エナジークエスト

リョウタ

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第60エナジー  「『兆』クラス」

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「俺の炎の技はどうよ?」


敵のマクロ「フレアミスト」が、「竜牙」の「プロミネンスショット」を全て「アブソーブ」(吸収)した。


「ちょっと!!こんなミクロばっかりの星になんで美味しい炎出せるやついるのよ!!」


「フレアミスト」は、大人の女のようなマクロ体で、下着だけしか身につけていない。エッチな格好をしている。


「俺が出したんだ!!お前ら何でこの星にケンカ売ってきてるんだよ!!」


「あら。イケメンじゃないけど、ブサイクでなかなか可愛いガキじゃない。ブサカワってとこ?あなたはだーれ?」


「俺は『竜牙』だ!!俺の質問に答えやがれ!!」


「『竜牙』ちゃん。よろしく。あなたペットにしようと思うわ。えーとこの星にケンカ売っている理由だっけ?なんかムカつかない?ミクロばっかり集まって、コソコソマクロを殺す兵器とか開発しちゃったりして。弱いやつは弱いままでいいと思わない?生意気よ。そんな弱いミクロは一匹残らず、殺す方が宇宙のためだと思うの?『竜牙』ちゃんもそう思わない?」


「思わねーよ。この変態女!!死ね!!『ハンドレッド・エナジーショット』(100個のエナジーショット)!!」


「竜牙」は10000倍の「引力」で「100個のエナジーショット」を「サンライト・エナジー」状態で放った。


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!



「もう『竜牙』ちゃん!!攻撃するなら炎にしてよ~。全部吸い尽くしてあげるのに~。こんな攻撃くすぐったいだけよ。」


「竜牙」の「引力」付き「エナジーショット」は「サンライトモード」で放ったので、エナジー力「1兆5000億」の攻撃力があったのに関わらず、「フレアミスト」にはくすぐったいのレベル。それもそのはず、「フレアミスト」のエナジー力は「310兆」。


「じゃあ『竜牙』ちゃんに私の炎プレゼントしちゃう。『フレアーボール』。」


小さな炎のボールを「竜牙」に向けて投げた。


「バカにしやがって。俺も炎のスペシャリストだぜ。おまえの炎いただいてやるぜ!!『アブソーブエナジーファイアー』(炎吸収)」


「竜牙」は真正面から「フレアミスト」の炎のボールを受け止めた。敵の炎を吸収した途端、「竜牙」の体が破裂したのである。


ボン!!


「竜牙」の体は破裂し、頭一つになった。


「なっ。どういうことだ。」


「えっ。『竜牙』ちゃん。ミクロのくせに首だけで生きてるの?え~面白い~!!もう絶対ペット決定!!毎日体引き裂いて遊ぶわ。でもね。バカよ。『アブソーブ』(吸収)ができても、自身の許容を超えるエナジー量を取り込むと体は適合できずに、破壊されるわ。弱いと不便よね~。」


「くそ。」


次回。  第61エナジー   「『ファイガー』VS『アーク』『ブラウド』『アルガンドル』
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