15 / 16
檻からの逃亡
ヴィクトリアンメイド番外編 ケイトリンの悲劇 2
しおりを挟む
逃げるか隠れるか。
ケイトリンは逃げる方を選んだ。
ここに来てまだ日が浅い自分よりも、彼らはこの敷地を熟知しているだろうと思ったのだ。
町へ向かう道よりも、森の中の方が逃げ切れるかもしれない。
咄嗟にそう判断し、枝に服を取られつつ木々の間を走る。鞄は既に捨てた。
しかし見つかるのは早かった。
「見つけたぜ、ケイトリン。こら待ちやがれっ」
心臓が跳ね上がる。
死に物狂いで足を動かしたが、男達の方が早かった。
「いやあぁっ」
初めに追いついた男が外套の裾を掴み、逃げ惑う身体を地面に引きずり倒した。
「やったぜ、俺が一番乗りだ!」
ケイトリンから外套を強引に剥ぎ取り、豊満な胸のためにはち切れんばかりだったブラウスのボタンを引き千切る。
闇の中に現れた白い乳房を鷲掴み、乱暴に揉みしだいた。
「すげえな、このデカさ。いいオッパイだわ、伯爵様がお前を脱がせて楽しんでるの指くわえて見てたけどよぉ、お前はこれから俺達の共同便所になんだぜ」
「いや…そんなの絶対イヤ、あたしはあんた達の思い通りになんかならない!やめてえっ」
首を振って拒絶しても組み敷かれた身体はびくともせず、スカートをたくし上げた手は下着を引きずり下ろし、夜の冷たい空気に晒された下半身にいきりたった男性器が宛がわれる。
「伯爵様に選ばれたってことは、あんたこんなカラダで処女なんだろ? 悪いなあ、大事な処女を俺みたいなのがもらっちまってよ。恨むならここから逃げようと思った自分を恨めよ。こんなプルンプルンのデカいオッパイしてるのも悪いんだぜ。クソッ、たまんねえなこのとんでもねえデカパイは」
興奮しきってハアハア息を荒げながら男はケイトリンの乳房を乱暴に揉みまくった。
「ふざけるな…ッ! あ、うそ止めて…やめて!イヤあっ」
言い返そうと暴れる身体に激痛が走る。
「ひうっ、痛い…誰か……誰か助けてぇ、いやあぁ」
熱い塊がめりめりと身体の中に押し入ってくる。
男はケイトリンの大きすぎる乳房の感触を楽しむようにねっとり揉みながら腰を進め、満足げに声を漏らした。
「はあ…キツキツだな。こんないやらしい身体で本当に処女だったのか! 悦すぎてすぐ出ちまいそうだぜ。俺がたっぷり出して妊娠させてやるからな、ケイトリン」
「そんなの絶対イヤッ、あんたみたいな汚い男の赤ちゃんなんか産みたくない! 嫌あっ」
身体を引き裂かれるような痛みと、犯される絶望で涙があふれ出た。
ケイトリンの泣き顔に興奮したのか、腰が更に早まった。
「おらっ、処女喪失して妊娠しろ!」
ケイトリンの中で男が射精した。
「処女のキツさはたまんねえなあ、悦かったぜ。これもお前が逃げてくれたおかげだな、ありがとよケイトリン」
「うぅっ、酷い……こんなの酷いよぉっ。やだぁっ」
犯され、中出しされたショックで泣きじゃくるケイトリンの耳に、複数の声が飛びこんできた。
「こっちか?」
「おい、見つけたんなら呼べよなぁ」
「悪いなぁ、初物はいただいたぜ。イイ身体してるわ、あっこいつ!」
ケイトリンの中に入ったまま膣内の締め付けを堪能している男の後でガサガサ茂みが揺れ、別の男が現れた。
そちらに気を取られた男を突き飛ばし、足の間を男の精液で濡らしたままガクガク震える腕で這うように男の下から逃げようとする。
「待ちやがれっ」
「おいおい、まだ逃げる気か? 諦めの悪い女だなぁ」
「バックで犯してほしいってことだろ」
嘲笑うようにケイトリンの裸の肩を押さえつけて覆い被さってきた別の男が、今度は後ろから貫いた。
「ひッ、やめて…もうやめてぇッ、ああッ」
「おっ、捕まったみたいだな」
「次は誰だぁ? 我慢できねえ! こっち使うか」
「でっかいオッパイ揺らしやがって……本当にやらしい身体してやがるよなぁ。これから毎日楽しみだぜ」
「ふぁっ、らめ…やぁ……ッ」
一瞬解放されて逃げようとしても、すぐまた捕まって犯される。
男達はわざとケイトリンから一度退き、這うように逃げるケイトリンを易々と組み敷いてまた犯すのだった。
