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★★本編★★元戦闘奴隷なのに、チャイニーズマフィアの香主《跡取り》と原住民族の族長からの寵愛を受けて困っています

7 【絶頂を我慢できなかったので恋人からお仕置きされました】

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7 【絶頂を我慢できなかったので恋人からお仕置きされました】虐められて気づいたけど僕の方が悪役令嬢【令息】だった

※強制絶頂地獄

▲▲ sachio side ▲▲

「おい、サッサと起きろよ神功!!おら、テメェ、このゆるマンしめろ!!」

酷く耳障りな罵声から逃げるように部屋の壁を擦り抜けて僕は精神体になった。
僕は自分の特殊能力により肉体から魂を抜いて精神体を作り上げることができる。
能力の制限は皓宇ハオユーを妨害する為に使った場合がNGなのでこの能力使用は問題ないだろう。後、気絶も問題は無いが、その辺りはどうなるか分からない。実際僕は何度も絶頂したし、精液を出せて無いだけで、尿道の中では射精もした。
後は正直、こんな状態で精神体にはなりたく無かった。
肉体は無抵抗な状態になるし、戻った時に精神体になっていた時間に実体に受けていたことが全て僕に返ってくるからだ。だがあのまま気を失うと本当にどうしよもなくなるので仕方ない。後のことは九鬼を助けてから考える事にする。
そもそも九鬼も悪い。あんな格下相手に捕まる事自体間違いだ。しかもなかなか意識が戻らないし、井上さんと連絡も取れなくなってしまった。
素っ裸だったので喫茶【シロフクロウ】のハイネックとズボンをイメージする。快楽は置いて来れなかったので身体中が敏感になったままだが贅沢は言えない。最後に引き抜かれた尻穴の感覚がやばい。
取り敢えず建物の図面は前回のことがあるので頭に入ってる。九鬼が囚われていた部屋は分からなかったが、姚 丹霞よう だんしゃがいる部屋は分かったので彼女を人質に取るか、九鬼の居場所を言わせるのが良いだろう。そして、九鬼を井上さんに渡して、その後は僕の体を回収して……。
そんな事を考えながら非常階段へと続く通路を走っていると横の壁が僕の図面と異なる位置があった。そっちに気を取られた瞬間反対側から僕の体に革の布が巻きつき部屋へと引き摺り込まれた。

「な……!?だ……れ、……!?く、き……。良かった無事だったんですね。早くここから逃げ……?九鬼?く」

気配も全く感じなかったので強者かと瞬間的に戦闘態勢に入ったがその部屋に居たのは九鬼であった。
僕は彼が無事なことにホッと胸を撫で下ろしたが彼の口角がイヤな笑みを象る。そして、ゆっくりと近づいて来ると僕の顎を持ち上げた。
「左千夫クン、何回イったの?」
「…………ッ!!な、ぜ、それを!?」
「いやー、恥ずかしいくらい雑魚マンコだったよネ♪僕見てて恥ずかしかったヨ」
「そ、それは……!?」
「左千夫クンってボクのこと守りたいんじゃ無かったの?それなのにチンコ突っ込まれてヒィヒィ喘いで、何回もイって。……恥ずかしくないの?よくボクの前に来れたネ?」
「う、……く。すいません、ここから逃げたら……直ぐ消えるので」

見られてた。
誰のせいでとか、誰のためにとか色んな思いが浮かんでは消えた。
だって、僕は自分のせいで、自分の為にあの選択を取ったのだから。言い訳なんて無くて図星過ぎる九鬼の言葉に視線を合わすことすら出来なくなって俯いた。
いつも描いている未来なのに実際に幻滅される日が来るとどうしても辛い。でも、どうせ姚 丹霞よう だんしゃを送り返したら恋人の関係はやめにする予定だったので……。それが知り合いにも留まらなくなりそうな事は悲しかったが僕はいつもの笑みを浮かべて彼を見上げた。

「もう、いいでしょう。早くここから───」
「ナニ、勘違いしてるのか知らないケド。今からたぁぁぁぁぁぷり可愛がってあげるネ♡」
「……は?」

九鬼が言った意味がわからなくて僕は目を丸くした。
すると更に顎を痛いほど握られて獰猛な視線がボクを捉えた。

「左千夫クンの雑魚マンコ、一から調教してあげるって言ってんの。ほら、ありがたいでしょ?ご主人直々に可愛がってあげんだカラ♪」
「は……!?な、……やめ、此処を何処だと」
「ここ?ココは皓宇ハオユー系列の調教部屋……カナ♪」

