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第89エナジー 「狡猾」
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「『竜牙』。おまえは『宇宙三戦士』の仲間なのか?」
「知り合いだ。仲間って程ではない。」
「だったら俺と一緒にやつらも殺そうぜ。あいつらムカつかねーか?『宇宙』の犬のくせに生意気だろ?ちょっと莫大なエナジーを持っているからって。」
「あいつらくまとうさぎだぜ?」
「・・・・・。まあいい。俺たち兄弟だろ?もともと『ヤマタノオロチ』で一つの体だったんだし。そうかおまえの迷っていることは『黒竜』のことだな?『黒竜』はおまえの好きにしろ。おまえの思い入れのある『ケミエナ星』が破壊されたんだよな?『黒竜』は殺されて当然だ。」
「『竜星』も『黒竜』の仲間なんだろ?俺が殺したら俺を許さないんじゃないのか?」
「いや~。ほんとマジでそんな感情ないね。俺と『黒竜』『賢竜』には情がないみたいだ。自分の都合の良いことにしか興味がない。だからもし『黒竜』が死んだとしても弱っちいなで終わりだ。今は『竜牙』と徒党を組んだ方が面白そうだと本気で思ってるぜ。『宇宙三戦士』が『竜牙』に警戒心もなく近づいてきたとき、隙をみてこの『エナジー無効化ネックレス』をかけて殺すことだってできるかもしれないだろ?ククク。」
「俺は・・・。」
「それにしても『地球』は楽しい星じゃん。『エナジー』無効化して半年ほど暮らしていたけど、食べ物には困らないし遊べるものも多いし、一生退屈しないよな?破壊するのが惜しいよな~。」
「俺・・・・・・・・。」
「竜牙」のエナジー体の数は一万。「竜星」のエナジー力は「7000兆」。しかし、エナジー体の数は無限に増やせるので、「斥力」と「引力」で動きを止め、「エナジーバースト」を全エナジー体で「竜星」に一斉攻撃すれば確実に殺せる。消滅させることができる。
戦闘では必ず勝てるのに、口が達者な「竜星」に「竜牙」は押されてしまったのだ。
こいつを殺すことなんかいつでもできる。でも先に殺すのは「黒竜」だ。もうすぐ「地球」にくるっていってるんだからそのとき、「エナジーバースト」で破壊してやる。
そう自分に言い聞かせたのだ。「竜星」の圧倒的自信。圧倒的威圧感。「竜牙」は「竜星」にうまく丸め込まれてしまった。
この後、「竜牙」は「竜星」を解放し、学校に戻らせた。学校に戻った「竜星」は何食わぬ顔で授業を受けていた。ときどき「竜牙」の顔を見てはニヤてきた。「竜牙」は「竜星」を見るたびに恐くなってきた。
これで本当に良かったのかな?
この夜。「竜牙」は塾に行っていた。
「えっ。あなた!!『竜牙』にあのこと話してなかったの!?」
「そうなんだよ~。前、公園行ったときも全然違う話ばっかりでその話するの忘れてたんだよ。」
「飽きれた。だから『竜牙』は今朝、『母さん。太ったよな。別にどうでもいいけど。』なんて言ってきたのね。もう明日私から言うわよ!!」
「竜牙」にとって家族との最期のときが訪れようとしていた。
次回。 第90エナジー 「さいご」
「知り合いだ。仲間って程ではない。」
「だったら俺と一緒にやつらも殺そうぜ。あいつらムカつかねーか?『宇宙』の犬のくせに生意気だろ?ちょっと莫大なエナジーを持っているからって。」
「あいつらくまとうさぎだぜ?」
「・・・・・。まあいい。俺たち兄弟だろ?もともと『ヤマタノオロチ』で一つの体だったんだし。そうかおまえの迷っていることは『黒竜』のことだな?『黒竜』はおまえの好きにしろ。おまえの思い入れのある『ケミエナ星』が破壊されたんだよな?『黒竜』は殺されて当然だ。」
「『竜星』も『黒竜』の仲間なんだろ?俺が殺したら俺を許さないんじゃないのか?」
「いや~。ほんとマジでそんな感情ないね。俺と『黒竜』『賢竜』には情がないみたいだ。自分の都合の良いことにしか興味がない。だからもし『黒竜』が死んだとしても弱っちいなで終わりだ。今は『竜牙』と徒党を組んだ方が面白そうだと本気で思ってるぜ。『宇宙三戦士』が『竜牙』に警戒心もなく近づいてきたとき、隙をみてこの『エナジー無効化ネックレス』をかけて殺すことだってできるかもしれないだろ?ククク。」
「俺は・・・。」
「それにしても『地球』は楽しい星じゃん。『エナジー』無効化して半年ほど暮らしていたけど、食べ物には困らないし遊べるものも多いし、一生退屈しないよな?破壊するのが惜しいよな~。」
「俺・・・・・・・・。」
「竜牙」のエナジー体の数は一万。「竜星」のエナジー力は「7000兆」。しかし、エナジー体の数は無限に増やせるので、「斥力」と「引力」で動きを止め、「エナジーバースト」を全エナジー体で「竜星」に一斉攻撃すれば確実に殺せる。消滅させることができる。
戦闘では必ず勝てるのに、口が達者な「竜星」に「竜牙」は押されてしまったのだ。
こいつを殺すことなんかいつでもできる。でも先に殺すのは「黒竜」だ。もうすぐ「地球」にくるっていってるんだからそのとき、「エナジーバースト」で破壊してやる。
そう自分に言い聞かせたのだ。「竜星」の圧倒的自信。圧倒的威圧感。「竜牙」は「竜星」にうまく丸め込まれてしまった。
この後、「竜牙」は「竜星」を解放し、学校に戻らせた。学校に戻った「竜星」は何食わぬ顔で授業を受けていた。ときどき「竜牙」の顔を見てはニヤてきた。「竜牙」は「竜星」を見るたびに恐くなってきた。
これで本当に良かったのかな?
この夜。「竜牙」は塾に行っていた。
「えっ。あなた!!『竜牙』にあのこと話してなかったの!?」
「そうなんだよ~。前、公園行ったときも全然違う話ばっかりでその話するの忘れてたんだよ。」
「飽きれた。だから『竜牙』は今朝、『母さん。太ったよな。別にどうでもいいけど。』なんて言ってきたのね。もう明日私から言うわよ!!」
「竜牙」にとって家族との最期のときが訪れようとしていた。
次回。 第90エナジー 「さいご」
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