23 / 26
番外編
猫耳アクメで絶頂地獄①
しおりを挟む
◆◆ kensei side ◆◆
「にゃあ゙っ!?に、にゃあぁぁ゙ッッ?!」
それは突如起きた。
ハロウィンの仮装衣装を当日手渡されて各自纏った瞬間の事だった。日当瀬が、急に「にゃあ」と、鳴いたのだ。
直ぐに九鬼オーナーにつっかかって行っていたがそもそも“にゃあ”としか言わねぇから何言ってっかわかんねぇし、オーナーも「なーんか、物足りなかったんだよネ~、10月31日が終わったら戻るヨ!」と、言って取り合わなかった。そして慌ただしく喫茶【シロフクロウ】のハロウィンパーティが始まって、終わった。
相変わらず内装も凝っていたし、九鬼オーナーの幽霊と言うよりは西洋のゴーストを模した白い布を被った仮装は薄暗い中で見たらホンモノにしか見えなかった。お菓子も沢山配って大盛況で幕を閉じた。そして後片付けを終えて今に至る。日当瀬は今日の集計をしているようでパソコンに向かっていたが、衣装はサイバー系の猫の儘だった。俺もまだ着替えてないので和柄の着物調の服を纏ったままだ。電子タバコを咥えながらいつものように作業する日当瀬だが、ネコ耳だけがピクピクと揺れていた。
「日当瀬。俺、先戻るけどやる事もうねーか?」
いつもの癖で日当瀬に声を掛けると、日当瀬もいつものように、「おー」と返事したつもりだったのだろうが、『にゃー』と可愛らしい猫の声が部屋に響き渡る。俺もやっちまったと思ったが、日当瀬も耳まで赤くしながら小さく震えていたのでおあいこ様かなーと思ったんだが、日当瀬が立ち上がってきて俺の胸倉を掴んで『ニャーニャー』言い始めた。全然何言ってっかわかねぇけど、多分接客中もフードの前の襟を口元まで覆うようにしてボイスチェンジャーでニャーニャー言ってるように見せかけたり、文字を書いてそういう仕様だと説明していたのでめちゃくちゃフラストレーションが溜まっていたのはわかる。それがさっきの俺の一撃で弾けちまった訳で…………。喋れるときも尻にひかれてる自覚はあっけど、喋れなくても同じだなと肩を竦めた。
「何言ってっかわかんねぇ……て……、取り敢えず悪かったって……つーか、日当瀬も悪ィーぜ?こんな無防備にデカイ耳晒してさ!……皆に触られまくってたし」
そう。今日、日当瀬は特に女性客から「かわいい、かわいい」と言われてフサフサした獣の耳を触られていた。日当瀬は普通でも耳が性感帯なので、九鬼オーナーが拘って作ったプログラムの衣装の耳でも同じような効果がある。客から触られている時もピンと耳を立てて少し顔を赤らめて居たので、気持ち良かったんだと思う。
日当瀬は意味がわからないと言いたげに俺を睨み上げてきたので、これは体に分からせてやるしかないとネコ耳の両方を徐に掴んだ。
「に゙ゃあ゙!?」
「ほら、直ぐ声上がるだろ?客に触らせんならもうちょっと耐性つけたほうが良いんじゃね?」
ビクンと足の先から耳の先まで体を震わせた相手を見て気を良くした俺はそのままスリスリと指で摘んで耳先を愛撫する。後ろに逃げるように後退る相手にそのまま付いていって壁際まで追い立てると、日当瀬は背中をぺったりと壁に凭れさせながら気持ち良さそうな顔で俺を見上げた。ゴクリと大きく生唾を飲み込んで、もっとその顔を見たくてネコ耳の形に穴の空いているフードを外すと日当瀬の体が撓った。
「に!?っっっっッぅ♡♡♡っあああっ、にっ、ぁっ、ああああ♡♡」
「ひ、日当瀬!?」