「ひぃっ、もうらめ…死んじゃう…死んじゃうよぉっ…もう入れないで…いやあッ」
何度も射精されたケイトリンの女性器にはすぐに別の男が入り込み、物のように犯されながら口にも性器を突っ込まれ、両手にもぬるつく性器を一本ずつ握らされた。胸は精液をかけられて揉まれる度ににちゃにちゃ卑猥な音を立てる。
「あ…あぅぅ、あひぃっ、ふあぁ……」
逃げる意思を捨て去り、地面に身体を投げ出したケイトリンの口の端からは飲み込めなかった精液が垂れ、意味のない喘ぎ声しか漏れない。
もはや全身が男達の性の捌け口―――性欲処理の道具であり、木々の間から光が差し込むまで、ケイトリンの身体が解放されることはなかった。
ケイトリンは逃げる方を選んだ。
ここに来てまだ日が浅い自分よりも、彼らはこの敷地を熟知しているだろうと思ったのだ。
町へ向かう道よりも、森の中の方が逃げ切れるかもしれない。
咄嗟にそう判断し、枝に服を取られつつ木々の間を走る。鞄は既に捨てた。
しかし見つかるのは早かった。
「見つけたぜ、ケイトリン。こら待ちやがれっ」
心臓が跳ね上がる。
死に物狂いで足を動かしたが、男達の方が早かった。
「いやあぁっ」
初めに追いついた男が外套の裾を掴み、逃げ惑う身体を地面に引きずり倒した。
「やったぜ、俺が一番乗りだ!」
ケイトリンから外套を強引に剥ぎ取り、豊満な胸のためにはち切れんばかりだったブラウスのボタンを引き千切る。
闇の中に現れた白い乳房を鷲掴み、乱暴に揉みしだいた。
「すげえな、このデカさ。いいオッパイだわ、伯爵様がお前を脱がせて楽しんでるの指くわえて見てたけどよぉ、お前はこれから俺達の共同便所になんだぜ」
「いや…そんなの絶対イヤ、あたしはあんた達の思い通りになんかならない!やめてえっ」
首を振って拒絶しても組み敷かれた身体はびくともせず、スカートをたくし上げた手は下着を引きずり下ろし、夜の冷たい空気に晒された下半身にいきりたった男性器が宛がわれる。
「伯爵様に選ばれたってことは、あんたこんなカラダで処女なんだろ? 悪いなあ、大事な処女を俺みたいなのがもらっちまってよ。恨むならここから逃げようと思った自分を恨めよ。こんなプルンプルンのデカいオッパイしてるのも悪いんだぜ。クソッ、たまんねえなこのとんでもねえデカパイは」
興奮しきってハアハア息を荒げながら男はケイトリンの乳房を乱暴に揉みまくった。
「ふざけるな…ッ! あ、うそ止めて…やめて!イヤあっ」
言い返そうと暴れる身体に激痛が走る。
「ひうっ、痛い…誰か……誰か助けてぇ、いやあぁ」
熱い塊がめりめりと身体の中に押し入ってくる。
男はケイトリンの大きすぎる乳房の感触を楽しむようにねっとり揉みながら腰を進め、満足げに声を漏らした。
「はあ…キツキツだな。こんないやらしい身体で本当に処女だったのか! 悦すぎてすぐ出ちまいそうだぜ。俺がたっぷり出して妊娠させてやるからな、ケイトリン」
「そんなの絶対イヤッ、あんたみたいな汚い男の赤ちゃんなんか産みたくない! 嫌あっ」
身体を引き裂かれるような痛みと、犯される絶望で涙があふれ出た。
ケイトリンの泣き顔に興奮したのか、腰が更に早まった。
「おらっ、処女喪失して妊娠しろ!」
ケイトリンの中で男が射精した。
「処女のキツさはたまんねえなあ、悦かったぜ。これもお前が逃げてくれたおかげだな、ありがとよケイトリン」
「うぅっ、酷い……こんなの酷いよぉっ。やだぁっ」
犯され、中出しされたショックで泣きじゃくるケイトリンの耳に、複数の声が飛びこんできた。
「こっちか?」
「おい、見つけたんなら呼べよなぁ」
「悪いなぁ、初物はいただいたぜ。イイ身体してるわ、あっこいつ!」
ケイトリンの中に入ったまま膣内の締め付けを堪能している男の後でガサガサ茂みが揺れ、別の男が現れた。
そちらに気を取られた男を突き飛ばし、足の間を男の精液で濡らしたままガクガク震える腕で這うように男の下から逃げようとする。
「待ちやがれっ」
「おいおい、まだ逃げる気か? 諦めの悪い女だなぁ」
「バックで犯してほしいってことだろ」
