38 / 39
三十七 共鳴
しおりを挟む
僕たちは警察署で捜査協力の感謝状をもらうことになり、署では、噂のかっこいい警部さんや瀬戸さんが出迎えてくれた。
「坂上くん初めまして、瀬戸です。お身体は大丈夫ですか?わぁ、かっこいいな!赤と言っても、限りなく赤に近い茶色なのかな。綺麗だねぇ。あ、猫ちゃんを見つけてくれてありがとうございました」
瀬戸さんは確かにいい声で、大きい秋田犬みたいな雰囲気の、かわいくて優しそうな人だ。
「志賀です。今回は被害にも遭われたのに、ご協力いただいてありがとうございました。高梨先生も、ご迷惑おかけして申し訳ない」
志賀さんは本当に俳優みたいな佇まいで、端正な容貌と渋い雰囲気が素敵な人だ。北原さんの雰囲気にも似ている。
「僕が猫ちゃん好きなのも、その目で見たらわかります?」
「あ、はい。猫だけじゃなくて……」
無流さんや、志賀さんを慕っているのがよくわかる。
「晴己、あんまり絡むなよ」
志賀さんがそう言って、忙しそうに出て行ってしまったのを見送ると、瀬戸さんは僕を面白そうに見つめた。
「僕がエツさん好きなのも、わかっちゃうわけだ」
眼帯を外す機会を増やしたことで、占い師のような人の読み方ができるようになってきた。
「それよりも、志賀さんの方が瀬戸さんを凄く、大事にしてる感じがします」
「本当?嬉しいけど――僕はまだ雑念と煩悩が多いのかな」
二人に共通するのは、無流さんと同じ、愛情と強い正義感だ。瀬戸さんのそれが真っ直ぐで明るく眩しいのに比べ、志賀さんの方が何もかも重くて強い。そして、親心に似た自己犠牲の精神が見え隠れする。
「もし彼が離れようとしても、志賀さんの手を放しちゃ駄目だと思う」
「――わかった。ありがとう」
瀬戸さんは僕の言葉に一層眩しさを増してから、無流さんの隣に移動し、僕たちを見守っていた。
そのまま北原画廊に集まることになった。
北原さんと愛子ちゃんは別の日に既に感謝状を受け取っていて、無流さんは午後は休んで来てくれるとのことで、和美と英介さんと一緒に画廊に向かった。
八重さんが急いで現像してくれた記念写真と三毛猫を土産に、遅れて加わり、小出も合流した。
「『お手柄猫 神通力で事件解決』?またくだらん見出しを」
手渡された謄写版の社内報を見ながら、無流さんは呆れたが、八重さんはいつも通り堂々としている。この二人も事件の前より随分、仲良くなったようだ。
無流さんは署では制服姿だったが、画廊で着替えたのか、今は着流しをまとっている。和美の読み通り、北原さんといい関係のようだ。
「いいのいいの。これは社内報だから、カストリ雑誌並みにあることないこと書いても大丈夫。『あかつき日報』の地域面にはちゃんと、事件が起こってからじゃなくて、起こる前にしてた地道な取材で得たことが活かせて、いろいろ載せてもらえることになったんだ。まあ、坂上くんと小出くんと、三蔵の手柄で、あたしはそれに乗っかっただけだけど」
あははと笑って、八重さんは抱いていた猫を小出に渡した。
「三蔵って誰だ?」
「この猫の名前だよ。八重さんが付けたんだ」
和美が首を撫でると、三蔵はごろごろと、気持ち良さそうに喉を鳴らした。
「へえ、お前、そういうの上手いな。記者やってるだけある」
「何を今さら言ってんの?瀬戸くんも、あたしの文章のファンなんだって」
「確かに気が合いそうだな。ちょっとしたことから、大きな事件を解決することに、浪漫を感じてるところが似てる」
北原さんと愛子ちゃんがお茶を持って、客間に戻ってきた。
「坂上くんが描いた三蔵の絵、署長室に飾られるんですってね」
北原さんの言う通り、僕が課題のために描いた絵は、提出後に署長が買ってくれた。さっきついでに届けてきたところだ。
「験担ぎが好きで、個人購入だそうですよ」
英介さんが捕捉すると、和美が神妙な顔で頷く。
「結構、効き目あると思う」
