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過去編

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【神功左千夫】

「違う……ん……です…は、そう、言う……ッ、ぁああ………ぅぅ」

僕の顔を犬の大きな舌が舐めまわす。
全身が粟立ち、体が震える。
違うと言いたいのだがどうも通じない、分からなくて当たり前なのかもしれないが。

ライネスをイかせたら、諦めてくれるだろうか…。

僕はそれにかける様に仰向けに寝転がり、地面を背中に這わすようにして犬の下へと潜り込む。
鎖の限界があるので調度頭が持ち上がり、顎を天へと向けると犬のペニスを口へと含みやすくなる。

「……ッ!!!ん……は……やわら…かい……?は、ん」

犬のペニスは人間よりも咥えやすいが、細い先端が喉を擽る。
実は犬を咥えるのは初めてなのでどうしていいか分からなかった。
独特の獣の臭いがするがこの前の行為を考えるとかなりマシだった。
僕は唇で犬の性器を擦るようにしながらアナルプラグを咥えて居る尻を見せる様に足を開いた。

【九鬼】

どうやら行為はまだ続くようだ。
執事も諦めが悪い。

左千夫クンがライネスの下へと潜り込むと、犬のペニスを口へと含み始めた。
それに反応したライネスは、わずかに腰を動かし始める。
犬とこういう行為をしてきた人間は散々見て来たが、また彼がやるとなると別格だ。
今すぐ罵ってやりたい気持ちを抑え込みながら、立ち上がろうとした腰を再び下ろした。

執事は左千夫クンの尻へと回ると、尻尾のアナルプラグを掴んだ。
そして徐に抜き差しを繰り返し始める。

「貴方が九鬼様のお相手でなければ…私も若い気持ちを取り戻せていたかもしれませんね…」

まず左千夫クンと出会って惚れない人物など早々いない。
ここまでの変態加減を見せつけられていれば、セックスだってしたくなるだろう。
それでも執事は紳士だ。ま、ボクが抱けと言えば抱くんだろうケド。

片手をペニスへと這わせると、尿道バイブが刺さっている尿道口を指先で引っ掻きながら、アナルプラグの先端で前立腺を探っているようだった。

「本当にお美しいですね……」

【神功左千夫】

柔らかいのに芯がある様なペニス。
それは長くて僕の奥を擽る。
小さくなったときに咥えたネズミとはまた違う感覚に舌を懸命に絡めながら奉仕していく。
短い毛に鼻先が埋まるのさえくすぐったい。

清潔にされているのだろう、えづくと言うことは無く獣のペニスを舐めることができた。

「は……ぅ、……くッ……ぁ!あ!!!ッ、ンンンッ―――ッ、ふ……ッ――!!!?」

僕は声無き悲鳴を上げた。
執事は的確に僕のいい場所を狙い始めている。
場数が違うと言うか、経験豊富と言うか、はっきり言って気持ちがいい場所。
即ち絶頂する場所を弄られるともどかしくて仕方が無い。
僕は逃げる様に下半身を浮かしたり、くねったりするが彼は執拗に追いかけてくる。

「ぅ……も、……イけない……ん…れ…す……は、んん、ゆるし……っ、ぁ」

余りのもどかしさに腕をライネスの胴に回し抱きつく。
はやくいつもみたいにイきたい。
ぐちゃぐちゃにされたい。
その思いが溢れて仕方なかった。
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