ライトが点灯するとそこは先ほど僕が画面越しに見た彼が拘束されていた部屋だった。
バイブやディルドなど色々なオモチャや拷問器具が並んでいて僕は首を横に振った。

「なんでですかッ、逃げないと……!」
「ん?もーイイじゃん。丹霞だんしゃちゃんにはちゃんと帰って貰うようにお願いしたヨ~」
「どう言う……。な、なら、もう僕との恋人関係は終わりで良いです!」
「は?ナニ言ってんの?」
「だって、貴方は将来彼女と結婚するんでしょう?」
「へ?」
「入籍したらちゃんと、一人を愛するって……九鬼言いましたよね?」
「ん、まー。それは言ったケド」
「だったら、彼女は貴方が他の子を相手にするのをよく思わないタイプなのでこう言うことは……やめにして」
「……左千夫クンはそれでいいの?」
「え?」
「左千夫クンは、ボクがあのオンナと政略結婚してもいいの?」
「ぼ、僕は……」

結局何があったかはわからなかっだが、九鬼が説得して彼女は帰る事になったと言うことだ。
それだったらここに長居する必要ない、そしてもう、九鬼と恋人で居て良いはずはない。
なのに、九鬼は妙なことを言う。そこに関しては一番初めに確認したのに。
九鬼から感じられるオーラが怒っているのか哀しんでいるのか分からなくなって僕は視線を眇めた。
これに関しては僕の返答は変わらないので静かに微笑んで九鬼を見つめる。

「───僕は貴方が幸せなら、それで良いです」

誰と結婚してもいい。誰と一緒にいても別にいい。
ただ、出来れば貴方が見えるところに居たい。僕の願いはそれだけだから。
でも欲を言うと最後にもう一度セックスはしたかったな。

九鬼は僕の表情を見るなりめちゃくちゃ不服そうに眉を寄せて、盛大に溜息を吐いていた。

「まー……そうだよネ~。知ってたケド。ま、イイヤ♪」
「では、はやく此処から──────!?な、に!?」

ビリビリビリっと僕の服が切り裂かれる。
妊婦の検診台のような形の拘束椅子に座らされると四肢をがっちりと革ベルトが縛り上げてしまい、全く動けなくなった。
更に意味が分からなくて暴れようとしたら僕のペニスを九鬼が掴んだ。

「結婚する気なんてないヨ」
「は?」
「よーく考えて、政略結婚なんてボクがしたいと思う?」
「そ、それは……」
「それにさ。ボク……今が一番幸せだヨ?」
「どう言う……」
「え?だって今からお仕置きタイムでしょ?分かってる?左千夫クン今からボクにアンアン言わされて、泣いても許して貰えないんだヨ?」
「さ、さっきも言いましたが。な、なぜそうなる……!!」
「だって~、奴隷がご主人様を守れなかったんだカラそうなるよネ♡」
「待って九鬼。も、もう、だ、め」
「大丈夫♪ちゃーんと婚約破棄して、ボクが死ぬまでキミだけを可愛がってあげるからさ♪」
「頼んで、頼んでないッ、ま、ッンン!!」
「取り敢えず先ずはボクにゴメンナサイしよっか?♡」

九鬼は僕のペニスを引っ張り上げて、陰核を引っ張り出した。
先ほどからの火照りをそのまま精神体に持ってきてしまったので陰核は既に赤く腫れており、ギュゥぅぅぅと摘まれた瞬間にビクビクビクビクっと絶頂してしまって、膣口からたらぁぁ……と淫液が垂れると九鬼が愉しそうに笑った。
結局全ては僕の勘違いで、でも九鬼が囚われたのにイってしまったのは事実で、全てを認めたくなくて、逃げ出したくなって僕は首を振った。

▽▽ KUKI side ▽▽

残念ながら夢のようなボクのこと好き好きな左千夫くんタイムは終わってしまったようだ。全部演技だってわかってたケド、現実を突き付けられると辛いものがあった。
知ってる……彼はボクに執着なんてしない。
それでもボクの愛撫には的確に反応を返して、セックスの時だけは彼はボクのものだと思える。早く左千夫くんに身の程を分からせてやりたい。この体がボク無しでは生きていけないようにしてやりたい。

「あ~ほら、またイってるじゃん」
「あ、……違ッ……」
「口ではそう言ってたケド、結構序盤からイってたヨネ~?」
「ッッッッ……ど、どのタイミングから見て……」
「そんなの初めからに決まってるデショ?おかしいと思わなかったの?急にボクがイタズラされるとかあり得ないよネ~」
「な、……どう言う?」
「お利口な君なら分かるでショ?」
「……!?……皓宇ハオユーに指示を出していたのは貴方……だったのですか」
「そ♪せーかい~」

そう言った瞬間左千夫くんの瞳があかーく揺らめく。かなりご立腹な様子で能力を使おうとしていたが拘束した革ベルトは特殊素材だし、ボクに向かって使おうとした炎は不発に終わった。

「……ッ!?何故……」
「え~君でしょ?契約作ったの忘れちゃったの?」
「……あ。……あ」
「左千夫くんがイッたとみなされる行為をしない間はボクに指一本触れられないんだヨ~♪流石君の能力だネ!君も触れる事が出来ないなんて」
「あっ、まっ!!」
「そろそろ観念しなヨ。みっともなく喘いでイってたのはどこの誰かな?」
「ッッッッッ!?」
「じゃ、今から左千夫クンのお仕置きタイムネ~。勿論、ちゃーんと我慢出来たら終わりにしてあげるからネ♪」
「なに……を……」
「ソレは勿論」

ボクは側に並んでいる大人の玩具から皓宇ハオユーが使っていたものと同じピンポイントバイブを手に取った。そしてスイッチを入れて左千夫の顔の前で震わせる。

「一時間イかないで我慢出来たら今日の事は許してアゲル♡」
「なっ!?」
「因みにイったらまた一からネ。で、刺激も追加されていくカラ♡でも、イったって認めたら1分休憩はあげるから狂いそうになったら認めた方がイイよ~」
「九鬼、待ってください!今の体は精神体で」
「知ってるよ」
「…………ッ!?」
「知ってる。でも別にどっちでもいいんだよネ~。だって君の精神体に、起きた経験って実体に持って帰れるんデショ?なら、どっちでお仕置き受けても変わらないよ、ネ?」
「あ、無理です……この、精神体では……一時間なんてッ!」
「ねぇ、……左千夫クン」
「……ッ!?」
「君に拒否権はないんだヨ。さっきと一緒で足開いて喘ぎ狂ってたらそのうち、終わるかもネ」
「ッッッ!?ま、ま、……ッッッッッッッあああああああ!!」

左千夫くんの赤く腫れたクリトリスの先端に優しくバイブを当てた瞬間潮を噴きながら盛大にイった。

▲▲ sachio side ▲▲

急に論点がズレて違和感は感じた。だけど、見抜けなかった。まさか彼が皓宇ハオユーを指示して僕を犯していたなんて。怒りが頂点に達して能力を使おうとしたが僕が契約をしてしまったために九鬼には指一本触れる事が出来なかった。そして次の瞬間には敏感になり切ってるボクの体がは絶頂して……。

「ッ゙ンンンンああ゙!?──あ゙!?」
皓宇ハオユー、弱小マンコって言ってたけど、どっちかって言うと雑魚クリトリスだよネ~」
「も、イった!イったから外してッ!」
「ブッブー、その手にはのならないヨ~。イったフリは良くないなァ。イったってボクに認めさせて、能力使って反撃しようってオチデショ?」
「……ッ!?や、でも、イったのは本当ッ!!」
「え~、ボクの奴隷がそんなに簡単にイくわけ無いよネ♪ほら、強くするヨ?」
「ッ゙ッ゙ッ゙ンンンンン───!?」

これは、これは……。僕は能力を封じられてるだけじゃなくて、イったと認めてもらえない事は休憩も……?
次の瞬間陰核の先端から根元まで大きく震えてまた、絶頂した。
ただ、クリトリスの快楽と陰茎の快楽は別物と教え込まれた体は興奮で勃起まではするが射精は出来ない。メスイキは自己申告で、こう言ったものは相手が認めないと有効にならないので。

「精神体って壊しても本体死なないよネ♡」

僕の考えを肯定付けるように九鬼が嗤った。
僕は今から壊される。どれだけ訴えようが否応無しに快楽に叩き落とされて、絶頂させられて彼が満足するまで弄ばれるのだと理解してしまった瞬間。限界のない快楽の恐怖にジョボボボボボボ……と、失禁してしまった。

「うわ~。左千夫くんお漏らし?なっさけなーい♪いつもなら舐めて処理させるケド、今日は特別に許してあげるヨ」
「待って、ごめんなさい、ごめんなさ、僕が、僕が悪かッ……」
「その代わり盛大にぶっ壊れてネ♡」
「ッ゙ ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙!!!!!ぁあああああああんんんん゙!駄目!そこは何度も、何度もイけませッ!?」
「イってないから、大丈夫大丈夫。雑魚クリトリス卒業しようネ~」
「ああ゙ああああ゙!?あああ゙!!ああ゙!?」
「クリトリスっていいんでしょ?いっぱいイけるし気持ち良いのにやめて欲しい!ってなっちゃうんだよネ?だからホラ、たーくさん愛撫しても壊れないようになろうネ~」
「い、あああああ゙、イきました!イった、イったから離し……て!!!」

クリトリスが震える。脳みそが震える。
イったのに、休みたいのにバイブはしっかりと僕の感じるポイントを離してくれなくてまた絶頂する。快楽を散らすどころでは無く腰を逃がしたいのにがっちりと拘束されているため敵わず、逃がせず。嫌なのに絶頂する。そして、刺激に慣れて来そうな時に別の感じる場所に移動したり、擦るように動かされたり、快楽を重ねられてまた絶頂する。ニコニコと心底愉しそうに僕を恋人は見下ろして来て、大きく首を振るが全く手は緩まずにそれどころか。

「あ。ココ感じないはずだなぁ。陰嚢の皮に埋まっちゃってたのか。ちゃんと当てないとピンポイントバイブって感じにくいんだよネ」

もう、九鬼の言っていることは半分しか理解できなかったが陰嚢から会陰に繋がる皮膚を上に引っ張るようにされるとペニスを包皮をズルリと剥かれるような感覚がクリトリスに走る。敏感な場所が外気に触れた。そんな感覚も束の間剥き出しの神経をヴヴヴヴヴヴヴヴッ───!!!!とバイブが擦った。

▽▽ KUKi side ▽▽

「あ゙ー!?あー!!イきましたッ!イった!!イッッッッッッンンン゙!!」
「左千夫クン冗談キッツイよ~。あ、でも潮噴き上手になったネ。お漏らししても直ぐ出てる」
「はっ、ぁああ!?あッ、ああああー!!外して、はずッ!!」
「ほら、いっつももっとずっと攻められてるンだからいけるでショ?まー、ココだけじゃ気絶ナカナカ出来ないと思うし。鍛えるには調度イイネ~♡はい、じゃあもう一段階振動あげるネー」
「ッッッッッ゙ッ!!?───!!♡♡♡♡♡」

左千夫クンが激しい全身痙攣をしてまた絶頂した。腹筋が波打つほど動いて、肋骨も浮いたりへっこんだりしていて見てて飽きない。すると次はいつ通り絶頂を我慢しようとし始める。苦悶の表情を浮かべて、頭上で拘束されている両手を一生懸命に引っ張って、腹筋に力を入れてなんとか快楽を逃がそうとしているのは艶かし過ぎてずっと見ていたいが、今日は壊れてもらう予定なのでボクも容赦しない。
今まではクリトリスにフリーで当てていたがきゅっと陰核を両側から根元のピアスを引っ張るように摘んで振動が逃げないようにしてからピンポイントバイブを押し当てた。

「ひあ゙!?ァアアアアアアアッっッッッッッ゙!!♡♡♡イ、イき!!」
「気持ちいいでしょ?クリだけブルブルってしてるでしょ?」
「いぁああ゙!あ゙!!あーッ……ンン゙!!」
「あ。イイ感じに腫れてきたネ♪あっちの体に戻った時も腫れてるかなぁ?」
「あぁあああ♡♡も!やめ、やめッ♡♡」
「うんうん、キモチイよね!ほら、根本♡」
「ッ゙ッ゙あ゙あ゙!!♡♡♡───!!!」

