465 / 841
第二十七話 愛国者
7
しおりを挟む
「・・・・・・シャランドラさん?もう夜も遅いですし、作業は明日にした方がいいと思いますわよ」
夜も更けた頃、ランプの明かりだけを頼りに、ただ黙々と作業を行なう少女がいた。
ここはヴァスティナ帝国軍が駐屯地を置く、エステラン国内にある軍の訓練場である。その駐屯地内には、帝国一の発明家である彼女率いる技術者達が活躍する、新兵器の整備場がある。そこで少女は、たった一人で兵器の整備を行なっていた。
彼女を案じて声をかけたのは、帝国軍師ミュセイラ・ヴァルトハイムである。見張りの兵士以外皆が寝静まる中、ずっと作業し続ける彼女が心配でならなかったのである。
「・・・・・なんや、ミュラっちやんか。こんな夜遅くにどうしたん?」
「どうしたじゃありませんわ。こんな遅くまでずっと作業して、体がもちませんわよ」
一人で作業し続けているのは、帝国軍の発明家シャランドラである。彼女は工具を片手に、自分よりも大きな大型機械の整備を行なっていた。その手は真っ黒に汚れ、服も機械油などで汚れ切っている。そんな事はお構いなしで、彼女は手元を動かし続けた。
「こいつの仕上げがまだ終わっとらんのや。第二軍の時には間に合わせられんかったけど、次は使えるようにしとかんと・・・・・」
彼女が調整し続けているのは、帝国からここまで運び込んだ、彼女自慢の新兵器である。大きさは三メートルもあり、全身を鋼鉄に覆われたその兵器は、彼女が従軍した先の戦いには間に合わなかった。代わりに別の兵器が活躍し、軍の勝利に貢献したのだが、今度の戦いはそうもいかない。
今のシャランドラの調整と整備には、いつも以上の熱が入っている。その理由は、リックを攫った者達を、彼女は決して許さないからだ。リックを攫い、自分の大切な親友を傷つけた者達を、一人残らず根絶やしにするため、自分が作り上げた兵器を全力で準備している。
調整に熱中する彼女の姿に、ミュセイラは胸を痛めた。自分に向けられた彼女の背中が、悲しげに泣いている様に見えたからだ。
「お気持ちはわかりますけど、貴女が無理をして倒れてしまったら・・・・・」
「うちは倒れんよ。リックを助け出して、みんなで帝国に帰るまでは、絶対倒れん。うちはこの兵器で、アーレンツの連中を皆殺しにしてやるんや」
シャランドラの眼には、異常なまでの憎悪が宿っていた。彼女の巨大な怒りは、中立国アーレンツの人間全てを殺し尽くすまで、決して収まる事はないだろう。
いや、怒りを宿しているのは彼女だけではない。リックを生きる意味だと思い、彼に忠誠を誓う仲間達は、皆怒りを宿している。
「心配かけてごめんなミュラっち。でもうちな、今は眠ってるよりこうして武器の相手してる方が落ち着くんよ」
「眠れないんですの・・・・・?」
「・・・・・・悪い夢を見るんや。真っ暗な闇の中、リックがうちを置いてく夢。追っかけても追っかけても追いつけんくって、その内リックは闇の中に消える。ここ最近、毎晩同じ夢を見るんよ」
現実になって欲しくない悪夢から逃れるために、彼女は寝ずに作業を続けている。そんな悪夢を見てしまうのは、彼女の心に恐れがあるからだ。
中立国アーレンツ。リックを攫った国家保安情報局の特別収容所では、非情な尋問と拷問が連日行なわれているという。過酷な尋問と拷問は、時に収容者を殺してしまうとまで言われており、大陸の中で、最も地獄が見られる場所とまで言われている。そんな話を、アーレンツに最も詳しい彼女から教わったシャランドラが、恐怖を覚えないはずがない。
こうしている間にも、リックがどんな目に遭っているか、想像するだけでも気が狂いそうになる。そんな心中の彼女が、リックがいなくなる悪夢を見てしまうのは、仕方のない事だった。
「うち、ミュラっちに前言うたな。うちの命はリックのもんやって。リックがいなくなってもうたら、うちは死んだも同然や」