「あたしも捜査に使わせてもらってたスケッチ、愛子ちゃんに選んでもらった額に入れて飾ってる」
八重さんは署長より先に、ちょうだいと言ってきた。できれば猫も飼いたいと言って、無事、引き取れることになった。
「それ、大事にしてくださいよ。絶対に価値が出るから」
和美が茶化したので、僕も乗る。
「小出に、八重さんが抱いてるところを改めて描いてもらったらいいよ」
「いいなあそれ!今の内に頼んでおかなきゃ」
「いいですよ、いつでも」
小出もすっかり馴染んで、笑ってくれるようになった。
小出の努力のかいあって、布袋先輩は無事、不起訴になり、学校にも戻れた。揉めた相手には、精神的に不安定だったとはいえ迷惑をかけたと、謝罪に回ったらしく、表立って悪口を言われることも減った。
小出と石膏のレリーフを合作する企画は順調で、二人とも以前より活き活きと創作に励んでいる。
「こうやって知名度が上がっていくこともあるのかな」
感心する無流さんの横に、北原が座った。
長年連れ添ったような二人の雰囲気に驚くが、落ち着いた暖かい色が見え、安心する。
「縁起のいいものはいつでも、商売にしやすいですからね。不吉なものもここでなら大人気です」
「そういえば聞いた?あたしが探してた他の猫の話」
「ん?なんだよ」
「兄貴にはまだ言ってない」
先輩が盗んだ猫は、件の成金通りの猫たちだけだったらしい。八重さんが探していた猫の一部がいなくなったのは、事件とは全く関係なかった。
「僕たちと同じ講義を受けていた美術学校の寮の生徒が、課題の為に一時的に、野良猫を何匹か連れ帰っていたんです」
「ははは!なるほどなぁ。あの学校はよっぽど、事件と縁があるらしい」
課題提出後の講評の際に、僕、和美、小出の三人で気付き、八重さんに報告したが、意外な模倣犯たちの登場に、僕たち四人も腹を抱えて笑った。
「私も無流さんのかっこいいとこ見たかったなあ」
小出を抱きかかえて運んだ時の話をしたら、愛子ちゃんは心底悔しがった。
「はは、お望みならいつでも、丁重に運ばせてもらうが」
「いいの?」
すっかり無流さんに懐いたようで、無流さんが抱き上げてぐるりと回り、愛子ちゃんがきゃあきゃあ言うのを、みんなで微笑ましく見守る。
「あ、みんなで撮った記念写真、持って帰ってね」
回して一枚ずつ取るように言われ、写真を手に取る。
「……あれ」
「どうした?」
英介さんが不思議そうに首を傾げて、僕にきいた。
「みんなの周りに、きれいな花がたくさん咲いてるみたいに見えて」
白黒写真なのにほんのり色づいて、光っているように見える。
「写真の中もそんな風に見えるんだ」
和美も横から、三蔵と一緒に覗き込んでくる。
撮っている間も似た景色ではあったから、その場に自分がいたからかもしれない。
「僕も、初めてだ。三蔵がいたからかも」
僕がそう言って目を合わせると、三蔵は答えるように、にゃあんと鳴いた。
「坂上くん初めまして、瀬戸です。お身体は大丈夫ですか?わぁ、かっこいいな!赤と言っても、限りなく赤に近い茶色なのかな。綺麗だねぇ。あ、猫ちゃんを見つけてくれてありがとうございました」
瀬戸さんは確かにいい声で、大きい秋田犬みたいな雰囲気の、かわいくて優しそうな人だ。
「志賀です。今回は被害にも遭われたのに、ご協力いただいてありがとうございました。高梨先生も、ご迷惑おかけして申し訳ない」
志賀さんは本当に俳優みたいな佇まいで、端正な容貌と渋い雰囲気が素敵な人だ。北原さんの雰囲気にも似ている。
「僕が猫ちゃん好きなのも、その目で見たらわかります?」
「あ、はい。猫だけじゃなくて……」
無流さんや、志賀さんを慕っているのがよくわかる。
「晴己、あんまり絡むなよ」
志賀さんがそう言って、忙しそうに出て行ってしまったのを見送ると、瀬戸さんは僕を面白そうに見つめた。
「僕がエツさん好きなのも、わかっちゃうわけだ」
