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㊱無人島生活8日目02▶ 用途のわからないものを、ちょっとボタンに惹かれたからって……押すなよ! 絶対押すなよ!!
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その後、食卓にハーマンやコニングもやってきたが、彼らはもう何も言われなかったが、優しい笑みを浮かべているように見えた。
ヒロインがいた頃には、決して私には向けてもらえる顔じゃなかったな、とぼんやり思った。
昼過ぎ、外にほったらかしていたサンディの荷物を、ミーシャが作った倉庫に全員で入れる作業を始めた。
ちなみに倉庫はミーシャが、流石に岩壁に穴開け過ぎかなー、と言って、地上に小屋を立ててた。
少し木を切って、見晴らしの良い場所が拠点にできた。
倉庫部分と、皆でソファでゆっくりできるスペースが出来上がっていた。
相変わらず素晴らしい仕事です。
荷物の移動に関して、私が全部できるよ、と言ったのにハーマンが。
「いえ、みんなでやりましょう。みんなのくつろぎのスペースを作るのですし」
…と言って、全員でやることになった。
そして私が手に取った荷物をハーマンに奪われる。
「これは重いのでオレが」
「いや、魔力あるから平気だよ」
「魔力使うほどの荷物でもないでしょう」
「おう……」
ハーマンがなんか過保護くさい。
やっぱり、まだ気にしてんのか。
一方、ドミニクス殿下は、すでにくつろぎスペースに入れたヒロインベッドの上でゴロゴロしている。
このサボり魔!!
……あ、横で白狐のコンちゃんが一緒に寝てる……くそ! なんかうらやましいぞ!
「なんだ。働け、とでも言いたいのか」
ドミニクス殿下が片目を開けて、憎まれ口を叩いてきた。
「そんな事思ってませんよ。……そういえば、ありがとうございました」
「なにがだよ」
「思い当たらないなら別にいいです」
どうせわかってて、聞いてる。
一言お礼言っとけば多分伝わる。
こういうのが分かるのも、なんだかんだ長い付き合いなんだよな。ドミニクス殿下とは。
ミーシャがヒロインのSサイズ服を運んできた。
「これ着れない服なんでしょ? どうするの?」
「洗濯して片付けておけば、何か布類が必要な時に材料になるかなって」
「そっか。それにしてもこんな服、王宮の頃の記憶では見かけなかった気がするけど街ではこういうの着るの? ……でも視察に行った時も見かけなかった気がするんだけどなぁ。……ん? これ、侍女の服? 丈が短い気がするなぁ。測る段階で丈をまちがえたのかな。不良品……って感じでもないし。??」
ミーシャ、その服はね。スカート丈が短い設定なんだよ……。言えないけど。
「兄上、それはオレもそうだ。出どころが気になってはいる」
昨日も言ってたよな。しかしお前は気になる止まりで、調べないんだよな。
「……が、外国の服でも輸入したのではないですかね~~」
前世の服とは伝えられない。
「これなんでしょうね」
コニングが、謎のアイテムを持ってきた。
手のひらに乗るサイズの白い四角いボックスに、赤いボタンだけがついていて、透明なスイッチカバーで蓋がしてある。
……好感度上げ用の課金アイテムかな。
ろくなアイテムな気がしない。
サンディは、この間、その場でアイテム買ってたけど、買い置きもしてたのかな。
「コニング様、変なマジックアイテムかもしれないから、触らない方が」
そう言いかけた時、寝転がってたドミニクス殿下が起き上がって、コニングからスイッチをひったくった。
「「あっ」」
私とコニングが同時に声をあげる。
「押してみようぜ!」
いきいきしてる! こういう時だけ!! こら、蓋あけんな!!
「ちょっと! 駄目ですよ! サンディのマジックアイテムですよ!? ろくなものじゃないに決まってます!!」
私は取り返そうとしたが、ドミニクス殿下はベッドの上で立ち上がってそれを阻止した。
くそ!!
お前は小学生の男子か!
押すなよ! 絶対に! 押すなよ!!
「そうですよ、ドミニクス殿下! あんなクッキーを食べさせてくる女のアイテムですよ!」
コニング! そのとおりだ! もっと言ってやれ!
「あはは、ドミー、子供みたいなことやめなよ」
ミーシャに言われてるぞ!! ミーシャのほうがずっと大人だよ!!
私は闇の手を出して、スイッチを奪おうとしたが、ドミニクス殿下も闇の手を出して、私の闇の手を掴んで阻止する。
「甘いな、アナスタシア」
ぐぬぬ……!!
拮抗する。くそ、こいつの闇属性、決して弱くないんだよなぁ。
自信持てばいいのに。
とりあえず、闇の手は拮抗させておき、私自身はドミニクス殿下の肩に手を置いてジャンプし、スイッチに手を伸ばす。
「いい加減になさいませ!」
「あっ おま!! 何を」
ドミニクス殿下が取られまいと、もう片方の手にスイッチを移そうとした。
「させません!」
私が身体をひねって体勢を変えようとしたとき、ドミニクス殿下の顔が私の胸にダイブした。
「うっ!?」
――ああ!?
「あーーーーーっ!!」
ミーシャのちょっと怒ったような声がした。
「キャーーーーー!」
私は思わずドミニクス殿下を魔力変質した手で突き飛ばした。
「うお!!」
ドミニクス殿下は吹っ飛び、スイッチが転がり蓋がふっとび反転し――ポチ。
「ちょっと、お二人共何をやってるんですか! アイテムのフタが壊れちゃったじゃないですか」
吹っ飛んだドミニクス殿下の心配より、スイッチを心配したコニングが拾いに向かった。
しかし、その時、アイテムからピンク色の強い光が放たれた!
ヒロインがいた頃には、決して私には向けてもらえる顔じゃなかったな、とぼんやり思った。
昼過ぎ、外にほったらかしていたサンディの荷物を、ミーシャが作った倉庫に全員で入れる作業を始めた。
ちなみに倉庫はミーシャが、流石に岩壁に穴開け過ぎかなー、と言って、地上に小屋を立ててた。
少し木を切って、見晴らしの良い場所が拠点にできた。
倉庫部分と、皆でソファでゆっくりできるスペースが出来上がっていた。
相変わらず素晴らしい仕事です。
荷物の移動に関して、私が全部できるよ、と言ったのにハーマンが。
「いえ、みんなでやりましょう。みんなのくつろぎのスペースを作るのですし」
…と言って、全員でやることになった。
そして私が手に取った荷物をハーマンに奪われる。
「これは重いのでオレが」
「いや、魔力あるから平気だよ」
「魔力使うほどの荷物でもないでしょう」
「おう……」
ハーマンがなんか過保護くさい。
やっぱり、まだ気にしてんのか。
一方、ドミニクス殿下は、すでにくつろぎスペースに入れたヒロインベッドの上でゴロゴロしている。
このサボり魔!!
……あ、横で白狐のコンちゃんが一緒に寝てる……くそ! なんかうらやましいぞ!
「なんだ。働け、とでも言いたいのか」
ドミニクス殿下が片目を開けて、憎まれ口を叩いてきた。
「そんな事思ってませんよ。……そういえば、ありがとうございました」
「なにがだよ」
「思い当たらないなら別にいいです」
どうせわかってて、聞いてる。
一言お礼言っとけば多分伝わる。
こういうのが分かるのも、なんだかんだ長い付き合いなんだよな。ドミニクス殿下とは。
ミーシャがヒロインのSサイズ服を運んできた。
「これ着れない服なんでしょ? どうするの?」
「洗濯して片付けておけば、何か布類が必要な時に材料になるかなって」
「そっか。それにしてもこんな服、王宮の頃の記憶では見かけなかった気がするけど街ではこういうの着るの? ……でも視察に行った時も見かけなかった気がするんだけどなぁ。……ん? これ、侍女の服? 丈が短い気がするなぁ。測る段階で丈をまちがえたのかな。不良品……って感じでもないし。??」
ミーシャ、その服はね。スカート丈が短い設定なんだよ……。言えないけど。
「兄上、それはオレもそうだ。出どころが気になってはいる」
昨日も言ってたよな。しかしお前は気になる止まりで、調べないんだよな。
「……が、外国の服でも輸入したのではないですかね~~」
前世の服とは伝えられない。
「これなんでしょうね」
コニングが、謎のアイテムを持ってきた。
手のひらに乗るサイズの白い四角いボックスに、赤いボタンだけがついていて、透明なスイッチカバーで蓋がしてある。
……好感度上げ用の課金アイテムかな。
ろくなアイテムな気がしない。
サンディは、この間、その場でアイテム買ってたけど、買い置きもしてたのかな。
「コニング様、変なマジックアイテムかもしれないから、触らない方が」
そう言いかけた時、寝転がってたドミニクス殿下が起き上がって、コニングからスイッチをひったくった。
「「あっ」」
私とコニングが同時に声をあげる。
「押してみようぜ!」
いきいきしてる! こういう時だけ!! こら、蓋あけんな!!
「ちょっと! 駄目ですよ! サンディのマジックアイテムですよ!? ろくなものじゃないに決まってます!!」
私は取り返そうとしたが、ドミニクス殿下はベッドの上で立ち上がってそれを阻止した。
くそ!!
お前は小学生の男子か!
押すなよ! 絶対に! 押すなよ!!
「そうですよ、ドミニクス殿下! あんなクッキーを食べさせてくる女のアイテムですよ!」
コニング! そのとおりだ! もっと言ってやれ!
「あはは、ドミー、子供みたいなことやめなよ」
ミーシャに言われてるぞ!! ミーシャのほうがずっと大人だよ!!
私は闇の手を出して、スイッチを奪おうとしたが、ドミニクス殿下も闇の手を出して、私の闇の手を掴んで阻止する。
「甘いな、アナスタシア」
ぐぬぬ……!!
拮抗する。くそ、こいつの闇属性、決して弱くないんだよなぁ。
自信持てばいいのに。
とりあえず、闇の手は拮抗させておき、私自身はドミニクス殿下の肩に手を置いてジャンプし、スイッチに手を伸ばす。
「いい加減になさいませ!」
「あっ おま!! 何を」
ドミニクス殿下が取られまいと、もう片方の手にスイッチを移そうとした。
「させません!」
私が身体をひねって体勢を変えようとしたとき、ドミニクス殿下の顔が私の胸にダイブした。
「うっ!?」
――ああ!?
「あーーーーーっ!!」
ミーシャのちょっと怒ったような声がした。
「キャーーーーー!」
私は思わずドミニクス殿下を魔力変質した手で突き飛ばした。
「うお!!」
ドミニクス殿下は吹っ飛び、スイッチが転がり蓋がふっとび反転し――ポチ。
「ちょっと、お二人共何をやってるんですか! アイテムのフタが壊れちゃったじゃないですか」
吹っ飛んだドミニクス殿下の心配より、スイッチを心配したコニングが拾いに向かった。
しかし、その時、アイテムからピンク色の強い光が放たれた!
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