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17.大仏様とのセックス
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風呂だけは広かったが、巨体と湯船に浸かるとそうでもなかった。
身体を洗い合いっこしても、ラッコの態勢で湯船に浸かっても、
巨体とでは全くもってキュンキュンしない。
そう思っていると大仏がさっき購入したローションを取り出した。
「だからローションいらないって。」
「ぬるぬるしたら気持ちいいよ。」
(それはお前がだろ?)
大仏が無理やり私の腕にローションを塗り始めた。
ぬるぬるになるが特に快感はない。
それより泡ぶろにする液体を入れすぎてジャグジーにしたから
泡がどんどん大きくなって泡におぼれそうになってきた。
(お風呂の時間は楽しくてムラムラするはずなのに、なんなんだろう。。。)
「テレビ観よっか。」
風呂のテレビのスイッチを入れた。
アダルトチャンネルにしてみるも大したエロスは感じない。
いつもスマホで観ている無料動画の方がよっぽどムラムラする作品であった。
そのうちAVのダメ出しをし始めた。
大仏もこれではムードが台無しだと気付き、
シャワーで泡を落として風呂を出た。
身体を拭いてベッドに入りさっきの続きが始まった。
「ほんとにかわいいね。360度どの角度から見てもほんとかわいい。完璧。」
「ありがとう。」
彼のキスはまるでクッションを顔に押し付けられたかのような圧迫感が
強烈である。
確かに柔らかい唇はあたりがいいし、彼の舐めるテクニックも下手ではない。
ただ、彼がこちらを見て微笑み、
目をつぶって気持ちよさそうな表情をすればするほど
彼の顔が大仏様に見えてきた。
(抜けない。。。)
やはり顔は大事である。
中性的な大仏様の顔を見ながら我が煩悩を遂行するなんぞ
バチが当たりそうな罪悪感も生まれてきそうだった。
しかも彼は無意識だろが、「ふん。ふん。」と
一定のリズムでつぶやきながら舐め続ける。
その掛け声に似た頷き声がますます聖職者っぽく感じて気になって仕方かなった。
極めつけは尋常でない汗の量である。
汗は出すぎのせいか水のようにサラサラしていて無臭ではあるが、
びしょぬれになりすぎて塗り壁を抱いているような気分に陥る。
しかも顔も汗だらけでキスするたびに
もれなく彼の汗が自分の顔全体に版画のように
べったりつくのがなんとも気持ち悪い。
(無理かも。。。)
とりあえず、彼の前戯は終わった。
身体を洗い合いっこしても、ラッコの態勢で湯船に浸かっても、
巨体とでは全くもってキュンキュンしない。
そう思っていると大仏がさっき購入したローションを取り出した。
「だからローションいらないって。」
「ぬるぬるしたら気持ちいいよ。」
(それはお前がだろ?)
大仏が無理やり私の腕にローションを塗り始めた。
ぬるぬるになるが特に快感はない。
それより泡ぶろにする液体を入れすぎてジャグジーにしたから
泡がどんどん大きくなって泡におぼれそうになってきた。
(お風呂の時間は楽しくてムラムラするはずなのに、なんなんだろう。。。)
「テレビ観よっか。」
風呂のテレビのスイッチを入れた。
アダルトチャンネルにしてみるも大したエロスは感じない。
いつもスマホで観ている無料動画の方がよっぽどムラムラする作品であった。
そのうちAVのダメ出しをし始めた。
大仏もこれではムードが台無しだと気付き、
シャワーで泡を落として風呂を出た。
身体を拭いてベッドに入りさっきの続きが始まった。
「ほんとにかわいいね。360度どの角度から見てもほんとかわいい。完璧。」
「ありがとう。」
彼のキスはまるでクッションを顔に押し付けられたかのような圧迫感が
強烈である。
確かに柔らかい唇はあたりがいいし、彼の舐めるテクニックも下手ではない。
ただ、彼がこちらを見て微笑み、
目をつぶって気持ちよさそうな表情をすればするほど
彼の顔が大仏様に見えてきた。
(抜けない。。。)
やはり顔は大事である。
中性的な大仏様の顔を見ながら我が煩悩を遂行するなんぞ
バチが当たりそうな罪悪感も生まれてきそうだった。
しかも彼は無意識だろが、「ふん。ふん。」と
一定のリズムでつぶやきながら舐め続ける。
その掛け声に似た頷き声がますます聖職者っぽく感じて気になって仕方かなった。
極めつけは尋常でない汗の量である。
汗は出すぎのせいか水のようにサラサラしていて無臭ではあるが、
びしょぬれになりすぎて塗り壁を抱いているような気分に陥る。
しかも顔も汗だらけでキスするたびに
もれなく彼の汗が自分の顔全体に版画のように
べったりつくのがなんとも気持ち悪い。
(無理かも。。。)
とりあえず、彼の前戯は終わった。
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