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22.酒の入った杯を
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「しかしゼノは、部下に恵まれている」
「そうですね」
酒の入った杯を指先でもてあそびながら、ハンスは感慨深げに同意する。
本来ならば大将どころか国軍に入隊することさえ難しい、平民以下の身分であるライを、ゼノは見出し育て上げた。
その先見の明は、ゼノの評価を押し上げ、軍の兵たちからの信頼を得ることにも繋がった。
そんなハンスの思考を読み取ったように、緋凰は呆れた声を出す。
「お前もだ」
「俺は、まあ」
ハンスは苦笑する。彼の場合は、彼自身が好奇心で近付いたに過ぎない。いや、運命に引き寄せられたのかもしれない。
緋凰は酒をあおる。
「俺はその分、家族に恵まれたがな」
にやりと笑んだその目には、自信がみなぎっていた。
緋龍の兄弟は長けていると言われる。
皇帝の座に就いた緋凰はもちろん、次男の緋鰉は政に於いて秀でており、三男の緋嶄は武人として他国にも名を轟かせている。
他にも多くの弟妹を抱えているが、それぞれに秀でた才を発揮しているとの評判だ。
「お前の妹、本来はゼノのものであろう? 俺に差し出したのは、ゼノにこれ以上力を与えないためか?」
確信を突く問いに、ハンスは苦く口端を歪める。
「それもあるでしょうが、まあ、ちょっと立て込んでまして」
「ほう?」
続きを促す緋凰に苦笑しつつ、ハンスはセスがゼノの嫁取りを画策している事、それに伴いゼノの元に令嬢が送り込まれている事を白状した。
「なるほどな。治癒能力者といえど、女にとっては女でしかない、か」
「まあ」
ハンスは曖昧に頷く。
「だが解らぬな。セントーン国王がゼノに治癒能力者を与えるとは。俺の知る限り、王は己のものとするか、セスに与えるだろう?」
ずいぶんとセントーンの内情にも詳しいようだと、ハンスは酒を舐める。
「妹の治癒能力は、国王陛下には秘されていたようですから」
「なるほど」
緋凰は納得したように頷いた。
「しかし、驚くべき石能だ」
「ご覧になったのですか?」
驚きながら、ハンスは眉をひそめる。シャルの体は今も崩壊しかけている。石能を使えば、それだけ彼女の寿命を縮めかねない。
「ああ、俺が燃やして死にかけた大将を、元通りに治した」
何でもないような口調で答え、笑い声を上げる緋凰に、ハンスは顔をしかめた。
「無茶をする」
「そう言うな。加減はした。それで死ぬならばその程度の男という事だ。それより」
と、緋凰の眼が光る。
「お前の妹は、誰に操を立てているのだ? まさかゼノか?」
探るような視線に、ハンスは密かに気を引き締める。緋凰を取り込めるかどうかは、大きいだろう。
他国の人間とはいえ、大国の皇帝だ。その力は大きい。
「そうだと言ったら?」
あえてはぐらかすように、軽く合わせる。
「あわれだな。大将の話では少しはましになったようだが、あれは誰も愛しはしない」
その言葉に偽りはないのだろう。ゼノを心配するような色がうかがえる。仲の良い従兄弟という認識は、一方的なものではないようだ。
「そうでしょうか?」
「幼少の頃から知っている。あれは誰にも心を開かぬ。親しくしているように見える俺や乳兄弟のシドにさえ、いざとなれば非情になれる。そういう男だ」
疑問に対する答えは断定的で、どこか諦めたような声をしていた。それでいて、まるで身内に対する情のようなものを感じさせる。
ハンスは違和感を覚えた。
たまにしか会えぬ従兄弟にさえ、このように情を寄せる男ならば、共に暮らす弟妹たちを、単なる政略の道具として扱うだろうか?
「そんな男に妹君を嫁がせるのですか?」
問うたハンスに、緋凰はにべもなく答える。
「皇族とはそういうものだ。情にばかり流されていては国は回らぬ。不満か?」
片眉を上げて視線を向ける緋凰に、ハンスは頷く。
「ええ」
「それは私の考え方にか? それともお前の妹の恋を邪魔する事へか?」
ハンスは軽く息を吐き、首を左右に小さく振る。
「俺に国の事は分かりません」
「では妹への情か。存外つまらぬ男だな」
思っていたよりも素直な男のようだと、ハンスは緋凰への評価を修正する。
「ええ、俺はあの子を守る事だけが生き甲斐なので」
にっこりと笑むハンスに、緋凰は苦く顔をゆがめた。
「ならばなおさら、ゼノの事は諦めさせることだ」
「それは二人が決める事です」
「二人?」
ハンスの口から発せられた言葉に、緋凰は思わず確認する。
「それは、ゼノもあの女に惚れているという事か?」
その問いには答えず、ハンスは微かに笑った。
杯を持つ手を止めた緋凰は、驚きを顔に貼り付ける。
「信じられぬ。あれが女に惚れるなどとは」
「そうですか? 一途な方ですよ」
くすりと、ハンスは笑んだ。
どうやらこの従兄弟殿は、本当の意味ではゼノの姿を知らぬようだ。
「ほう? お前はいつからゼノに仕えている?」
「そうですね、ずいぶんと昔からです。正確な年月は、もう忘れてしまいましたよ」
緋凰は眉をひそめた。ハンスは笑みを持ってそれ以上の答えを濁す。
更に幾つかの話題に興じた後、ハンスは約束通り厨房へと案内された。
緋龍の城にある厨房は、セントーン以上に活気に溢れていた。
皇族の数が多いゆえに、用意する食事の量も多い。そのため、すべき仕事が多く、料理人の数も多い。
また料理人たちは皆、軍人と言っても差し支えないほどに、逞しい身体をしていた。料理人といえども兵役を免れる事はできないからだろうか。
使用人に連れられて現れたハンスを、料理人達は怪訝な顔で見た。今夜の食後の菓子をハンスに作らせると告げられれば、その視線は更に強くなった。
「冗談でしょう?」
「そんな得体の知れない男を厨房に入れる訳にはいきません」
料理人たちは口々に抗議する。
自分たちの仕事場を荒らされることに対する不満や嫌悪はもちろんだが、食事に毒を持ち込まれる危険もある。
城の厨房に入ることを許されるには、厳しい調査を受けなければならない。どこの馬の骨とも分からない男を入れるなど、彼らの誇りが許せなかったのだろう。
「皇帝の命です」
ハンスを連れてきた使用人は、困ったように眉をひそめながらも、重ねて言った。
敵意を隠さない料理人達に、ハンスは内心苦笑したが、顔には出さない。
「すみません、俺が本当に菓子職人だって証明しないといけなくなってしまって。隅の方でお邪魔はしませんので」
低姿勢で腰を折るハンスに、料理人達も警戒を緩めていく。
「そうですね」
酒の入った杯を指先でもてあそびながら、ハンスは感慨深げに同意する。
本来ならば大将どころか国軍に入隊することさえ難しい、平民以下の身分であるライを、ゼノは見出し育て上げた。
その先見の明は、ゼノの評価を押し上げ、軍の兵たちからの信頼を得ることにも繋がった。
そんなハンスの思考を読み取ったように、緋凰は呆れた声を出す。
「お前もだ」
「俺は、まあ」
ハンスは苦笑する。彼の場合は、彼自身が好奇心で近付いたに過ぎない。いや、運命に引き寄せられたのかもしれない。
緋凰は酒をあおる。
「俺はその分、家族に恵まれたがな」
にやりと笑んだその目には、自信がみなぎっていた。
緋龍の兄弟は長けていると言われる。
皇帝の座に就いた緋凰はもちろん、次男の緋鰉は政に於いて秀でており、三男の緋嶄は武人として他国にも名を轟かせている。
他にも多くの弟妹を抱えているが、それぞれに秀でた才を発揮しているとの評判だ。
「お前の妹、本来はゼノのものであろう? 俺に差し出したのは、ゼノにこれ以上力を与えないためか?」
確信を突く問いに、ハンスは苦く口端を歪める。
「それもあるでしょうが、まあ、ちょっと立て込んでまして」
「ほう?」
続きを促す緋凰に苦笑しつつ、ハンスはセスがゼノの嫁取りを画策している事、それに伴いゼノの元に令嬢が送り込まれている事を白状した。
「なるほどな。治癒能力者といえど、女にとっては女でしかない、か」
「まあ」
ハンスは曖昧に頷く。
「だが解らぬな。セントーン国王がゼノに治癒能力者を与えるとは。俺の知る限り、王は己のものとするか、セスに与えるだろう?」
ずいぶんとセントーンの内情にも詳しいようだと、ハンスは酒を舐める。
「妹の治癒能力は、国王陛下には秘されていたようですから」
「なるほど」
緋凰は納得したように頷いた。
「しかし、驚くべき石能だ」
「ご覧になったのですか?」
驚きながら、ハンスは眉をひそめる。シャルの体は今も崩壊しかけている。石能を使えば、それだけ彼女の寿命を縮めかねない。
「ああ、俺が燃やして死にかけた大将を、元通りに治した」
何でもないような口調で答え、笑い声を上げる緋凰に、ハンスは顔をしかめた。
「無茶をする」
「そう言うな。加減はした。それで死ぬならばその程度の男という事だ。それより」
と、緋凰の眼が光る。
「お前の妹は、誰に操を立てているのだ? まさかゼノか?」
探るような視線に、ハンスは密かに気を引き締める。緋凰を取り込めるかどうかは、大きいだろう。
他国の人間とはいえ、大国の皇帝だ。その力は大きい。
「そうだと言ったら?」
あえてはぐらかすように、軽く合わせる。
「あわれだな。大将の話では少しはましになったようだが、あれは誰も愛しはしない」
その言葉に偽りはないのだろう。ゼノを心配するような色がうかがえる。仲の良い従兄弟という認識は、一方的なものではないようだ。
「そうでしょうか?」
「幼少の頃から知っている。あれは誰にも心を開かぬ。親しくしているように見える俺や乳兄弟のシドにさえ、いざとなれば非情になれる。そういう男だ」
疑問に対する答えは断定的で、どこか諦めたような声をしていた。それでいて、まるで身内に対する情のようなものを感じさせる。
ハンスは違和感を覚えた。
たまにしか会えぬ従兄弟にさえ、このように情を寄せる男ならば、共に暮らす弟妹たちを、単なる政略の道具として扱うだろうか?
「そんな男に妹君を嫁がせるのですか?」
問うたハンスに、緋凰はにべもなく答える。
「皇族とはそういうものだ。情にばかり流されていては国は回らぬ。不満か?」
片眉を上げて視線を向ける緋凰に、ハンスは頷く。
「ええ」
「それは私の考え方にか? それともお前の妹の恋を邪魔する事へか?」
ハンスは軽く息を吐き、首を左右に小さく振る。
「俺に国の事は分かりません」
「では妹への情か。存外つまらぬ男だな」
思っていたよりも素直な男のようだと、ハンスは緋凰への評価を修正する。
「ええ、俺はあの子を守る事だけが生き甲斐なので」
にっこりと笑むハンスに、緋凰は苦く顔をゆがめた。
「ならばなおさら、ゼノの事は諦めさせることだ」
「それは二人が決める事です」
「二人?」
ハンスの口から発せられた言葉に、緋凰は思わず確認する。
「それは、ゼノもあの女に惚れているという事か?」
その問いには答えず、ハンスは微かに笑った。
杯を持つ手を止めた緋凰は、驚きを顔に貼り付ける。
「信じられぬ。あれが女に惚れるなどとは」
「そうですか? 一途な方ですよ」
くすりと、ハンスは笑んだ。
どうやらこの従兄弟殿は、本当の意味ではゼノの姿を知らぬようだ。
「ほう? お前はいつからゼノに仕えている?」
「そうですね、ずいぶんと昔からです。正確な年月は、もう忘れてしまいましたよ」
緋凰は眉をひそめた。ハンスは笑みを持ってそれ以上の答えを濁す。
更に幾つかの話題に興じた後、ハンスは約束通り厨房へと案内された。
緋龍の城にある厨房は、セントーン以上に活気に溢れていた。
皇族の数が多いゆえに、用意する食事の量も多い。そのため、すべき仕事が多く、料理人の数も多い。
また料理人たちは皆、軍人と言っても差し支えないほどに、逞しい身体をしていた。料理人といえども兵役を免れる事はできないからだろうか。
使用人に連れられて現れたハンスを、料理人達は怪訝な顔で見た。今夜の食後の菓子をハンスに作らせると告げられれば、その視線は更に強くなった。
「冗談でしょう?」
「そんな得体の知れない男を厨房に入れる訳にはいきません」
料理人たちは口々に抗議する。
自分たちの仕事場を荒らされることに対する不満や嫌悪はもちろんだが、食事に毒を持ち込まれる危険もある。
城の厨房に入ることを許されるには、厳しい調査を受けなければならない。どこの馬の骨とも分からない男を入れるなど、彼らの誇りが許せなかったのだろう。
「皇帝の命です」
ハンスを連れてきた使用人は、困ったように眉をひそめながらも、重ねて言った。
敵意を隠さない料理人達に、ハンスは内心苦笑したが、顔には出さない。
「すみません、俺が本当に菓子職人だって証明しないといけなくなってしまって。隅の方でお邪魔はしませんので」
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