慌てた様子で背中に手を伸ばしていたので何事かと背後を覗きこんだら、サイバーパーカージャケットの後ろにねこのしっぽのように垂れ下がっていたベルトがズボンを突き破ってアナルに挿入されていた。しかもクネクネと生き物のように蠢いて尻穴を犯していた。ゴクリと更に喉を動かして、プログラムの暴走とか色々考えたけど、パーカーの背中部に“エッチモード♡”とデジタル文字が浮かんでいたので間違いなく九鬼オーナーの仕業だろう。夢のようなシチュエーションだが解除方法が分からないのが難点である。しかも今日の24時まではプログラムを解除できないはずだ。ハロウィンなので紛れている紅魂《あかたま》を食霊《しょくれい》 した俺はかなりムラムラしたけど、最近はムラムラに流されてばかりなのでぐっと耐えて日当瀬の体を反転させて尻を向けさせると、アナルに挿入されているベルトを掴んだ。
「待ってろよ、抜いてやっから……」
「に、にぃ?に、ぁ、あっ、あ♡にやぁぁぁっ♡♡あ、あ、あっ、にーっ!ッッぅ!」
ベルトを掴んだのはいいが大きくうねっていたものが掴んだせいで魚が跳ねるように小刻みなうねりに変わってしまった。日当瀬は何か言いたげに叫びながら壁に爪を立てて居るので早く抜かないと、と引っ張るが抜ける気配は無く、媚肉が蠢くのを見せ付けるように更にアナルで暴れた。
「……ッ、どーなってんだよ、コレ」
「にゃ、にゃ!?にゃ!にーっ!に、ぁ、あっ、あん♡アーッっっっ!♡♡」
日当瀬が何か言いたげにこっちに視線を向けて睨み、にゃんにゃん言ってきたが、全く分からない上、フードの紐がふわりと持ち上がるとそのまま日当瀬のネコ耳の中へと潜り込んで行った。すると日当瀬は雄叫びのように鳴いて、全身を震わせていた。多分射精したんだと思う。ほんとに耳が弱くて、なんだか自分以外が与えている快楽に流されやすい事に少しだけ黒い想いが俺の中で渦巻いた。
「……抜けねぇし、ちょっと慣れる練習でもすっか?」
「……に、………にぁ?……………ッッ!?」
そう言って俺は日当瀬の耳に手を伸ばした。
「にゃあ゙っ!?に、にゃあぁぁ゙ッッ?!」
それは突如起きた。
ハロウィンの仮装衣装を当日手渡されて各自纏った瞬間の事だった。日当瀬が、急に「にゃあ」と、鳴いたのだ。
直ぐに九鬼オーナーにつっかかって行っていたがそもそも“にゃあ”としか言わねぇから何言ってっかわかんねぇし、オーナーも「なーんか、物足りなかったんだよネ~、10月31日が終わったら戻るヨ!」と、言って取り合わなかった。そして慌ただしく喫茶【シロフクロウ】のハロウィンパーティが始まって、終わった。
相変わらず内装も凝っていたし、九鬼オーナーの幽霊と言うよりは西洋のゴーストを模した白い布を被った仮装は薄暗い中で見たらホンモノにしか見えなかった。お菓子も沢山配って大盛況で幕を閉じた。そして後片付けを終えて今に至る。日当瀬は今日の集計をしているようでパソコンに向かっていたが、衣装はサイバー系の猫の儘だった。俺もまだ着替えてないので和柄の着物調の服を纏ったままだ。電子タバコを咥えながらいつものように作業する日当瀬だが、ネコ耳だけがピクピクと揺れていた。
「日当瀬。俺、先戻るけどやる事もうねーか?」
いつもの癖で日当瀬に声を掛けると、日当瀬もいつものように、「おー」と返事したつもりだったのだろうが、『にゃー』と可愛らしい猫の声が部屋に響き渡る。俺もやっちまったと思ったが、日当瀬も耳まで赤くしながら小さく震えていたのでおあいこ様かなーと思ったんだが、日当瀬が立ち上がってきて俺の胸倉を掴んで『ニャーニャー』言い始めた。全然何言ってっかわかねぇけど、多分接客中もフードの前の襟を口元まで覆うようにしてボイスチェンジャーでニャーニャー言ってるように見せかけたり、文字を書いてそういう仕様だと説明していたのでめちゃくちゃフラストレーションが溜まっていたのはわかる。それがさっきの俺の一撃で弾けちまった訳で…………。喋れるときも尻にひかれてる自覚はあっけど、喋れなくても同じだなと肩を竦めた。
