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序章
第11話 デスマス調には気を付けろ!!?
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自分では、事実は事実として受け止めようとは思っていたけど──やはり、ズバリと言われると結構ショックがデカい。
謎は増えるし、不安は募る一方……。
これで、どう楽しめと??
“人間ではなく、妖に戻る途中”
という衝撃的かつ絶望的な結論を出された俺は、気が遠くなるような気分でそのまま眠りについた──……。
疲労感も手伝ってか、いつもより寝付きも良かったと思う。
──だが、このまま安心して眠ることは許されなかった。
これは……たまにある、夢を夢だと認識している状態?
俺は、ただただ真っ白い空間にいた。
寝入りの時のショックで頭が真っ白になったせいかと思うほどに、何もない空間。
──色も音もない中、たった独り立ち尽くしていると、
『こんばんは』
「……え…?」
それは、白叡の声ではない。
むしろ聞き覚えのない声に慌てて振り返る。
と、そこには、いつの間に現れたのだろうか……一人の青い髪をした青年が立っていた。
その青年は優男といった感じで整った顔……ではあるが、どこか冷たく感じるような笑みを形の良い口元にうかべ、俺を見つめている──?
「誰だ……?」
ここは俺の夢の中のはず……なのに感じる違和感と恐怖感に警戒しながら、極力動揺を隠すように尋ねた。
すると、そいつは微笑みをうかべたまま、ゆっくりと近付き、
『……私は獏の星酔。紅牙には何度かお会いしてますが……覚えてらっしゃいませんか?』
「──ッ!?」
獏!?
紅牙に会ったことある??
……てことは、やっぱりこいつも妖怪!??
『……やはり、覚えてらっしゃらないようですね。では改めて、初めまして』
慌てる俺に、星酔と名乗った獏はにっこりと微笑んだ。
『私は貴方と話をするために夢を渡り、夢にお邪魔させていただいたのです』
……そうか、獏ってのは夢を食べる妖怪だったっけ?
あくまでも伝承的には、だが。
伝承に不信感を抱いてはいるが、こうして俺の夢に干渉してくるなら夢に関連した妖怪であるってのはあながち間違ってはないのか。
いや、そんなことより……ッ!!
「お…俺にはお前と話すことなんてない……ッ」
そう突っぱねてみたものの…何か嫌な胸騒ぎがする……そうだ! 白叡は!??
『……貴方にはなくとも、私にはある』
そう言うと、星酔の笑みが深くなる……
『──あぁ、そうそう。飯綱が一緒と聞いてましたが……私の術で深く眠ってもらいました』
「なっ……!?」
それは無事と言えるのか??
というか、白叡が俺の中にいることを誰から……?
どちらも俺には分からない。
確かなのは、この場を俺一人で乗り切らないといけない、ということだ……!
白叡に術をかけるくらいだ……相当な実力を持った妖怪なのだろう。
紅牙の知り合いらしいが、この様子では、やはり……敵か?
『……そんなに警戒しないで下さい。別に捕って食うわけではありません』
そう言ってクスクスと笑っている星酔。
……いやいや、警戒するのは当たり前だろ!!
俺は白叡の無事を信じて、自分の中の勇気を集結させ……改めて星酔を見据えた。
『ふふふ…… そんな目で見ないで下さい。貴方にとっても良い話になると思いますよ?』
「?? なんだって……?」
俺にとっての良い話??
疑いと困惑の眼差しを向けると、
『──記憶がないのでしょう?』
「……ッ!」
星酔は……俺が紅牙であることだけでなく、白叡が俺の中にいることも、俺に紅牙の記憶がないことも知っている──!!
確実に今までの奴らと違う。
しかも、紅牙と知り合い……でも、素直に仲間だとは思えなかった。
『私が少しお手伝いして差し上げますよ』
「え……?」
どういうことだ……??
『──紅牙の記憶を取り戻すために』
「!!?」
確かに……記憶は取り戻したい…気はする。
だが、もしも……もしも。
星酔の言うように、紅牙の記憶──それを取り戻すことが出来たとして……今の俺はどうなるんだ?
そもそも、こいつを信用していいのだろうか……?
困惑する俺に、星酔は口元に変わらず笑みをうかべたまま……
『……そんなに不安そうな表情をしないで下さい。貴方はただ──……私の術に身を委ねてしまえばいい』
囁くようにそう言うと、星酔は俺の額にそっと触れた……!
「──ッ!??」
額に星酔の指先が触れた、その瞬間。
俺の視界は真っ暗に……いや、意識ごと闇の中に放り出された感覚──!?
…………。
慌てて辺りを見回しても、星酔の姿はなく……全てが闇だった。
自分の体の感覚もなく、どこまでが自分でどこからが闇なのかも分からない。
ただ、意識だけがこの場にある感じ……?
『……ここは貴方の中に在る闇』
「星酔!?」
ふいに聞こえた声……!
確かに星酔の声なのに、再び辺りを見回しても姿はない。
だが、続けて響くように聞こえてくる声。
『──貴方の中、魂に眠る記憶……すなわち、紅牙の記憶がここにある──』
その言葉と同時、一気に視界が開けた……!
「な……ッ??」
ここは…どこだ……??
俺は何もない……ただ広大に広がる大地に立っていた。
紅く焼けた土と岩ばかりで、草木もない。
荒れた土地を吹く風が頬を撫でる……。
空一面は不気味な暗さの厚い雲に覆われていた……。
そこは、今までに見たことのない風景、感じたことのない独特の空気──。
でも……何故か、懐かしい。
ここは……
俺がよく知っている光景……場所??
そう感じた瞬間──
「!!」
再び場面が変わるように、目の前の光景が一変した!?
目に飛び込んできたのは──……分厚い頑丈な扉?
「ぁ……ッ!!?」
それを見た瞬間、俺に押し寄せたのは激しい感情だった。
俺は扉に手をかけ、何とかこじ開けようとするが、扉は開かない……!?
そして、俺は何か叫ぼうと……ッ
「……ッ!!」
突如流れ込み、俺を支配した激しい感情は……焦りと怒り。
でも、言葉が出なかった……。
何を叫ぼうとしたのかも分からない。
それでも、ただ…ただ悔しくて──涙が出そうになった、その時……!
パシィッ!!!
「!!?」
乾いた音と同時に、今度は目の前が眩しい光で真っ白になった……!?
徐々に視界が戻った時には……俺は星酔といた、あの真っ白な空間に戻ってきていた。
同時に、あの激しい感情からも解放され、呆然としていた俺……。
そして目の前には、
『ばッ…馬鹿な……!??』
驚愕に満ちた表情で俺を見つめる星酔。
すでにその指先は俺の額からは離れていた。
『…まさか…私の術が……??』
信じられない、という表情で俺を見つめる星酔……。
「……???」
いったい何があったのかは分からないが……どうやら星酔の術は何かに破られたようだった。
「ど…どうした……?」
思わず訊いた俺。
星酔は我に返ったように……戸惑いながらも冷静さを取り戻そうとしているようだった。
そして、一瞬考えるような表情を見せ……小さく溜め息をつくと、
『……紅牙は記憶を持って転生するはずでした。でも、今の貴方に記憶がない……
どうやら、本人が拒んでいるようです』
え??
それはどういう……?
確か白叡も何故記憶がないのか分からない的なことを言っていた気はするけど……。
星酔の表情が曇る。
だが俺は次の言葉を待った──すると、星酔は改めて、
『……宝の件が関係しているのか、紅牙自らが記憶を封じ込めているのかもしれません』
「え……? 紅牙自身が??」
本来なら持って生まれるはずだった記憶。
もし、それが…紅牙が思い出したくないものだったら──?
それを封じ込めているから、現在の俺が在るのか??
俺の脳裏に、あの扉の映像がよぎっていた──。
謎は増えるし、不安は募る一方……。
これで、どう楽しめと??
“人間ではなく、妖に戻る途中”
という衝撃的かつ絶望的な結論を出された俺は、気が遠くなるような気分でそのまま眠りについた──……。
疲労感も手伝ってか、いつもより寝付きも良かったと思う。
──だが、このまま安心して眠ることは許されなかった。
これは……たまにある、夢を夢だと認識している状態?
俺は、ただただ真っ白い空間にいた。
寝入りの時のショックで頭が真っ白になったせいかと思うほどに、何もない空間。
──色も音もない中、たった独り立ち尽くしていると、
『こんばんは』
「……え…?」
それは、白叡の声ではない。
むしろ聞き覚えのない声に慌てて振り返る。
と、そこには、いつの間に現れたのだろうか……一人の青い髪をした青年が立っていた。
その青年は優男といった感じで整った顔……ではあるが、どこか冷たく感じるような笑みを形の良い口元にうかべ、俺を見つめている──?
「誰だ……?」
ここは俺の夢の中のはず……なのに感じる違和感と恐怖感に警戒しながら、極力動揺を隠すように尋ねた。
すると、そいつは微笑みをうかべたまま、ゆっくりと近付き、
『……私は獏の星酔。紅牙には何度かお会いしてますが……覚えてらっしゃいませんか?』
「──ッ!?」
獏!?
紅牙に会ったことある??
……てことは、やっぱりこいつも妖怪!??
『……やはり、覚えてらっしゃらないようですね。では改めて、初めまして』
慌てる俺に、星酔と名乗った獏はにっこりと微笑んだ。
『私は貴方と話をするために夢を渡り、夢にお邪魔させていただいたのです』
……そうか、獏ってのは夢を食べる妖怪だったっけ?
あくまでも伝承的には、だが。
伝承に不信感を抱いてはいるが、こうして俺の夢に干渉してくるなら夢に関連した妖怪であるってのはあながち間違ってはないのか。
いや、そんなことより……ッ!!
「お…俺にはお前と話すことなんてない……ッ」
そう突っぱねてみたものの…何か嫌な胸騒ぎがする……そうだ! 白叡は!??
『……貴方にはなくとも、私にはある』
そう言うと、星酔の笑みが深くなる……
『──あぁ、そうそう。飯綱が一緒と聞いてましたが……私の術で深く眠ってもらいました』
「なっ……!?」
それは無事と言えるのか??
