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魔王復活編
373.また別の存在が
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「いいえ。聖女だそうです」
「は?」
雪乃たちから素っ頓狂な声が漏れる。
ここに来て、また別の存在が浮上したようだ。
「そういえばルモンの男爵令嬢さんが、聖女になるとか言っていたような?」
地球の記憶を持つと思われる男爵令嬢ユリアは、この世界を乙女ゲームの世界だと思い込み、フレックたちの運命を翻弄した。
彼女は自分が聖女となり、勇者となる男たちと共に魔王を倒すのだと主張していたのだ。
「ではユリアさんこそが、ダルクさんのお母さん?」
雪乃の頭の中は、ぷすぷすと音を立て始めた。
「とりあえず、明日はその墓地に行ってみよう。ダルクを見つければ、また何か新しい情報が入るだろう」
「ソウデスネ」
許容量を超えて片言になった雪乃の頭をカイは優しく撫でると、水色姫へと視線を向ける。
「蟻人は、いつ生まれたのだ?」
問い掛けの意味が分からなかったのだろう。水色姫は怪訝な表情を浮かべたが、特に隠す必要もないようで、あっさりと口を開く。
「千年ほど前と伺っております」
返ってきた答えに、カイはわずかに眉を寄せた。
「先代は、祝福をお与えになっていたのか?」
樹人の王は成木となると、いずれかの種族に祝福を与える。
精霊を生み出すことさえなかったと言われる先代樹人の王が祝福を与えていたという事実には、雪乃も少し驚いた。
「祝福? 何のことでしょう?」
水色姫は不思議そうに首を傾げる。どうやら虫人たちに、樹人の王に関する話は伝わっていないようだ。
「蟻人の歴史に詳しい方は、どなただろう?」
彼女はあまり知らないのだと判断したカイは、情報を持つ者について尋ね直した。けれど、返ってきたのは望む答えではなかった。
「誰と言われましても……。姉様たちも同じようなことしかご存じないと思いますわ。ダルク様でしたら、ご存知かもしれませんが」
「そうか」
やはりダルクに会って話を聞く必要があるようだと、カイは振り返って見上げていた雪乃と頷きあった。
「ではそろそろ夕餉にいたしましょう。どうぞこちらへ。ぴー助様にはすでに用意させて頂いていますから、ご心配なく」
姫様というにはフットワークの軽い水色姫に誘われて、雪乃はカイに抱きかかえられたまま、部屋を出て坂を下りていく。
広場に着いた雪乃たちは、中央に置かれた赤いソファに案内された。周囲には店があったりと街中のようで落ち着かないが、一応、屋内である。
雪乃たちが腰掛けると、別のソファで蟻人たちに囲まれて座っている男たちの目が、ちらちらと動いた。どうやらカイを警戒しているようだ。
そんな男たちは放っておいて、食事が運ばれてくる。茸と昆虫を中心とした料理の数々だ。
周囲を見回せば、蟻人の姫の夫となったらしき男たちは、美味しそうに食べていた。コダイ国は人間たちの間でも昆虫食の文化があるので、当然か。
水色姫がにこにこと微笑む前で、カイも平然と食べている。ポポテプは拒否していたカイだが、普通の昆虫は大丈夫らしい。
「ヒイヅルでも蜂の子などは食べるからな」
じっと見上げていた雪乃に気付くと、理由を教えた。
言われてみれば、以前コダイ国を訪れた時も、彼はノムルに付き合って食事をしていたのだったと、雪乃は思いだす。根が伸びかけて、舟をこぎながら。
食事を終えたカイは、眠そうにしている雪乃を連れて外に出る。
泊まっていくように勧める水色姫には、飛竜を放っておくわけにはいかないからと、適当に誤魔化した。
ぴー助を伴い蟻塚から見えない場所まで移動したカイは、雪乃を地面に下ろして寝かしつけると、自身もローブに包まって眠りに付いた。
日が昇り、巨大植物に溜まっていた朝露で顔を洗ったカイは、蟻塚でもらっていた弁当を食べると、雪乃と共にぴー助に騎乗する。
向かうはダルクの母親の墓地だ。水色姫の話では、アトランテ草原の中心にその墓はあるという。
いつもより低い高度で飛んでもらいながら雪乃とカイはそれらしき場所を探すが、草丈が五階建てのマンションにも匹敵する草原だ。
上空から人の墓を見つけるなど、無理がある。カイの嗅覚も、風が邪魔をしてつかみきれない。諦めて適当に着陸した。
「マンドラゴラ、ダルクの居場所は分かるか?」
かつてダルクと共に行動していたカイのマンドラゴラに、カイは問うてみる。
「わー?」
根を傾げるマンドラゴラ。
「お前が以前共に行動していたダークエルフだ。母親の墓がどこにあるか、憶えていないか?」
「わぁ?」
カイのマンドラゴラは、ダルクと一ヶ月ほど行動を共にしていた。ダルクが頻繁に墓参りに行っていたのなら、このマンドラゴラもダルクの母親の墓に参っているはずなのだが、なぜかいつもより低く怪訝な声を返された。
マンドラゴラの反応に、カイと雪乃は困惑気味に顔を見合わせる。
「墓の場所は知らないのか?」
「わー」
カイの問いに、マンドラゴラは頷いた。
「ダルクはお前といる間、墓参りに行かなかったのか?」
「わー?」
根を傾げるマンドラゴラ。
カイの眉間にしわが刻まれていく。
「お前はダルクと行動を共にしていたのだろう?」
「わあ?」
「は?」
「何言ってるの?」とでも言いたげなマンドラゴラの戸惑いの声に、カイと雪乃も揃って疑問の声を漏らした。
「どういうことだ? お前はダークエルフのダルクと共に行動し、魔王の遺跡で俺と出会っただろう?」
「わーわー」
念のために確認したカイに、マンドラゴラは根を左右に振って否定する。
カイは混乱し始めた。
魔王の遺跡でダルクと遭遇した時に、ダルクの肩にはマンドラゴラがいた。ノムルが一方的に蹂躙している間にカイはその場を離れ、雪乃の下へ向かった。
そして再びダルクを見つけたとき、このマンドラゴラが倒れているダルクを踏み台にして、飛び跳ねていたのだ。
てっきりダルクと共にいたマンドラゴラが寝返ったのだと思い込んでいたのだが、マンドラゴラは否定する。
「ではお前は俺と会うまで、ずっと雪乃と共にいたのか?」
「わー」
頷いて肯定を表した。
眉をひそめて首を傾げたカイは雪乃を見つめたが、悪意に囚われて別行動となっていた雪乃は詳しい状況を知らないため、幹を傾げ返す。
二人のやり取りをじいっと見ていたマンドラゴラは、ぴょこりと地面に下りた。
「は?」
雪乃たちから素っ頓狂な声が漏れる。
ここに来て、また別の存在が浮上したようだ。
「そういえばルモンの男爵令嬢さんが、聖女になるとか言っていたような?」
地球の記憶を持つと思われる男爵令嬢ユリアは、この世界を乙女ゲームの世界だと思い込み、フレックたちの運命を翻弄した。
彼女は自分が聖女となり、勇者となる男たちと共に魔王を倒すのだと主張していたのだ。
「ではユリアさんこそが、ダルクさんのお母さん?」
雪乃の頭の中は、ぷすぷすと音を立て始めた。
「とりあえず、明日はその墓地に行ってみよう。ダルクを見つければ、また何か新しい情報が入るだろう」
「ソウデスネ」
許容量を超えて片言になった雪乃の頭をカイは優しく撫でると、水色姫へと視線を向ける。
「蟻人は、いつ生まれたのだ?」
問い掛けの意味が分からなかったのだろう。水色姫は怪訝な表情を浮かべたが、特に隠す必要もないようで、あっさりと口を開く。
「千年ほど前と伺っております」
返ってきた答えに、カイはわずかに眉を寄せた。
「先代は、祝福をお与えになっていたのか?」
樹人の王は成木となると、いずれかの種族に祝福を与える。
精霊を生み出すことさえなかったと言われる先代樹人の王が祝福を与えていたという事実には、雪乃も少し驚いた。
「祝福? 何のことでしょう?」
水色姫は不思議そうに首を傾げる。どうやら虫人たちに、樹人の王に関する話は伝わっていないようだ。
「蟻人の歴史に詳しい方は、どなただろう?」
彼女はあまり知らないのだと判断したカイは、情報を持つ者について尋ね直した。けれど、返ってきたのは望む答えではなかった。
「誰と言われましても……。姉様たちも同じようなことしかご存じないと思いますわ。ダルク様でしたら、ご存知かもしれませんが」
「そうか」
やはりダルクに会って話を聞く必要があるようだと、カイは振り返って見上げていた雪乃と頷きあった。
「ではそろそろ夕餉にいたしましょう。どうぞこちらへ。ぴー助様にはすでに用意させて頂いていますから、ご心配なく」
