43 / 55
43、国からの依頼内容
しおりを挟む
「依頼を受けてくれるか?」
ウスマンさんのその問いかけに、俺とリラは一緒に頷いた。するとウスマンさんはホッとしたように息を吐く。俺達が断ったら、それを伝えるのはウスマンさんの役目なのかもしれない。
……できる限り断らないように頑張ろう。国からの依頼を断られましたなんて報告するの、絶対に嫌な仕事だろうから。
「依頼のダンジョンについて、情報をいただけますか?」
「それはもちろんだ。こちらで持っている限りの情報を渡そう。まず場所だが、ここ王都から西に十キロほど進んだ森の中に入り口がある。そのダンジョンができるまでは穏やかな森で冒険者以外の人達も訪れてたんだが、約十年前にダンジョンができてからは、ダンジョンの周り一帯が立ち入り禁止となっている」
王都から十キロか……それってかなり近いんじゃないだろうか。王都の近くでダンジョンから魔物が出てきていたら比較的初期段階で気づくだろうし、なんでその時に潰せなかったんだろう。
俺のそんな疑問が分かったのか、ウスマンさんは言葉を続けた。
「実はこのダンジョンの入り口は……谷底にあるんだ。そこまで深くて広い谷ではないが地面の割れ目が存在していて、ほとんどの者は危ないからと近づくのを避けていた。そんな谷の底にダンジョンの入り口は出現したため、気付くのが遅れたんだ」
「そんな経緯があったのですね……存在に気づいたということは、魔物は谷から登って来られるということですよね?」
「その通りだ。谷の端は緩やかな坂道になっていて、ほとんどの魔物は登れてしまう。もちろん俺達もそこから出入りが可能だ」
谷の底にダンジョンができるとか、それは気づけるわけないな。入り口まで薄暗いダンジョンとか憂鬱すぎる……俺って暗い場所とか狭い場所とかあんまり好きじゃないのだ。
はぁ……俺はため息を心の中に押し隠して、スラくんのプルプルボディーをギュッと抱きしめた。めちゃくちゃ落ち着く。
「十年前と仰っていましたが、どのぐらいの深さになっているのか分かるでしょうか?」
「いや、正確なところは分からない。ただ地上に出てくる魔物がオークなど比較的強い魔物らしいので、かなりの深さになっているだろう。予想では十階を超えてるんじゃないかって話だ」
「やはりそのぐらいにはなってますよね……」
それからリラに説明してもらったところによると、地下に十階も伸びているダンジョンは相当にレベルが高いらしい。ダンジョンは地下に伸びれば伸びるほどに広くなり、階下への階段を探すのも大変になり、また魔物の強さも右肩上がりに上がっていくのだそうだ。
十階だと国が討伐隊を出すなら百人単位になるんだとか。それを俺達二人で潰しに行くとか……魅了スキルがあるとしても不安すぎる。
「国が討伐できないってことは狭いダンジョンだから、一気に大勢の魔物に襲われることはないだろうけど……それぞれ個の強さはかなりのものになると思う。油断はしないで臨もうか」
「うん。ちゃんと準備して、ダメそうなら撤退も視野に入れよう」
「それはもちろん」
それからも俺達はウスマンさんからダンジョンに関する情報を色々と聞き、一時間ほどで冒険者ギルドを後にした。本当は依頼板から日帰りの依頼を選ぶ予定だったんだけど、大幅な予定変更だ。
「サミーさん、ただいま戻りました」
「リョータさん、リラさん、おかえりなさいませ」
ギルドから出ると、サミーさんが穏やかな笑顔で俺達を迎えてくれた。サミーさんの笑顔って実家のような安心感というか、とにかく和むな。サミーさんを御者として雇って良かった。
「お次はどこへ向かいますか?」
「次は市場に向かってもらえますか? 依頼でダンジョンに行くことになりまして、食料などをたくさん買い込みたいです」
「かしこまりました」
サミーさんとユニーに魔車は任せて、俺達は中でこれからのことについて話し合う。
「ダンジョンにはいつ出発にする?」
「できる限り早い方が良いと思う。時間が経てば経つほどにダンジョンは大きくなるから。そうだね……今日は一日準備にして、明日からはどう?」
「俺はそれで大丈夫」
「じゃあそうしようか。色々と買い込まないとだね。十階もあるダンジョンは日帰りでのクリアは絶対に無理だから、数日はダンジョン内で野営になるよ」
うわっ、マジか。それはかなり憂鬱だ。狭いダンジョンってことだし魔車は入れないだろうから、何もない外で野営ってことだよな。
「野営道具はテントとか買うの?」
「ううん。ダンジョン内は洞窟で雨が降ることはないし、丈夫な敷き布といくつかの温かい布団があれば大丈夫だと思う。アイテムバッグをもらえて本当に良かったよ。あれはかなり容量が大きいみたいだし、必要なものは問題なく持ち運べるだろうから」
確かにそうだな。……まあ、この依頼を俺達に頼むこと前提でアイテムバッグをくれたって可能性もあるけど。というか、かなりの高確率で俺の予想が当たってる気がする。
国に上手く使われてるなぁ……まあ逆らうつもりはないし仕方がない。上手く使われつつ、俺も国を利用するぐらいの気持ちでいよう。
「食料ってどういうものを持ってくの? やっぱりベーグルみたいなやつ?」
「そうだね。後は何かトラブルがあったりして長引いた時のためにも、かなり日持ちするものも持っていきたいかな。調理前の穀物なら数ヶ月は保存できるからそれと、常温保存が可能な野菜も買っていこう。そうすれば肉はダンジョン内でも魔物を倒せば手に入るし、中で料理もできるよ。あっ、調味料と調理器具も必要だね」
中で料理をすることもあるのか。俺って料理はあんまり得意じゃないんだよな……ここにきて思わぬ障害だ。
日本では弁当がどこでも買えるんだから、料理なんてできなくても生きていけるって思っていた。マジで過去の自分を殴りたい。少しでも上達するように努力しておけば良かった。
ウスマンさんのその問いかけに、俺とリラは一緒に頷いた。するとウスマンさんはホッとしたように息を吐く。俺達が断ったら、それを伝えるのはウスマンさんの役目なのかもしれない。
……できる限り断らないように頑張ろう。国からの依頼を断られましたなんて報告するの、絶対に嫌な仕事だろうから。
「依頼のダンジョンについて、情報をいただけますか?」
「それはもちろんだ。こちらで持っている限りの情報を渡そう。まず場所だが、ここ王都から西に十キロほど進んだ森の中に入り口がある。そのダンジョンができるまでは穏やかな森で冒険者以外の人達も訪れてたんだが、約十年前にダンジョンができてからは、ダンジョンの周り一帯が立ち入り禁止となっている」
王都から十キロか……それってかなり近いんじゃないだろうか。王都の近くでダンジョンから魔物が出てきていたら比較的初期段階で気づくだろうし、なんでその時に潰せなかったんだろう。
俺のそんな疑問が分かったのか、ウスマンさんは言葉を続けた。
「実はこのダンジョンの入り口は……谷底にあるんだ。そこまで深くて広い谷ではないが地面の割れ目が存在していて、ほとんどの者は危ないからと近づくのを避けていた。そんな谷の底にダンジョンの入り口は出現したため、気付くのが遅れたんだ」
「そんな経緯があったのですね……存在に気づいたということは、魔物は谷から登って来られるということですよね?」
「その通りだ。谷の端は緩やかな坂道になっていて、ほとんどの魔物は登れてしまう。もちろん俺達もそこから出入りが可能だ」
谷の底にダンジョンができるとか、それは気づけるわけないな。入り口まで薄暗いダンジョンとか憂鬱すぎる……俺って暗い場所とか狭い場所とかあんまり好きじゃないのだ。
はぁ……俺はため息を心の中に押し隠して、スラくんのプルプルボディーをギュッと抱きしめた。めちゃくちゃ落ち着く。
「十年前と仰っていましたが、どのぐらいの深さになっているのか分かるでしょうか?」
「いや、正確なところは分からない。ただ地上に出てくる魔物がオークなど比較的強い魔物らしいので、かなりの深さになっているだろう。予想では十階を超えてるんじゃないかって話だ」
「やはりそのぐらいにはなってますよね……」
それからリラに説明してもらったところによると、地下に十階も伸びているダンジョンは相当にレベルが高いらしい。ダンジョンは地下に伸びれば伸びるほどに広くなり、階下への階段を探すのも大変になり、また魔物の強さも右肩上がりに上がっていくのだそうだ。
十階だと国が討伐隊を出すなら百人単位になるんだとか。それを俺達二人で潰しに行くとか……魅了スキルがあるとしても不安すぎる。
「国が討伐できないってことは狭いダンジョンだから、一気に大勢の魔物に襲われることはないだろうけど……それぞれ個の強さはかなりのものになると思う。油断はしないで臨もうか」
「うん。ちゃんと準備して、ダメそうなら撤退も視野に入れよう」
「それはもちろん」
それからも俺達はウスマンさんからダンジョンに関する情報を色々と聞き、一時間ほどで冒険者ギルドを後にした。本当は依頼板から日帰りの依頼を選ぶ予定だったんだけど、大幅な予定変更だ。
「サミーさん、ただいま戻りました」
「リョータさん、リラさん、おかえりなさいませ」
ギルドから出ると、サミーさんが穏やかな笑顔で俺達を迎えてくれた。サミーさんの笑顔って実家のような安心感というか、とにかく和むな。サミーさんを御者として雇って良かった。
「お次はどこへ向かいますか?」
「次は市場に向かってもらえますか? 依頼でダンジョンに行くことになりまして、食料などをたくさん買い込みたいです」
「かしこまりました」
サミーさんとユニーに魔車は任せて、俺達は中でこれからのことについて話し合う。
「ダンジョンにはいつ出発にする?」