「そんな事ないですわ!たとえ参謀長が死んでも、貴女の命が失われるわけじゃない。貴女、イヴさんに言ってたじゃありませんの。死んだら参謀長が悲しむって、そう言ってましたわ。私だって、シャランドラさんが死んだらとても悲しんですのよ!!」
いつも揶揄われてばかりで、その度に怒鳴っている。シャランドラとはそんな関係だが、ミュセイラにとって彼女は、やはり大切な仲間の一人なのである。
ミュセイラの思いは、シャランドラの胸に深く突き刺さった。だから彼女は、作業の手を止めて、ミュセイラの方へ顔を向ける。その瞳から、止め処ない涙を流し続けながら・・・・・・。
「そう言ってくれるんは嬉しんやけど、でも駄目なんや・・・・・・」
「!!」
「だってうち・・・・この世界で一番リックが好きなんや・・・・・!大好きなリックのいない世界なんて、堪えられへん・・・・・!」
どんなに世界が残酷だろうと、どんなに自分が苦しめられようとも、リックがいるから生きられる。シャランドラがこれから生きる世界は、彼なしでは存在しえない。
たとえこの想いが伝わらなくとも、たとえ彼が自分以外の別の誰かを愛したとしても、彼が幸福に生き、彼と共に歩んでいけるなら、それで十分。
その幸せを脅かす者を、彼女は決して許さない。自分にとって最愛の彼を救えるのなら、この命は惜しくない。悪魔にだって魂を売る。どんな罪だろうと背負う。その狂気の覚悟が、彼女にはある。
「シャランドラさん、貴女・・・・・・」
「うちはこういう人間なんや。ごめんな、ミュラっち・・・・・・」
そう言ってシャランドラは向き直り、作業を再開する。
場に流れた沈黙の中、彼女の狂気を改めて知ったミュセイラは、彼女の背中を黙って見守る事しかできなかった。
夜も更けた頃、ランプの明かりだけを頼りに、ただ黙々と作業を行なう少女がいた。
ここはヴァスティナ帝国軍が駐屯地を置く、エステラン国内にある軍の訓練場である。その駐屯地内には、帝国一の発明家である彼女率いる技術者達が活躍する、新兵器の整備場がある。そこで少女は、たった一人で兵器の整備を行なっていた。
彼女を案じて声をかけたのは、帝国軍師ミュセイラ・ヴァルトハイムである。見張りの兵士以外皆が寝静まる中、ずっと作業し続ける彼女が心配でならなかったのである。
「・・・・・なんや、ミュラっちやんか。こんな夜遅くにどうしたん?」
「どうしたじゃありませんわ。こんな遅くまでずっと作業して、体がもちませんわよ」
一人で作業し続けているのは、帝国軍の発明家シャランドラである。彼女は工具を片手に、自分よりも大きな大型機械の整備を行なっていた。その手は真っ黒に汚れ、服も機械油などで汚れ切っている。そんな事はお構いなしで、彼女は手元を動かし続けた。
「こいつの仕上げがまだ終わっとらんのや。第二軍の時には間に合わせられんかったけど、次は使えるようにしとかんと・・・・・」
彼女が調整し続けているのは、帝国からここまで運び込んだ、彼女自慢の新兵器である。大きさは三メートルもあり、全身を鋼鉄に覆われたその兵器は、彼女が従軍した先の戦いには間に合わなかった。代わりに別の兵器が活躍し、軍の勝利に貢献したのだが、今度の戦いはそうもいかない。
今のシャランドラの調整と整備には、いつも以上の熱が入っている。その理由は、リックを攫った者達を、彼女は決して許さないからだ。リックを攫い、自分の大切な親友を傷つけた者達を、一人残らず根絶やしにするため、自分が作り上げた兵器を全力で準備している。
調整に熱中する彼女の姿に、ミュセイラは胸を痛めた。自分に向けられた彼女の背中が、悲しげに泣いている様に見えたからだ。
「お気持ちはわかりますけど、貴女が無理をして倒れてしまったら・・・・・」
「うちは倒れんよ。リックを助け出して、みんなで帝国に帰るまでは、絶対倒れん。うちはこの兵器で、アーレンツの連中を皆殺しにしてやるんや」
シャランドラの眼には、異常なまでの憎悪が宿っていた。彼女の巨大な怒りは、中立国アーレンツの人間全てを殺し尽くすまで、決して収まる事はないだろう。
いや、怒りを宿しているのは彼女だけではない。リックを生きる意味だと思い、彼に忠誠を誓う仲間達は、皆怒りを宿している。
「心配かけてごめんなミュラっち。でもうちな、今は眠ってるよりこうして武器の相手してる方が落ち着くんよ」
「眠れないんですの・・・・・?」
「・・・・・・悪い夢を見るんや。真っ暗な闇の中、リックがうちを置いてく夢。追っかけても追っかけても追いつけんくって、その内リックは闇の中に消える。ここ最近、毎晩同じ夢を見るんよ」
現実になって欲しくない悪夢から逃れるために、彼女は寝ずに作業を続けている。そんな悪夢を見てしまうのは、彼女の心に恐れがあるからだ。
中立国アーレンツ。リックを攫った国家保安情報局の特別収容所では、非情な尋問と拷問が連日行なわれているという。過酷な尋問と拷問は、時に収容者を殺してしまうとまで言われており、大陸の中で、最も地獄が見られる場所とまで言われている。そんな話を、アーレンツに最も詳しい彼女から教わったシャランドラが、恐怖を覚えないはずがない。
こうしている間にも、リックがどんな目に遭っているか、想像するだけでも気が狂いそうになる。そんな心中の彼女が、リックがいなくなる悪夢を見てしまうのは、仕方のない事だった。
「うち、ミュラっちに前言うたな。うちの命はリックのもんやって。リックがいなくなってもうたら、うちは死んだも同然や」
「そんな事ないですわ!たとえ参謀長が死んでも、貴女の命が失われるわけじゃない。貴女、イヴさんに言ってたじゃありませんの。死んだら参謀長が悲しむって、そう言ってましたわ。私だって、シャランドラさんが死んだらとても悲しんですのよ!!」
いつも揶揄われてばかりで、その度に怒鳴っている。シャランドラとはそんな関係だが、ミュセイラにとって彼女は、やはり大切な仲間の一人なのである。
ミュセイラの思いは、シャランドラの胸に深く突き刺さった。だから彼女は、作業の手を止めて、ミュセイラの方へ顔を向ける。その瞳から、止め処ない涙を流し続けながら・・・・・・。
「そう言ってくれるんは嬉しんやけど、でも駄目なんや・・・・・・」
「!!」
「だってうち・・・・この世界で一番リックが好きなんや・・・・・!大好きなリックのいない世界なんて、堪えられへん・・・・・!」
どんなに世界が残酷だろうと、どんなに自分が苦しめられようとも、リックがいるから生きられる。シャランドラがこれから生きる世界は、彼なしでは存在しえない。
たとえこの想いが伝わらなくとも、たとえ彼が自分以外の別の誰かを愛したとしても、彼が幸福に生き、彼と共に歩んでいけるなら、それで十分。
その幸せを脅かす者を、彼女は決して許さない。自分にとって最愛の彼を救えるのなら、この命は惜しくない。悪魔にだって魂を売る。どんな罪だろうと背負う。その狂気の覚悟が、彼女にはある。
「シャランドラさん、貴女・・・・・・」
「うちはこういう人間なんや。ごめんな、ミュラっち・・・・・・」
そう言ってシャランドラは向き直り、作業を再開する。
場に流れた沈黙の中、彼女の狂気を改めて知ったミュセイラは、彼女の背中を黙って見守る事しかできなかった。
0
お気に入りに追加
277
あなたにおすすめの小説
転生姫様からの転生は魔術師家系の公爵家
meimei
恋愛
前世は日本人、さらに次の生は姫に生まれ、
沢山の夫や子供達に囲まれた人生だった。
次の生は……目が覚めると小さな手足…うん
赤ちゃんスタートだった。
どうやら魔術師家系の公爵家の末っ子に生まれたみたい!3人の兄達に可愛がられすくすくと
チート魔力、魔法を開花させ!
前世の…夫達も探さなきゃ!!!
みんなどこいるの!!!!
姫様の困ったお家事情の主人公がさらに転生した話しですが、R15にしました(*^^*)
幼児スタートですので宜しくお願い致します!
☆これは作者の妄想による産物です!
登場する、植物、食べ物、動物すべてフィクションになります!
誤字脱字はゆるく流して貰えるとありがたいです♡
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
騎士団長のお抱え薬師
衣更月
ファンタジー
辺境の町ハノンで暮らすイヴは、四大元素の火、風、水、土の属性から弾かれたハズレ属性、聖属性持ちだ。
聖属性持ちは意外と多く、ハズレ属性と言われるだけあって飽和状態。聖属性持ちの女性は結婚に逃げがちだが、イヴの年齢では結婚はできない。家業があれば良かったのだが、平民で天涯孤独となった身の上である。
後ろ盾は一切なく、自分の身は自分で守らなければならない。
なのに、求人依頼に聖属性は殆ど出ない。
そんな折、獣人の国が聖属性を募集していると話を聞き、出国を決意する。
場所は隣国。
しかもハノンの隣。
迎えに来たのは見上げるほど背の高い美丈夫で、なぜかイヴに威圧的な騎士団長だった。
大きな事件は起きないし、意外と獣人は優しい。なのに、団長だけは怖い。
イヴの団長克服の日々が始まる―ー―。
〈本編完結〉ふざけんな!と最後まで読まずに投げ捨てた小説の世界に転生してしまった〜旦那様、あなたは私の夫ではありません
詩海猫
ファンタジー
こちらはリハビリ兼ねた思いつき短編として出来るだけ端折って早々に完結予定でしたが、予想外に多くの方に読んでいただき、書いてるうちにエピソードも増えてしまった為長編に変更致しましたm(_ _)m
ヒロ回だけだと煮詰まってしまう事もあるので、気軽に突っ込みつつ楽しんでいただけたら嬉しいです💦
*主人公視点完結致しました。
*他者視点準備中です。
*思いがけず沢山の感想をいただき、返信が滞っております。随時させていただく予定ですが、返信のしようがないコメント/ご指摘等にはお礼のみとさせていただきます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
顔をあげると、目の前にラピスラズリの髪の色と瞳をした白人男性がいた。
周囲を見まわせばここは教会のようで、大勢の人間がこちらに注目している。
見たくなかったけど自分の手にはブーケがあるし、着ているものはウエディングドレスっぽい。
脳内??が多過ぎて固まって動かない私に美形が語りかける。
「マリーローズ?」
そう呼ばれた途端、一気に脳内に情報が拡散した。
目の前の男は王女の護衛騎士、基本既婚者でまとめられている護衛騎士に、なぜ彼が入っていたかと言うと以前王女が誘拐された時、救出したのが彼だったから。
だが、外国の王族との縁談の話が上がった時に独身のしかも若い騎士がついているのはまずいと言う話になり、王命で婚約者となったのが伯爵家のマリーローズである___思い出した。
日本で私は社畜だった。
暗黒な日々の中、私の唯一の楽しみだったのは、ロマンス小説。
あらかた読み尽くしたところで、友達から勧められたのがこの『ロゼの幸福』。
「ふざけんな___!!!」
と最後まで読むことなく投げ出した、私が前世の人生最後に読んだ小説の中に、私は転生してしまった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から「破壊神」と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
錬金術師カレンはもう妥協しません
山梨ネコ
ファンタジー
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。
病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※小説家になろうにも投稿中。
魔眼の守護者 ~用なし令嬢は踊らない~
灯乃
ファンタジー
幼い頃から、スウィングラー辺境伯家の後継者として厳しい教育を受けてきたアレクシア。だがある日、両親の離縁と再婚により、後継者の地位を腹違いの兄に奪われる。彼女は、たったひとりの従者とともに、追い出されるように家を出た。
「……っ、自由だーーーーーーっっ!!」
「そうですね、アレクシアさま。とりあえずあなたは、世間の一般常識を身につけるところからはじめましょうか」
最高の淑女教育と最強の兵士教育を施されたアレクシアと、そんな彼女の従者兼護衛として育てられたウィルフレッド。ふたりにとって、『学校』というのは思いもよらない刺激に満ちた場所のようで……?
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる