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36p【敵の奇襲】
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「召喚!冥府の馬!」とシンさんが言うとどこからか紫色の炎のような鬣の白い馬が目の前に出てきた。
「うわっ。どこから出て来たんだ?」
「これはクエストの記念品。記念品ってのは装備してなくても使えるアイテムの事ね。」
「へぇ。」
シンさんが軽やかに馬に乗った。
「ちなみに、乗馬スキルが100ないと移動用には使えないから。後ろにのって。スキル無くても乗れるから。」
「はい。」
乗るのも難しい鐙に足をかけて頑張って乗った。
「じゃ、いくよ。捕まってて。」
馬で町を駆け抜けるのは凄く気持ちよかった。
町を一気に抜けると、どんどん山奥に入って行って、最後はお寺のような外見の城にたどり着いた。
そこで馬が消えて僕は尻餅をついた。
「あ。ごめん。」
目の前には石の階段があって、どこまであるかわからないくらいに長そうだった。
「ここ、登った先に売ってるから。」
想像通り長い階段を30分くらい上がって、やっと門の前について地面に座り込んだ。
シンさんに飽きれ口調で「さっさと買って安全地域に入るよ。」と言われて、立って門の中に入るとすぐそばに[ヤツデ]屋さんがあった。
看板にもヤツデと書いていて、AIの売り子がいた。
「いらっしゃいませ!ヤツデ3000enです!」と言われて3000en分のコインが入った袋を差し出すとヤツデをくれた。インベントリに表示されて、すぐにフゥに装備させてみた。フゥは嬉しそうにヤツデを触って遊んでいた。
「じゃ、階段降りて早くギルドハウスに戻るよ。」
「え?階段降りないといけないんですか?」
「MAP見て。この城の敷地内はゲート禁止区域。」
「そ、そんな設定が!?」
渋々また30分かけて降りて、降り終わった瞬間に、突然バトル開始の画面がうつった。
「え?」
カウントダウンが無慈悲に進んでいく。
「うわっ、最悪。」とシンはどんよりとした顔をする。
目の前には金色と黒が混じった美しいふりふりのドレスを着たピンク色の髪のツインテールをカールにしている女性と、隣にはセミロングくらいのアイボリー色の髪で肌が真っ白で目の下にクマのある背の高い男性AIが立っていた。
「誰ですか?」
「チッ。あれは【ドルガバ】の幹部チャチャとAIアザ!まずい、勝てる気がしない。レベルが違いすぎる。」とシンさんの額から汗が流れていた。相当焦っている様子だ。
「でも、戦うしかないんですよね。やりましょう。回復とか全部僕がします。シンさんは詠唱あるなら詠唱してください。」と伝えるが、実は全てエイボンの言葉をそのまま言ってしまった。
そうだよね、僕にはみんながついてる。9対2だ!!!
全員を出して構える。
「チャチャさん!何故貴女がここに?」とシンさんは魔導書を取り出しながら問う。
「何故?何故って、ミルフィオレの新人ってソイツでしょう?ルナの大事なAIがわざわざ護衛についてるくらいですもの。戦闘データはとらせてもらうわ!たとえ負けようともね!!」
「僕は詠唱に入る!時間稼いで!」とシンさんが必死な声を出す。
「わかりました。」と返事をした。
「ふむ、シンさんのこの詠唱は【太陽の光】という技ですね。空から降る光魔法の強力な技です。これはほとんど回避不能で発動すれば絶対に勝ちます。ただ、詠唱にかなりの時間がかかって、邪魔されると1からになってしまいます。」とエイボンが説明してくれた。
恐ろしい速さでAIのアザさんがシンさんを狙って移動をする。それをフゥがヤツデを使って強風をあてて防いでくれた。魔力をフゥに補充する。
フゥは「すげぇや!」とヤツデを見て喜んでいた。
チャチャさんが黄金の扇子のような武器で僕に殴りかかろうとしてウォールがそれをカットして後ろからハクがチャチャさんを斬りつけて、呪いの炎で体力を削ってくれた。
ハナビも詠唱が終わって空から炎を纏った隕石が降り注ぐ。
(みんな魔力使いすぎっ!!毎日シンカさんの料理食べて基礎魔力上げてなかったら終わってたな。)
「チッ。それ、噂の春風のタクトね?使いこなしてるっていうの?」とチャチャさんが呟いた。
「だとすれば厄介ですね。まさかそんな人物がソル様以外に現れるなんて。」とAIアザさんがチャチャさんの隣に戻った。
「とにかく、シンの詠唱が終わったら負けよ。あの魔導書は【アポロンの残した日記】。絶対に妨害して!同じシリーズの【ハデスの残した日記】がないと防御不可なの!」と言ってチャチャさんも焦りだした。
「はい。」
アザさんの攻撃してくるスピードが早すぎて防ぐので精一杯だった。
フゥがハクに風をつけてスピードアップをさせた。
それを破ってシンさんに短剣で切りかかろうとするアザさん咄嗟にウォールを差し向けてガードさせる。
「これはどうかしら!!氷雪魔法!!千本氷柱!!」とチャチャさんが叫んでいて、ハルがそれを溶かしてくれた。
「やっぱりね!ソル様と同じ!!なら、灼熱魔法!!炎の杭!!」
次は炎の矢のようなものが此方に向かってきた。
これは防げないっ!!と目を瞑ると、全く熱くない風のようなものがあたった。
どうやらハルが炎の温度を常温にしてしまったらしい。
「なら、水魔法!!水龍!!!」水でできた大きな竜が現れて僕に向かってきた。
さすがにダメかと思えば、エイボンが前にでて分解をしてくれた。
「四元素魔法は無効だと思って頂きたいですね。」とエイボンがモノクルをくいっとかけなおした。
しばらく激しい戦いが続いた。
「エイボン。頼んだ。もう、僕の反射速度じゃ…アザさんには追い付けない。」と心で語りかけた。
「お任せください。」とエイボンに言われたけど、その声から緊張が伝わった。
僕は目を瞑ってタクトを振るう。集中して魔力を注ごう。
「馬鹿にしてるの!?目を瞑るなんて!!!」とチャチャさんの怒る声が聞こえる。
勝つんだ!負けるわけにいかない。だって、ほら、これに勝てば…僕は…!!
脳裏に近所の花屋さんの前に置かれているホログラムAI咲が浮かんだ。
君を迎えにいけるから…。
「うわっ。どこから出て来たんだ?」
「これはクエストの記念品。記念品ってのは装備してなくても使えるアイテムの事ね。」
「へぇ。」
シンさんが軽やかに馬に乗った。
「ちなみに、乗馬スキルが100ないと移動用には使えないから。後ろにのって。スキル無くても乗れるから。」
「はい。」
乗るのも難しい鐙に足をかけて頑張って乗った。
「じゃ、いくよ。捕まってて。」
馬で町を駆け抜けるのは凄く気持ちよかった。
町を一気に抜けると、どんどん山奥に入って行って、最後はお寺のような外見の城にたどり着いた。
そこで馬が消えて僕は尻餅をついた。
「あ。ごめん。」
目の前には石の階段があって、どこまであるかわからないくらいに長そうだった。
「ここ、登った先に売ってるから。」
想像通り長い階段を30分くらい上がって、やっと門の前について地面に座り込んだ。
シンさんに飽きれ口調で「さっさと買って安全地域に入るよ。」と言われて、立って門の中に入るとすぐそばに[ヤツデ]屋さんがあった。
看板にもヤツデと書いていて、AIの売り子がいた。
「いらっしゃいませ!ヤツデ3000enです!」と言われて3000en分のコインが入った袋を差し出すとヤツデをくれた。インベントリに表示されて、すぐにフゥに装備させてみた。フゥは嬉しそうにヤツデを触って遊んでいた。
「じゃ、階段降りて早くギルドハウスに戻るよ。」
「え?階段降りないといけないんですか?」
「MAP見て。この城の敷地内はゲート禁止区域。」
「そ、そんな設定が!?」
渋々また30分かけて降りて、降り終わった瞬間に、突然バトル開始の画面がうつった。
「え?」
カウントダウンが無慈悲に進んでいく。
「うわっ、最悪。」とシンはどんよりとした顔をする。
目の前には金色と黒が混じった美しいふりふりのドレスを着たピンク色の髪のツインテールをカールにしている女性と、隣にはセミロングくらいのアイボリー色の髪で肌が真っ白で目の下にクマのある背の高い男性AIが立っていた。
「誰ですか?」
「チッ。あれは【ドルガバ】の幹部チャチャとAIアザ!まずい、勝てる気がしない。レベルが違いすぎる。」とシンさんの額から汗が流れていた。相当焦っている様子だ。
「でも、戦うしかないんですよね。やりましょう。回復とか全部僕がします。シンさんは詠唱あるなら詠唱してください。」と伝えるが、実は全てエイボンの言葉をそのまま言ってしまった。
そうだよね、僕にはみんながついてる。9対2だ!!!
全員を出して構える。
「チャチャさん!何故貴女がここに?」とシンさんは魔導書を取り出しながら問う。
「何故?何故って、ミルフィオレの新人ってソイツでしょう?ルナの大事なAIがわざわざ護衛についてるくらいですもの。戦闘データはとらせてもらうわ!たとえ負けようともね!!」
「僕は詠唱に入る!時間稼いで!」とシンさんが必死な声を出す。
「わかりました。」と返事をした。
「ふむ、シンさんのこの詠唱は【太陽の光】という技ですね。空から降る光魔法の強力な技です。これはほとんど回避不能で発動すれば絶対に勝ちます。ただ、詠唱にかなりの時間がかかって、邪魔されると1からになってしまいます。」とエイボンが説明してくれた。
恐ろしい速さでAIのアザさんがシンさんを狙って移動をする。それをフゥがヤツデを使って強風をあてて防いでくれた。魔力をフゥに補充する。
フゥは「すげぇや!」とヤツデを見て喜んでいた。
チャチャさんが黄金の扇子のような武器で僕に殴りかかろうとしてウォールがそれをカットして後ろからハクがチャチャさんを斬りつけて、呪いの炎で体力を削ってくれた。
ハナビも詠唱が終わって空から炎を纏った隕石が降り注ぐ。
(みんな魔力使いすぎっ!!毎日シンカさんの料理食べて基礎魔力上げてなかったら終わってたな。)
「チッ。それ、噂の春風のタクトね?使いこなしてるっていうの?」とチャチャさんが呟いた。
「だとすれば厄介ですね。まさかそんな人物がソル様以外に現れるなんて。」とAIアザさんがチャチャさんの隣に戻った。
「とにかく、シンの詠唱が終わったら負けよ。あの魔導書は【アポロンの残した日記】。絶対に妨害して!同じシリーズの【ハデスの残した日記】がないと防御不可なの!」と言ってチャチャさんも焦りだした。
「はい。」
アザさんの攻撃してくるスピードが早すぎて防ぐので精一杯だった。
フゥがハクに風をつけてスピードアップをさせた。
それを破ってシンさんに短剣で切りかかろうとするアザさん咄嗟にウォールを差し向けてガードさせる。
「これはどうかしら!!氷雪魔法!!千本氷柱!!」とチャチャさんが叫んでいて、ハルがそれを溶かしてくれた。
「やっぱりね!ソル様と同じ!!なら、灼熱魔法!!炎の杭!!」
次は炎の矢のようなものが此方に向かってきた。
これは防げないっ!!と目を瞑ると、全く熱くない風のようなものがあたった。
どうやらハルが炎の温度を常温にしてしまったらしい。
「なら、水魔法!!水龍!!!」水でできた大きな竜が現れて僕に向かってきた。
さすがにダメかと思えば、エイボンが前にでて分解をしてくれた。
「四元素魔法は無効だと思って頂きたいですね。」とエイボンがモノクルをくいっとかけなおした。
しばらく激しい戦いが続いた。
「エイボン。頼んだ。もう、僕の反射速度じゃ…アザさんには追い付けない。」と心で語りかけた。
「お任せください。」とエイボンに言われたけど、その声から緊張が伝わった。
僕は目を瞑ってタクトを振るう。集中して魔力を注ごう。
「馬鹿にしてるの!?目を瞑るなんて!!!」とチャチャさんの怒る声が聞こえる。
勝つんだ!負けるわけにいかない。だって、ほら、これに勝てば…僕は…!!
脳裏に近所の花屋さんの前に置かれているホログラムAI咲が浮かんだ。
君を迎えにいけるから…。
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