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20話 遠距離のセフレは必要なのか?
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さちこは引っ越すや否や、緊急事態宣言で夫のリモートワークが
始まり、ストレスが限界に近づき、何度か彼に電話した。
「そんなに寂しいんやったらそっちに後輩がおるから紹介したろか?」
「その後輩になんて言うんよ。」
「ちょっと美人でエッチ好きな子おるからって。」
「何それ。その人と兄弟になっても嫌じゃないん?」
「その代わりこっちも紹介して。」
「嫌やわ。じゃあね。」
彼にはその後一切電話しなかった。
お盆に帰省する直前、彼からラインがきた。
「帰ってくるのか?」
「うん。」
とは返信したものの会いたくなかったので予定していなかった。
彼からもそれきり返信はなかったので、そのまま音信不通で時は過ぎた。
10月に入り、
彼から突然前澤ジャンケンのURLが頻繁に送られてくるようになった。
既読スルーしていたが
あまりにしつこいのでゲンコツのスタンプだけ返した。
するとラインはぴたりと止まり、12月初旬に再びラインがきた。
「元気?こっち来ないの?したい。」
こっちには全くその気は無くなっていた。
「久しぶり~元気やで。相変わらずの性欲やね。笑
年末は帰らへんねん。また帰る時連絡するね~。
お仕事がんばってね~。」
「ありがとう。早く会いたいね。」
(いや、別に会いたくねえよ。)
「そだね。次会う時はハイジーナになってるかも。笑」
「うん。了解です。よろしくね。」
(何がよろしく?)
数日後大型家具を処分することになり、
こちらに知り合いがいないか聞いてみた。
「関東で家具の移動回収やってる人知らん?
処分したいねんけど2階から1階に室内階段で下ろさないとあかんから
作業員2人必要で高くなっちゃうみたいで。」
「処分するの?やったら潰した方がいいけど、
そーゆう仕事は暮らしのマーケット頼んだら安いよ。
ってか、したくてヤバイ。最近忙しくて。」
「ありがとう。ググってみるわ。忙しいと余計に溜まるわね。笑」
「そっか。がんばってね。たまにはエッチな画像欲しいなあ。」
「ありがとう。エッチな画像は恥ずかしいからダメ~
宇宙人の彼女からもらいなはれ。笑」
「もう宇宙帰ったから。笑
セクシーショットちょうだい。こんなになってる。」
彼の剥き出しのドラムスティックの写真が送られてきた。
始まり、ストレスが限界に近づき、何度か彼に電話した。
「そんなに寂しいんやったらそっちに後輩がおるから紹介したろか?」
「その後輩になんて言うんよ。」
「ちょっと美人でエッチ好きな子おるからって。」
「何それ。その人と兄弟になっても嫌じゃないん?」
「その代わりこっちも紹介して。」
「嫌やわ。じゃあね。」
彼にはその後一切電話しなかった。
お盆に帰省する直前、彼からラインがきた。
「帰ってくるのか?」
「うん。」
とは返信したものの会いたくなかったので予定していなかった。
彼からもそれきり返信はなかったので、そのまま音信不通で時は過ぎた。
10月に入り、
彼から突然前澤ジャンケンのURLが頻繁に送られてくるようになった。
既読スルーしていたが
あまりにしつこいのでゲンコツのスタンプだけ返した。
するとラインはぴたりと止まり、12月初旬に再びラインがきた。
「元気?こっち来ないの?したい。」
こっちには全くその気は無くなっていた。
「久しぶり~元気やで。相変わらずの性欲やね。笑
年末は帰らへんねん。また帰る時連絡するね~。
お仕事がんばってね~。」
「ありがとう。早く会いたいね。」
(いや、別に会いたくねえよ。)
「そだね。次会う時はハイジーナになってるかも。笑」
「うん。了解です。よろしくね。」
(何がよろしく?)
数日後大型家具を処分することになり、
こちらに知り合いがいないか聞いてみた。
「関東で家具の移動回収やってる人知らん?
処分したいねんけど2階から1階に室内階段で下ろさないとあかんから
作業員2人必要で高くなっちゃうみたいで。」
「処分するの?やったら潰した方がいいけど、
そーゆう仕事は暮らしのマーケット頼んだら安いよ。
ってか、したくてヤバイ。最近忙しくて。」
「ありがとう。ググってみるわ。忙しいと余計に溜まるわね。笑」
「そっか。がんばってね。たまにはエッチな画像欲しいなあ。」
「ありがとう。エッチな画像は恥ずかしいからダメ~
宇宙人の彼女からもらいなはれ。笑」
「もう宇宙帰ったから。笑
セクシーショットちょうだい。こんなになってる。」
彼の剥き出しのドラムスティックの写真が送られてきた。
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