姫様というにはフットワークの軽い水色姫に誘われて、雪乃はカイに抱きかかえられたまま、部屋を出て坂を下りていく。
広場に着いた雪乃たちは、中央に置かれた赤いソファに案内された。周囲には店があったりと街中のようで落ち着かないが、一応、屋内である。
雪乃たちが腰掛けると、別のソファで蟻人たちに囲まれて座っている男たちの目が、ちらちらと動いた。どうやらカイを警戒しているようだ。
そんな男たちは放っておいて、食事が運ばれてくる。茸と昆虫を中心とした料理の数々だ。
周囲を見回せば、蟻人の姫の夫となったらしき男たちは、美味しそうに食べていた。コダイ国は人間たちの間でも昆虫食の文化があるので、当然か。
水色姫がにこにこと微笑む前で、カイも平然と食べている。ポポテプは拒否していたカイだが、普通の昆虫は大丈夫らしい。
「ヒイヅルでも蜂の子などは食べるからな」
じっと見上げていた雪乃に気付くと、理由を教えた。
言われてみれば、以前コダイ国を訪れた時も、彼はノムルに付き合って食事をしていたのだったと、雪乃は思いだす。根が伸びかけて、舟をこぎながら。
食事を終えたカイは、眠そうにしている雪乃を連れて外に出る。
泊まっていくように勧める水色姫には、飛竜を放っておくわけにはいかないからと、適当に誤魔化した。
ぴー助を伴い蟻塚から見えない場所まで移動したカイは、雪乃を地面に下ろして寝かしつけると、自身もローブに包まって眠りに付いた。
日が昇り、巨大植物に溜まっていた朝露で顔を洗ったカイは、蟻塚でもらっていた弁当を食べると、雪乃と共にぴー助に騎乗する。
向かうはダルクの母親の墓地だ。水色姫の話では、アトランテ草原の中心にその墓はあるという。
いつもより低い高度で飛んでもらいながら雪乃とカイはそれらしき場所を探すが、草丈が五階建てのマンションにも匹敵する草原だ。
上空から人の墓を見つけるなど、無理がある。カイの嗅覚も、風が邪魔をしてつかみきれない。諦めて適当に着陸した。
「マンドラゴラ、ダルクの居場所は分かるか?」
かつてダルクと共に行動していたカイのマンドラゴラに、カイは問うてみる。
「わー?」
根を傾げるマンドラゴラ。
「お前が以前共に行動していたダークエルフだ。母親の墓がどこにあるか、憶えていないか?」
「わぁ?」
カイのマンドラゴラは、ダルクと一ヶ月ほど行動を共にしていた。ダルクが頻繁に墓参りに行っていたのなら、このマンドラゴラもダルクの母親の墓に参っているはずなのだが、なぜかいつもより低く怪訝な声を返された。
マンドラゴラの反応に、カイと雪乃は困惑気味に顔を見合わせる。
「墓の場所は知らないのか?」
「わー」
カイの問いに、マンドラゴラは頷いた。
「ダルクはお前といる間、墓参りに行かなかったのか?」
「わー?」
根を傾げるマンドラゴラ。
カイの眉間にしわが刻まれていく。
「お前はダルクと行動を共にしていたのだろう?」
「わあ?」
「は?」
「何言ってるの?」とでも言いたげなマンドラゴラの戸惑いの声に、カイと雪乃も揃って疑問の声を漏らした。
「どういうことだ? お前はダークエルフのダルクと共に行動し、魔王の遺跡で俺と出会っただろう?」
「わーわー」
念のために確認したカイに、マンドラゴラは根を左右に振って否定する。
カイは混乱し始めた。
魔王の遺跡でダルクと遭遇した時に、ダルクの肩にはマンドラゴラがいた。ノムルが一方的に蹂躙している間にカイはその場を離れ、雪乃の下へ向かった。
そして再びダルクを見つけたとき、このマンドラゴラが倒れているダルクを踏み台にして、飛び跳ねていたのだ。
てっきりダルクと共にいたマンドラゴラが寝返ったのだと思い込んでいたのだが、マンドラゴラは否定する。
「ではお前は俺と会うまで、ずっと雪乃と共にいたのか?」
「わー」
頷いて肯定を表した。
眉をひそめて首を傾げたカイは雪乃を見つめたが、悪意に囚われて別行動となっていた雪乃は詳しい状況を知らないため、幹を傾げ返す。
二人のやり取りをじいっと見ていたマンドラゴラは、ぴょこりと地面に下りた。
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