記憶にないけど転生しました。

佐藤 瑠香(さとう るか)、二十歳。

久しぶりにぐっすり寝たと思って起きた場所は鬱蒼とした森の中。

誘拐拉致監禁の言葉が浮かぶが、森の中で監禁はないな。

頭のおかしな目の悪いストーカーに拉致でもされたのかと思っていれば―――

現れたのは翅をパタパタと動かし空中に浮かぶ妖精?
某テーマパークのアニメでいましたね。

やけに慣れ慣れしい妖精。
記憶に全くないけれど、私たちは仲良しらしい。

混乱する中で妖精に連れていかれたのはファンタジー要素満載の場所。
そこで色々と説明を受けるけれど、納得も理解も薄い。

今から貴族令嬢になって、学園に通うらしい。
そこで一年間魔法をしっかりと学び、神殿に就職するとのこと。

神様は大神官にお怒りらしいとのことで。

普通に罰を与えてもいいが、偽物と本物の格の違いを見せつけたいのだそうだ。

――――どういう意味?


不定期更新ですが、とりあえず二日に一話の頻度を目指しています。
短編の予定です。(中編という設定がないので)

日常の隙間時間の暇つぶしにでも宜しくお願いします。
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