膳据え膳ではなんか申し訳ない。鬼熊さんは、プッと笑い首を横にふる。
「大丈夫よ! それに男は台所では邪魔になるだけだから 」
そう言いながら、料理の皿を清瀬くんに手渡す。
「そうかな、初芽よりかは役に立つと思いますが」
そう返すと、横に座っていた初芽に腕を思いっきり叩かれた。それを見て清瀬くんはビックリしたように目を丸くする。そして興味津々という顔で俺たちを見ながら、春巻きをテーブルにおく。
「料理は得意な訳ではないけれど、苦手な訳ではないわよ!」
清瀬くんに言い訳のように初芽がそう説明する。
「え! 意外! 清酒くんは亭主関白タイプで、料理とかやらなさそうだけど、出来るの?」
鬼熊さんが笑いなが、そんな事を言ってくる。確かに俺は、甲斐甲斐しく料理を作る印象はないのだろうが、亭主関白にはならないと自分では思う。初芽はフーとため息をついて首を横にふる。
「会社ではそんな感じなんだ、正秀って。
逆よ! 世話焼き女房かというくらいに煩く、構ってくるわよ」
いくら親しい上司だとはいえ、そういう話をされるのは恥ずかしい。
「あのさ、そういう誤解を与えるような事言わないでくれない? 初芽が一生懸命になると自分の事ほったらかしになるから……」
鬼熊さんはスペアリブの載った皿を手に近付きながら、俺たちの様子を見て笑っている。
「あなた達二人が付き合っている様子が今まで想像出来なかったけど、今の見て分かったわ。いつもそういう感じだとは。お似合いなのね」
からかうような言葉に、変に否定も出来ず赤くなるしかなかった。 清瀬君も、ついいつものノリで話をしてしまった俺達を見てクスクス笑いだす。
さっきのやり取りは、俺達がイチャイチャしているように取られたようだ。清瀬君に与えているらしい俺に対する妙な嫉妬心も薄れたようで、その後の時間は穏やかなものになった。
手には先程買ったワイン二本とツマミとなるチーズ。そしてバールでテイクアウト用に包んで貰ったイタリアンのお惣菜。そして俺用の一リットルのペットソフトドリンク。
鬼熊さんの住む緑地に囲まれたマンションは、新しくはないけれど最近のマンションのような取っ付きにくく気取った感じもなく俺達を迎えてくれた。このマンションで二年前までは父親と二人で暮らしていたけれど、その父親を事故で亡くしそれ以来一人で暮らしていた筈。
「あのさ、鬼熊さん今一人暮らしだよね」
その言葉には初芽はウーンと悩む仕草をする。
「どうなのだろ?
清瀬君、寮生活しているみたいだから同棲という訳ではないのでは?」
そう言いながら入り口の脇にある操作盤で初芽は部屋番号ボタンを押す。
『はい』
鬼熊さんでない男性の声がスピーカーから帰ってくる。初芽が名乗ると玄関のロックが外れる音がして俺達はマンション内へと踏み込む。改めて鬼熊さんの部屋を訪問するということが怖い事であるのに気が付く。上司のプライベートに踏み込むって事と、彼女と一緒の所を晒すというのは、どちらにしても恥ずかしい。
考えてみたら、この四人で会うのも今回で二回目。前回は街でバッタリ会った時、一時間程喫茶店でお茶した位である。その時、相手の男はズッと俺の事を警戒したように睨んでいた事も思い出し、気も若干、重くなっている内に玄関についてしまう。
扉が開き俺達を迎えてくれたのも、やはり鬼熊さんではなかった。
「お待ちしていました。どうぞ!」
鬼熊さんの彼氏である清瀬秀正は、今回は人懐っこい笑顔で迎えてくれた。それは彼なりの営業スマイルであることを感じる。彼だって社会人であるから、前回のように突然の状況でないので対応出来ているようだ。しかし、俺同様彼女の友人や同僚と会うのは気恥ずかしいものもあると思う。しかもここまで名前が妙に似ているとますます互いの存在がくすぐったい。
気の強そうなつりあがった目に明るめの茶色の髪の毛を無造作に立てた感じで、さらに健康的に焼けた肌がなんとも若々しい。いかにもスポーツマンという感じで恰好良いとは思う。その姿は一つしか変わらない俺が言うのも可笑しいけれど若い! という感じ。大学生といってもおかしくない風貌である。前日からいたのだろうかという感じの、トレーナー姿というラフな姿を気にしない事にして俺は営業スマイルで敵意や悪意はない事を示す。彼に無意味に嫉妬を抱かせるような行動控えねばと考える。というか、俺が鬼熊さんに惚れる事はあり得ないから、変に嫉妬をしてくるのは、やめてほしい。
「ヒデくん、久しぶり! あゴメン、キグがいつも清瀬君の事をそう話しているから、つい」
初芽の言葉に少し照れた顔をして、首を小さく横にふる。