眼帯を外す機会を増やしたことで、占い師のような人の読み方ができるようになってきた。
「それよりも、志賀さんの方が瀬戸さんを凄く、大事にしてる感じがします」
「本当?嬉しいけど――僕はまだ雑念と煩悩が多いのかな」
二人に共通するのは、無流さんと同じ、愛情と強い正義感だ。瀬戸さんのそれが真っ直ぐで明るく眩しいのに比べ、志賀さんの方が何もかも重くて強い。そして、親心に似た自己犠牲の精神が見え隠れする。
「もし彼が離れようとしても、志賀さんの手を放しちゃ駄目だと思う」
「――わかった。ありがとう」
瀬戸さんは僕の言葉に一層眩しさを増してから、無流さんの隣に移動し、僕たちを見守っていた。
そのまま北原画廊に集まることになった。
北原さんと愛子ちゃんは別の日に既に感謝状を受け取っていて、無流さんは午後は休んで来てくれるとのことで、和美と英介さんと一緒に画廊に向かった。
八重さんが急いで現像してくれた記念写真と三毛猫を土産に、遅れて加わり、小出も合流した。
「『お手柄猫 神通力で事件解決』?またくだらん見出しを」
手渡された謄写版の社内報を見ながら、無流さんは呆れたが、八重さんはいつも通り堂々としている。この二人も事件の前より随分、仲良くなったようだ。
無流さんは署では制服姿だったが、画廊で着替えたのか、今は着流しをまとっている。和美の読み通り、北原さんといい関係のようだ。
「いいのいいの。これは社内報だから、カストリ雑誌並みにあることないこと書いても大丈夫。『あかつき日報』の地域面にはちゃんと、事件が起こってからじゃなくて、起こる前にしてた地道な取材で得たことが活かせて、いろいろ載せてもらえることになったんだ。まあ、坂上くんと小出くんと、三蔵の手柄で、あたしはそれに乗っかっただけだけど」
あははと笑って、八重さんは抱いていた猫を小出に渡した。
「三蔵って誰だ?」
「この猫の名前だよ。八重さんが付けたんだ」
和美が首を撫でると、三蔵はごろごろと、気持ち良さそうに喉を鳴らした。
「へえ、お前、そういうの上手いな。記者やってるだけある」
「何を今さら言ってんの?瀬戸くんも、あたしの文章のファンなんだって」
「確かに気が合いそうだな。ちょっとしたことから、大きな事件を解決することに、浪漫を感じてるところが似てる」
北原さんと愛子ちゃんがお茶を持って、客間に戻ってきた。
「坂上くんが描いた三蔵の絵、署長室に飾られるんですってね」
北原さんの言う通り、僕が課題のために描いた絵は、提出後に署長が買ってくれた。さっきついでに届けてきたところだ。
「験担ぎが好きで、個人購入だそうですよ」
英介さんが捕捉すると、和美が神妙な顔で頷く。
「結構、効き目あると思う」
「あたしも捜査に使わせてもらってたスケッチ、愛子ちゃんに選んでもらった額に入れて飾ってる」
八重さんは署長より先に、ちょうだいと言ってきた。できれば猫も飼いたいと言って、無事、引き取れることになった。
「それ、大事にしてくださいよ。絶対に価値が出るから」
和美が茶化したので、僕も乗る。
「小出に、八重さんが抱いてるところを改めて描いてもらったらいいよ」
「いいなあそれ!今の内に頼んでおかなきゃ」
「いいですよ、いつでも」
小出もすっかり馴染んで、笑ってくれるようになった。
小出の努力のかいあって、布袋先輩は無事、不起訴になり、学校にも戻れた。揉めた相手には、精神的に不安定だったとはいえ迷惑をかけたと、謝罪に回ったらしく、表立って悪口を言われることも減った。
小出と石膏のレリーフを合作する企画は順調で、二人とも以前より活き活きと創作に励んでいる。
「こうやって知名度が上がっていくこともあるのかな」
感心する無流さんの横に、北原が座った。
長年連れ添ったような二人の雰囲気に驚くが、落ち着いた暖かい色が見え、安心する。
「縁起のいいものはいつでも、商売にしやすいですからね。不吉なものもここでなら大人気です」
「そういえば聞いた?あたしが探してた他の猫の話」
「ん?なんだよ」
「兄貴にはまだ言ってない」
先輩が盗んだ猫は、件の成金通りの猫たちだけだったらしい。八重さんが探していた猫の一部がいなくなったのは、事件とは全く関係なかった。
「僕たちと同じ講義を受けていた美術学校の寮の生徒が、課題の為に一時的に、野良猫を何匹か連れ帰っていたんです」
「ははは!なるほどなぁ。あの学校はよっぽど、事件と縁があるらしい」
課題提出後の講評の際に、僕、和美、小出の三人で気付き、八重さんに報告したが、意外な模倣犯たちの登場に、僕たち四人も腹を抱えて笑った。
「私も無流さんのかっこいいとこ見たかったなあ」
小出を抱きかかえて運んだ時の話をしたら、愛子ちゃんは心底悔しがった。
「はは、お望みならいつでも、丁重に運ばせてもらうが」
「いいの?」
すっかり無流さんに懐いたようで、無流さんが抱き上げてぐるりと回り、愛子ちゃんがきゃあきゃあ言うのを、みんなで微笑ましく見守る。
「あ、みんなで撮った記念写真、持って帰ってね」
回して一枚ずつ取るように言われ、写真を手に取る。
「……あれ」
「どうした?」
英介さんが不思議そうに首を傾げて、僕にきいた。
「みんなの周りに、きれいな花がたくさん咲いてるみたいに見えて」
白黒写真なのにほんのり色づいて、光っているように見える。
「写真の中もそんな風に見えるんだ」
和美も横から、三蔵と一緒に覗き込んでくる。
撮っている間も似た景色ではあったから、その場に自分がいたからかもしれない。
「僕も、初めてだ。三蔵がいたからかも」
僕がそう言って目を合わせると、三蔵は答えるように、にゃあんと鳴いた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
愛などもう求めない
白兪
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
学ランを脱がさないで
ルルオカ
BL
学ランフェチで、憧れの秘密の花園、清美男子校にいくことを夢見ていた主人公。夢破れて、意気消沈しているところに、思いがけない奇跡的な出会いがあって・・・?
懐古趣味の父親の影響を受けて育った、学ランフェチの男子高生が、一線を越えそうになりつつ、学ランフェチ青春を謳歌する話。ややコメディチッなBL短編です。R15。
「『学ランを脱がせて』と恋ははじまらない」は不良の一人の視点になります。
おまけの小説「学ランを脱がないで」を追加しました。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話
タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。
瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。
笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。
貴方の事を心から愛していました。ありがとう。
天海みつき
BL
穏やかな晴天のある日の事。僕は最愛の番の後宮で、ぼんやりと紅茶を手に己の生きざまを振り返っていた。ゆったり流れるその時を楽しんだ僕は、そのままカップを傾け、紅茶を喉へと流し込んだ。
――混じり込んだ××と共に。
オメガバースの世界観です。運命の番でありながら、仮想敵国の王子同士に生まれた二人が辿る数奇な運命。勢いで書いたら真っ暗に。ピリリと主張する苦さをアクセントにどうぞ。
追記。本編完結済み。後程「彼」視点を追加投稿する……かも?
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる