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13話『初めての休日』
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俺の一日は基本変わらない。
起床、歯磨き、朝食、レナードの授業、昼食、レナードの授業、夕食、メノの個別指導。
これが俺の一日のタイムスケジュールである。
そんな変化のない毎日を淡々と繰り返して一週間経った俺だが、やっと休みというものがやって来た。
住み込みで家庭教師がいるせいで、少しプライベートの時間が少なすぎる気がする。いや、実際に少ない。
まぁエリート家系なんだから仕方ないよな、なんて文句と不満がフツフツと溜まっている今日この頃である。
だが今日が休日なのもまた事実。
そんな日頃の鬱憤は一旦忘れて今日は一日楽しむとする。
何をしようか、前日から悩んだ末、少し前から気になっていたネアのいる街とやらに行くことにした、のだが――、
「初デートですね!」
一人で行くつもりだったが、また行方不明になられると困ると父に強く言われ、レナードも同伴することとなった。
父が用意してくれた馬車に揺られて三十分程経っただろうか。
嫌な予感はしてたが、その予感通りレナードは朝からこのテンションである。
「これはデートじゃないよ、レナード」
「もう、アルト様は本当に照れ屋さんですね!」
「あー、もうそういうことでいいよ」
授業とプライベートの性格の差はギャップと言うには些か物足りない気がする。
もはや別人だ。
――向かうは王都シンシア。
魔法の街とも呼ばれ、名門の魔法学校や街の各所には魔法に関連するお店が多く存在する。そのためか、魔法士から絶大な人気を誇る街とかなんとか。
「むむむ、まずは王都シンシアの観光名所ランキング一位の『女神の滝』を見に行きましょう!」
どこからか分からないが、レナードはパンフレットを出してきた。
完全に遠足だ。
異世界にもこういうのがあることにまず驚きなのだけど、まぁあると便利なものなので俺も見せてもらうことにした。
王都の中に滝があるらしい。それも確かに興味あるが、今は少しでも強くなれるきっかけ探しをしたい。
「うーん、なんかもっと魔法らしい所ない?」
一週間前。俺は付与術の核心に一つ近付いた。
それからというもの、いくつか試してはいるけど結局成功したのは一つだけ――無機物に『加速』を付与できた。
明確にイメージできているのが大きいんだと思う。軽く勢いをつけるイメージだったが、『加速』させたペンは空の彼方へと消えた......。
そんな経験をしたこともあってか、俺の魔法に対するモチベーションは高まっているのが現状だ。
「では、百年以上の歴史を持つ『魔石屋グロリアス』なんて、アルト様の興味を持つものばかりだと思いますよ? 『無機物への付与術』も成功したことですし、新たなヒントを得るチャンスになるかもしれません!」
レナードには窓の修理をお願いしたこともあって、ペンのことは知っている。
可能となった『無機物への付与術』はかなりの成長である。窓に空いた穴を見て、レナードは怒ることなく、なんなら褒めてくれた。
自分で言うのは変だけど、生徒が成長しているのは先生としても嬉しいのだろう。
ちなみに俺の代わりにレナードがシグルに怒られてくれた。さすがに罪悪感を覚えた。
「でもいいんですか? せっかくの休日なのに。また魔法ばかり考えると体調崩しますよ」
「まぁ強くなるのは一つの娯楽みたいなもんだと思ってるしねー」
「ならもう少し授業の内容をハードにしてもいいですか?」
「嘘です、前言撤回させてもらいます」
一瞬俺のことを心配してくれた気持ちはどこに行ったのやら。レナードの目は本気だった。
格好つけて言ったものの、これ以上授業がキツくなるのは本当に死ぬかもしれないので早めのうちに訂正しておく。
そんな雑談をしつつ、馬車は王都シンシアに着いたらしい。
馬車の中からも外の喧騒が伝わってくる。
「着きましたよ、アルト様! 王都シンシアです!」
門を潜ってすぐというだけあってか、すごい人の量である。
土日のイ○ンを彷彿させるような慌ただしさだ。
この世界で最初に目覚めたのが洞窟だったせいか、街の光景を見るだけで感動してしまう。
しかもこんなに人がいるなんて……。
初めて会った生物が魔獣の死体だった俺には想像しがたい景色だ。あれを生物にカウントしていいかは自分でもよく分からないが。
「レナードって街に詳しいの?」
「元々は私は王都の魔法学校に通ってましたので。五年くらいはこの街に住んでました!」
「へぇ、そうなんだ」
初知りの情報である。
まぁレナードのことは知らないことの方が多いし、なんならエンリア家も今のところメノと父のシグルしか会っていない。
きっとみんな忙しいのだろう。
会いたいわけではないので、敢えて誰にも聞かないでいる。
レナードに案内されるまま、俺は《魔石屋グロリアス》までやって来た。
百年の歴史とあってか、外観はかなり年季が入っている。
「失礼しまーす」
中はかなり静かだった。静かってレベルではない。
なんの音もしない。入るとすぐに外の音が消えた。消えたというより、外から遮断されたという表現が正しいかもしれない。
「なんか静かだね……?」
「このお店には《音滅の魔石》が置いてあるので、その魔石の魔力が充満しているこの店内では人間の声以外の音はなくなるんです」
「あー、それで……」
確かに足音もしないし、閉めた扉の音も消えている。外の音が完全に聞こえなくなる防音性がこんな古い店の窓にあるわけもないよな。
ここは魔法の街だ、俺の想像を全て超えているはずだ。うん、心得ておこう。
「そんなのがあるのか。魔石って持ってるだけでそういう効果が得られるの?」
「いえ。魔力を持った人間が魔石に魔力を当てると、その魔石ごとの効力を得ることになります」
「つまりは剣士とか、そういう魔力を持たない天職だとほぼ普通の石ころと変わらないってこと?」
「言い方に少し悪意を感じましたが、基本的にはそうなりまねす!」
どれがどの魔石かは知らないが、店内には色んな色の魔石が飾られていた。
どれも綺麗で宝石のように輝いている。
レナードと分かれて店内を散策していると、目の前に黒く光る魔石が現れた。
他の魔石とは輝きからして違う。異質な魔力を肌も感じ取っている。
見た目もかっこいいし、なんか強そうだ。
ふと、その魔石に見入っていると、隣から声をかけられた。おじいちゃんの声だった。
「それは《音滅の魔石》じゃよ、ほっほっほ」
「あぁ、これがこの店の音を消してるって魔石ですか! あー……えっと、あなたは?」
音がしないせいで気配も感じないため、突然隣から声掛けられるとびっくりしてしまう。
「わしはこの店の主のアルフレッド・グロリアスじゃよ」
声色から予想していた通り、現れたのは白い髪と白い髭を生やしたおじいちゃんだった。
見た目は本当にアニメとかに出てきそうなおじいちゃんである。
「魔石に興味あるように見えたが、少年の天職を聞いてもいいかね? それに見合った魔石を用意してやろう」
「僕は『付与術師』なんですけど、何か合った魔石とかってあるんですか?」
「ふむ、面白い天職じゃな! ――まぁ待っとれ、少年に合った魔石を持ってきてやる」
そう言ってアルフレッドは店の奥から赤色に輝く魔石を持ってきてくれた。
「これは《破防の魔石》じゃ。魔力を込めると防御魔法をその魔力量に応じて展開してくれる優れものじゃ! 魔力はあるが攻撃や防御ができない天職には打って付けの魔石じゃよ」
「防御魔法!?」
確かにそれは俺とある意味相性がいいかもしれない。
俺の弱点である俺自身。それを守る術がなかったが、これがあれば防御魔法を使えるということになるという優れ物。
「買います! いくらですか?」
「一万ゴールドじゃ」
なんか高そうだけど、レナードにお願いしてみよう。
「ほれ、持ってみぃ。共鳴したら魔石はさらに輝く」
アルフレッドに言われるなまま、魔石を手に取った時だった。
魔石は大きく光った。
だが、それと同時――突然脳内に声が流れてきた。
……久々に聞いた。あの、案内人ロボットの声である。
【――条件の達成を確認しました。】
起床、歯磨き、朝食、レナードの授業、昼食、レナードの授業、夕食、メノの個別指導。
これが俺の一日のタイムスケジュールである。
そんな変化のない毎日を淡々と繰り返して一週間経った俺だが、やっと休みというものがやって来た。
住み込みで家庭教師がいるせいで、少しプライベートの時間が少なすぎる気がする。いや、実際に少ない。
まぁエリート家系なんだから仕方ないよな、なんて文句と不満がフツフツと溜まっている今日この頃である。
だが今日が休日なのもまた事実。
そんな日頃の鬱憤は一旦忘れて今日は一日楽しむとする。
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「初デートですね!」
一人で行くつもりだったが、また行方不明になられると困ると父に強く言われ、レナードも同伴することとなった。
父が用意してくれた馬車に揺られて三十分程経っただろうか。
嫌な予感はしてたが、その予感通りレナードは朝からこのテンションである。
「これはデートじゃないよ、レナード」
「もう、アルト様は本当に照れ屋さんですね!」
「あー、もうそういうことでいいよ」
授業とプライベートの性格の差はギャップと言うには些か物足りない気がする。
もはや別人だ。
――向かうは王都シンシア。
魔法の街とも呼ばれ、名門の魔法学校や街の各所には魔法に関連するお店が多く存在する。そのためか、魔法士から絶大な人気を誇る街とかなんとか。
「むむむ、まずは王都シンシアの観光名所ランキング一位の『女神の滝』を見に行きましょう!」
どこからか分からないが、レナードはパンフレットを出してきた。
完全に遠足だ。
異世界にもこういうのがあることにまず驚きなのだけど、まぁあると便利なものなので俺も見せてもらうことにした。
王都の中に滝があるらしい。それも確かに興味あるが、今は少しでも強くなれるきっかけ探しをしたい。
「うーん、なんかもっと魔法らしい所ない?」
一週間前。俺は付与術の核心に一つ近付いた。
それからというもの、いくつか試してはいるけど結局成功したのは一つだけ――無機物に『加速』を付与できた。
明確にイメージできているのが大きいんだと思う。軽く勢いをつけるイメージだったが、『加速』させたペンは空の彼方へと消えた......。
そんな経験をしたこともあってか、俺の魔法に対するモチベーションは高まっているのが現状だ。
「では、百年以上の歴史を持つ『魔石屋グロリアス』なんて、アルト様の興味を持つものばかりだと思いますよ? 『無機物への付与術』も成功したことですし、新たなヒントを得るチャンスになるかもしれません!」
レナードには窓の修理をお願いしたこともあって、ペンのことは知っている。
可能となった『無機物への付与術』はかなりの成長である。窓に空いた穴を見て、レナードは怒ることなく、なんなら褒めてくれた。
自分で言うのは変だけど、生徒が成長しているのは先生としても嬉しいのだろう。
ちなみに俺の代わりにレナードがシグルに怒られてくれた。さすがに罪悪感を覚えた。
「でもいいんですか? せっかくの休日なのに。また魔法ばかり考えると体調崩しますよ」
「まぁ強くなるのは一つの娯楽みたいなもんだと思ってるしねー」
「ならもう少し授業の内容をハードにしてもいいですか?」
「嘘です、前言撤回させてもらいます」
一瞬俺のことを心配してくれた気持ちはどこに行ったのやら。レナードの目は本気だった。
格好つけて言ったものの、これ以上授業がキツくなるのは本当に死ぬかもしれないので早めのうちに訂正しておく。
そんな雑談をしつつ、馬車は王都シンシアに着いたらしい。
馬車の中からも外の喧騒が伝わってくる。
「着きましたよ、アルト様! 王都シンシアです!」
門を潜ってすぐというだけあってか、すごい人の量である。
土日のイ○ンを彷彿させるような慌ただしさだ。