「いえ、それでいいですよ! サポーターからは呼び捨てですし。呼び捨てで呼ばれるのがふつうって感じですから。あ、ここで立ち話も何ですからどうぞ、どうそ!」
そう言って、自分の部屋のように自然に誘う様子に苦笑しつつ俺達は上がる事にした。
「こんにちは。また会えて嬉しいよ」
俺の言葉に少し照れたように頭を下げ、ワインに気が付き『持ちますよ』と受け取る。
「ちょうどオフだったんで。逆に他の日はもうずっと練習ですよ」
シーズン始まっていても海外試合の関係で日程がずれることもあるようで、逆に今日彼がオフだからこの日になったようだ。俺は頷きながらも、だったら余計に二人っきりが良かったのでは? とも思う。
廊下を通って明るいリビングへと到着する。新しくはないけれど、長年大事に使われてきたのであろうガッシリとした木で作られたレトロな風合いのソファーとテーブル、同じ木の色の本箱と、レトロなデザインの家具だけどそれがかえって味わいのある暖かみを与える空間になっていた。
元々は家族で暮らしていたら事もあるのだろう、ファミリータイプの部屋でマンションは意外と広かった。そしておいしそうなニンニクと肉の焼ける香りが部屋に漂っている。
日の光に満ちたリビングに行くと、キッチンにいた鬼熊さんが、コチラを見てニッコリ笑ってくる。眼鏡をかけておらず、いつもきっちりまとめている髪を下ろされていて緩やかに頬のラインを覆っていて、いつもより柔らかい印象になっていた。なんていうか、やはり鬼熊さんって女性だったのだと納得する。 乱視が激しいから仕事中眼鏡をずっと掛けているらしいが、髪を下ろした方が本来の鬼熊さんらしいおおらかな温かさを感じて良いのにと思う。まあ、それが彼女なりのオンオフの付け方なのだろう。
清瀬くんは、ワインを冷やした方がいいのかを鬼熊さんに確認して、ワインを冷蔵庫にしまう。
「今日は、お招き頂きありがとうございます。
おつまみになそうなモノ持ってきたのですが、どうします?」
鬼熊さんは、もう料理がいくつか並べられているテーブルを指さす。
「そちらに置いといて! そして二人もそちらに座っていて、何か飲む?」
『お構い無く』と返したけれど、鬼熊さんは目で彼氏に向け頷くと、清瀬くんは冷蔵庫からお茶のポットを出し用意する。コップに継ぎそれをなれない様子でお盆に載せ持ってきた。余計な会話のいらない所に二人の仲の良さを感じて、何か見ていてむず痒い。既にサラダとかカナッペとかが並べられたテーブルに持ってきた料理を袋から出し蓋をとりテーブルに並べる。そして蓋はもとあった袋に重ねて戻す。
「何かお手伝いしましょうか?」
さすがに上司の家にきて、上げ膳据え膳ではなんか申し訳ない。鬼熊さんは、プッと笑い首を横にふる。
「大丈夫よ! それに男は台所では邪魔になるだけだから 」
そう言いながら、料理の皿を清瀬くんに手渡す。
「そうかな、初芽よりかは役に立つと思いますが」
そう返すと、横に座っていた初芽に腕を思いっきり叩かれた。それを見て清瀬くんはビックリしたように目を丸くする。そして興味津々という顔で俺たちを見ながら、春巻きをテーブルにおく。
「料理は得意な訳ではないけれど、苦手な訳ではないわよ!」
清瀬くんに言い訳のように初芽がそう説明する。
「え! 意外! 清酒くんは亭主関白タイプで、料理とかやらなさそうだけど、出来るの?」
鬼熊さんが笑いなが、そんな事を言ってくる。確かに俺は、甲斐甲斐しく料理を作る印象はないのだろうが、亭主関白にはならないと自分では思う。初芽はフーとため息をついて首を横にふる。
「会社ではそんな感じなんだ、正秀って。
逆よ! 世話焼き女房かというくらいに煩く、構ってくるわよ」
いくら親しい上司だとはいえ、そういう話をされるのは恥ずかしい。
「あのさ、そういう誤解を与えるような事言わないでくれない? 初芽が一生懸命になると自分の事ほったらかしになるから……」
鬼熊さんはスペアリブの載った皿を手に近付きながら、俺たちの様子を見て笑っている。
「あなた達二人が付き合っている様子が今まで想像出来なかったけど、今の見て分かったわ。いつもそういう感じだとは。お似合いなのね」
からかうような言葉に、変に否定も出来ず赤くなるしかなかった。 清瀬君も、ついいつものノリで話をしてしまった俺達を見てクスクス笑いだす。
さっきのやり取りは、俺達がイチャイチャしているように取られたようだ。清瀬君に与えているらしい俺に対する妙な嫉妬心も薄れたようで、その後の時間は穏やかなものになった。
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