世界の終わりに

何もない人生だった。

後悔も、希望も、未来もない。

いつ死んでも、どうでもよかった。

巨大な隕石が、世界を滅ぼす。
有名な預言者がそういった。
地元を離れ、一人暮らしをする主人公。
死ぬことに何の感情も抱いていなかったが、とある出来事から、忘れていた記憶がよみがえる。

人は生きている以上、誰かの希望になっているんです。
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