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第五章、仲間が欲しい
#27 一体の仲間
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魔術師を連れて消え去った正義。
あいつとはいつか戦うことになるだろう。
そのために仲間が欲しい。
できれば強くて頼り甲斐のあるやつがいい。
それと俺の強化。
火炎魔術だけじゃ戦力にはならない。
他にも覚えたい。
俺は真っ先に魔術道具店に足を運んだ。
扉を開けるとひとりのちびっこい店長がいた。
客は俺以外誰もおらず、あまり繁盛していないようだ。
俺は無言で魔術書のコーナーに行き、どれを買おうか悩む。
〈氷結魔術〉〈猛毒魔術〉〈雷鳴魔術」〈治癒魔術〉など幅広いジャンルの魔術書が置いてある。
どれも一般の兵士が買えるようなものではないが、今の俺にはエンヴィーの賞金とエンペラーバジリスクの素材(食べ残し)を売って得たお金がたんまりある。
「ん?」
俺の視線の先にはある魔術書がある。
鑑定して見てみると、
〈フリーズドライ〉の魔術書
フリーズドライが使えるようになる魔術書。
注、フリーズドライは飲み物をキンキンに冷やす魔術である
俺はスッと買い物かごにその魔術書を入れた。
他にも色々あったが俺が買ったものは、
〈死霊魔術〉〈使役魔術〉〈ゴーレム魔術〉〈浄化魔術〉〈フリーズドライ〉の魔術書と、『テイマーのススメ』と『ゴーレム魔術を使った高等ゴーレムの作り方』と『混沌の死霊魔術』という本を一冊ずつとその他もろもろを買った。
まずやりたいことはモンスターの使役、強いゴーレムの生成、そして死霊魔術によるアンデット軍団を作ることだ。
人間の仲間も作りたかったが俺が人見知りな上、人間のほとんどが崇拝する女神を倒すことが目標だからだ。
ちょっとさみしいけど仕方ない。
とにかくまずはゴーレムから作っていくか。
俺は広い人気のない草原に行き、さっそく『ゴーレム魔術を使った高等ゴーレムの作り方』を開き、手順を確認する。
①ゴーレムの元となる素材を用意する。
②自分の魔力を込める。
③ゴーレム魔術を使う。
④合言葉、「強くな~れ、萌え萌えきゅん♡。」を唱える。
⑤自分の名前を聞いてくるので名前をつけて終わり。
たったこれだけだった。
まず手順①の素材は、魔術道具店で買った世界一硬いと言われているオリハルコンをありったけ買ってきたのでそれを使う。
そして手順②の魔力を込める行程ではまたまた魔術道具店で買った飲むと魔力を回復する薬をありったけ飲んで全ての魔力を注ぐ。
そしてゴーレム魔術を起動!!
ブワーーーン
魔力を込めたオリハルコンが魔術の影響を受けて形を変えていく。
そして、それはみるみるうちに人の形へと変化していく。
そして光が治ると、そこには綺麗な金髪蒼目の人型のゴーレムが誕生していた。
「私の名前はゼロ。私のマスター、産んでくれて感謝します。」
そのゴーレムは無機質な女声で俺に話しかけてきた。
あれ? 手順⑤が飛ばされたんだけどどういう状況?
俺は本をよく読んでみる。
すると手順⑤の下に
『魔力を込めすぎたりいい素材を使いすぎたりするとごくまれに最上位ゴーレムが召喚される可能性があります。なお、召喚された場合は体の材質などは元の素材とは異なる場合があります。ご注意ください。』
と書かれていた。
「…………、可愛いからオッケー!!」
俺はしばらく考えた後、考えるのを放棄した。
あいつとはいつか戦うことになるだろう。
そのために仲間が欲しい。
できれば強くて頼り甲斐のあるやつがいい。
それと俺の強化。
火炎魔術だけじゃ戦力にはならない。
他にも覚えたい。
俺は真っ先に魔術道具店に足を運んだ。
扉を開けるとひとりのちびっこい店長がいた。
客は俺以外誰もおらず、あまり繁盛していないようだ。
俺は無言で魔術書のコーナーに行き、どれを買おうか悩む。
〈氷結魔術〉〈猛毒魔術〉〈雷鳴魔術」〈治癒魔術〉など幅広いジャンルの魔術書が置いてある。
どれも一般の兵士が買えるようなものではないが、今の俺にはエンヴィーの賞金とエンペラーバジリスクの素材(食べ残し)を売って得たお金がたんまりある。
「ん?」
俺の視線の先にはある魔術書がある。
鑑定して見てみると、
〈フリーズドライ〉の魔術書
フリーズドライが使えるようになる魔術書。
注、フリーズドライは飲み物をキンキンに冷やす魔術である
俺はスッと買い物かごにその魔術書を入れた。
他にも色々あったが俺が買ったものは、
〈死霊魔術〉〈使役魔術〉〈ゴーレム魔術〉〈浄化魔術〉〈フリーズドライ〉の魔術書と、『テイマーのススメ』と『ゴーレム魔術を使った高等ゴーレムの作り方』と『混沌の死霊魔術』という本を一冊ずつとその他もろもろを買った。
まずやりたいことはモンスターの使役、強いゴーレムの生成、そして死霊魔術によるアンデット軍団を作ることだ。
人間の仲間も作りたかったが俺が人見知りな上、人間のほとんどが崇拝する女神を倒すことが目標だからだ。
ちょっとさみしいけど仕方ない。
とにかくまずはゴーレムから作っていくか。
俺は広い人気のない草原に行き、さっそく『ゴーレム魔術を使った高等ゴーレムの作り方』を開き、手順を確認する。
①ゴーレムの元となる素材を用意する。
②自分の魔力を込める。
③ゴーレム魔術を使う。
④合言葉、「強くな~れ、萌え萌えきゅん♡。」を唱える。
⑤自分の名前を聞いてくるので名前をつけて終わり。
たったこれだけだった。
まず手順①の素材は、魔術道具店で買った世界一硬いと言われているオリハルコンをありったけ買ってきたのでそれを使う。
そして手順②の魔力を込める行程ではまたまた魔術道具店で買った飲むと魔力を回復する薬をありったけ飲んで全ての魔力を注ぐ。
そしてゴーレム魔術を起動!!
ブワーーーン
魔力を込めたオリハルコンが魔術の影響を受けて形を変えていく。
そして、それはみるみるうちに人の形へと変化していく。
そして光が治ると、そこには綺麗な金髪蒼目の人型のゴーレムが誕生していた。
「私の名前はゼロ。私のマスター、産んでくれて感謝します。」
そのゴーレムは無機質な女声で俺に話しかけてきた。
あれ? 手順⑤が飛ばされたんだけどどういう状況?
俺は本をよく読んでみる。
すると手順⑤の下に
『魔力を込めすぎたりいい素材を使いすぎたりするとごくまれに最上位ゴーレムが召喚される可能性があります。なお、召喚された場合は体の材質などは元の素材とは異なる場合があります。ご注意ください。』
と書かれていた。
「…………、可愛いからオッケー!!」
俺はしばらく考えた後、考えるのを放棄した。
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