「はい。そろそろ振動だけってのは慣れてきたでしょ?すりすりターイム!!」
「あ゙!?お゙!?……イってます……九鬼……イってるんです、イって、イッテ、イぐぅぅぅ♡♡」
「左千夫くん、可愛いねー。イイでしょ。プルプルした棒の先っぽでクリトリス弾かれるの最高でショ?」
「お願いです!休ませてッ!!おがしく、おがッッッんんんああああッ!!!♡♡♡♡」
「じゃ、横じゃなくて次は縦に弾いてあげるネ♡」

「九鬼ィ……くきィィィ♡♡♡も、も、イってます、イっでるんで♡♡♡ず♡♡」
「色々試したケド、左千夫くんのクリちゃんは根元のピアスに当てて奥底から震わすのが一番いいみたいだネ♡」
「ッ゙ぁぁぁぁぁァ゙ァ゙あああああ゙あ゙ああンッッンンン゙───!!♡♡♡♡」

白い体に汗が宝石のように浮かんで滴っていく。既に床は左千夫クンの体液でビショビショでクリトリスもぼってりと赤く卑猥に膨らんできた。ただ当てるだけじゃ刺激に慣れてくるので押し込んで、引っ張って、弾いて、押し込みながら擦り付けて、根本のピアスごと震わせて、ローションを足して、そしてトドメにクリの付け根の下側から上に持ち上げるように振動させて、そのバイブに上から押し付けるようにクリトリスを指で潰した。

「ンンンン゙!!?ギィィィィッッッッ゙ア゙!!♡♡♡♡゙♡゙♡゙」

血管が破裂しそうなほど全身に力を入れながら左千夫クンは、またイった。

▲▲ sachio side ▲▲

もうイきたくない。そもそも男はこんなに連続で絶頂出来るような仕組になってない。
クリトリスの根本から体内まで大きく震えた瞬間に抗えない快楽が来た。
頭を殴られるのと同じくらいの衝撃がずっと脳みそに与えられ続けて気持ち良すぎて狂う。

「お゙ね゙がぁああ!!イったから、やすまぁせ───ッ゙ッ゙ッ゙!!」
「あ。イった?あーあ。あともうちょっとだったのに残念だネ~」
「あ゙ッ!……はぁ、はぁ……ッ?」

急に九鬼が手を止めた。
だけどイかされ過ぎた体は直ぐには戻って来れずビクビクビクビクぅぅぅ──と激しく痙攣を繰り返す。やっと普通に息が吸えると持ったら乳首クリップがバチンッ!と嵌められ、さらにそれにぶら下がっているローターが震えた。

「ッ゙ッ゙ッ゙!?ァァああッ゙ッ゙!?♡゙♡゙♡゙」
「後、1分で1時間だったのに残念だったネ~。じゃあ、1分休憩してそこからまた1時間がんばろうネ♪」
「なぁ゙!?ぎゅゔげい、せめて、休憩ざぜで……♡゙♡゙♡゙」
「え?してるよネ?ピンポイントバイブ外したヨ~!で、イったペナルティーはローター付きの乳首クリップ♪」
「え゙……ど、な゙!?」
「さ、話してる間に1分経ったカラ、再開♡」
「あ゙ー!!まだ、無理ですッ、イく、イっだ!!」
「あれ、はっやいネ~、さっきは59分も頑張れたのに、また雑魚クリトリスになっちゃた?」
「ち、が、ずっとイって……ッ゙ぁああッ!」
「じゃ、逆も乳首クリップつけてあげる♪で、直ぐにイったから休憩はナシね。せめて10分位は我慢しなきゃ」
「ッッ゙ッ゙ッ゙♡♡♡゙むり、で、むり、ッ゙!あ!ぁああああッ♡♡」

僕は更に泥濘にはまっていく。
僕が快楽に染まって能力を使うための集中力が無くなったと悟った瞬間次の攻めが始まった。
次はイったと言えば玩具が増えていく。でも、休憩しないと狂ってしまう。
イってる、もう、イってる、イきたくない、イきたくないんだ。

「くきぃぃッ!も、イってる、イぎたくなぁぁい、やめて、やめッ!♡♡」
「え?まだ、5分も経ってないヨ?気合いが足りないんじゃナイ?飽きてきた?じゃ、クリイジメる道具変えてあげる」
「いやぁああ゙!♡゙♡゙も、もぉ゙!?」