嘲笑うようにケイトリンの裸の肩を押さえつけて覆い被さってきた別の男が、今度は後ろから貫いた。
「ひッ、やめて…もうやめてぇッ、ああッ」
「おっ、捕まったみたいだな」
「次は誰だぁ? 我慢できねえ! こっち使うか」
「でっかいオッパイ揺らしやがって……本当にやらしい身体してやがるよなぁ。これから毎日楽しみだぜ」
「ふぁっ、らめ…やぁ……ッ」
一瞬解放されて逃げようとしても、すぐまた捕まって犯される。
男達はわざとケイトリンから一度退き、這うように逃げるケイトリンを易々と組み敷いてまた犯すのだった。
「ひぃっ、もうらめ…死んじゃう…死んじゃうよぉっ…もう入れないで…いやあッ」
何度も射精されたケイトリンの女性器にはすぐに別の男が入り込み、物のように犯されながら口にも性器を突っ込まれ、両手にもぬるつく性器を一本ずつ握らされた。胸は精液をかけられて揉まれる度ににちゃにちゃ卑猥な音を立てる。
「あ…あぅぅ、あひぃっ、ふあぁ……」
逃げる意思を捨て去り、地面に身体を投げ出したケイトリンの口の端からは飲み込めなかった精液が垂れ、意味のない喘ぎ声しか漏れない。
もはや全身が男達の性の捌け口―――性欲処理の道具であり、木々の間から光が差し込むまで、ケイトリンの身体が解放されることはなかった。
0
お気に入りに追加
171
あなたにおすすめの小説
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
【R18】今夜、私は義父に抱かれる
umi
恋愛
封じられた初恋が、時を経て三人の男女の運命を狂わせる。メリバ好きさんにおくる、禁断のエロスファンタジー。
一章 初夜:幸せな若妻に迫る義父の魔手。夫が留守のある夜、とうとう義父が牙を剥き──。悲劇の始まりの、ある夜のお話。
二章 接吻:悪夢の一夜が明け、義父は嫁を手元に囲った。が、事の最中に戻ったかに思われた娘の幼少時代の記憶は、夜が明けるとまた元通りに封じられていた。若妻の心が夫に戻ってしまったことを知って絶望した義父は、再び力づくで娘を手に入れようと──。
【共通】
*中世欧州風ファンタジー。
*立派なお屋敷に使用人が何人もいるようなおうちです。旦那様、奥様、若旦那様、若奥様、みたいな。国、服装、髪や目の色などは、お好きな設定で読んでください。
*女性向け。女の子至上主義の切ないエロスを目指してます。
*一章、二章とも、途中で無理矢理→溺愛→に豹変します。二章はその後闇落ち展開。思ってたのとちがう(スン)…な場合はそっ閉じでスルーいただけると幸いです。
*ムーンライトノベルズ様にも旧バージョンで投稿しています。
※同タイトルの過去作『今夜、私は義父に抱かれる』を改編しました。2021/12/25
【R18】彼の精力が凄すぎて、ついていけません!【完結】
茉莉
恋愛
【R18】*続編も投稿しています。
毎日の生活に疲れ果てていたところ、ある日突然異世界に落ちてしまった律。拾ってくれた魔法使いカミルとの、あんなプレイやこんなプレイで、体が持ちません!
R18描写が過激なので、ご注意ください。最初に注意書きが書いてあります。
満員電車でうばわれて、はじまる
丹戸尾
恋愛
女子高生、茉莉花は毎朝乗る電車で気になる他校の男子生徒がいた。
毎日遠くから見ただけで満足する日々だったが、ある日からその車両で痴漢されるようになってしまった。
優しく嬲る指に翻弄される茉莉花。
いつしか茉莉花は快感の虜となり、痴漢される度に彼のことを思い浮かべて彼に愛撫されることを願うようになっていた。
痴漢の正体が判明し、茉莉花は秀俊という名前だった彼と付き合うようになる。
映画館の暗がりで触れてくる秀俊に茉莉花は煽られて、自ら彼を誘って快楽に酔いしれる。
秀俊に開発されていく茉莉花の身体は、彼と共にインモラルなシチュエーションを愉しむようになっていくのだった。
※実際の痴漢は犯罪です。フィクションの官能小説として愉しんでください。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる