114 / 402
北国編
149.飲み物はセルフで
しおりを挟む
「ムダイだ。いるかい?」
木製の扉を人差し指と中指の背で軽く叩き、声をかける。室内から声が届き、杖が床を突く音がわずかに響いた。
「お久しぶりです、ムダイさん。どうぞ入ってください」
扉が開いて顔を見せたのは、フレックだった。女性には色気を醸し出して籠絡していくのに、ムダイには子犬のように素直な笑顔を見せる。
その笑顔に陥落される女性も多いのだが、二人は気付いていない。
わずかに視線を下げたムダイの眉間に皺が寄る。フレックも苦笑をこぼした。
「立ち話もなんですから」
「ああ、お邪魔するよ」
男二人が戸口の中へと消え、ぱたりと扉が閉まる。
「驚いたでしょう?」
テーブルを囲む椅子の一つに腰を下ろしたフレックは、そう言って笑った。その顔が以前と変わらぬ爽やかなもので、ムダイは逆に違和を感じる。
「あ、飲み物はセルフでお願いできますか? どこかに飲みに行っても良いですけど」
「いや、勝手に入れさせてもらうよ。フレックも飲むだろう?」
キッチンに向かいながら声をかけて、ムダイはしくじったと後悔した。
フレックは両腕が無くなっていた。お茶を用意したところで、一人で飲めるのだろうか?
顔色を悪くしたムダイだが、幸いにも背を向ける格好になっていたため、フレックには見えてないようだ。すぐに表情を繕う。
「じゃあ、お願いしても良いですか? 俺のカップは二段目の棚の、赤いのでお願いします」
「分かった」
幸いにも、フレックは気付かなかったようだ。お茶を勧めることも問題なかったようだと、ほっと胸をなで下ろす。
ムダイは湯を沸かしてお茶を用意する。
お茶を入れたフレックと自分のカップを持ち、ムダイはテーブルに戻った。
「すみません、もう少し近くに置いてもらえますか?」
「ああ、すまない」
何気なく置いたカップを、フレックは近付けるように頼む。手が使えないのだから、直接口を付けて飲むのだろうと、ムダイは言われるままに近づける。
「ありがとうございます」
予想通り、フレックはカップを手に持つことなく、唇を近付けて啜った。
フレックが指定したカップは、木製の下部分が弧を描いているカップだった。不安定な形に見えたが、実際に使っているところを見ると、起き上がりこぼしのように傾けてもすぐに立ち上がることに気付く。
これならば、倒してこぼすこともないだろう。
手足の欠けた姿を見たときは衝撃だったが、案外、無ければないでどうにかなるようだと、ムダイは安堵した。
実際は色々と大変なのかもしれないが。
「最初はきつかったですよ。何で助けたんだって、ナルツやマグレーンたちを怒鳴りつけたかった。ここへは戻らずに、どこかへ消えてしまいたいって、本気で思ったくらいです」
心を読んだかのように紡ぎ出された言葉に、ムダイは目を見開く。
「けど、ある人の話を聞いてたお蔭で、開き直れたんですよ。俺も、他のメンバーも。……まあ、ナルツはまだ、燻ってるみたいですけど」
フレックは困ったように笑う。そして、
「それで、何か用があったんですよね? 見舞いだけじゃないんでしょう?」
と、鋭い眼差しをムダイに向けた。
「ああ」
瞬時に表情を改めたムダイは、フレックの眼差しに頷き、用件を切り出す。
「ノムル・クラウと共に行動したと聞いた。そのとき彼と共にいた、子供について教えてほしい」
いつも素直なフレックの目が、探るようにムダイを刺す。その視線を隠そうとしないのは、それが無駄だと理解しているからだろう。
「なぜですか?」
警戒の濃さに、ムダイは口許に弧を描く。
ノムル・クラウが連れていた子供がただの子供であれば、この反応は異様だ。つまりその子供には、何かがあるということになる。
フレックが信頼できる人間と分類しているはずのムダイに対してまで、ここまであからさまに警戒することを加味すれば、それは秘匿すべきことだと察せられる。
冒険者ギルドで聞いたノムル・クラウの言動も考慮すれば、その秘密はムダイが探していたものに違いないだろう。
可能性は、確信へと変わる。悪い方向で。
笑みを消したムダイは、鋭く切り込む。
「単刀直入に聞く。ノムルさんと一緒にいた子供は、人間ではなかったのではないかい?」
フレックの瞳孔がわずかに揺れたのを、ムダイは見逃さなかった。
「何を言っているんですか? 人間じゃないなんて……。ああ、獣人とかエルフを疑っているんですね?」
いつもの人懐っこい笑顔を浮かべたフレックに、先ほどの動揺は欠片もない。
だがその言葉が偽りであり、何かを誤魔化そうとしていることを、ムダイは見抜いていた。そしてそれは、ムダイが導き出した答えに対して、肯定を意味するということも。
「隠さなくて良い。正直に答えてくれ。そいつの種族は何だ?」
「いやっすねえ、そんなの人間に決まってますよ。確かにフードを被ってましたけど、獣人やエルフなんて、そうそういるわけ」
「フ・レ・ッ・ク?」
威圧のこもった声に、フレックの笑顔が固まる。
にっこりと笑うムダイは、今までフレックが見たことのない、黒い笑顔を浮かべていた。あの魔王のように。
魔王ムダイは、ふうっと息を吐くと、黒いオーラを霧散させた。
「誤解しているようだから、こっちから話すね。君を信じて口にすることだから、決して他言はしないと約束してほしい」
真摯な瞳を向けられて、フレックも表情を引き締めて頷く。
「僕が『プレイヤー』を探していることは知っているね?」
フレックは頷いた。
ネーデルの冒険者ギルドの掲示板に貼られた、数多の依頼。その中に、長く貼り出されたままの依頼があった。
『プレイヤー』という言葉に関する情報を求めるという、それだけの依頼。
凶暴な魔物を相手にする必要も無く、ただその言葉の意味を伝えれば良いだけの、安全で楽な依頼。そう考えた冒険者たちは、その依頼に殺到した。
その結果、全員がボコボコにされて、『手を出してはいけない依頼』と、危険視されるようになった依頼だ。
その謎の言葉に関する情報提供を依頼した者こそ、ムダイだった。
「ノムルさんと一緒にいる子供は、『プレイヤー』である可能性が高いと僕は見ている」
「どういうことですか? そもそも、『プレイヤー』って何なんですか? 仮にそうだとして、あの子をどうするつもりですか?」
木製の扉を人差し指と中指の背で軽く叩き、声をかける。室内から声が届き、杖が床を突く音がわずかに響いた。
「お久しぶりです、ムダイさん。どうぞ入ってください」
扉が開いて顔を見せたのは、フレックだった。女性には色気を醸し出して籠絡していくのに、ムダイには子犬のように素直な笑顔を見せる。
その笑顔に陥落される女性も多いのだが、二人は気付いていない。
わずかに視線を下げたムダイの眉間に皺が寄る。フレックも苦笑をこぼした。
「立ち話もなんですから」
「ああ、お邪魔するよ」
男二人が戸口の中へと消え、ぱたりと扉が閉まる。
「驚いたでしょう?」
テーブルを囲む椅子の一つに腰を下ろしたフレックは、そう言って笑った。その顔が以前と変わらぬ爽やかなもので、ムダイは逆に違和を感じる。
「あ、飲み物はセルフでお願いできますか? どこかに飲みに行っても良いですけど」
「いや、勝手に入れさせてもらうよ。フレックも飲むだろう?」
キッチンに向かいながら声をかけて、ムダイはしくじったと後悔した。
フレックは両腕が無くなっていた。お茶を用意したところで、一人で飲めるのだろうか?
顔色を悪くしたムダイだが、幸いにも背を向ける格好になっていたため、フレックには見えてないようだ。すぐに表情を繕う。
「じゃあ、お願いしても良いですか? 俺のカップは二段目の棚の、赤いのでお願いします」
「分かった」
幸いにも、フレックは気付かなかったようだ。お茶を勧めることも問題なかったようだと、ほっと胸をなで下ろす。
ムダイは湯を沸かしてお茶を用意する。
お茶を入れたフレックと自分のカップを持ち、ムダイはテーブルに戻った。
「すみません、もう少し近くに置いてもらえますか?」
「ああ、すまない」
何気なく置いたカップを、フレックは近付けるように頼む。手が使えないのだから、直接口を付けて飲むのだろうと、ムダイは言われるままに近づける。
「ありがとうございます」
予想通り、フレックはカップを手に持つことなく、唇を近付けて啜った。
フレックが指定したカップは、木製の下部分が弧を描いているカップだった。不安定な形に見えたが、実際に使っているところを見ると、起き上がりこぼしのように傾けてもすぐに立ち上がることに気付く。
これならば、倒してこぼすこともないだろう。
手足の欠けた姿を見たときは衝撃だったが、案外、無ければないでどうにかなるようだと、ムダイは安堵した。
実際は色々と大変なのかもしれないが。
「最初はきつかったですよ。何で助けたんだって、ナルツやマグレーンたちを怒鳴りつけたかった。ここへは戻らずに、どこかへ消えてしまいたいって、本気で思ったくらいです」
心を読んだかのように紡ぎ出された言葉に、ムダイは目を見開く。
「けど、ある人の話を聞いてたお蔭で、開き直れたんですよ。俺も、他のメンバーも。……まあ、ナルツはまだ、燻ってるみたいですけど」
フレックは困ったように笑う。そして、
「それで、何か用があったんですよね? 見舞いだけじゃないんでしょう?」
と、鋭い眼差しをムダイに向けた。
「ああ」
瞬時に表情を改めたムダイは、フレックの眼差しに頷き、用件を切り出す。
「ノムル・クラウと共に行動したと聞いた。そのとき彼と共にいた、子供について教えてほしい」
いつも素直なフレックの目が、探るようにムダイを刺す。その視線を隠そうとしないのは、それが無駄だと理解しているからだろう。
「なぜですか?」
警戒の濃さに、ムダイは口許に弧を描く。
ノムル・クラウが連れていた子供がただの子供であれば、この反応は異様だ。つまりその子供には、何かがあるということになる。
フレックが信頼できる人間と分類しているはずのムダイに対してまで、ここまであからさまに警戒することを加味すれば、それは秘匿すべきことだと察せられる。
冒険者ギルドで聞いたノムル・クラウの言動も考慮すれば、その秘密はムダイが探していたものに違いないだろう。
可能性は、確信へと変わる。悪い方向で。
笑みを消したムダイは、鋭く切り込む。
「単刀直入に聞く。ノムルさんと一緒にいた子供は、人間ではなかったのではないかい?」
フレックの瞳孔がわずかに揺れたのを、ムダイは見逃さなかった。
「何を言っているんですか? 人間じゃないなんて……。ああ、獣人とかエルフを疑っているんですね?」
いつもの人懐っこい笑顔を浮かべたフレックに、先ほどの動揺は欠片もない。
だがその言葉が偽りであり、何かを誤魔化そうとしていることを、ムダイは見抜いていた。そしてそれは、ムダイが導き出した答えに対して、肯定を意味するということも。
「隠さなくて良い。正直に答えてくれ。そいつの種族は何だ?」
「いやっすねえ、そんなの人間に決まってますよ。確かにフードを被ってましたけど、獣人やエルフなんて、そうそういるわけ」
「フ・レ・ッ・ク?」
威圧のこもった声に、フレックの笑顔が固まる。
にっこりと笑うムダイは、今までフレックが見たことのない、黒い笑顔を浮かべていた。あの魔王のように。
魔王ムダイは、ふうっと息を吐くと、黒いオーラを霧散させた。
「誤解しているようだから、こっちから話すね。君を信じて口にすることだから、決して他言はしないと約束してほしい」
真摯な瞳を向けられて、フレックも表情を引き締めて頷く。
「僕が『プレイヤー』を探していることは知っているね?」
フレックは頷いた。
ネーデルの冒険者ギルドの掲示板に貼られた、数多の依頼。その中に、長く貼り出されたままの依頼があった。
『プレイヤー』という言葉に関する情報を求めるという、それだけの依頼。
凶暴な魔物を相手にする必要も無く、ただその言葉の意味を伝えれば良いだけの、安全で楽な依頼。そう考えた冒険者たちは、その依頼に殺到した。
その結果、全員がボコボコにされて、『手を出してはいけない依頼』と、危険視されるようになった依頼だ。
その謎の言葉に関する情報提供を依頼した者こそ、ムダイだった。
「ノムルさんと一緒にいる子供は、『プレイヤー』である可能性が高いと僕は見ている」
「どういうことですか? そもそも、『プレイヤー』って何なんですか? 仮にそうだとして、あの子をどうするつもりですか?」
0
お気に入りに追加
3,547
あなたにおすすめの小説
神の種《レイズアレイク》 〜 剣聖と5人の超人 〜
南祥太郎
ファンタジー
生まれながらに2つの特性を備え、幼少の頃に出会った「神さま」から2つの能力を授かり、努力に努力を重ねて、剣と魔法の超絶技能『修羅剣技』を習得し、『剣聖』の称号を得た、ちょっと女好きな青年マッツ・オーウェン。
ランディア王国の守備隊長である彼は、片田舎のラシカ地区で起きた『モンスター発生』という小さな事件に取り組んでいた。
やがてその事件をきっかけに、彼を密かに慕う高位魔術師リディア・ベルネット、彼を公に慕う大弓使いアデリナ・ズーハーなどの仲間達と共に数多の国を旅する事になる。
ランディア国王直々の任務を遂行するため、個人、家族、集団、時には国家レベルの問題を解決し、更に心身共に強く成長していく。
何故か老化が止まった美女や美少年、東方の凄腕暗殺者達、未知のモンスター、伝説の魔神、そして全ての次元を超越する『超人』達と出会い、助け合い、戦い、笑い、そして、鼻の下を伸ばしながら ―――
※「小説家になろう」で掲載したものを全話加筆、修正、時々《おまけ》話を追加していきます。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
【7話完結】婚約破棄?妹の方が優秀?あぁそうですか・・・。じゃあ、もう教えなくていいですよね?
西東友一
恋愛
昔、昔。氷河期の頃、人々が魔法を使えた時のお話。魔法教師をしていた私はファンゼル王子と婚約していたのだけれど、妹の方が優秀だからそちらと結婚したいということ。妹もそう思っているみたいだし、もう教えなくてもいいよね?
7話完結のショートストーリー。
1日1話。1週間で完結する予定です。
私のお父様とパパ様
棗
ファンタジー
非常に過保護で愛情深い二人の父親から愛される娘メアリー。
婚約者の皇太子と毎月あるお茶会で顔を合わせるも、彼の隣には幼馴染の女性がいて。
大好きなお父様とパパ様がいれば、皇太子との婚約は白紙になっても何も問題はない。
※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
うたた寝している間に運命が変わりました。
gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。