「できる限り早い方が良いと思う。時間が経てば経つほどにダンジョンは大きくなるから。そうだね……今日は一日準備にして、明日からはどう?」
「俺はそれで大丈夫」
「じゃあそうしようか。色々と買い込まないとだね。十階もあるダンジョンは日帰りでのクリアは絶対に無理だから、数日はダンジョン内で野営になるよ」
うわっ、マジか。それはかなり憂鬱だ。狭いダンジョンってことだし魔車は入れないだろうから、何もない外で野営ってことだよな。
「野営道具はテントとか買うの?」
「ううん。ダンジョン内は洞窟で雨が降ることはないし、丈夫な敷き布といくつかの温かい布団があれば大丈夫だと思う。アイテムバッグをもらえて本当に良かったよ。あれはかなり容量が大きいみたいだし、必要なものは問題なく持ち運べるだろうから」
確かにそうだな。……まあ、この依頼を俺達に頼むこと前提でアイテムバッグをくれたって可能性もあるけど。というか、かなりの高確率で俺の予想が当たってる気がする。
国に上手く使われてるなぁ……まあ逆らうつもりはないし仕方がない。上手く使われつつ、俺も国を利用するぐらいの気持ちでいよう。
「食料ってどういうものを持ってくの? やっぱりベーグルみたいなやつ?」
「そうだね。後は何かトラブルがあったりして長引いた時のためにも、かなり日持ちするものも持っていきたいかな。調理前の穀物なら数ヶ月は保存できるからそれと、常温保存が可能な野菜も買っていこう。そうすれば肉はダンジョン内でも魔物を倒せば手に入るし、中で料理もできるよ。あっ、調味料と調理器具も必要だね」
中で料理をすることもあるのか。俺って料理はあんまり得意じゃないんだよな……ここにきて思わぬ障害だ。
日本では弁当がどこでも買えるんだから、料理なんてできなくても生きていけるって思っていた。マジで過去の自分を殴りたい。少しでも上達するように努力しておけば良かった。
0
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生したらやられ役の悪役貴族だったので、死なないように頑張っていたらなぜかモテました
平山和人
ファンタジー
事故で死んだはずの俺は、生前やりこんでいたゲーム『エリシオンサーガ』の世界に転生していた。
しかし、転生先は不細工、クズ、無能、と負の三拍子が揃った悪役貴族、ゲルドフ・インペラートルであり、このままでは破滅は避けられない。
だが、前世の記憶とゲームの知識を活かせば、俺は『エリシオンサーガ』の世界で成り上がることができる! そう考えた俺は早速行動を開始する。
まずは強くなるために魔物を倒しまくってレベルを上げまくる。そうしていたら痩せたイケメンになり、なぜか美少女からモテまくることに。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
異世界転移は分解で作成チート
キセル
ファンタジー
黒金 陽太は高校の帰り道の途中で通り魔に刺され死んでしまう。だが、神様に手違いで死んだことを伝えられ、元の世界に帰れない代わりに異世界に転生することになった。
そこで、スキルを使って分解して作成(創造?)チートになってなんやかんやする物語。
※処女作です。作者は初心者です。ガラスよりも、豆腐よりも、濡れたティッシュよりも、凄い弱いメンタルです。下手でも微笑ましく見ていてください。あと、いいねとかコメントとかください(′・ω・`)。
1~2週間に2~3回くらいの投稿ペースで上げていますが、一応、不定期更新としておきます。
よろしければお気に入り登録お願いします。
あ、小説用のTwitter垢作りました。
@W_Cherry_RAITOというやつです。よろしければフォローお願いします。
………それと、表紙を書いてくれる人を募集しています。
ノベルバ、小説家になろうに続き、こちらにも投稿し始めました!
【異世界ショップ】無双 ~廃絶直前の貴族からの成り上がり~
クロン
ファンタジー
転生したら貴族の長男だった。
ラッキーと思いきや、未開地の領地で貧乏生活。
下手すれば飢死するレベル……毎日食べることすら危ういほどだ。
幸いにも転生特典で地球の物を手に入れる力を得ているので、何とかするしかない!
「大変です! 魔物が大暴れしています! 兵士では歯が立ちません!」
「兵士の武器の質を向上させる!」
「まだ勝てません!」
「ならば兵士に薬物投与するしか」
「いけません! 他の案を!」
くっ、貴族には制約が多すぎる!
貴族の制約に縛られ悪戦苦闘しつつ、領地を開発していくのだ!
「薬物投与は貴族関係なく、人道的にどうかと思います」
「勝てば正義。死ななきゃ安い」
これは地球の物を駆使して、領内を発展させる物語である。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる