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亀さんの涙
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仄暗い光の中、ベッドに横たわったまま、バスローブ姿の創一郎さんを見上げる。
シャワーを浴びた後なんとかバスローブを着たものの、なぜか足に力が入らなくなってふらついた私の事を、バスルームからここまで創一郎さんがお姫様抱っこをして連れてきてくれた。
少し、お風呂でのぼせたのかもしれない。
薄暗い中でもはっきりとよく見えるブラックのバスローブは、シックで格好よく、とても彼に似合っている。
創一郎さんの胸がちょっとはだけていて、頭がクラクラするくらい色っぽい。
私のライラックのバスローブ姿は、創一郎さんの目にどう映っているのかな。
シュル……と創一郎さんが、私の腰ひもを解く。
バスローブの下には、何も身につけていない。
スッと創一郎さんの手が伸びてくるものだから、咄嗟にバスローブの前を閉じるようにギュッと掴む。
私のアソコが熱を持ってるって。その熱を逃すって。
そのために少しだけ気持ちいいことするんだって、創一郎さん言ってた。
それって、この前みたいに『ろぉたぁ』使うの……かな。
「ああ、あの、創一郎さん、あの、見られるのは、恥ずかしい、です」
創一郎さんの手が、ピタッと止まる。
「さっき、お風呂では、近すぎて、見られてなかったので」
創一郎さんに解かれたライラックの腰ひもの端を掴む。
「だからあの、これ、で、創一郎さんを、目隠ししても、いいですか」
創一郎さんが、ちょっと目を見開いた。
迷うようにきょと、と一瞬目線が泳ぐ。
でもすぐに、私を安心させるような目で微笑んだ。
「花が、見られたくないのなら、いいよ、して」
ベッドの上で創一郎さんはあぐらをかいて、目を閉じた。
私はゆっくりと上体を起こして、創一郎さんの頭に腰ひもをクルクルと2周させて縛り、彼の目を塞ぐ。
バスローブの紐、生地が軽い素材でよかった。これなら創一郎さん、つらくない。
改めて、自分の身体を見下ろした。
身体の真ん中だけ、モーセが海を割ったかのように、私の肌が露わになっている。
バスローブって初めて着たけど、はだけやすいんだ……。
「花?」
名前を呼ばれて、目の前に座る創一郎さんを見る。
「ごめん、見えないからどこにいるのか分からなくて、手を握って教えて欲しい」
見えて……ます。
創一郎さんの方を見たら、思いがけず視界に入ってしまった。
あぐらをかいた創一郎さんのバスローブ、腰ひもで結んであっても前が少し乱れていて。
さっきお風呂で創一郎さんと一緒に宥めたあの子の頭。
見られているのは創一郎さんなのに、なぜか見ているこっちの方が恥ずかしさで顔が熱くなる。
見た目は……亀さんみたい。
でも可愛くて、愛しく感じてしまうのはどうしてだろう。
視線が動かせなくなって、思わずジッと見入ってしまった。
泣いてる……?
先端が、潤んでいる。
可愛くて、愛しい創一郎さんの亀さんが、なんだか切なそうに見えるのは、気のせいだろうか。
私が泣いた時、創一郎さんが目尻にキスしてくれたのを思い出した。
優しくて、安心する、大好きなキス。
泣かないで……。
彼の先端にキスをして、チュッと涙を吸った。
本当に、軽くキスしただけ。
だから創一郎さんの身体が、まるで感電したみたいにビクンッとするなんて思わなくて。
「花ッ!? な、何した!?」
上から声が降ってくる。
目隠しを外すつもりなのか後頭部の結び目に創一郎さんの両手が伸びたから、慌てて両方の手をガシッと握って彼の動きを止めた。
「ダメです、目隠しは取っちゃダメ、見えちゃう」
後頭部に手を伸ばしていたところに私が必死で彼の手を掴んだものだから、勢いがついてそのまま創一郎さんは後ろに倒れていく。
ボフッッッ
両手を繋いだまま、創一郎さんをベッドに押し倒してしまった。
「ご、ごめんなさいっ」
慌てて上体を起こして、でも両手は逃げられないようにそれぞれ恋人つなぎにして、握り直す。
「花……、とりあえず、俺の身体から、降りよう。この状況は、その……いろいろと、マズい」
まるで馬に乗るように、創一郎さんに跨っている私。
慌てて降りて、創一郎さんのお腹の横に正座する。
でも、目隠しを外されると困るから、手は握ったまま。
「花、目隠しは取らないから、いったん手を離して。起き上がりたい」
そう言われて、繋いだ手に視線を向けようとした時、また視界にあの子が入ってしまった。
はだけた創一郎さんのバスローブから、頭を出してこちらを睨んでる。
……さっきより、元気になってる、かも?
キスしたから……?
あれ? でもまた泣いてる……。
どうにかして、可愛いこの子を慰めてあげたい衝動に駆られる。
見た目がいいわけでもないのに、どうしてこんなに可愛く感じるんだろう。
たぶん……その理由は……
……創一郎さんの、だから。
自分でも不思議なくらい……愛おしい。
無意識に、唇をソコへ近づけてた。
創一郎さんの先端の涙をチュッと吸い、そのまま舌を出して頭を撫でるようにレロレロと舐める。
「……く、っ……ゥ、…………ぅぁ……」
創一郎さんの口から、悶えるような声。
繋いだ手にグッと力を入れられて、痛い。
口の中で、創一郎さんの象徴が硬さを増していく。
私のしたことに反応してくれているのが、たまらなく嬉しい。
愛しい気持ちを伝えたくて、いつもキスする時みたいに、ぬるぅと舌を絡ませた。
「……花ッ……それだ、め……」
ダメ、と言われて、反射的にパッと口を離す。
創一郎さんの顔を見ようとした……ら、グイッと手を引っ張られて身体が反転した。
目隠しをした創一郎さんが、私に覆い被さるように体勢を変える。
ベッドに仰向けにされ、創一郎さんが私に馬乗りになった。
片手を離した創一郎さんは私のことを確かめるように、手のひらから腕、肩、そして首筋まで、つーっと指でなぞる。
そして私の頬に手を添え、ゆっくりと私の首に顔をうずめた。
ハァッ……と繰り返し首筋にかかる創一郎さんの息が、熱い。
シャワーを浴びた後なんとかバスローブを着たものの、なぜか足に力が入らなくなってふらついた私の事を、バスルームからここまで創一郎さんがお姫様抱っこをして連れてきてくれた。
少し、お風呂でのぼせたのかもしれない。
薄暗い中でもはっきりとよく見えるブラックのバスローブは、シックで格好よく、とても彼に似合っている。
創一郎さんの胸がちょっとはだけていて、頭がクラクラするくらい色っぽい。
私のライラックのバスローブ姿は、創一郎さんの目にどう映っているのかな。
シュル……と創一郎さんが、私の腰ひもを解く。
バスローブの下には、何も身につけていない。
スッと創一郎さんの手が伸びてくるものだから、咄嗟にバスローブの前を閉じるようにギュッと掴む。
私のアソコが熱を持ってるって。その熱を逃すって。
そのために少しだけ気持ちいいことするんだって、創一郎さん言ってた。
それって、この前みたいに『ろぉたぁ』使うの……かな。
「ああ、あの、創一郎さん、あの、見られるのは、恥ずかしい、です」
創一郎さんの手が、ピタッと止まる。
「さっき、お風呂では、近すぎて、見られてなかったので」
創一郎さんに解かれたライラックの腰ひもの端を掴む。
「だからあの、これ、で、創一郎さんを、目隠ししても、いいですか」
創一郎さんが、ちょっと目を見開いた。
迷うようにきょと、と一瞬目線が泳ぐ。
でもすぐに、私を安心させるような目で微笑んだ。
「花が、見られたくないのなら、いいよ、して」
ベッドの上で創一郎さんはあぐらをかいて、目を閉じた。
私はゆっくりと上体を起こして、創一郎さんの頭に腰ひもをクルクルと2周させて縛り、彼の目を塞ぐ。
バスローブの紐、生地が軽い素材でよかった。これなら創一郎さん、つらくない。
改めて、自分の身体を見下ろした。
身体の真ん中だけ、モーセが海を割ったかのように、私の肌が露わになっている。
バスローブって初めて着たけど、はだけやすいんだ……。
「花?」
名前を呼ばれて、目の前に座る創一郎さんを見る。
「ごめん、見えないからどこにいるのか分からなくて、手を握って教えて欲しい」
見えて……ます。
創一郎さんの方を見たら、思いがけず視界に入ってしまった。
あぐらをかいた創一郎さんのバスローブ、腰ひもで結んであっても前が少し乱れていて。
さっきお風呂で創一郎さんと一緒に宥めたあの子の頭。
見られているのは創一郎さんなのに、なぜか見ているこっちの方が恥ずかしさで顔が熱くなる。
見た目は……亀さんみたい。
でも可愛くて、愛しく感じてしまうのはどうしてだろう。
視線が動かせなくなって、思わずジッと見入ってしまった。
泣いてる……?
先端が、潤んでいる。
可愛くて、愛しい創一郎さんの亀さんが、なんだか切なそうに見えるのは、気のせいだろうか。
私が泣いた時、創一郎さんが目尻にキスしてくれたのを思い出した。
優しくて、安心する、大好きなキス。
泣かないで……。
彼の先端にキスをして、チュッと涙を吸った。
本当に、軽くキスしただけ。
だから創一郎さんの身体が、まるで感電したみたいにビクンッとするなんて思わなくて。
「花ッ!? な、何した!?」
上から声が降ってくる。
目隠しを外すつもりなのか後頭部の結び目に創一郎さんの両手が伸びたから、慌てて両方の手をガシッと握って彼の動きを止めた。
「ダメです、目隠しは取っちゃダメ、見えちゃう」
後頭部に手を伸ばしていたところに私が必死で彼の手を掴んだものだから、勢いがついてそのまま創一郎さんは後ろに倒れていく。
ボフッッッ
両手を繋いだまま、創一郎さんをベッドに押し倒してしまった。
「ご、ごめんなさいっ」
慌てて上体を起こして、でも両手は逃げられないようにそれぞれ恋人つなぎにして、握り直す。
「花……、とりあえず、俺の身体から、降りよう。この状況は、その……いろいろと、マズい」
まるで馬に乗るように、創一郎さんに跨っている私。
慌てて降りて、創一郎さんのお腹の横に正座する。
でも、目隠しを外されると困るから、手は握ったまま。
「花、目隠しは取らないから、いったん手を離して。起き上がりたい」
そう言われて、繋いだ手に視線を向けようとした時、また視界にあの子が入ってしまった。
はだけた創一郎さんのバスローブから、頭を出してこちらを睨んでる。
……さっきより、元気になってる、かも?
キスしたから……?
あれ? でもまた泣いてる……。
どうにかして、可愛いこの子を慰めてあげたい衝動に駆られる。
見た目がいいわけでもないのに、どうしてこんなに可愛く感じるんだろう。
たぶん……その理由は……
……創一郎さんの、だから。
自分でも不思議なくらい……愛おしい。
無意識に、唇をソコへ近づけてた。
創一郎さんの先端の涙をチュッと吸い、そのまま舌を出して頭を撫でるようにレロレロと舐める。
「……く、っ……ゥ、…………ぅぁ……」
創一郎さんの口から、悶えるような声。
繋いだ手にグッと力を入れられて、痛い。
口の中で、創一郎さんの象徴が硬さを増していく。
私のしたことに反応してくれているのが、たまらなく嬉しい。
愛しい気持ちを伝えたくて、いつもキスする時みたいに、ぬるぅと舌を絡ませた。
「……花ッ……それだ、め……」
ダメ、と言われて、反射的にパッと口を離す。
創一郎さんの顔を見ようとした……ら、グイッと手を引っ張られて身体が反転した。
目隠しをした創一郎さんが、私に覆い被さるように体勢を変える。
ベッドに仰向けにされ、創一郎さんが私に馬乗りになった。
片手を離した創一郎さんは私のことを確かめるように、手のひらから腕、肩、そして首筋まで、つーっと指でなぞる。
そして私の頬に手を添え、ゆっくりと私の首に顔をうずめた。
ハァッ……と繰り返し首筋にかかる創一郎さんの息が、熱い。
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