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10話 遅すぎるカミングアウト
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「さっちゃん、こんばんは~。」
「衛さん、お疲れ様~。昨日の会合楽しかった!?」
「久しぶりに焼肉したわ。」
焼肉の写真が添付された。
「美味しそう~!美味しかった!?」
「そやね。普段ひもじい食生活だったからね。」
「そーなんだ。お料理教室行ってたのに。笑」
「自分ひとりだときまったものばかり。」
「そっか。食べてる写真ないの?」
「ないよ。普通撮らんでしょ。」
「私の話した?」
「してないよ。笑 このご時世の感染症の話ばかり。」
「感染症の話だけ?」
「最初から最後まで感染症。」
「つまんなくない?笑」
「つまらないよ。でも肉は美味い。」
「メンバーは友達じゃないの?」
「同僚だよ。」
「同僚みんな真面目なんだね。まあお肉の味が堪能できて良かったね。
もしかして消毒のために焼肉!?」
「そだよ。テレビもネットも職場も全部感染症の話。
右も左も感染症の話ばかり。」
「へー。私の周りにはいないなあ。テレビ観ないし。」
「なにみるの?」
「自分の知りたい情報はネットでググるけど
ただの情報は鵜呑みにしてないから自分で考えて行動してる。」
「そだね。それ大事。」
「しっかりしてるやん。笑」
「してるよ。今頃気づいたん!?」
「そう。なんか子供っぽい印象もってる。純粋。」
「童顔だし話してる内容もシモイからね。」
「うーん それだけではないけど 真っ直ぐな感じ。」
「でもウィットに富んだジョークも言えるよ。正直なことしか言えないから。」
「そだね。頭の回転はやい印象。賢い人の印象。」
「ありがとう。お世辞とか社交辞令は言わない。」
「うん。」
「衛さんもだね。」
「俺はドロドロ。メタルスライムみたい。」
「そーなの!?怖いね。ドロドロは嫌だな。」
「逃げ足も速い。」
「逃げ足早そう。」
「経験値も高いの。」
「何の経験値!?」
「戦い。」
「実戦!?」
「そだよ。防衛省だからね。」
「もしかしてイラクとかアフガン行ってたの!?」
「いってないよ。」
「どこで戦ってたの?霞ヶ関!?」
「心の中。」
「そーいうことか。」
「精神と時の部屋。」
「官僚なの!?」
「ちがうよ。」
「国家公務員のことよくわかんないんだけど。」
「しらなくていいよ。」
「自衛隊の人とは違うんでしょ?まあ言いたくないなら言わなくていいよ。」
「そだよ。防衛省は事務官と自衛官しかいないからね。」
「事務官と官僚は違うんだ?」
「官僚は国家一種を合格した本当のエリートだよ。
東大生でもなかなか受からないからね。」
「ふーん。そーなんだ。違うんだね。」
「そそ。でも、人生を仕事に捧げるのもねぇー。」
「そだね。楽しかったらいいけど。」
「そこそこ楽しいけどね仕事も。」
「そっか、なら良かったね。あんまりストレス溜め込まないように。」
「そだね。いまんとこ大丈夫よ。」
「良かった。」
「ありがとう。やさしいね。」
「優しいし、かわいいし、面白いし、エロいし、最高でしょ?笑」
「そだね。そりゃもてるよ。」
「出会いがないから全然モテないよ。」
「それなんかきいたことある。」
「好みもうるさいっていうか、変なこだわりあるしね。」
「どんな好み?」
「剥けてる人、絶倫、丁寧なセックスする人」
「最後だけかな。」
「あれ!?剥けてるって言ってなかった!?」
「今日ね、よくみてみたら完全ではないことに気づいた。火星人。」
「そーなの!?」
かなりのショックだった。
「衛さん、お疲れ様~。昨日の会合楽しかった!?」
「久しぶりに焼肉したわ。」
焼肉の写真が添付された。
「美味しそう~!美味しかった!?」
「そやね。普段ひもじい食生活だったからね。」
「そーなんだ。お料理教室行ってたのに。笑」
「自分ひとりだときまったものばかり。」
「そっか。食べてる写真ないの?」
「ないよ。普通撮らんでしょ。」
「私の話した?」
「してないよ。笑 このご時世の感染症の話ばかり。」
「感染症の話だけ?」
「最初から最後まで感染症。」
「つまんなくない?笑」
「つまらないよ。でも肉は美味い。」
「メンバーは友達じゃないの?」
「同僚だよ。」
「同僚みんな真面目なんだね。まあお肉の味が堪能できて良かったね。
もしかして消毒のために焼肉!?」
「そだよ。テレビもネットも職場も全部感染症の話。
右も左も感染症の話ばかり。」
「へー。私の周りにはいないなあ。テレビ観ないし。」
「なにみるの?」
「自分の知りたい情報はネットでググるけど
ただの情報は鵜呑みにしてないから自分で考えて行動してる。」
「そだね。それ大事。」
「しっかりしてるやん。笑」
「してるよ。今頃気づいたん!?」
「そう。なんか子供っぽい印象もってる。純粋。」
「童顔だし話してる内容もシモイからね。」
「うーん それだけではないけど 真っ直ぐな感じ。」
「でもウィットに富んだジョークも言えるよ。正直なことしか言えないから。」
「そだね。頭の回転はやい印象。賢い人の印象。」
「ありがとう。お世辞とか社交辞令は言わない。」
「うん。」
「衛さんもだね。」
「俺はドロドロ。メタルスライムみたい。」
「そーなの!?怖いね。ドロドロは嫌だな。」
「逃げ足も速い。」
「逃げ足早そう。」
「経験値も高いの。」
「何の経験値!?」
「戦い。」
「実戦!?」
「そだよ。防衛省だからね。」
「もしかしてイラクとかアフガン行ってたの!?」
「いってないよ。」
「どこで戦ってたの?霞ヶ関!?」
「心の中。」
「そーいうことか。」
「精神と時の部屋。」
「官僚なの!?」
「ちがうよ。」
「国家公務員のことよくわかんないんだけど。」
「しらなくていいよ。」
「自衛隊の人とは違うんでしょ?まあ言いたくないなら言わなくていいよ。」
「そだよ。防衛省は事務官と自衛官しかいないからね。」
「事務官と官僚は違うんだ?」
「官僚は国家一種を合格した本当のエリートだよ。
東大生でもなかなか受からないからね。」
「ふーん。そーなんだ。違うんだね。」
「そそ。でも、人生を仕事に捧げるのもねぇー。」
「そだね。楽しかったらいいけど。」
「そこそこ楽しいけどね仕事も。」
「そっか、なら良かったね。あんまりストレス溜め込まないように。」
「そだね。いまんとこ大丈夫よ。」
「良かった。」
「ありがとう。やさしいね。」
「優しいし、かわいいし、面白いし、エロいし、最高でしょ?笑」
「そだね。そりゃもてるよ。」
「出会いがないから全然モテないよ。」
「それなんかきいたことある。」
「好みもうるさいっていうか、変なこだわりあるしね。」
「どんな好み?」
「剥けてる人、絶倫、丁寧なセックスする人」
「最後だけかな。」
「あれ!?剥けてるって言ってなかった!?」
「今日ね、よくみてみたら完全ではないことに気づいた。火星人。」
「そーなの!?」
かなりのショックだった。
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