「何言ってっかわかんねぇ……て……、取り敢えず悪かったって……つーか、日当瀬も悪ィーぜ?こんな無防備にデカイ耳晒してさ!……皆に触られまくってたし」
そう。今日、日当瀬は特に女性客から「かわいい、かわいい」と言われてフサフサした獣の耳を触られていた。日当瀬は普通でも耳が性感帯なので、九鬼オーナーが拘って作ったプログラムの衣装の耳でも同じような効果がある。客から触られている時もピンと耳を立てて少し顔を赤らめて居たので、気持ち良かったんだと思う。
日当瀬は意味がわからないと言いたげに俺を睨み上げてきたので、これは体に分からせてやるしかないとネコ耳の両方を徐に掴んだ。
「に゙ゃあ゙!?」
「ほら、直ぐ声上がるだろ?客に触らせんならもうちょっと耐性つけたほうが良いんじゃね?」
ビクンと足の先から耳の先まで体を震わせた相手を見て気を良くした俺はそのままスリスリと指で摘んで耳先を愛撫する。後ろに逃げるように後退る相手にそのまま付いていって壁際まで追い立てると、日当瀬は背中をぺったりと壁に凭れさせながら気持ち良さそうな顔で俺を見上げた。ゴクリと大きく生唾を飲み込んで、もっとその顔を見たくてネコ耳の形に穴の空いているフードを外すと日当瀬の体が撓った。
「に!?っっっっッぅ♡♡♡っあああっ、にっ、ぁっ、ああああ♡♡」
「ひ、日当瀬!?」
慌てた様子で背中に手を伸ばしていたので何事かと背後を覗きこんだら、サイバーパーカージャケットの後ろにねこのしっぽのように垂れ下がっていたベルトがズボンを突き破ってアナルに挿入されていた。しかもクネクネと生き物のように蠢いて尻穴を犯していた。ゴクリと更に喉を動かして、プログラムの暴走とか色々考えたけど、パーカーの背中部に“エッチモード♡”とデジタル文字が浮かんでいたので間違いなく九鬼オーナーの仕業だろう。夢のようなシチュエーションだが解除方法が分からないのが難点である。しかも今日の24時まではプログラムを解除できないはずだ。ハロウィンなので紛れている紅魂《あかたま》を食霊《しょくれい》 した俺はかなりムラムラしたけど、最近はムラムラに流されてばかりなのでぐっと耐えて日当瀬の体を反転させて尻を向けさせると、アナルに挿入されているベルトを掴んだ。
「待ってろよ、抜いてやっから……」
「に、にぃ?に、ぁ、あっ、あ♡にやぁぁぁっ♡♡あ、あ、あっ、にーっ!ッッぅ!」
ベルトを掴んだのはいいが大きくうねっていたものが掴んだせいで魚が跳ねるように小刻みなうねりに変わってしまった。日当瀬は何か言いたげに叫びながら壁に爪を立てて居るので早く抜かないと、と引っ張るが抜ける気配は無く、媚肉が蠢くのを見せ付けるように更にアナルで暴れた。
「……ッ、どーなってんだよ、コレ」
「にゃ、にゃ!?にゃ!にーっ!に、ぁ、あっ、あん♡アーッっっっ!♡♡」
日当瀬が何か言いたげにこっちに視線を向けて睨み、にゃんにゃん言ってきたが、全く分からない上、フードの紐がふわりと持ち上がるとそのまま日当瀬のネコ耳の中へと潜り込んで行った。すると日当瀬は雄叫びのように鳴いて、全身を震わせていた。多分射精したんだと思う。ほんとに耳が弱くて、なんだか自分以外が与えている快楽に流されやすい事に少しだけ黒い想いが俺の中で渦巻いた。
「……抜けねぇし、ちょっと慣れる練習でもすっか?」
「……に、………にぁ?……………ッッ!?」
そう言って俺は日当瀬の耳に手を伸ばした。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる