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第27話.日時と初めての寝返り
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ここで生活し始めて、どれだけ経ったのか。今のところ俺は、何事もなく生活を送っている。
あのピレンターさんが来た日から3日目に、約束通り家に来たピレンターさん。母さんが言っていた事を考慮して、母さんの考えているようなアクセサリーを、多めに持ってきてくれた。
母さんが選んでいる間、俺はモコモコ達と遊び。姉さんもルーちゃんと一緒におままごとを。父さんは母さんに早く決めてもらおうと、コレなんか良いんじゃないか、コレはどうだろう? と色々母さんに勧め。
こうしてお昼を食べて、午後もアクセサリーを選びをして、ようやく決まったのは夕方近くだった。
俺と姉さんは昼寝や、モコモコと遊んでいたから、そんなに大変じゃなかったけど。帰って行く時のピレンターさんは、なんかすごく疲れ切った後ろ姿をしていたし。
父さんはゆっくりまったりする部屋へ行くと、ソファーにどっかりと座り、大きな溜息を吐いていたよ。父さん、ピレンターさん、お疲れ様。
結局何を選んだか。母さんが選んだのはブローチだった。ただのブローチじゃなく、真ん中に自分で好きな石をハメられるようになっていて。俺達家族の姿を石に彫って、それをブローチにはめる事にしたんだ。
確か地球にもそんな物があったような。他に絵が彫ってある石を見せてもらったんだけど、あれに似ていな。カメオだ。
だから次の日に彫刻師が家に来て、俺達家族が整列している所をスケッチしに来た。出来上がりは60日後くらいだそうだ。約3ヶ月、今から出来るのが楽しみだ。俺達家族の初めての記念の物。大切にしないと。
そうそう、時間と日にちについても進展が。数字は地球と同じ感じなんだけど、言い方が違った。時計の代わりに水時計のような物があって、一応分も分かる。5分をごの時、10分をじゅうの時。分の代わりに時っていう感じだ。
そして60までいくと1時間で。1時間、2時間はこれは地球と同じ。ただ時計として時間を言う時は違ってくる。1時はじゅうの時と、10分の時と間違えそうだが。1時5分だと、じゅうとごの時。1時10分だと、じゅうとじゅうの時と。
そうだな、今の時間で言えば、水時計は午後15時35分を察しているから、じゅうごとさんじゅうごの時だな。少し面倒くさい言い方だけど、24時間で1日だし、数字も変わらないし、その辺は助かった。
それから日にちに関しては30日で1ヶ月。それが15ヶ月で1年らしい。これはちょっと地球と違うけど、1ヶ月が30日はほとんど変わらないから、こっちもそこまで問題じゃない。
いやぁ、もっと変な呼び方だったり、ぐちゃぐちゃな数字や日数だったり、ずっと永遠に数字が続いていたりしなくて良かった。
そんな記念品を作ったり、周りを観察したり、みんなが話しているのを聞いて勉強したり。
時間ができれば、いや、ほとんど暇だけ。何もない時は、手足を動かす練習をして、そんな日々を送っていたが。ここへ来て5ヶ月が経とうとした頃、ついにその時はやってきた。
その日朝はいつも通りミルクを飲んだ俺。この頃になると、少しずつではあるけど離乳食のような物を食べさせてもらえるようになっていた。
ミルクがゆって感じかな。ミルクとミルクがゆ、半々といった感じだろうか。そんなご飯も進化してきていた俺に、動きの方でも最初の進化が訪れたんだ。
いつも通り腕を振って、足を動かして、準備運動をした俺。よし、今日も気合いを入れてと、力強く右に向かって体を動かすと、今までほぼ天井しか見ることのできなかった俺の視界に、窓がしっかりと見えて。ついでに大きい方のモコモコのお尻もよく見えた。
なんで時々モコモコ達は俺にお尻を押し付けてくるのか? そんな事を思いながら、ん? と思った俺。なんでこんなにしっかりと窓が見えるんだ? なんで目の前にお尻が見えるんだと、俺は周りを見渡した。
すると俺の変化に気づいたのか、大きい方のモコモコが、向き直って俺を見てくると、とても驚いた顔をして。左にいた小さいモコモコも移動してきて、大きい方と同じように驚いた顔をしている。
そんな俺の後ろで、パタンッと何かが倒れる音が。それからすぐに廊下に向かって叫ぶリズの声。
『旦那様ぁ~!! 奥様ぁ~!! 坊っちゃまがぁ~!!』
相変わらず、独特な話し方だが、ずっと俺の世話をしてくれているリズ。もう慣れた。リズはとっても優しいくて、俺をとっても大事にしてくれる。彼女にもいつか何か返せると良いな。
と、リズの独特な叫び声の後に、廊下を走ってくる足音が、1つではなく何個も聞こえ。その後俺の後ろから、父さんに母さん、姉さんに。アトウットさんにアンディーさん、カートレットさんの声が。
『どうしたリズ。グレンヴィルに何かあったのか!?』
『あの子に何が!?』
『ありましたぁ。坊っちゃまがお動きになりましたぁ』
部屋の中がし~んとなる。みんなリズの説明に、は? となったんだろう。俺だって は? だからな。で、見た方が早いってなったのか、俺の元へ近づいてくる足音。そして。
『まさか、寝返りを!?』
『グレンヴィル、やったわね!!』
『う~ん、パパ、ママ、うれし?』
『ええ、とっても嬉しいわ!』
『ケニーシャ、これはとても嬉しい事なんだよ』
『坊っちゃまが寝返りを』
『今日はご馳走にいたしましょう』
俺を母さんが抱き上げる。そうか、そうか!! 窓がしっかり見えたのも、モコモコのお尻がよく見えたのも。俺の初寝返りのおかげだったんだ。よしっ!! やったぞ!! 俺は進化した!!
『あぶぅ!!』
『嬉しいわね、グレンヴィル』
『よくやったぞ!!』
寝返りでこんなに喜んでもらえるとは。これはしっかり寝返りをできるようになったら、次はハイハイを頑張らないと。
この日の夜、俺以外は俺の寝返りご馳走を食べ、俺はミルクがゆを。……俺のお祝い事なのに。
*********
いつもありがとうございます。
次回、夕方17時と、夜20時更新です。
よろしくお願いします。
あのピレンターさんが来た日から3日目に、約束通り家に来たピレンターさん。母さんが言っていた事を考慮して、母さんの考えているようなアクセサリーを、多めに持ってきてくれた。
母さんが選んでいる間、俺はモコモコ達と遊び。姉さんもルーちゃんと一緒におままごとを。父さんは母さんに早く決めてもらおうと、コレなんか良いんじゃないか、コレはどうだろう? と色々母さんに勧め。
こうしてお昼を食べて、午後もアクセサリーを選びをして、ようやく決まったのは夕方近くだった。
俺と姉さんは昼寝や、モコモコと遊んでいたから、そんなに大変じゃなかったけど。帰って行く時のピレンターさんは、なんかすごく疲れ切った後ろ姿をしていたし。
父さんはゆっくりまったりする部屋へ行くと、ソファーにどっかりと座り、大きな溜息を吐いていたよ。父さん、ピレンターさん、お疲れ様。
結局何を選んだか。母さんが選んだのはブローチだった。ただのブローチじゃなく、真ん中に自分で好きな石をハメられるようになっていて。俺達家族の姿を石に彫って、それをブローチにはめる事にしたんだ。
確か地球にもそんな物があったような。他に絵が彫ってある石を見せてもらったんだけど、あれに似ていな。カメオだ。
だから次の日に彫刻師が家に来て、俺達家族が整列している所をスケッチしに来た。出来上がりは60日後くらいだそうだ。約3ヶ月、今から出来るのが楽しみだ。俺達家族の初めての記念の物。大切にしないと。
そうそう、時間と日にちについても進展が。数字は地球と同じ感じなんだけど、言い方が違った。時計の代わりに水時計のような物があって、一応分も分かる。5分をごの時、10分をじゅうの時。分の代わりに時っていう感じだ。
そして60までいくと1時間で。1時間、2時間はこれは地球と同じ。ただ時計として時間を言う時は違ってくる。1時はじゅうの時と、10分の時と間違えそうだが。1時5分だと、じゅうとごの時。1時10分だと、じゅうとじゅうの時と。
そうだな、今の時間で言えば、水時計は午後15時35分を察しているから、じゅうごとさんじゅうごの時だな。少し面倒くさい言い方だけど、24時間で1日だし、数字も変わらないし、その辺は助かった。
それから日にちに関しては30日で1ヶ月。それが15ヶ月で1年らしい。これはちょっと地球と違うけど、1ヶ月が30日はほとんど変わらないから、こっちもそこまで問題じゃない。
いやぁ、もっと変な呼び方だったり、ぐちゃぐちゃな数字や日数だったり、ずっと永遠に数字が続いていたりしなくて良かった。
そんな記念品を作ったり、周りを観察したり、みんなが話しているのを聞いて勉強したり。
時間ができれば、いや、ほとんど暇だけ。何もない時は、手足を動かす練習をして、そんな日々を送っていたが。ここへ来て5ヶ月が経とうとした頃、ついにその時はやってきた。
その日朝はいつも通りミルクを飲んだ俺。この頃になると、少しずつではあるけど離乳食のような物を食べさせてもらえるようになっていた。
ミルクがゆって感じかな。ミルクとミルクがゆ、半々といった感じだろうか。そんなご飯も進化してきていた俺に、動きの方でも最初の進化が訪れたんだ。
いつも通り腕を振って、足を動かして、準備運動をした俺。よし、今日も気合いを入れてと、力強く右に向かって体を動かすと、今までほぼ天井しか見ることのできなかった俺の視界に、窓がしっかりと見えて。ついでに大きい方のモコモコのお尻もよく見えた。
なんで時々モコモコ達は俺にお尻を押し付けてくるのか? そんな事を思いながら、ん? と思った俺。なんでこんなにしっかりと窓が見えるんだ? なんで目の前にお尻が見えるんだと、俺は周りを見渡した。
すると俺の変化に気づいたのか、大きい方のモコモコが、向き直って俺を見てくると、とても驚いた顔をして。左にいた小さいモコモコも移動してきて、大きい方と同じように驚いた顔をしている。
そんな俺の後ろで、パタンッと何かが倒れる音が。それからすぐに廊下に向かって叫ぶリズの声。
『旦那様ぁ~!! 奥様ぁ~!! 坊っちゃまがぁ~!!』
相変わらず、独特な話し方だが、ずっと俺の世話をしてくれているリズ。もう慣れた。リズはとっても優しいくて、俺をとっても大事にしてくれる。彼女にもいつか何か返せると良いな。
と、リズの独特な叫び声の後に、廊下を走ってくる足音が、1つではなく何個も聞こえ。その後俺の後ろから、父さんに母さん、姉さんに。アトウットさんにアンディーさん、カートレットさんの声が。
『どうしたリズ。グレンヴィルに何かあったのか!?』
『あの子に何が!?』
『ありましたぁ。坊っちゃまがお動きになりましたぁ』
部屋の中がし~んとなる。みんなリズの説明に、は? となったんだろう。俺だって は? だからな。で、見た方が早いってなったのか、俺の元へ近づいてくる足音。そして。
『まさか、寝返りを!?』
『グレンヴィル、やったわね!!』
『う~ん、パパ、ママ、うれし?』
『ええ、とっても嬉しいわ!』
『ケニーシャ、これはとても嬉しい事なんだよ』
『坊っちゃまが寝返りを』
『今日はご馳走にいたしましょう』
俺を母さんが抱き上げる。そうか、そうか!! 窓がしっかり見えたのも、モコモコのお尻がよく見えたのも。俺の初寝返りのおかげだったんだ。よしっ!! やったぞ!! 俺は進化した!!
『あぶぅ!!』
『嬉しいわね、グレンヴィル』
『よくやったぞ!!』
寝返りでこんなに喜んでもらえるとは。これはしっかり寝返りをできるようになったら、次はハイハイを頑張らないと。
この日の夜、俺以外は俺の寝返りご馳走を食べ、俺はミルクがゆを。……俺のお祝い事なのに。
*********
いつもありがとうございます。
次回、夕方17時と、夜20時更新です。
よろしくお願いします。
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