九鬼は「ペナルティー♪」と、陰嚢にもロータをくっつけて振動させた。しかしそれだけじゃ無くどこから出して来たのか一本の長いリボンを手に持っていた。
知ってる、このリボン見たことある。もう無理。今は無理。
だってあのリボンは僕のクリトリスの付け根にピアスポストが上から下に貫通している指輪型のピアスの隙間に通して、ズリズリと直接擦る……。
考えている間にクリトリスの左側からリングの下を通って、クリトリスの頂に。そしてまた右側のリングの下を通って両端を九鬼が持つ。しかも前回よりも芋虫のように蠢いているし、触れた側はヒダヒダであった。そして〝生きたリボン〟と呼ばれている僕専用の愛玩器はネトォォォォと分泌液を排出していた。

「自動ローション機能と表面の凹凸足しといてあげたヨ♪」
「僕、僕、もう、認めますッ、雑魚マンコでも雑魚クリトリスでもいい……」
「うんうん。だから頑張ってつっよーいいおまんことクリトリスになろうネ♪」
「だッめ!引っ張るなぁぁぁああッッッんん゙ン゙ン゙♡゙♡゙♡゙はぁ゙ッ゙!!イっッッだあ゙、イッ!!」
「あ゙~。やっっば、やっぱイイネ。君が泣きながら懇願するのマジクる♡っと、いのっちから電話か。ちょっと待ってて~」
「あ゙!やメェっ!!どめ゙で!どめでがらッ゙ッ♡゙♡゙♡゙」
「もしもし~、いのっち。え?あーさっちゃん調教中♪ウィステリアちゃんの声?気のせい気のせい。それでね───」

ズリィィィィィィ!!っと余す事なくクリトリスが凸凹の布に擦られて、右に擦られる時にイって、左に戻る時にもイく。そして、携帯の着信音が鳴ると僕の両太腿にガーターベルトの形にして固定して、部屋の外へと行ってしまった。リボンが一人でに左右に動き出す。どうやってか逃げ出そうともがくがリボンが動いた瞬間集中力が切れる。
そして、喘ぎ叫び、悶えやっと慣れて来たと思ったところでリボンが振動し、僕のクリトリスを押さえつけるように密着して震えた。

「ぉぉッあ゙!?ぁあああッ♡♡も、駄目、止まって、リボンさん、とま、とまッでぇぇぇ♡♡゙♡゙」

一切リボンに触れることも出来ず、五分間隔で絶頂を繰り返し。拘束されている腰を捻っても、そもそも陰核のピアスでリボンは固定されているのでなんの効果もなく、またブシャァァァァァッと潮を撒き散らした所で九鬼が戻ってきた。

「すっごい噴いたネ?」
「ちがっ、ちがぁあッ!!」
「あ、イってない?続ける?」
「いぁああああ!!も、いやぁぁぁぁぁ゙!!イっだ!取って、取ってぇぇぇぇ゙!!」
「ざんねん、後2分で1時間だったのにネ~」
「え゙!?───ッッッんん♡゙♡゙♡゙」

僕は部屋にある時計をチラッと見た。確かに確かに、そうかもしれない。でも、でも……!!

「うぞづきっっ!!やめるぎなんでない、ぐせにッ!!僕は、ぼぐはッ!!……ぐッ!」
「はいストーップ。イきながら喋ったら舌噛むヨ?じゃ、そろそろ弱小マンコに移ろっか?」
「はッ!?ッ゙ッ゙ッ゙ンンンンンッ!!♡♡゙♡゙」

九鬼は喋っている僕の口に指を突っ込んで舌を強く下顎に押し付けてきた。そしてそのまま膣に指を二本挿入されて、グチュグチュグチュ♡♡♡と激しい音を立てて掻き回せれると僕の女性器の尿道が熱くなって開いた。そして、引き抜かれると同時にブシャァ♡と体液を撒き散らして九鬼の服を汚した。

「はやぁーい。てか、そろそろちょっとは我慢したら?恥ずかしくないの?」
「ッ!?……ふー……ふー」
「じゃ、次はリボンちゃんと一緒に!」
「ぐッ!?ッんんん゙!!んー!!んー!!」
「ハッ♡必死だネ~、はーい。クリトリスすりすりしながら潮吹き絶頂♡♡」
「ぐッ!?ンンン!?ンンンンンンン゙!─────っああ゙!!♡゙♡゙」

また僕のリボンが左右に動く、そして九鬼が僕の膣の上壁の弱いトロコを……皓宇ハオユーにも擦られた強制的に潮吹きさせられるポイントを持ち上げて擦った。先ほどよりもはやくブシャ!♡と潮を吐き出させながら指を引き抜かれた。
いやだ、もう噴きたくない。僕の意思で出してるわけじゃない。これは、九鬼が、九鬼がッ!

