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最終話 ワクチン接種は竿の硬度に影響するのか?
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「時間大丈夫?」
「うん、あともう少しでシャワーする。」
さちこはピロートークをする気にもならず、
さっさとベッドから出て風呂場に行った。
湯船の栓を抜き、シャワーで体を洗っていると彼が入ってきて湯船に浸かった。
(なんなんこいつ?)
「あ、ごめん、栓ぬいちゃった。」
「いいよ。」
さちこは身体を洗い流すと先に出た。
身体を拭いて服を着て歯を磨いた。
彼はさちこに話しかけたそうだがお互い話すこともないし、
そのまま身支度が整ったので部屋を出た。
「時間大丈夫?」
「うん。」
(そりゃそうだろ、かなり早くいって予定よりまだ20分あるしな。)
ホテルを出て駅に向かった。
前回彼はさちこを置き去りにして横断歩道を渡っていった交差点が見えてきた。
「デニーロそっちでしょ?」
「うん、俺こっち。」
「じゃあ。」
「手。」
「なに?」
彼はさちこの手をぎゅっと握って横断歩道を渡って消えていった。
前回別れる時、彼は行きたい店が閉まるからとさちこを駅まで送り届けず
そそくさとこの横断歩道を渡って消えた。
別れてから帰り道チクリと嫌味を送ったら
反省して今度から気をつける、的なことを言っていたが、
それを覚えてようが覚えてまいがどうでもよかった。
とにかくさちこは行きにモスバーガーの看板を見て
帰りに食べて帰ろうと思っていたので
すぐここで彼と別れたかったのである。
彼が見えなくなったのを見計らって少しきた道を戻り、
モスバーガーに入った。
セットメニューにせず
自分の食べたいハンバーガーとサイドメニューとドリンクを
それぞれ単品で注文した。
自分のご機嫌を取るためにそうした。
いくらばかりか気分が良くなったので帰った。
(そういや私も同じ方向だったな。)
そう思いながら彼が渡った横断歩道を渡った。
1回目はあんなに感動的であったのに2回目はこのザマ。
ワクチンのせいじゃないのか?
と思いつつ、次の肉棒を探す旅は終わらないさちこであった。
「うん、あともう少しでシャワーする。」
さちこはピロートークをする気にもならず、
さっさとベッドから出て風呂場に行った。
湯船の栓を抜き、シャワーで体を洗っていると彼が入ってきて湯船に浸かった。
(なんなんこいつ?)
「あ、ごめん、栓ぬいちゃった。」
「いいよ。」
さちこは身体を洗い流すと先に出た。
身体を拭いて服を着て歯を磨いた。
彼はさちこに話しかけたそうだがお互い話すこともないし、
そのまま身支度が整ったので部屋を出た。
「時間大丈夫?」
「うん。」
(そりゃそうだろ、かなり早くいって予定よりまだ20分あるしな。)
ホテルを出て駅に向かった。
前回彼はさちこを置き去りにして横断歩道を渡っていった交差点が見えてきた。
「デニーロそっちでしょ?」
「うん、俺こっち。」
「じゃあ。」
「手。」
「なに?」
彼はさちこの手をぎゅっと握って横断歩道を渡って消えていった。
前回別れる時、彼は行きたい店が閉まるからとさちこを駅まで送り届けず
そそくさとこの横断歩道を渡って消えた。
別れてから帰り道チクリと嫌味を送ったら
反省して今度から気をつける、的なことを言っていたが、
それを覚えてようが覚えてまいがどうでもよかった。
とにかくさちこは行きにモスバーガーの看板を見て
帰りに食べて帰ろうと思っていたので
すぐここで彼と別れたかったのである。
彼が見えなくなったのを見計らって少しきた道を戻り、
モスバーガーに入った。
セットメニューにせず
自分の食べたいハンバーガーとサイドメニューとドリンクを
それぞれ単品で注文した。
自分のご機嫌を取るためにそうした。
いくらばかりか気分が良くなったので帰った。
(そういや私も同じ方向だったな。)
そう思いながら彼が渡った横断歩道を渡った。
1回目はあんなに感動的であったのに2回目はこのザマ。
ワクチンのせいじゃないのか?
と思いつつ、次の肉棒を探す旅は終わらないさちこであった。
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