というか、白叡が俺の中にいることを誰から……?
どちらも俺には分からない。
確かなのは、この場を俺一人で乗り切らないといけない、ということだ……!
白叡に術をかけるくらいだ……相当な実力を持った妖怪なのだろう。
紅牙の知り合いらしいが、この様子では、やはり……敵か?
『……そんなに警戒しないで下さい。別に捕って食うわけではありません』
そう言ってクスクスと笑っている星酔。
……いやいや、警戒するのは当たり前だろ!!
俺は白叡の無事を信じて、自分の中の勇気を集結させ……改めて星酔を見据えた。
『ふふふ…… そんな目で見ないで下さい。貴方にとっても良い話になると思いますよ?』
「?? なんだって……?」
俺にとっての良い話??
疑いと困惑の眼差しを向けると、
『──記憶がないのでしょう?』
「……ッ!」
星酔は……俺が紅牙であることだけでなく、白叡が俺の中にいることも、俺に紅牙の記憶がないことも知っている──!!
確実に今までの奴らと違う。
しかも、紅牙と知り合い……でも、素直に仲間だとは思えなかった。
『私が少しお手伝いして差し上げますよ』
「え……?」
どういうことだ……??
『──紅牙の記憶を取り戻すために』
「!!?」
確かに……記憶は取り戻したい…気はする。
だが、もしも……もしも。
星酔の言うように、紅牙の記憶──それを取り戻すことが出来たとして……今の俺はどうなるんだ?
そもそも、こいつを信用していいのだろうか……?
困惑する俺に、星酔は口元に変わらず笑みをうかべたまま……
『……そんなに不安そうな表情をしないで下さい。貴方はただ──……私の術に身を委ねてしまえばいい』
囁くようにそう言うと、星酔は俺の額にそっと触れた……!
「──ッ!??」
額に星酔の指先が触れた、その瞬間。
俺の視界は真っ暗に……いや、意識ごと闇の中に放り出された感覚──!?
…………。
慌てて辺りを見回しても、星酔の姿はなく……全てが闇だった。
自分の体の感覚もなく、どこまでが自分でどこからが闇なのかも分からない。
ただ、意識だけがこの場にある感じ……?
『……ここは貴方の中に在る闇』
「星酔!?」
ふいに聞こえた声……!
確かに星酔の声なのに、再び辺りを見回しても姿はない。
だが、続けて響くように聞こえてくる声。
『──貴方の中、魂に眠る記憶……すなわち、紅牙の記憶がここにある──』
その言葉と同時、一気に視界が開けた……!
「な……ッ??」
ここは…どこだ……??
俺は何もない……ただ広大に広がる大地に立っていた。
紅く焼けた土と岩ばかりで、草木もない。
荒れた土地を吹く風が頬を撫でる……。
空一面は不気味な暗さの厚い雲に覆われていた……。
そこは、今までに見たことのない風景、感じたことのない独特の空気──。
でも……何故か、懐かしい。
ここは……
俺がよく知っている光景……場所??
そう感じた瞬間──
「!!」
再び場面が変わるように、目の前の光景が一変した!?
目に飛び込んできたのは──……分厚い頑丈な扉?
「ぁ……ッ!!?」
それを見た瞬間、俺に押し寄せたのは激しい感情だった。
俺は扉に手をかけ、何とかこじ開けようとするが、扉は開かない……!?
そして、俺は何か叫ぼうと……ッ
「……ッ!!」
突如流れ込み、俺を支配した激しい感情は……焦りと怒り。
でも、言葉が出なかった……。
何を叫ぼうとしたのかも分からない。
それでも、ただ…ただ悔しくて──涙が出そうになった、その時……!
パシィッ!!!
「!!?」
乾いた音と同時に、今度は目の前が眩しい光で真っ白になった……!?
徐々に視界が戻った時には……俺は星酔といた、あの真っ白な空間に戻ってきていた。
同時に、あの激しい感情からも解放され、呆然としていた俺……。
そして目の前には、
『ばッ…馬鹿な……!??』
驚愕に満ちた表情で俺を見つめる星酔。
すでにその指先は俺の額からは離れていた。
『…まさか…私の術が……??』
信じられない、という表情で俺を見つめる星酔……。
「……???」
いったい何があったのかは分からないが……どうやら星酔の術は何かに破られたようだった。
「ど…どうした……?」
思わず訊いた俺。
星酔は我に返ったように……戸惑いながらも冷静さを取り戻そうとしているようだった。
そして、一瞬考えるような表情を見せ……小さく溜め息をつくと、
『……紅牙は記憶を持って転生するはずでした。でも、今の貴方に記憶がない……
どうやら、本人が拒んでいるようです』
え??
それはどういう……?
確か白叡も何故記憶がないのか分からない的なことを言っていた気はするけど……。
星酔の表情が曇る。
だが俺は次の言葉を待った──すると、星酔は改めて、
『……宝の件が関係しているのか、紅牙自らが記憶を封じ込めているのかもしれません』
「え……? 紅牙自身が??」
本来なら持って生まれるはずだった記憶。
もし、それが…紅牙が思い出したくないものだったら──?
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