この世界で最初に目覚めたのが洞窟だったせいか、街の光景を見るだけで感動してしまう。
しかもこんなに人がいるなんて……。
初めて会った生物が魔獣の死体だった俺には想像しがたい景色だ。あれを生物にカウントしていいかは自分でもよく分からないが。
「レナードって街に詳しいの?」
「元々は私は王都の魔法学校に通ってましたので。五年くらいはこの街に住んでました!」
「へぇ、そうなんだ」
初知りの情報である。
まぁレナードのことは知らないことの方が多いし、なんならエンリア家も今のところメノと父のシグルしか会っていない。
きっとみんな忙しいのだろう。
会いたいわけではないので、敢えて誰にも聞かないでいる。
レナードに案内されるまま、俺は《魔石屋グロリアス》までやって来た。
百年の歴史とあってか、外観はかなり年季が入っている。
「失礼しまーす」
中はかなり静かだった。静かってレベルではない。
なんの音もしない。入るとすぐに外の音が消えた。消えたというより、外から遮断されたという表現が正しいかもしれない。
「なんか静かだね……?」
「このお店には《音滅の魔石》が置いてあるので、その魔石の魔力が充満しているこの店内では人間の声以外の音はなくなるんです」
「あー、それで……」
確かに足音もしないし、閉めた扉の音も消えている。外の音が完全に聞こえなくなる防音性がこんな古い店の窓にあるわけもないよな。
ここは魔法の街だ、俺の想像を全て超えているはずだ。うん、心得ておこう。
「そんなのがあるのか。魔石って持ってるだけでそういう効果が得られるの?」
「いえ。魔力を持った人間が魔石に魔力を当てると、その魔石ごとの効力を得ることになります」
「つまりは剣士とか、そういう魔力を持たない天職だとほぼ普通の石ころと変わらないってこと?」
「言い方に少し悪意を感じましたが、基本的にはそうなりまねす!」
どれがどの魔石かは知らないが、店内には色んな色の魔石が飾られていた。
どれも綺麗で宝石のように輝いている。
レナードと分かれて店内を散策していると、目の前に黒く光る魔石が現れた。
他の魔石とは輝きからして違う。異質な魔力を肌も感じ取っている。
見た目もかっこいいし、なんか強そうだ。
ふと、その魔石に見入っていると、隣から声をかけられた。おじいちゃんの声だった。
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「あぁ、これがこの店の音を消してるって魔石ですか! あー……えっと、あなたは?」
音がしないせいで気配も感じないため、突然隣から声掛けられるとびっくりしてしまう。
「わしはこの店の主のアルフレッド・グロリアスじゃよ」
声色から予想していた通り、現れたのは白い髪と白い髭を生やしたおじいちゃんだった。
見た目は本当にアニメとかに出てきそうなおじいちゃんである。
「魔石に興味あるように見えたが、少年の天職を聞いてもいいかね? それに見合った魔石を用意してやろう」
「僕は『付与術師』なんですけど、何か合った魔石とかってあるんですか?」
「ふむ、面白い天職じゃな! ――まぁ待っとれ、少年に合った魔石を持ってきてやる」
そう言ってアルフレッドは店の奥から赤色に輝く魔石を持ってきてくれた。
「これは《破防の魔石》じゃ。魔力を込めると防御魔法をその魔力量に応じて展開してくれる優れものじゃ! 魔力はあるが攻撃や防御ができない天職には打って付けの魔石じゃよ」
「防御魔法!?」
確かにそれは俺とある意味相性がいいかもしれない。
俺の弱点である俺自身。それを守る術がなかったが、これがあれば防御魔法を使えるということになるという優れ物。
「買います! いくらですか?」
「一万ゴールドじゃ」
なんか高そうだけど、レナードにお願いしてみよう。
「ほれ、持ってみぃ。共鳴したら魔石はさらに輝く」
アルフレッドに言われるなまま、魔石を手に取った時だった。
魔石は大きく光った。
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