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快楽の芽生え
ヴィクトリアンメイド メアリィ調教物語3-1 【R-18】
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翌日。
朝の紅茶を出したメアリィが伯爵の前に立つと、クライズロー伯爵はティーカップを優雅な手つきで取り上げて軽い口調で話しかけた。
「昨日、私が言ったことは覚えているな」
エプロンの前で合わせた手を握りしめたメアリィは、蚊の鳴くような声で小さく「はい…」と答える。
「なら見せてみろ」
伯爵の命令に逆らえるはずもなく、長いスカートをエプロンごと掴み、ためらいながらゆっくりと持ち上げた。
膝のあたりまで現れた所で、伯爵から厳しい声が飛ぶ。
「全然見えてないぞ、早くしろっ」
「は、はいっ」
ビクリと震えて、黒いスカートの裾が臍の上あたりになるまで一気にたくし上げる。
黒い革靴に白い靴下と、それを押さえる靴下留め。
それだけしか身につけていない下半身が、伯爵の前で震えていた。
「よし、ちゃんと言いつけは守ってるようだな。足を開いてみろ」
「はぃ……ひゃンっ」
きつく閉じていた膝を命令によって緩めると、椅子から立ち上がった伯爵が当然のように足の間へ手を突っ込んだ。
「もう濡れてるじゃないか。下着をつけないで仕事をしながら、こっそり興奮してたんだな。いやらしいメイドだ」
割れ目の上を指先で優しく撫でられて、メアリィは顔を真っ赤にして俯いた。
伯爵の言葉は正しい。
下着を身につけていない自分に気付かれるのではないかと思うとドキドキして、誰かと擦れ違うだけでもビクっと下半身が痺れ、その度にじわりと身体の中から何かが染みだしてしまうのだった。
今もそこは恥ずかしいほど濡れていて、伯爵の指がヌルヌル肉の上を滑り、時折クチュッと淫らな音が聞こえてくる。
「こうしてほしくって、ずっとたまらなかったんだろ」
「ち…ちが…ッ、あっ!」
花弁の狭間に伯爵の指が入り込み、中でたまっていた愛液がちゅぷっとあふれ出た。
同時に、押さえ込んでいた快感がメアリィの下半身を支配する。
「うぅっ、あ……伯爵さまぁ…」
直に感じる伯爵の指に、メアリィは大きく漏らしてしまいそうな嬌声を必死で押し殺した。
それでも、主人を呼ぶ声には隠しきれない甘さが混じり、あえぎ声が止まらない。
「あんっ、ぁっ、はぁっ」
「爵位呼びはつまらんと言ったのは忘れたのか? いや、下着を穿かないのは覚えていてそれは無いな。そうか、お仕置きして欲しいのか」
「そんなわけでは……ひっ、申し訳ございませんクライズロー様ッ」
花芯をグッとつままれて、メアリィはとうとうはしたない声を上げて腰をビクビク揺らしてしまった。
瞼の裏が真っ白になり、膝がカクカク震える。
「アッ、あぁ~っ!!」
持ち上げているスカートをきつく握りしめて快感をこらえようとするが、開いた口からはあえぎ声が止まらなかった。
胸を揉まれるだけで感じてしまうメアリィだったが、性器を嬲られる快感は段違いだった。
何も考えられないまま全身で女性器からの快楽を味わうメアリィに追い打ちをかけるように、伯爵の手が動く。
イッたばかりのそこをクチュクチュいじりまわす伯爵の手の甲まで、メアリィの膣からあふれる愛液がとろりと垂れ落ちた。
「なんだ、これだけでイッたのか。処女のくせにこんなビショビショで、本当にいやらしいなぁ、お前は。今日はここをじっくり可愛がってやろう……ずっと濡らして、待ってたんだろう?」
伯爵は優しげにメアリィの肩へ腕を回し、一方の手ではクチュクチュと性器をもてあそびながら抱きしめるようにして隣の部屋へといざなう。
「あっ、はぁ…ん、クライズロー様ぁ、もう、おゆるしください……」
口では抵抗していても、メアリィの身体はもはや従順に伯爵へと付き従っていた。
もつれる脚でよろけつつ連れて行かれた先は、主の寝室だった。
朝の紅茶を出したメアリィが伯爵の前に立つと、クライズロー伯爵はティーカップを優雅な手つきで取り上げて軽い口調で話しかけた。
「昨日、私が言ったことは覚えているな」
エプロンの前で合わせた手を握りしめたメアリィは、蚊の鳴くような声で小さく「はい…」と答える。
「なら見せてみろ」
伯爵の命令に逆らえるはずもなく、長いスカートをエプロンごと掴み、ためらいながらゆっくりと持ち上げた。
膝のあたりまで現れた所で、伯爵から厳しい声が飛ぶ。
「全然見えてないぞ、早くしろっ」
「は、はいっ」
ビクリと震えて、黒いスカートの裾が臍の上あたりになるまで一気にたくし上げる。
黒い革靴に白い靴下と、それを押さえる靴下留め。
それだけしか身につけていない下半身が、伯爵の前で震えていた。
「よし、ちゃんと言いつけは守ってるようだな。足を開いてみろ」
「はぃ……ひゃンっ」
きつく閉じていた膝を命令によって緩めると、椅子から立ち上がった伯爵が当然のように足の間へ手を突っ込んだ。
「もう濡れてるじゃないか。下着をつけないで仕事をしながら、こっそり興奮してたんだな。いやらしいメイドだ」
割れ目の上を指先で優しく撫でられて、メアリィは顔を真っ赤にして俯いた。
伯爵の言葉は正しい。
下着を身につけていない自分に気付かれるのではないかと思うとドキドキして、誰かと擦れ違うだけでもビクっと下半身が痺れ、その度にじわりと身体の中から何かが染みだしてしまうのだった。
今もそこは恥ずかしいほど濡れていて、伯爵の指がヌルヌル肉の上を滑り、時折クチュッと淫らな音が聞こえてくる。
「こうしてほしくって、ずっとたまらなかったんだろ」
「ち…ちが…ッ、あっ!」
花弁の狭間に伯爵の指が入り込み、中でたまっていた愛液がちゅぷっとあふれ出た。
同時に、押さえ込んでいた快感がメアリィの下半身を支配する。
「うぅっ、あ……伯爵さまぁ…」
直に感じる伯爵の指に、メアリィは大きく漏らしてしまいそうな嬌声を必死で押し殺した。
それでも、主人を呼ぶ声には隠しきれない甘さが混じり、あえぎ声が止まらない。
「あんっ、ぁっ、はぁっ」
「爵位呼びはつまらんと言ったのは忘れたのか? いや、下着を穿かないのは覚えていてそれは無いな。そうか、お仕置きして欲しいのか」
「そんなわけでは……ひっ、申し訳ございませんクライズロー様ッ」
花芯をグッとつままれて、メアリィはとうとうはしたない声を上げて腰をビクビク揺らしてしまった。
瞼の裏が真っ白になり、膝がカクカク震える。
「アッ、あぁ~っ!!」
持ち上げているスカートをきつく握りしめて快感をこらえようとするが、開いた口からはあえぎ声が止まらなかった。
胸を揉まれるだけで感じてしまうメアリィだったが、性器を嬲られる快感は段違いだった。
何も考えられないまま全身で女性器からの快楽を味わうメアリィに追い打ちをかけるように、伯爵の手が動く。
イッたばかりのそこをクチュクチュいじりまわす伯爵の手の甲まで、メアリィの膣からあふれる愛液がとろりと垂れ落ちた。
「なんだ、これだけでイッたのか。処女のくせにこんなビショビショで、本当にいやらしいなぁ、お前は。今日はここをじっくり可愛がってやろう……ずっと濡らして、待ってたんだろう?」
伯爵は優しげにメアリィの肩へ腕を回し、一方の手ではクチュクチュと性器をもてあそびながら抱きしめるようにして隣の部屋へといざなう。
「あっ、はぁ…ん、クライズロー様ぁ、もう、おゆるしください……」
口では抵抗していても、メアリィの身体はもはや従順に伯爵へと付き従っていた。
もつれる脚でよろけつつ連れて行かれた先は、主の寝室だった。
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