「あー。これ、傑作だネ~。後から造った性器でこんなに潮吹き出来るの君ぐらいなんじゃナイ?普通のオンナノコよりおまんこ弱弱だネ~」
「あ゙!?ぐ!?」
「口もまんこになっちゃって指入れてるだけで感じるんでショ?ほんと淫乱♡誰でもいいもんネ♡」
「ちがっ、ちが、九鬼が……く……」
「じゃ、次はこれでやっから、ちっとは我慢しろヨ?」

そう言って彼は興奮しきった冷たい眼差しで僕を見つめながらピンポイントバイブを手に取った。
また、クリトリスに当てられるのかと思ったら違った。細い先端の豆粒の部分が膣の中へと押し込まれていく。既にくぱぁぁぁと熟して開いてしまっている膣はなんの抵抗もなく飲み込んだ。スリスリと細いものが中を行き来するのすら感じはするがこれくらいなら我慢できると思った瞬間、先端がコリっと膣内の嫌に音が響くように感じる部分に当たった。そして、次の瞬間九鬼がニヤァぁぁと口角を上げて、首を振ろうとした僕を口の中の指を口蓋垂まで入れることで阻止して、カチッっとスイッチを入れた。

「みーっけ」
「ッッ゙ッ゙ゔゔん゙!?ッ゙!ッ゙!ッ゙!ッ゙!ん゙グググんんッッッ♡゙♡゙♡」

ブルブルブルブル───っと振動が膣から尿道まで全てに振動し渡って、数秒でブシぁぁぁぁぁァァアアアアアアアと体液を撒き散らした。勿論バイブが止まることもなく、そのまま振動を続けて気が狂いそうな絶頂が続いて全身が痙攣してるのに。

「やっぱ雑魚まんこ♡じゃ、次。ケツマンコね♡」

と狂気的な笑顔と共に僕の口から引き抜いた喉奥の粘液までついたぬらぬらの指をアナルへと突き立てる。
絶頂して脈打つ中を逆らうようにバラバラと尻穴に指が動いて、足を限界まで開いたり緩めたりして逃がそうとするが膣内のピンポイントバイブはピッタリと僕の嫌なところから離れてくれない。

「あ、はッ!!!は!?それ、そこ、だめなんですッ!?ッ゙ッ゙ッ゙♡゙♡゙♡゙」
「キモチイイの間違いダロ?じゃ、ラストお尻の穴ネ~」
「いや!お尻のあな、ごわれ、そんな、激しくしたら、ッ゙うゔ~~~!?」

腸壁から前立腺を潰すように指で持ち上げ、膣の中のピンポイントバイブを僕が一番感じるところに更に押し付け、そして手マンするかのようにグポグポグポッッッ───!!と激しく手を上下させた。振動は膣から全身に響き渡るし、前立腺を押し上げられてペニスには一切触られてないのに射精感が募っていって、女性の快楽と男性の快楽がどちらも僕の中で渦を巻いて、目を見開いて歯を食いしばって何かわからないものを必死に耐えて、そんな僕にトドメを刺すようにグリッと深く尻穴の前立腺を九鬼の指が抉って僕は射精、絶頂した。

「───ッ゙ッ゙あああああああああッ!!!でた、イったぁああ!!」

けど、まだ終わりじゃ無くて九鬼はクリトリスを唇で挟むと〝生きたリボン〟のヒダヒダを押さえつけるようにして、それごとジュルルルルルルルと吸い上げた。更に膣の嫌なポイントをグリッっと突き上げるようにバイブで抉って、頭がもう真っ白なのに、気持ちよくなんてなりたくないのに、剥き出しの神経を否応なく刺激されて射精が終わった後、続けて女性器の尿道から潮吹きをした。

「~~~~~~~~ッ゙ッ゙ッ゙♡゙♡゙♡♡♡!!」


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