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58.会場が騒めいた
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ざわりと、会場が騒めいた。
然して大きな声で交わされていたわけではないが、アモールとクピードの会話に貴族たちは耳を傾けていた。特に娘のいる貴族たちは我が娘を第一王子の婚約者にと、目論んでいたのだ。
クピードも瞠目した。兄にそのような相手がいるなど、聞いていない。
「さ、然様でしたか。いったいどちらの令嬢なのですか? 次期王妃となられる方ならば、さぞや素晴らしい方なのでしょう?」
「もちろんだよ? 彼女が王妃となれば、この国は更に繁栄するだろう」
意味ありげな流し目を送ってくる兄を見て、はっとクピードは首を反対側に動かす。
「まさか、貴様、裏切ったのか?」
「え?」
アモールの言い方はまるで、彼の想い人は王族以上の力を持つかのようだ。そんな女を、クピードは一人しか思いつかなかった。
伝説の聖女、その人である。
婚姻式を明日に備えての、急な立太子の宣告。聖女を奪うならば、これが最後のチャンスだろう。
クピードから猜疑の目を向けられて、困惑した顔を見せたプシケーだったが、すぐに状況を理解すると口の端を卑しく引き上げた。
ほんの微かな動き、一瞬の表情。けれどクピードはもちろん、王族も大勢の貴族たちも、しっかりと目にしていた。
クピードの目が怒りに尖っていく。対照的に、プシケーの表情は花のように綻んだ。
「アモール様、嬉しいですわ」
「貴様!」
頬を赤く染めて純粋な乙女のように、プシケーは潤んだ瞳をアモールに向ける。
「おや? いいのかい? 私は愛し合う二人を引き裂くつもりはないのだけれども?」
「そんな。私とクピード様の間に愛などございませんわ。だってクピード様は無理矢理に、婚約者となるように迫ってきたのですもの。言うことを聞かなければ男爵家を取り潰すと仰って」
色気を含んだアモールの微笑みに誘われて、プシケーが涙をにじませながら訴えかけた。
「言いがかりだ! 私はそのようなことは言っていない。お前が王妃になりたいと、私に取り入ってきたのではないか」
即座にクピードは否定する。二度も婚約を解消したとなれば、王族といえども厳しい目を向けらてしまう。それに彼は前婚約者に婚約破棄を告げたとき、プシケーを隣に携えていたのだ。
婚約者がいながら他の女性に色目を使っていたことは、貴族たちの――特に女性たちの不興を買っていたことは、言うまでもないだろう。
それなのにプシケーを妻に迎えなければ、彼に対する貴婦人たちからの評判は地に落ちかねない。
「おや? 聖女様は王妃になりたいと? それを聞いてクピードは自分の婚約者に据えたのかい?」
小首を傾げて、心底から不思議そうに問うてきた声に、クピードは自分の失言を知った。クピードに向けられる猜疑の視線が強くなる。
水の中に顔を突っ込んだかのように、息が苦しく反論の言葉が出ない。
「ええ、そうなのです。第一王子はアモール殿下ですのに、自分が次期国王になるのだと、クピード様は仰っておられましたわ」
しなを作ってアモールに媚を売りながら、クピードには蔑みの視線を向けてくる。
怒りで鬼の形相となりかけたクピードだったが、何とか自制心を働かせて表情を取り繕う。形勢は不利だ。
今すぐにはアモールの立太子を阻止できなくとも、自分の立ち位置は守り切らなければならない。
ゆっくりと息を吐き出して気持ちを落ち着ける。笑顔を貼り付けて、口を開く。けれどクピードの口から言葉が紡がれる前に、別の声が耳に届いた。
「でもね、プシケー嬢。私は君を妃にするつもりはないよ? もちろん、この国には側妃なんて制度もないし、最愛の人がいるのに愛妾を持つつもりもない」
「え?」
上気していたプシケーの顔が、一気に青ざめた。クピードもまた、言葉が出ない。
「当然だろう? 男爵家の令嬢が、王太子の妃に選ばれるはずがない」
然して大きな声で交わされていたわけではないが、アモールとクピードの会話に貴族たちは耳を傾けていた。特に娘のいる貴族たちは我が娘を第一王子の婚約者にと、目論んでいたのだ。
クピードも瞠目した。兄にそのような相手がいるなど、聞いていない。
「さ、然様でしたか。いったいどちらの令嬢なのですか? 次期王妃となられる方ならば、さぞや素晴らしい方なのでしょう?」
「もちろんだよ? 彼女が王妃となれば、この国は更に繁栄するだろう」
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「まさか、貴様、裏切ったのか?」
「え?」
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婚姻式を明日に備えての、急な立太子の宣告。聖女を奪うならば、これが最後のチャンスだろう。
クピードから猜疑の目を向けられて、困惑した顔を見せたプシケーだったが、すぐに状況を理解すると口の端を卑しく引き上げた。
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クピードの目が怒りに尖っていく。対照的に、プシケーの表情は花のように綻んだ。
「アモール様、嬉しいですわ」
「貴様!」
頬を赤く染めて純粋な乙女のように、プシケーは潤んだ瞳をアモールに向ける。
「おや? いいのかい? 私は愛し合う二人を引き裂くつもりはないのだけれども?」
「そんな。私とクピード様の間に愛などございませんわ。だってクピード様は無理矢理に、婚約者となるように迫ってきたのですもの。言うことを聞かなければ男爵家を取り潰すと仰って」
色気を含んだアモールの微笑みに誘われて、プシケーが涙をにじませながら訴えかけた。
「言いがかりだ! 私はそのようなことは言っていない。お前が王妃になりたいと、私に取り入ってきたのではないか」
即座にクピードは否定する。二度も婚約を解消したとなれば、王族といえども厳しい目を向けらてしまう。それに彼は前婚約者に婚約破棄を告げたとき、プシケーを隣に携えていたのだ。
婚約者がいながら他の女性に色目を使っていたことは、貴族たちの――特に女性たちの不興を買っていたことは、言うまでもないだろう。
それなのにプシケーを妻に迎えなければ、彼に対する貴婦人たちからの評判は地に落ちかねない。
「おや? 聖女様は王妃になりたいと? それを聞いてクピードは自分の婚約者に据えたのかい?」
小首を傾げて、心底から不思議そうに問うてきた声に、クピードは自分の失言を知った。クピードに向けられる猜疑の視線が強くなる。
水の中に顔を突っ込んだかのように、息が苦しく反論の言葉が出ない。
「ええ、そうなのです。第一王子はアモール殿下ですのに、自分が次期国王になるのだと、クピード様は仰っておられましたわ」
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今すぐにはアモールの立太子を阻止できなくとも、自分の立ち位置は守り切らなければならない。
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「でもね、プシケー嬢。私は君を妃にするつもりはないよ? もちろん、この国には側妃なんて制度もないし、最愛の人がいるのに愛妾を持つつもりもない」
「え?」
上気していたプシケーの顔が、一気に青ざめた。クピードもまた、言葉が出ない。
「当然だろう? 男爵家の令嬢が、王太子の妃に選ばれるはずがない」
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